アラビア書道とその周辺

[大阪] カテゴリの記事

全35件 (35件中 1-35件目)

1

• 

  千里セルシーは大賑わい

  千里中央のお稽古場所は千里セルシーの４Fにあります。良く2階で、結構有名な歌手やグループがミニコンサートを行っています。今日も多くの人が集まっていたのですが、いつもより客層の年齢がかなり高く、また車椅子で来ている方も多い。近くに寄ると氷川きよしさんのポスターが貼ってあり新曲発表会のようでした。お稽古の開始時間と同じ15:00に歌が始まりました。しばらく歌声と歓声が響いていました。

  2016.02.06

  コメント(0)

• 

  御堂筋イルミネーション中

  京都河原町でのお稽古が終わった後、祇園四条駅から京阪電車に乗り、淀屋橋駅に向かいます。19:00からの淀屋橋でのお稽古があるためです。前日、テレビで御堂筋イルミネーション中と聞いたので、ついでに御堂筋側に回ってみました。今年は、梅田からなんばまでずっと飾ってあり、地域毎にLEDの色を変えているとのこと。マイメッセージと呼ばれる光るメッセージボードがイチョウの木々に貼り付けられてます。今年は中央分離帯には電飾がなかったような気がします。LEDの数はギッシリという感じではなく、イチョウ並木を中心に配置されているため、余り派手さはありませんが、まずまず統一感はとれており、年々完成度が上がっているような気がします。梅田からナンバまではほぼ一直線なので歩いてもそれほど距離はありませんので、そぞろ歩きも悪くなさそうです（但し、かなり寒いですが）。このイルミネーションは夜17:00～23:00頃で来年の1月18日まで見ることができるそうです。

  2014.12.04

  コメント(0)

• 

  大川の夕焼け

  天満橋のお稽古は18:00から始まります。お稽古場所に行くには地下鉄天満橋駅から少し歩き、大川にかかる天満橋を渡る必要があります。すると橋の上に立ち止り写真を撮っている人が何人かいます。その方向を見てみると、夕焼けが美しい。月２回、この橋を通りますが、これだけの夕焼けは初めて。

  2014.10.04

  コメント(0)

• 

  四天王寺ブラリ

  旧大阪外国語大学跡地にある大阪国際交流センターに行ってきました。ここにはサウジアラビア文化部大阪があるのですが、あいにく犠牲祭のお休みで16日までお休み。ついでに貸しギャラリーを見てきました。係員の対応は非常に良く、中までゆっくりと見せてもらえました。来年以降、もし大阪で作品展を開催する場合に使えるかもと思いましたが、結構利用料金が高いです。そのあと、少し時間があったので四天王寺方面を歩いてみました。学生時代な良く練習で使った大江神社の階段とスロープもそのままでした。この近くに愛染堂(勝鬘院) （しょうまんいん）あります。縁結びの神さん愛染明王が祀ってあるので有名なところですが、実は大学時代には立ち寄ったことはありません。そのせいか、学生時代は全く色気なしの生活でした。愛染かつらという昔の映画で一時有名だったらしくいまでもその木は残っています。愛染堂はもともとは聖徳太子が建立した四天王寺の一つ施薬院があったところで、境内には国宝の多重塔があり、絵になります。ただ最近は近くまで高層マンションが迫ってきています。

  2013.10.17

  コメント(0)

• 

  純喫茶でコールティーを

  千里中央のお稽古の前に少し時間がある時、だいたいドトールに入るのですが、満席のため、入れず。今まで入ったことのない、純喫茶ニューブラジルに入りました。純喫茶だけにメニューはコーヒーから、チョコレートカフェ、サンドイッチまで定番を揃えていました。その中で、久し振りに、コールティーを注文。関西の喫茶店でも最近はアイスティーと書かれているところが多いのですが、ここはコールティーと入口のサンプルに書いてあったのでそのまま注文。出されたコールティーは特に珍しくもない普通のアイスレモンティーでしたが、ガムシロップがミルクピッチャーになみなみと入って出されてくるところ昔の面影があります。一杯390円と、流行りのコーヒーチェーン店に比べると高めですが、席はゆったりとして、昼過ぎでも比較的空いているのがグッドです。お客も年配が多いようです。隣の席の老人はクリームソーダを美味しそうに飲んでいました。飲み終わると今度はホットコーヒーを注文。変な注文の仕方だなーとは思ったものの、それも飲み終わると店員に挨拶して出て行きました。常連らしく店員もニコニコしています。最近純喫茶に入る機会が減りましたが、名古屋にはまだたくさん残っています。多少飲み物代が高いものの、長居していても文句言われそうにないので、近所にも一軒こんな店が欲しいです。  

  2013.05.18

  コメント(1)

• 

  大阪造幣局の桜の通り抜けは雨

  毎年大阪では桜の名所として大阪造幣局の通り抜けが行われ、一週間ほど一般に開放されます。ここの桜は八重桜系が多いため、いつも他の桜の名所に比べ、遅めのお披露目となっています。ちょうど4月20日のお稽古日が天満橋のお稽古日にあたりました。天満橋のお稽古場所は正にこの通り抜けの入り口近くにあるため、いつもよりかなり人通りが多かったです。ただ、あいにく雨模様でポツポツと降り始めています。また、気温もかなり寒い。このため、たくさん出ていた屋台も余り人が立ち寄っていません。お稽古前に少し時間があったので、大急ぎで半分ぐらいまで見て回りましたが、ちょっと桜の花の数が少ないような気がしました。普賢象という桜暇そうな屋台

  2013.04.20

  コメント(0)

• 

  天満橋はお花見日和

  天満橋のお稽古場所のトルコ協会は天満橋のすぐたもとにあり、お花見の名所でもあります。土曜日には桜もほぼ満開になり、大勢の人がお花見を楽しんでいました。バーベキューを楽しんでいるグルーブちらほらあり、屋台も数軒出店していました。中にはバレーボールを楽しんでいる、何か懐かし系グループもありました。まだ、宵の口でもあり、川沿いで結構寒く、酔っ払いは見当りません。比較的静かにお花見を楽しんでいるという雰囲気でした。 翌日の日曜日は雨になるとの天気予報がでていましたので、ひょっとしたら、今日がピークかもしれません。ただ、この辺りの桜は実はもう少しあとの造幣局の通り抜けが本番です。ここは八重桜系の桜が多いため見頃はもう少しあとになります。トルコ協会もこの時期は書き入れ時です。取り扱っているトルコビール、ケバブ、ワインなどがかなり売れるようです。同協会経営のカフェもそこそこ賑わっていました。天満橋の桜とトルコ文化協会経営のCafe

  2013.03.31

  コメント(0)

• 中崎町のちょっと怪しげな喫茶店（カフェ）？

  ネパール料理を食べたあと、少し腹ごなしに付近を散歩しました。中崎町は以前にも一回来たことがあります。この界隈には戦争にも、バブルの時に開発にも取り残された風の長屋や建物がいくつか残り、そこに若い人を中心にいろいろな店を出しているところがあります。その中の一軒でコーヒーを飲むことにします。コーヒー、お酒、ケーキ、軽食類がメニューにありましたが、ケーキセット550円を注文します。ケーキはパンプキンケーキとチーズケーキがありましたので、チーズケーキにしてみます。コーヒー単品ならたった200円でしたが、なかなか香り高いコーヒーでチェーン店の○○コーヒーよりかなり美味しいです。建物内の梁（はり）にしっかりした材木が使われています。屋根の断熱材が見えています。地面は昔の三和土（たたき）風でガタガタしています。そこを余り明るくない電球が照らしています。テーブルはあちらこちらから寄せ集めた感じでバラバラ、壁の一面にはマンガから心理学の本までぎっしりと、何の脈略もなく並べられています。あちらこちらでいらなくなったものを貰い受けて目一杯貼り付けました的な感じで壁にはモダンアート的な作品、写真、新聞コピーのようなものが貼ってあったりします。どういう訳か壊れたラジオ放送局の機材が置いてあったりします。唯一場違いなのはちゃんと稼動しているパソコンぐらいでしょうか。全体的に雑然としています。”断捨離”好きな人にとっては落ち着かないかもしれません。ここで断捨離すると残るのは梁だけになるかもしれません。この喫茶店？カフェ？の向かいがギャラリーなっており、ちょっと大きめの作品でも10点程度なら飾れそうです。当日は何も飾られていませんでした。1週間のレンタル料もそれほど高くなく、ミニ作品展に使えそうです。ちゃんとピクチャーレールもあり、エアコンも付いていました。なかなか味のある喫茶店（カフェ）ですが、一つ難を言えば、場所が分かりにくいことです。地下鉄中崎町までは問題ありませんが、そこからこのギャラリーにたどり着くにはちょっと難しいかもしれません。駅からは遠くないのですが、この界隈は細い横道が多く、それも斜めに走っていたりするので、一本間違えばどこに行くか分からないからです。ただ、探しながらあたりをブラブラとするには面白いところなので時間のある方には、良いかもしれません。近くにシーシャバーまでありました。まだ新しそうな店だったので、最近開店したばかりかもしれません。女性二人の先客が海外旅行の話をしていたり、ここで英語を教えているらしい外国人が現れたりと、何となく町にとけ込んでいる店のようです。入口にこの喫茶店（カフェ）の名前を表す看板や、ものがなかったのですが、確かコーヒーの名前に”あまんと”と付いていたなと思い出し、ググると"Salon de AManTO"という名前が出てきました。サロンとは少し言い過ぎな感はありますが、確かに”談話室、学者や芸術家などの社交的な集まり”のような雰囲気はあります。写真写りよりもっと雑然としています

  2011.06.19

  コメント(0)

• ルクアについて

  ＪＲ大阪駅が5月初めに綺麗になり、ルクアというファッションビルが完成しました。今まで分かれていた南と北の建物が一つに結ばれた巨大ショッピングゾーンになっています。。ルクアというと、商売柄アラビア書道のルクア書体と反応するのですが、どう考えても関係なさそうなので、調べてみると、ＬＵＣＵＡと綴り、”Lifestyle（ライフスタイル）＋Urban（都会の）＋Current（流行の）＋Axis（軸）の頭文字を取っている”とあります。それならルクアではなくルキュアと発音されるんとちゃうかと少し突っ込んでから、名前の付け方が大阪的ではありません。私はてっきり「歩く」をひっくり返したのかと思いました。このほうが多少は洒落ていると思います。ところが、確かにそれも意識しているらしく、同ホームページに”「Look up（見上げる）」「アルク（歩く）」をかけて、回遊して楽しんでいただきたいという思いも込めています。”とあります。それなら気取らず、そういえばよいと思います。まだ中を散策していないので何とも言えませんがファッションビルということで、若い女性を意識したビルのようです。おっさんは余り関係なさそうです。レストラン群を見てみると、大阪らしいところというのは、ラーメンの神座（かむくら）、お好み焼きの桃太郎、串カツのだるまぐらいでしょうか。後は東京あたりでも見たことがある店ばかりのような気がします。大阪の雰囲気を前面に出すというより東京のファッションビルのコンテンツをそのまま持って来ましたという感じです。大阪に勢いがないので東京の勢いのある店をいろいろ持って来ていると言ったほうが良いかも知れません。まあ、いろいろ言っていますが、ちゃんと中を探検していないので、適当なことを言っています。今は珍しいもの好きが多く、訪れているので、そのうち、少し人が少なくなってから、行ってみたいと思います。

  2011.06.16

  コメント(0)

• 高校時代ミニミニ同窓会とラルク アン シエル

  神戸のお稽古が終わった後に高校時代の友人二人と夕食をいっしょにしました。うちのひとりは高校卒業して以来ですので、４０年近く会っていませんでした。阪急梅田駅近くの居酒屋でビールを飲みながら（但し、うち二人はノンアルコールビール）昔話をしました。ひとりは勤務医で、もう一人は大手電機機器メーカーに勤めています。ふたりの共通点はかなり体型がスマートなことと晩婚だったことです。ひとりは３９歳、もう一人は４０歳で結婚したとのこと。このため、まだ上の子供が高校３年生とのことで、これからお金がかかるので、なかなか大変だという話しになりました。晩婚だったにもかかわらず奥さんとは７歳、１１歳若く、かなり離れていますが、それほど世代ギャップはないそうです、というかこれだけ離れると余り問題にならないそうです。私の時代はそれほど晩婚ブームではなく、だいたい男は２８歳前後、女は２５歳前後で結婚するというのが平均でした。その意味では二人ともかなり選り好みしたきらいはあります。まあ、二人ともある程度ステイタスがあったので晩婚も可能だったのかなあと思います。これぐらいの年代が集まると病気の話になるのですが、幸い３人ともさしたる病気ももっておらず、暗い話にならずに済みました。高校卒業後に２回ほど同窓会があり、その時には何人か級友に会うことがあったのですが、その後はタイミングが合わず、同窓会にもしばらく出席していません。特に、最近は、高校とか大学の同窓会のお知らせがよく来ますが、年々年寄りばかりの集まりになり、昔話と病気の自慢話ばかりになるので余り面白くなく出席していません（まあ、たまにアラビア書道の宣伝では行きますが）。ただ、このようにたまに少人数で集まってする馬鹿話はなかなか楽しいものです。二次会で食べたチョコレートパフェ（阪急三番街にあるCaf? L’arc-en-cielで。あのグループのラルク アン シエルと同じ名前でしたが、偶然の一致かと思って、後で調べてみると昔彼らが通っていた店で、ラルクの方が拝借したらしいとありました。おじさん３人でチョコレートパフェを食べるには余り相応しくなかったかも知れません）

