残さずにしっかり活用。土中養分。
残さずにしっかり活用。土中養分。みなが ハウス栽培を終了する・・ということで もうしばらく栽培を続けてみたいといわれる方からの質問いただきましたのでそんなハウスの施肥の考え方のひとつとして、よろしかったらご参考に。↓今シーズンのハウス栽培も、いよいよ収穫を終了する時期が近くになってきました。この時期の土壌管理で大切となるのは 収穫の過程でたまりがちになっている養分を使い切ること。そのためには作物の生育をよくよく観察し → 生育診断はこちら 過剰な養分を減らし・足らなくなっている養分を加えることで、無駄のない栽培をこころがけることが大切になります。さてそこで、どのような養分が不足し・どのような成分が残りがちになるのかといえば・・・この時期の生育診断や土壌検査を実施している経験では チッソ分が残り、リンサンにカリ・そして石灰や苦土が不足するといった傾向が見られるケース が多いようにかんじられます。ということで果実の生理障害である先端部の枯れや尻腐れ果の発生[こちら]を予防して上質の果実をたくさん収穫するためには、バランスのとれた施肥管理を実施するることが栽培のポイントとなります。具体的には ● リンサン・苦土不足には タイミング2号 ● リンサン・カリ不足には PKカスタム追肥後かん水 ● カリ不足には カリショット ● カルシウム不足には ライムショット ● 苦土不足には マグショット といった、[チッソ分を含まない]ミネラル資材の、それぞれの状況に応じたかん水時の利用をお薦めしています。よろしかったら、ご参考に。 作物の状態を観察することで、対処方法を考えること。それ が大切だと思うんです。そのうえで次回作のための準備をし ます。そんな次回作の考え方は こちら。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの