脱毛が…
今日は一日中、体調が悪そうだった。それでも夕食はまずまず食べたのだが、その後「胃の上の方が痛い」と言って、苦しみだした!今までにないようなするどい痛みだったらしく、私も「救急車を呼ぶべき?」と思ったくらいのママの様子だった。とにかく鎮痛剤のロキソニンを飲ませ、体をずっとさすっていた。でもさすってもいたそうだったので、レイキ(気功の一種)の気をあてていた。「痛みがなくなる、痛みがなくなった」と念じながら。30分ぐらいすると少しずつ痛みがおさまって来て、安心したのだが、何が原因だったのかわからない。こんにゃくか刺身が良くなかったのだろうか…ここ2-3日、ママの脱毛が私でもわかるようになってきた。お風呂の後、排水溝のところに毛のかたまりがあったり、洋服に毛がいっぱいついていたりするからだ。ママは「ブラシをかけると毛がすごく抜けるし、頭を洗う時に髪が指にまつわりついて大変」と言っている。床に落ちる毛や服についた毛をガムテープでこまめにとっているママを見ていると、とてもかわいそうになってしまう。夕食後、すごく痛がった時も「なんでこんなに痛みがあるのだろう。やせ細って、毛も抜けて、ボロボロになって死んで行くのかしら」と泣いていた。「いっそのこと心臓発作ですっと死んでしまえたらいいのに…」とも言った。私は「何ばかなこと言っているの!」と答えたが、正直なんといって励まして良いのかわからなかった。髪の毛がなくなっていくというのは、かなりのストレスなのだ。特にママはおしゃれな人だし、人目を気にする人だから…明日はタキソール再挑戦だ。点滴自体は2-3時間で終わるがその後の副作用が恐い。手足のしびれ、脱毛…明日からまた戦いが始まる。**********************************※明日、点滴している時に毛が散らばらないよう毛糸の帽子をかぶると言っていました。 ママは今、毛糸の帽子を3つ、カラー三角巾を1つ、かつらを1つ持っています。