アラビア書道とその周辺

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• レイコーとコールティー

  東京と大阪では食べ物の呼び方が異なるものがいくつかあります。関東では決して通じないのがレイコーです。初めて東京に来た時、何度かわざと使ってみましたが、全く通じませんでした。さすがに最近は大阪でもアイスコーヒーと呼んでいる人が多いようですが、恐らく「冷たいコーヒー」の略と思われます。さらに、コールティーは、もっと分かりづらい言葉で、アイスティーのことです。「コールド　ティー」を略したものと思われますが、時には、ミティー（ミルクティー）やレティー（レモンティー）などのバリエーションもあります。あれだけ吉本の芸人が東京キー曲のテレビに出ている割にはレイコーやコールティーという言葉を使っていません。大阪でもかなり使用回数が減った言葉かも知れません。また、一度大阪で確認してみましょう。ついでに、フレッシュと言えば、フレッシュジュースではなく、単にコーヒーなどに入れるミルクのことを指します。ある本によると、大阪ではミックスジュースが喫茶店のメニューに必ず載っているとありました。確かに学生時代は結構注文した記憶があります。まだコーヒーを飲むのは何かもったいない、値段の割に充実感が少ないという理由で、値段が安い割に何かリッチな感じがするミックスジュースを注文していたような気がします。他のジュースに比べ安かったのは、考えてみれば残り物の果物を何でもかんでも放り込んだもので本来それほど高級なものではありません。バナナと牛乳が入っていれば何とか味は様になるというものでした。そういえば関東に来て注文したことはありません。もう大人になっていたのかもしれません。“まむし”は有名です。もちろんヘビのマムシではなく、ウナギのことを指します。ウナギにご飯が“まぶして”あるから訛って“まむし”となったそうです。因みに、ウナギの焼き方も東京と大阪は異なり、大阪は、腹から割いて、そのまま焼くのが伝統的な焼き方でした。東京では、背から割いて、一旦蒸したあと、焼くのが普通です。ただ、最近は関西でも一旦蒸してから焼く方が多くなりました。ウナギが養殖物が増え、蒸さずに焼くと固くなるからと聞いています。それから大阪で単に“肉”と言えば、“牛肉”を指します。豚肉のことは、“豚肉”と普通に言います。“肉じゃが”と言えば、大阪では牛肉を使いますが、東京では豚肉を使います。カレー専門店に行っても、大阪ではビーフカレーが一番メニューの上に載っているのに、東京ではポークカレーが載っていることが多い気がします。カレーに豚肉を使うという考え方は大学時代までほとんどありませんでした。大阪は牛肉が優先しています。ついでに、大阪で“かしわ”と言えば鶏肉のことを言います。柏の葉っぱに色が似ているからだと聞いています。大阪では約し方が東京と異なるものがいくつかあります。マクドナルドのことは、関東ではマックと略しますが、関西では、マクドと略します。ケンタッキーはケンタで同じです。タッキーとは言いません。スターバックスもスタバですね。なぜマクドナルドだけ異なったのか不明です。大阪では“するめ”のことを“あたりめ”と言います。“する”は“擦る”すなわち、“使い果たす”につながり、相場師にとって縁起が悪い言葉なので使わないということらしいです。同様な理由で“擂り鉢”も“あたり鉢”といいます。だからスリッパも、アタリッパと言います（ウソです(^^;)）。（日本アラビア書道協会　http://alqalam.jp)ケンタッキー・フライドチキン（ディーワーニー書体）

