キンモクセイが気にならないほどのカメムシの匂い。
キンモクセイが気にならないほどのカメムシの匂い。H秋季に大発生することの多いカメムシ。昨年は鹿児島県での大発生が話題になりましたが、こちら宮崎県では2014年の9月の終わりに大発生したという経緯があります。ということで次回分関連ということで、“カメムシが群がったために夜間の自販機が緑色の箱にみえた” というそんな2014年のカメムシ大発生の回の再掲載です。 ↓『キンモクセイが気にならないほどのカメムシの匂い。2014年9月』初秋に、町木として大量に植えられたキンモクセイの香りが漂ってくると、なんだか頭が重くなる症状に悩まされている と書いたのは前回でした。が。 今年は ちがったのです。そんなキンモクセイの香りが気にならなかった。その原因は こちら。の の ののののののののそう、 夜間に灯りに飛来する カメムシ です。 先週の9月23日くらいからの1週間。 宮崎県・児湯郡の、電柱の街灯、 自販機、住宅の窓、車のヘッドライトなどといった夜間の明かりという明かりには、たくさんのたくさんすぎるカメムシたち が 飛来したのです。 街灯の下で踏まれたカメムシや 家屋に侵入して暴れるカメムシのガス[ 危険を感じたときに発する刺激臭]が、[例年体調がおもわしくなくなる原因だと考えられる]キンモクセイの香りを完全に上まわったのです。はじめての体験となった、このミナミアオカメムシの大発生・・・その匂い たるや それはもう、すごいものでした。 生物学的な興味からいえば 発生密度が大きく変動するうえ、飛来時期も年によって異なる とか、 狭い面積で、いきなり大発生することもある という、生き物としてのカメムシの不思議を垣間見れたのは幸せなことだっ たのかもしれませんが、灯りの下を通るごとに ペチペチ というカメムシ を踏んだ時の音が聞こえたり・取り込んだ洗たくもののなかから匂いととも にカメムシがころげでてきたり という体験は、できればもう経験したくあ りません。 カメムシのもたらす農業被害については こちら。そして、いま[9月30日]。カメムシの姿がほとんどみえなくなった灯り[ライト]を見ながら、『来年の9月の中旬にはたとえ頭が重くなっても例年どおりにキンモクセイの香り のほうがいいな』なんて思っています。 「田畑をつっきる道に設置してある自販機が緑色に見えた」なんて いうお話も、そこかしこで。これが日常になったら、こわすぎ~。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」