壁に現れる謎の物体。
壁に現れる謎の物体。2021年7月の記事ですが、次回関連でよろしかったら。↓半夏生のころをすこしばかり過ぎた時分の夏の夕べ。この時期になると決まって窓の外の壁に現れる謎の物体。まあせいぜい10センチ前後なので危険は感じないのですが、キノコのような、いやいやカニとかサソリとかの動物が壁に掴まっているような、映画エイリアンにでてくるフェィスカバーのような、そのような一見して植物とも動物とも判別しがたい物体。 ちょうど明けた窓の下の壁に現れるそいつを、窓から顔を出して、カメラのフラッシュを灯して上から撮した映像、 それがこちら。 いかがでしょう。みなさま、この物体が何者なのかおわかりになりますでしょうか。お分かりになった方も多いとはおもいますが、とにかく外にでて、この物体を横から撮ってみると正体がわかります。左右から撮った写真を並べてみたもの、それがこちら ↓。そう、この物体の正体はクマゼミ。クマゼミの幼虫が壁に捕まり羽化している最中だったのです。昔は、太陽の昇る前の明け方から始まることの多かった羽化ですが、最近は街灯の灯りがあるからなのか夕方から始まることのほうが多くなったような気かします。この個体の場合は、上の映像が19時くらいで、21時前には羽化しきっていたようです。ちなみに映像は こちら。 なにかを捕えているふうな → いまでも[0時ころ]窓を開けると、かつての自分がはいっていた幼虫のカラに捕まっているクマゼミがいます。天気はよさそうなので4時か5時くらいになると旅立っていくのでしょう。クマゼミの羽化が一斉にはじまると、梅雨明け。本格的な夏が始まります。・・・夏の風物詩ではありますけれど、また早朝からのテレビやラジオの声がきこえないほどの、ときには頭が痛くなるような大合唱がはじまるのでしょうね~[ノイジーモンスターの回はこちら]。 高飛びしていねようにもみえる、羽化するとき の反りぐあいは すごいですよね。なんでも下に 落ちるちから[重力]を脱皮に利用しているのだとか。 しかしこのあと下に落ずにどうやって、カラに掴 まることができるのか。その瞬間をみてみたい~。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」のの