  2007.09.23

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• うどんとそば

  大阪と東京を行き来していると文化の違いをよく感じます。特に食文化の違いは、顕著でその筆頭がうどんとそばです。大阪では単に「きつね」と言えば、甘く煮付けた油揚げを載せたうどんのことを指し、「たぬき」と言えば、同様に油揚げを載せたそばのことを指します。ところが、関東では、たぬきと言えば、たぬきそばまたはたぬきうどんと言って、天かすしか入っていないうどんもしくはそばを指すようです。大阪で天かすしか入っていないうどんのことは「すうどん（素うどん）」と言いますが、天かすしか入っていないそばのことは関東と同じで「かけそば」または単にそばと言い「すそば」とは余り言いません。ただ、大阪では天かすはだいたい無料なところが多いので、素うどんを注文したら無料の天かすを山のように入れる（何せタダなので）のが普通の所作です。きつねうどんの油揚げをおかずにして、白いご飯を食べるのもフツーのことでした。だから油揚げは少し濃いめに味付けされています。「素うどんと白めし」が健全な労働者の昼食セットです。少し上品になると、うどんと一緒に「かやく」を注文します。「かやく」は「火薬」ではなく「加薬」のことで、ご飯にニンジン、ゴボウ、タケノコ、コンニャクなどが入った炊き込みごはんのことを指します。うどんだけでは頼りない（お腹の足しにならない）場合に注文します。大阪ではうどんが基本でそばは余り食べません。そばは同じ値段の割にボリューム感がなく、何か損をした感じになるということもあります。特に大阪人は損をすることに就いては非常に敏感なのです。それから、そばは痩せた土地でも育つので、何か貧乏くさいというイメージもあったのかも知れません。もちろん大阪にも美味しい蕎麦屋がありますが、わざわざ食べに行くことはありませんでした。私もそばは嫌いではありませんが、美味しい蕎麦を食べに行くという感覚が余りピンと来ません。特に蕎麦を飲みながら一杯という感覚は分かりません（酒が飲めないこともありますが）。大阪で、うどんで一杯飲んでいる人はいません。うどんはあくまでご飯です。讃岐うどんはどちらかといえばうどんが主で、コシの強いことを売りにしていますが、大阪のうどんはそれほどコシの強いものではなく、汁の方に力を入れています。もちろん出汁は昆布が主で薄味です。この点東京のカツオ出汁が基本の濃い味とは異なっています。醤油も関西の薄口と関東の濃口と大きく異なっています。３０年ほど前に東京に来たときは、うまいうどんが食べることができず、かなり苦労しました。あの真っ黒な醤油の汁に放り込まれたうどんは食べる気がしなかったのですが、うどんに飢えていたときは、卵うどんにしてもらい、卵を汁に混ぜて何とか味を多少マイルドにして食べていました。うどんも何かボソボソした感じで本当にまずくて困りました。ましなうどんを食べようとすると結構高いうどん専門店にならざるを得ませんでした。最近では、さぬきうどんチェーンが多数入ってきたので、これで代用していますが、本格的な大阪のうどん店はまだ東京に入ってきていません（私が知る限りは）。大阪のうどん文化の代表が「美々卯」のうどんすきです。かなり前から関東にも店を出していますが、うどんと一緒に野菜、海老、鶏などを煮込みながらみんなで食べる鍋料理です。うどんは煮くずれしない特別なものを使っていますので、長く煮ても大丈夫です。出汁が濁らないように材料も厳選されています。鍋も底の浅い洗面器のようなものを使っていますうどんすきには特に高級な材料を使っている訳ではないので、安くてボリュームがあるという大阪人の気質にあっているようです。なお、大阪では、うどんすきに使われるエビは活きエビを使いますので、鍋に入れる際、飛び跳ねないように箸で押さえておく必要があり、少し残酷です。まるちゃんの「赤いきつね」と「緑のたぬき」が関西と関東では味付けを変えているというのは有名な話でした。今でも変えているのかどうか分かりませんが、インスタントラーメンが東西で味を変えているという話は余り聞いたことがありませんので、やはりうどんとそばは特殊な食べ物なのでしょうか？（日本アラビア書道協会　http://alqalam.jp）美々卯（ナスヒー書体。アラブ諸国に出店したら多分このように書かれるかも？因みに美々卯からはＰＲ代は貰っていません）

  2007.09.21

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• ちょっとアラブ料理を

  広尾のアラブ　イスラーム学院の直ぐそばに「マイ レバノン」というレストランがあります。本店は代官山にあり、この店は２号店です。代官山本店の方はかなり有名店で、ベリーダンスショーなども行うなど華やかです。一方、この麻布店はこじんまりとした民家風のレストランで、中は２０人も入れば一杯で、外に５人ぐらい座れるテラス風のテーブルと椅子があります。まだできて２年ほどの新しい店ですが、麻布十番からも少し離れているので、静かな隠れ家的な雰囲気もあります。名前の通りレバノン料理専門店です。日産自動車の復活劇で一躍名を上げたカルロス・ゴーンさんの奥様が経営しているレストランといった方が名前が通っています。11:00～22:00まで開いています。先日もアラビア書道の前期の打ち上げということで、一部の方とこのレストランを利用しました。アラビア書道の生徒さんはアラブ通が多く、アラブ料理もよくご存知でいくつかの有名なメニューを注文し始めます。まず、前菜としては、取りあえず、ホンモスとババガノージュです。ホンモスは中東で良く食べられるひよこ豆を磨り潰して、ペースト状にしたものでオリーブオイルとレモンが少し入っており、これにアラブのピタパンを付けて食べるとぴったりです。クラッカーあたりでもうまいかも知れません。ババガノージュもホンモスと良く似ていますが、原料は茄子とゴマを磨り潰したものです。普通は両方注文して、味の違いを確かめながら、食すのが通（つう）です（(^^;)）。口当たりがいいので、お腹が空いているとこればかり食べてしまいメインディッシュが入らなくなるので注意が必要です。サラダは何と言っても、タブーリです。一言で言えば、パセリのサラダです。パセリをみじん切りにしたものをあっさりとレモン汁で味付けしたサラダです。通常は料理のツマであるパセリが中心のサラダは意外にパセリの強い香りはせず、一種の香草を食べている感じです。フェルフェラは豆を潰して、コロッケのように揚げたものです。パクチーというかシャンツァイというか香菜が少し練り込んであるので、ちょっと香りが気になる方もいますが、歯触りと口当たりがよい、ちょっとしたおつまみ的な料理です。この店でのメイン料理はシャワルマです。チキン、ビーフ、マトンを炙り焼きしたものですが、通常はピタパンの間にはさんで食べます。その際、キャベツのサラダとマヨネーズをまぜたものを一緒に入れます。ピタパンは半分に切って出されるので、袋状になり、詰め込むのにちょうどよいようになっています。それにかぶりつくのですが、だいたいこぼします。Hans Wehrの辞書には、charcoal-broiled mutton, cut in thin slices and arranged conically on a vertical skewer（薄くスライスして切られ、垂直の串に円錐形に用意された、炭火で焼いたマトン。）とあります。それから、発音はシャーウルマ（shaawurma）もしくはシャーウィルマ（shaawirma）、また、シャウルマと伸ばさない形もあるようです。最近、小型の車に積んだドネルケバブ屋を街中で見ることがよくありますが、だいたいトルコ人が営業していています。これはほとんどシャワルマと同じもので、通常、チキンかビーフの塊を串刺しにして見えるようにして、ナイフを研ぎながら客を待っています。サウジでもこれは良く食べました。仕事が忙しいとき、近所のシャワルマ屋に行って二つぐらい買ってきて食べたことがあります。なかなか旨いのですが、二つ食べると必ず胸焼けした覚えがあります。また、冷えるとてきめんに味が落ちます。暖め直しても余りうまくありません。出来たてのその瞬間が一番旨い料理です。マイレバノンでは余り複雑な料理は用意しておらず、腹一杯食べるというよりも、これらの料理を少しずつつまみながら、おしゃべりをするのが良さそうです。普段は予約の必要はないと思いますが、電話予約をするときは少し気をつける必要があります。英語があまり通じないので、できればアラビア語と日本語を交ぜて日付と人数を伝えてください。それから、しっかりもう一度、前日あたりに確認を入れた方が良さそうです。アラビア語のお勉強にもなります。なお、マイレバノンからはコミッションはもらっていません。念のため（（＾＾；））。シャワルマ（多少雰囲気を出してみましたが、うまくなさそう）

  2007.08.24

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• インドカレー屋のBGMとチェンナイのカレー

  『インドカレー屋のBGM』というCDをツタヤで借りて来ました。その名の通りインドカレー屋でいつもかかってそうな音楽ばかりを集めたCDでシリーズで数本出ています。この音楽を聴いていると、カレーが、それも本格的なインドカレー食べたくなります。インド地域を担当していた時、海外から来るインド人ビジネスマンがベジタリアンばかりだったので、昼夜とカレー屋（それもインドカレー屋）に一緒に行ったのを思い出します。漢方薬がふんだんに入ってそうで、身体の調子が悪くなったら、一人でも、時々インドカレー屋に行きます。インドカレー屋で注文するのはベジタリアンメニューであり、肉や魚介入りのカレーは邪道だと信じています。近くで牛肉や海老入りカレーが注文されたりすると、「インドカレー屋で一番旨いベジタリアンメニューを食べないでどうする。だから素人は困る。」と毒づきます（誰にも聞こえないように）。ただ、ジューシーなタンドリーチキンは捨てがたいですが。本場のインドでも、カレーと言えば、ベジタリアンカレーです。肉や魚の入ったカレーはカーストが低い人間が食べるものという考えがあったためか、会社のトップクラスの人はほぼ全てベジタリアンです。ホテルなどのバイキングなどでは肉入りのカレーも並べて出されていますが、街中のカレー屋では、ベジタリアン用とノンベジタリアン用のカレー屋は分かれています。カレーと言えばナンかチャパティですが、チェンナイ（旧マドラス）などのインドの南部地方では、米を主食としているため、カレーライスになります。こちらの方がカレーらしいので個人的には好きです。観光客が行くような高級レストランでない普通のレストランに入りますと、まず、少し濡らしたバナナの葉っぱが置かれます。そして、大きなバケツをもった店員がやって来て、白いパサパサのご飯をうずたかく盛ります。それを、真ん中を少し凹ませて、火山のカルデラのようにします。すると別のバケツをもった店員がヒシャクで掬ったカレーをドバッとそのカルデラの真ん中に注ぎ入れてくれます。更に別の店員が、塩辛くて酸っぱい、チャツネを白いご飯の脇にボンと置いてくれます。もちろん手を使って食べます。スプーンなどはおいてありません。回りのインド人を見ると器用に手を使って食べていますので、じっと見て真似をします。手で食べる方が、熱すぎるものを食べて火傷をするということはないし、異物があれば指先でより分けられますので合理的でもあります。使ってよい手は右手だけです。更に、第２関節までしか使ってはいけません。それ以上汚すと品がないと言われます。その右手の指先で、まずご飯とカレーを適度に混ぜ、小さなお団子のような塊を作ります。これがかなり難しいのです。日本米と違って、インド米はパサパサしているので、カレーを混ぜてもうまく纏まらないのですが、インド人がやると上手く纏まっています。この団子を口元に近づけ、親指で軽くはじいて口の中に入れます。決して指をねぶったりしてはいけません。あとはそれを何度も繰り返します。飽きてきたら、チャツネをつまんで口直しをします。若いマンゴあたりを塩漬けにしてあるようですが、やたら塩辛くて酸っぱく、余り口直しにならないので、水も飲みます。エアコンなんか効いていないところで汗だくになって頭の中を真っ白にしてひたすら食べます。残りが少なくなって来たら、店員が直ぐにやってきてご飯を盛り、更にカレーを注いでくれます。もちろんお代わり自由です。ご飯は炊くというより、煮るという調理方法で、粘りけがなく、大変軽いです。山盛りに盛られても意外にドンドン食べられます。ただ、黙っているといくらでも盛ってくれるので、いい加減なところでストップをかけます。わんこそばのようです（そんなに忙しなくないですが）。後は、手洗い場に行って手を洗い、更に、インド人は、指で歯も洗います（だからインド人は歯が白い？）。最後に出口付近に置いてある香料の種のようなものをひとつかみ取って口に放り込みます。歯磨き粉のような味が口に広がります。残ったバナナの葉っぱはそこらへんにいる野良牛が食べてくれますので無駄はありません。時々このようなワイルドなカレーをワイルドに食べたくなります。インド・ナグプールのHaldiram（レストランチェーン）のセットメニュー（プーリーという油で揚げたパン、カレー、チャツネ、生のタマネギ）

