カメムシ、暖かさ求めて移動中。
カメムシ、暖かさ求めて移動中。全国的に大量発生しているということで、8月末に農林水産省から「カメムシ注意報」が発令されていた都道府県が21県にも及んでいたことは記憶にあたらしいのですが・・・運よくその21県には含まれていなかったはずの、ここ宮崎県でも10月のはじめころの時期よりカメムシ類の姿をここかしこで見かけるように なってきました。前回の “暑さは好きだが酷暑は嫌い/こちらなクマゼミのように、きっとカメムシたちも好適な気温[きっと今回は暖かさ]を求めてとくに大分県のほうから三々五々と南下してきているのだと思えます。ちなみに昨晩、昼間にハーブを植え替えるという良い香りに包まれた作業の喜びを思い出しながら、ゆっくりとお風呂でくつろいでいたところ、いつのまにか風呂場に潜入していた緑色のツヤアオカメムシが4匹ほど浴室内を飛び回り始めるというさんざんな目にあって、楽しい気分を台無しにされてしまいました。やさしく戸外にだすなどの対策をしようにも、こちらはなんせ身ひとでお風呂にはいっているわけですし、湯舟からでようにも4匹のツヤアオカメムシが浴室内をブンブンと飛び回っていて、身体に当たれば悪臭を発射されるのは目に見えているしで、ほんとに困りました。そのうえ、浸かっているお湯に勝手に飛び込んできて、そのお湯の温度に驚いて悪臭を放つのですからたまったものではありませんよ泣。まあ、2014年に宮崎県で大発生したときに、夜間に山間部にある自動販売機を遠目に見ると、カメムシに覆われている自動販売機が長方形の緑の箱にみえちゃったという、あの恐ろしい光景ほどではありませんけれど。、ということで宮崎県の皆様、九州のほかの県で大発生しているカメムシが温かさ求めて移動してきているので、とくに入浴する場合は浴室内へのカメムシ類の侵入の有無を確認されてからにされてくださいね・・というおはなしでした。ここからは 大発生していた2014年の話を貼り付けてみたのでご参考に。よろしかったら。↓『キンモクセイが気にならないほどのカメムシの匂い/2014』初秋に、町木として大量に植えられたキンモクセイの香りが漂ってくると、なんだか頭が重くなる症状に悩まされていると書いたのは前回でした。 が。今年は ちがったのです。そんなキンモクセイの香りが気にならなかった。その原因は こちら。ののののののののののそう、 夜間に灯りに飛来する カメムシ です。先週の9月23日くらいからの1週間。宮崎県・児湯郡の、電柱の街灯、自販機、住宅の窓、車のヘッドライトなどといった夜間の明かりという明かりには、たくさんのたくさんすぎるカメムシたち が 飛来したのです。街灯の下で踏まれたカメムシや 家屋に侵入して暴れるカメムシのガス[危険を感じたときに発する刺激臭]が、[例年体調がおもわしくなくなる原因だと考えられる]キンモクセイの香りをも完全に上まわったのです。はじめての体験となった、このミナミアオカメムシの大発生・・・その匂いたるや それはもう、すごいものでした。生物学的な興味からいえば 発生密度が大きく変動するうえ、飛来時期も年によって異なるとか、 狭い面積で、いきなり大発生することもあるという、生き物としてのカメムシの不思議を垣間見れたのは幸せなことだったのかもしれませんが、灯りの下を通るごとにペチペチというカメムシを踏んだ時の音が聞こえたり・ 取り込んだ洗たくもののなかから匂いとともにカメムシがころげでてきたり などという体験は、できればもう経験したくありません。 カメムシのもたらす農業被害については こちら。そして、いま[9月30日]。カメムシの姿がほとんどみえなくなった灯り[ライト]を見ながら、『来年の9月の中旬にはたとえ頭が重くなっても例年どおりにキンモクセイの香りのほうがいいな』なんて思っています。↑ 以上、貼り付け終わりです。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの