ナメクジ防除の妙手。
ナメクジ防除の妙手。掲載中のルリカミキリ防除の参考として、ナメクジ防除のはなしです。同時期の害虫駆除例としてよろしかったら。 ↓毎年被害があるという場合は、冬眠から醒めた今の時期に増える前に捕獲する作戦がいちばんの対策です。彼らは夜行性ですので、日がでているうちに隠れている場所での捕獲を実行します。 → 被害の回は こちら。チェックポイントは、暗くて暖かい場所。ということで、一般家庭のお庭であれば、まずは植木鉢の底。そして鉢置きスタンドの裏やプランターです。なかでも要注意な生息場所は横に排水孔が作ってあるタイプや底に網がひいてあるタイプのプランターです。この排水孔のスペースに侵入しているケースがとても多いのです。こういった 暗くて・冬のあいだは寒さをしのげるところが[越冬や産卵場所には最適ですので]要チェックですね。さらに暗くて暖かい場所として意外なところでは、各家庭のエアコンの室外ファンの中。このなかで越冬するナメクジも多いとのことで、[室外ファンがよく壊れるという方はとくに]チェックされてみてください。そして、もっと効果的に防除したいという方は、なんといっても夜間です。そう、夜のあいだに庭に出て 彼らがお花や作物を食害にでてきたところを直接捕まえるこれです。手袋か、もしくはお箸を利用してバシバシ捕まえちゃいましょう。3晩つづけると、かなりな確率で駆除できますよ。実際の農家さんの場合でもたとえば鉢栽培の方式がとられているシンビジウム/洋ラン栽培農家さんではこの駆除方法をなされている方も多いです。そして、気になるのは集めたナメクジの処理法ですが・・・貝類に属するナメクジですからね。私の場合は、近くの池やいきつけの海で、魚やカメの餌にしちゃいます。せっかくの生命を無駄にするのは、しのびないですから。ということで、今回はご家庭での物理的なナメクジ防除のおはなしでした。 彼らが動き出す前ということもありますが、庭にまだ蚊の でてこない・いまのうちが、なんといっても作業が楽なん です。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」