  2007.07.17

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• チキンライスの作り方

  ７月１５日の夕食は私が作りました。メニューはかつおの香味ピリ辛マヨとチキンライスでした。かつおの香味ピリ辛マヨはミョウガを入れすぎて不評だったため、チキンライスの方を紹介します。チキンライスといえば、鶏肉の入ったケチャップライスを普通指すのですが、もうひとつ、同名で全く異なる料理に海南鶏飯（ハイナンチーファン）があります。恐らく、出身は名前の通り中国の海南省あたりだと思われますが、中国の南から、香港、タイ、マレーシア、シンガポール当たりまで広く広がっている非常にポピュラーな料理でどこの屋台にも必ずあります。屋台の場合、茹で上がったばかりの鶏をまな板でバンバン切ってご飯を盛りつけ、直ぐに出してくれる、非常にお手軽な料理です。この海南鶏飯は作るのが簡単な割に、味も良く、内輪の評判がよいので時々作ります。まず、鶏のもも肉を用意し、脂身の部分を丁寧に取ります。そして、丸ごとスープ（鶏ガラスープの素、塩少々）で３０分ほどゆっくり茹でたあと、氷水の中に放り込んで急激に冷まします。そして、適当な大きさに切り分けます。更に適当に生のキュウリの千切りやトマトを添えます。鶏を茹でた茹で汁は捨てずに、豆腐やネギなどを入れて、そのままスープにします。取り除いた脂身はフライパンでカリカリになるまで炒めて、脂分を出した後、タマネギとニンニクを一緒に炒めます。そこに、生米を入れて軽く炒めてから、炊飯器に全部移して、適当に水を入れて炊きます。ご飯とおかずとスープがいっぺんに揃うという非常に無駄のない料理です。茹でた鶏に、市販のチリソースのタレを付けると一挙に東南アジアの味になります。鶏にはあっさりとほどよく塩味が付いており、時々、箸休めにキュウリなどをつまむと、いくらでも食が進みます。スープで炊いたご飯は少し黄金に光っており、ニンニクの香りがプンとして、これもいくらでも食べられます。まず、失敗することがない料理なのですが、ポイントは茹で上がったチキンを直ぐに氷水に入れて良く冷やすことです。すると身が引き締まって美味しくなります。また、鶏がメインになりますので、余り脂身のないちょっと高めのものを買った方が良さそうです（宮崎地鶏である必要はありませんが）。ホームページで探すといくつも作り方が載っています。シンガポールライスとか海南鶏飯で引いても載っています。ケチャップで炒める方のチキンライスと間違えないようにしてください。鶏が嫌いでない方にはお勧めです。マレーシア・クアラルンプールの南香飯店のチキンライス

  2007.07.15

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• 他人の奥さんとデートしてきました！！

  今日はアラビア書道のお稽古がないので、他人の奥さんと映画を見に行きました。当然、夫婦５０歳割引を使用するので２人で2,000円です。どちらか片一方が５０歳を超えていればＯＫですのでチケット売り場の窓口で運転免許証をチラッと見せます。場所は箕面にあるヴィソラという複合施設で、シネコンありカルフール（スーパーマーケット）ありレストランありの施設です。幹線沿いですが、近くに鉄道駅がなく、車がないとちょっと不便な場所にあります。見た映画はスパイダーマン３でした。VFX満載、愛憎ありでバラエティ及びスリルに富んでいましたが、最後の方はかなりキリスト教的教えが含まれているので見る人によって多少気になるかもしれません。以前にスパイダーマンは１も２も見ていましたが、段々に面白くなっていくよう上手く作ってあり、３でちょうど大団円いうのが丁度良いかもしれません。でも１と２を見ていないと、ちょっと筋が分かりにくいところがあります。もちろん見ていない人にも分かるように何ヶ所かにフラッシュバックのようにして説明してありますが。ついでにそこで昼食もとりました。「衣の里」という和食バイキング店で豆腐料理が有名な店にはいりました。豆腐以外にもいろいろな皿があり、全部で７０種類もの料理があると説明されました。1,600円で９０分間食べ放題になっています。ヒジキ煮、じゃがいもの煮転がし、カレー、海藻サラダ、豆ご飯、味噌汁、冷奴、デザート、ほうじ茶．．．バイキングはできるだけ全種類を取るのをエチケット（？）としていますが、さすがに７０種類を全て制覇できず３０種類ぐらいで諦めざるを得ませんでした。昼時間帯でしたので、奥さんばかりでほぼ満席でした。やはり主婦の方は安くて旨い店に集まるようです。一品一品はできるだけ少量ずつ取るようにしたのですが、ヘルシーな料理も食べ過ぎるとヘルシーでなくなるのを実感しました。なお、他人の奥さんというのは、私の妹のことです。何か問題でも？

  2007.05.18

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• またまた旨いもの

  17日は大阪でのお稽古があります。いつものルートで小田原から良く空いているひかりの自由席に乗り大阪へ。小田原で昼食をとることが多いのですが、今日は余り乗り継ぎ時間がなかったため、駅弁にします。小田原駅には東華軒という有名な弁当屋があるのですが、メニューが多く、迷ったあげく、梅シラス弁当600円にしました。ごはんがメインでから揚げと玉子焼きと漬物が少し入っているだけのシンプルな弁当ですが、ごはんがもちっとしており、シラスと梅味がよく合っています。小ぶりなパッケージなのにかなりボリュームがあります。16時半ごろ新大阪駅に着き、そのまま在来線に乗り換えて大阪まで乗って下車。小腹が空いていたのでそのまま阪神百貨店のフードコーナーへ行きます。何を食べようかと、一回りし、いままで余り食べたことがない野菜お好み焼きを2枚食べます。1枚126円と激安ですが、千房や風月のように高級路線をとらず、ひたすら安くということで、具はキャベツ以外は見当たらず、ペッタンコで二つ折りにした小さなお好み焼きです。野菜とはキャベツのことかと分かります。メリケン粉とソース味がメインのシンプル極まりないものですが、虫ふさぎに丁度よいです。豚たまとか肉入りとか多少バリエーションがありますが、大阪人は原則一番安い野菜入を注文します。阪神たてじまセットという、やきそばとお好み焼きのセットが525円とここでは高額商品ですが、甲子園でナイターがあるときはガンガン売れるだろうなと思います。このフードコーナーはちょっとお腹が空いたときに、それほど腹一杯にしたくないときに丁度よいです。値段も安く100円代から、選択の余地が多いのが特徴です。当然全て立ち食いですが、学生から主婦、サラリーマン、おじさん、爺さん、婆さんにいたるまで、人種は様々です。大阪の食べ物が食べたいという時はここに連れてきたらほぼ全部揃うという便利な場所です。お好み焼き、ちょぼ焼、きつねうどん、たこ焼き、焼そば、いか焼、ラーメン、さぬきうどん、オムライス、中華ぶっかけご飯、マック、御座候（どら焼）、ジェラート、ミックスジュースなど。非常に狭いコーナーで昔から面積がほとんど広がっていないのでいつも混みあっているのが難ですが。そのまま食料品からお菓子のフロアに繋がっているので、何か新しいものはないか一回りします。といつも大阪にお稽古に来た時は、食べることばかりしか書いていませんが、ちゃんとアラビア書道も教えていますのでご心配なく。

  2007.05.17

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• コーヒーとモーニングサービスとデーツ

  神戸モスクの近く、北野坂近くににしむら珈琲店という３階建ての立派なコーヒー専門店があります。前回、近くを通った際、余りにも混雑していたのであきらめ、次回必ず寄ってみようと思っていたところです。洋館造りの建物ですが、古い建物ではないものの、昔の雰囲気がうまく残った建築物という感じがします。後でホームページを見ると、１９４８年に開店し、2006年に改装した中山手本店だと分かりました。外観はコーヒー店とは思えず、フレンチレストランと見間違う程です。１階には喫煙席があり、２階は全て禁煙席です。３階は商談もできるスペースがあるということです。まだ朝９時半だと言うのに７割ほど席が埋まっていました。コーヒーだけでも一杯500円と少し高めですが、モーニングサービスが750円だったので注文してみました。私が食べたモーニングセットはコーヒーとフランスパンのサンドイッチ、それにフルーツサラダから構成されていました。サンドイッチはオープンサンドになっており、小ぶりなフランスパンにベーコンとレタスが載ったものとトマトとアスパラガスとレタスが載ったもの２種類です。フランスパンは２枚ずつ付いており、食べる時にはさんで食べてくださいと言われました。絶妙な焼き加減のフランスパンはサクサクと心地よく、ベーコンや野菜と良く合います。コーヒーには小さめのミルクピッチャーが付いてきます。ミルクピッチャーにはギリギリ、もう一滴入れればこぼれるという寸前のところまで、ミルクが注がれています。また、紙ナプキンの代わりにオリジナルの布製の小さめの膝掛けのようなものを持ってきてくれます。コーヒーの水には、灘のお酒にも使われる宮水を使っていますなど、何か一つ一つこだわりのある喫茶店で、○○○バックスやド○○ルとは一線を画しています。コーヒーを静かに楽しむ方のみ来て下さいというオーラが出ています。といっても、格式張っている訳ではなく、少し手持ちぶさたそうにしていると、新聞をご覧になりますかとすぐ声を掛けてくるなど、気さくな感じの店でもあります。家の近くにあったら、毎週でも通ってしまいそうな喫茶店です（ちょっとモーニングサービスの735円は高いですが）。ただ、このモーニングサービスのセットにはサラダセットとフルーツセットがあるのですが、いずれもベーコンかハムを使っているので、イスラム教徒の方はちょっと困りますね（(-_-)）。この本店の他に10店の店があり、うち大阪に２店あるようです。モスクの真向かいにある食料品店でデーツを買いました。今まで食べたことがあるデーツはだいたい良く乾燥させたものが多かったのですが、ここで売っていたのはまだ少し水分の多いもので冷蔵ケースに入っていました。冷蔵しておけばしばらく保つということでしたので５２０円で１箱購入しました。後で、千里セルシーでのお稽古で皆さんと一緒に食べましたが、まだ柔らかく、良く熟した柿という食感がありなかなか甘味も乾燥したものに比べソフトでした。イラン産です。この店には、当然ハラールの食品も置いてあります。神戸モスクの周辺は観光地で、少し山手の方に歩けば、有名な風見鶏の家やうろこの家などがあります。また、シナゴーグ（ユダヤ教会）、ヒンズー教寺院、カトリック教会、日本の神社と色々な宗教も平和に共存しています。

  2007.05.06

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• ちょぼ焼とはがくれのうどん

  大学時代の恩師が朝日カルチャーセンターの大阪でアラビア語を教えられているので、アポなしでしたが、お会いしました。講座が始まる前の短い時間でしたので余り時間は取れず、アラビア書道の紹介をどこかでさせてもらえれば有り難い旨のみ、伝えました。講座には女性ばかり、数人が来られていましたので、また新たに書道の生徒さんになってくれればと思います。今回大阪に行ったときに食べたもの。箱根そばのわかめそば、風月の牛スジ入りモダン焼き、蛸プチのたこ焼き、元祖ちょぼ焼のネギちょぼ焼、はがくれのぶっかけうどんなどなど。○ 箱根そばは、小田原駅にあるそば屋。関東風出汁だがそれ程黒くない。ワカメそばには生姜をすりおろしたものが一つまみ載っているのがアクセント。○ 風月は関東にも進出している大阪･鶴橋の超有名なお好み焼き屋。手切りのキャベツが多くメリケン粉はつなぎ程度とヘルシー。全て店の人が焼いてくれるので、黙って出来上がるのを見ているだけで良いのも楽。甘めのソースとマヨネーズが決め手。いつも行列ができているので大変な店だが、昼時だったが平日でかつ大阪市内より少し離れた千里中央というところだったためすんなり入店できた。○ ちょぼ焼＝たこ焼き＋ワッフル－タコ＋こんにゃく。具はたこ焼きとほぼ同じだが、タコは入っておらず代わりにコンニャクが入っている。ワッフルのような形。味はたこ焼きに似る。一枚105円、ネギ焼きは141円と超安。阪神百貨店のフードコーナーでいか焼の次に行列ができる店。○ 大阪で一番うまいうどんということで料理研究家の山本益弘氏が絶賛した超有名店。大阪駅前第三ビルＢ２にありカウンターだけの狭いフツーの店。きつねうどんもあるが、お勧めは生醤油だけのぶっかけうどん。太めのうどんに甘味あり。店主のトークが軽妙。ちょぼ焼

  2007.04.22

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• たこ焼きと中東問題

  私は大阪生まれで大阪育ちなので当然家にはたこ焼き用の鉄板があります。大阪人でこの鉄板を持っていない家庭はあり得ないと言われています。更に言えば、その鉄板は道具屋筋で買った方が望ましいと通の人は言います。道具屋筋とは、東京の浅草橋のように、料理器具を売っている問屋が集まっているところで、大阪ミナミの、吉本新喜劇で有名なナンバ花月を通りすぎたところにあります。３１年前に就職のため、上京した時、たこ焼きの不味さには驚きました。まず、店自体が少なく、駅の近くで軽自動車のバンなどに若い兄ちゃんがちょっと小遣い稼ぎ風に売っているくらいでした。たこ焼きも中が固いスポンジのようで、おまけに味がほとんどソースだけという何か別物を食べているようでした。その後、しばらくは東京でたこ焼きは食べることはありませんでした。東京に住んでいた関西人はいつも、美味しいきつねうどんとたこ焼きを食べたいと叫んでいました。最近でこそ、築地銀だこのようなチェーン店が進出し、多少は改善されましたが、外側がカリッとしていて中がクリーミーなたこ焼きは、東京ではなかなかお目にかかれませんでした。当然、我が家でもたこ焼きは時々作ります。もちろん、たこ焼きの仕切は私が行います。粉から作るほど本格的なものではありませんが、近くのスーパーで適当に材料を買い揃えて、焼きます。重要なのはタコで、本来は兵庫県明石産のタコを使えばよいのですが、なかなか売っておらず、またあっても高いので、アフリカの沖で捕れた冷凍のタコを使います。市販のたこ焼きよりはるかに旨い、旨いと言いながら家族で食べています。おやつではなく、昼食か夕食の代わりになるほどたくさん作ります。１８日のNHK番組の「ためしてガッテン」という番組で美味しいたこ焼きの焼き方を説明していました。外がカリッと中がトロッとしたたこ焼きを焼くコツは、（１）氷で冷やした冷たい水で粉を溶く、（２）ひっくり返す時に一度で1/4回転ぐらいしか返さない、（３）場合によっては途中で解いた粉を継ぎ足しても構わない、でした。早く丸くしようと慌てて何度もひっくり返し過ぎると、小さくなったり、中が焼けすぎて固くなると言っていました。我が家では、特に材料にこだわりはないのですが、溶けるチーズを入れたり、載せたりすることがあります。たこ焼きソースはお多福というブランドを使います。お好み焼きで有名な広島のメーカーですが、成分になつめやしが入っています。これがあの独特の甘味になります。このなつめやしはイラクから輸入されており、一時、イラク戦争の際、なつめやしが入って来ず、大変だったということを聞いたことがありました。今もイラクから輸入されているのかどうか知りません。ということで、たこ焼き一つでも中東問題と関連しています（かなり強引だったかも(^_^;)）。我が家のたこ焼き

  2007.04.19

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• うまいもの四連発

  4月7日に大阪でのお稽古があったので、その時食べた食事を書いてみます。○ 箱根ベーカリー（小田原駅）　モーニングセットA（トマトパン、ゆで卵、アイスコーヒー）小田原に止まるひかりは回数券が安くて自由席でもほぼ確実に座れるため、しばしば使用。在来線からの乗換えに少し時間があったので朝食として食べる。トマトパンはドライトマトが入っている普通のパンだが、パン自身にほのかな甘味がある。ゆで卵は赤い殻の卵で濃厚な味。セットで315円と良心的。○ ニューアストリア（千里中央駅）　カツサンドとコーヒー駅にある普通の喫茶店だが、カツサンドが有名。野菜入りと野菜抜きがあり、お持ち帰り用は野菜抜き。20席ほどの店でいつも常連で混んでいるので食べ損なうこと多し。ここで一番安いメニューが50円の1/2トースト。○ 兎麦（大阪梅田阪急三番街）　ぶっかけうどんしっかりとコシのあるうどんに大きな竹輪の天ぷらと半熟卵の天ぷらが載っている。薬味を入れて少し濃いめの出汁をかけて食す。うどんは弾力性があるが簡単に喉に入ってゆく。大ぶりの竹輪の天ぷらも揚げ立て。腹持ちも良く、大盛でも同値。○ タコハウス（大阪梅田阪急三番街）　たこ焼き、烏龍茶外はカリッ、中はトロッとした大阪特有のたこ焼き。舌の火傷は必至。二階は明石焼き専門。たこ焼きと飲物だけで、深刻な話をしている二人連れ、楽しそうなカップル、盛り上がっているおっさんたち、一人で烏龍茶を飲んでいる人（＝私）など如何にも大阪的景色。余り高いものは食べていないのが分かります(^_^;)。カツサンド、たこ焼き、ぶっかけうどん、トマトパン

  2007.04.09

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• 今日は菊のまむし

  大阪のお稽古をしている場所から歩いて2分もかからないところに柴藤（しばとう）という店があります。大阪に単身赴任していたころ、仕事でよく使った店で、まむしが有名です。まむしというのはヘビではなくウナギのことですが、大阪では「まむし」といいます。ウナギにご飯を‘まぶし’てあるから、訛ってまむしと言う説があります。大阪まむし（鰻重）のランクは、松竹梅ではなく蘭、桜、菊の順番になっています。蒲焼きの方も藤、松、梅となっており、何かこだわりがありそうですが、敢えて聞きませんでした。値段の違いはウナギの大きさの違いと書いてありますので、今日は自腹なので、当然一番安い鰻重の菊を注文しました。肝吸い、もしくは赤だしと漬け物が付きます。『これからウナギを焼きますので20分ぐらいお待ち下さい。』ということでしたので、ひまつぶしにメニューを見ていると、ひつまぶしが載っていました(^_^;)。もともと名古屋の名物なのにここでも名物になっているようです。しばらくするとお茶と一緒に新聞を2紙持ってきてくれました。本当に20分ぐらいたってから、料理を持ってきました。うなぎは、少し小さめのが3切れご飯の上に載っていました。一番安いランクなので仕方ないかと、食べ進めてゆくと、ご飯のなかにもう一切れ隠れていました。これがまむしです。ウナギが少しでも冷めにくいようにご飯の間にはさんだと聞いたことがありますが、何かトクした気分になります。よく関西と関東のウナギは料理の仕方が違っていると言います。関東は背開きで下ろした後、蒸してから焼くのに対し、関西は腹開きで下ろして、蒸さずに直接焼くということです。でも最近は関西でも焼く前に一旦蒸す店が多いそうです。その方が柔らかく焼き上がるからだそうです。多分、柴藤も関東風の焼き方だと思いますが、うまければどちらでも構いません。1993年秋、辞令が出て東京に戻ることになった日に、出向先の上司が最後に奢ってくれたのがこの柴藤でした。今日も会社員風の3人連れがいかにも接待風の感じでコースを注文していました。また隣では仲良しの3人組らしい初老の紳士が一杯飲んでいました。建物は随分立派になりましたが、雰囲気は14年前と変わりません。それから、味も。大阪まむし　菊　（中に一切れ隠れている）

  2007.03.24

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• 体験講座とうどん

  3月17日、大阪のJEUGIA千里セルシー店で２回目の体験講座を行いました。今回は5名来られました。1月の体験講座の時が4名、今回が5名でしたが、両方会わせれば9名になりますので、全員が来ないとしても、連続講座として4月から始めるには何とか成立する人数になると思います。ここから少しずつ増やして行きたいと思っています。因みに第1第３土曜日の14:30～16:30がお稽古時間です。この日、ちょっと早めに大阪に着いたので、久々に今井に行きました。今井は大阪のミナミ道頓堀にあるうどん屋です。うどん以外にもそばメニューや懐石料理もありますが、何と言ってもきつねうどんです。麺は少し細めで、コシはしっかりとあり、表面が本当にツルツルとしていて抵抗無く簡単に口に入ってゆきます。昆布が効いた薄口の出汁は、少し甘く感じますが、当然全部飲み干します。甘めに煮た揚げが2枚入っています。これをおかずにしてご飯を食べるのが大阪人です。そこで、春限定の豆ごはんを付けてもらったところ、何とうどんと同じぐらいの値段になりました。塩味のエンドウ豆が入った少し固めに炊いた豆ご飯は悪くはないのですが、少し量が少ないなと感じました。これだけ揚げの味が濃厚であれば、普通の白いご飯でも良かったなと少し反省。昔は平屋の普通のうどん屋だったのですが、今は8階建てのビルに変貌しています。入口も少し狭く、昔の雰囲気を残しているので一見さんは少し入りにくいかも知れませんが、うどん一杯でも気楽に注文できます。そうそう、JEUGIA千里セルシー店のある千里中央には美味しいカツサンドの店があるのを忘れていました。次回はそれを食べよう。今井のきつねうどんと豆ご飯

  2007.03.18

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• 肉骨茶

  昨年マレーシアに旅行した時に久しぶりに食べた料理です。初めて食べたのがシンガポールに出張した時に現地の駐在員に連れられて行った時でした。その後、食べる機会がなく、今回、クアラルンプールのホテルの近くの屋台にたまたま見つけたので喜んで注文しました。白いご飯と食べれば、昼ご飯としては最適です。茶という字が入っていますが、お茶ではなくスープです。骨付きの豚のバラ肉を色々な香辛料で煮込んだ料理です。料理の名前はBak Kut Theと書いてバクティと発音します。元々は名前の通り中国の料理だったようですが、中国で見たことはありません。恐らく中国でもちゃんとした料理のメニューには入っていないでしょう。一杯飯やでかき込むような、余り上品ではない料理だと思います。茶色のスープに肉がかすかに付いた骨がゴロゴロと入って、それ程食欲が沸かないように見えますが、白いご飯と一緒に食べれば、この骨付き肉から出たダシとかすかに付いた肉がうまく合って、東南アジア特有のバサバサの白ご飯がいくらでも食べられる料理です。だいたい屋台でしか見かけません。ここでもしょぼくれた叔父さんが薄暗い電球のなか、黙々と作っていました。6.5RM（240円）でご飯つきと恐ろしく安い料理です。最近、日本でこの肉骨茶の素を手に入れたので作ってみました。何も難しいことはなく、骨付きのバラ肉とこの素を水と一緒に放り込んで弱火で1時間ぐらい煮たら出来上がります。結構うまくできました。肉骨茶

  2007.03.13

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• いか焼のこと

  8日は大阪でのお稽古でした。少し早めに大阪に入り、軽めに夕食をとるのが、いつものコースになっています。よく寄るのが阪神百貨店の地下1階にあるフードパークです。マックからいか焼までバラエティに富んだ立ち食いコーナーです。いか焼は時間帯によっては長蛇の列で買うのに一苦労します。関東から来た人が大阪らしい食べ物を食べたいという時には必ずここでいか焼を食べさせ、その反応をみます。いか焼と言うと「イカの姿焼き」を想像するようなので、ここのいか焼を見せると驚きます。見た目はお好み焼きをぺっちゃんこにしたような形。味は、ソース味とイカ風味とお好み焼きの具のないものを食べたような、はっきり言ってうまい！！というより、ビミョーと言われそうな食べ物です。何でこんなものにみんな並んでいるのかというような反応もあります。ということもあり、大阪の粉食文化の代表作品と言えます。以前はフードコートの中央あたりに店があったのですが、余りに並ぶ人が多いので人が、並びやすいように端っこの方に移動させられました(多分）。一枚126円と安いのもいいです。お金持ち用に、卵入りのデラパン179円、もっとお金持ち用に和風デラ189円もあります。東京でも作っている店があるかも知れませんが、30年間見たことはありません。冷凍のお土産も売っていますが、あのビミョーな味が再現できるか不安なので買ったことはありません。和風デラ（左）といか焼き（右）

  2007.03.09

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