  2010.10.30

  コメント(0)

• 虫養いはねぎ焼で

  大阪には”虫養い”に適当な食べ物類が多くあります。虫養いとは「空腹を一時的にしのぐこと。」と大辞林にはあります。大阪の土曜日は14:45～16:45まで大阪の北部の千里中央でお稽古があって、その後、18:00から天満橋の近くでお稽古があります。千里中央から天満橋は地下鉄に乗って、梅田で乗り換えて、だいたい４０分ぐらいで到着するので、それほど慌てる必要はありません。昼食は比較的軽めに取るので、千里中央のお稽古の後は結構おなかが空きます。天満橋のお稽古が終わればゆっくり夕食を取れるのですが、そこまで我慢できないことがよくあります。ただ本格的に食べてしまうと集中力も衰えるので、ここで’虫養い”が必要になります。ちょうど良いことに（いや、悪いことかも知れませんが）、乗り換え駅の梅田駅から東梅田駅に歩く途中に、大阪一有名な阪神百貨店フードコーナーがあります。ここは虫養いに絶好の食べ物がたくさんあります。やはり大阪に来たならここに挨拶をしておかないと思い、つい寄ってしまいます。この日はねぎ焼きとカレーの専門店・豆太郎で”牛すじコンねぎ焼”２９０円を食べました。”コン”とはコンニャクのことです。まあ、一言で言えば小振りのお好み焼きに、よく煮た牛すじとコンニャクとネギが入っているシンプルな粉もんです。旨い！というほどのものではなく、何かもんじゃ焼きを小麦粉で作ったような味がしますが、虫封じにはちょうどよい食べ物です。値段も２９０円と手頃です。連休中のこともあり、今日は大阪以外の客が多くて混み合っていました。大阪以外の客はすぐ分かります。この阪神百貨店フードコーナーの特別な料金システムを知らないからです。このねぎ焼は料金表に２９１円と書いて有るので２９１円をきっちり払おうとするのが大阪以外の人です。実際の料金は２９０円で済みます。私の前に並んでいた客も１００１円を払って、店の人に１円は不要ですと言われていました。ここで少し英気を養い、天満橋のお稽古に行きます。本当はここでちょっと我慢すれば多少はダイエットになるのですが。豆太郎の牛すじコンねぎ焼２９１円（本当は２９０円）（ちょっと見はお好み焼きに似ていますがボリュームはなく具も余り入っていない）

  2010.05.02

  コメント(0)

• １円の端数

  大阪梅田駅の阪神百貨店の地下１階は有名なB級グルメゾーンになっていて、小腹が空く、空かないにかかわらず、立ち寄ることが多いのですがここの料金がちょっと変わっています。概してどの食べ物も値段が安いのですが、価格表に３２１円とか１０１円とか１円の端数がついている場合は必ず、１円引いてくれるという法則があります。関東ではきっちりと１円単位まで請求されますが、大阪ではこのように１円端数の場合は引いてくれるところが多いようです（デパートは知りませんが）。多少なりともお客さんにお得感を持たせようという接客方法だと思いますが、一生懸命小銭入れをかき回して１円玉を探そうとしているのは他府県の人間だと分かります。また、最近余り見なくなりましたが、駄菓子屋などで、例えば５円のお釣りをくれる時に、「はい、５００万円」とサラッと言って返してくれることがありました。単なる言葉遊びですが、はやり大阪は商人の町だなと思います。

  2010.03.23

  コメント(0)

• 関西ミシュランに載っていた料亭

  レストランガイドの関西ミシュランが発売されました。さすがに三つ星は京都が多かったです。それ以外の店も接待でも余り使ったことがない高級店ばかりでした。さて、自分が行ったことがある店はないかと探したところ、一つだけ、馴染みの料亭が出ていて驚きました。二つ星でしたが、柏屋という名前の日本料理店です。大阪のベッドタウンの吹田市千里山の住宅街にありますが、この料亭の店の方は一度も行ったことがありません。ただ、仕出しもしてくれるので、法事で数回使ったことがありました。そのときの評判が抜群に良かった記憶があります。値段も特段高い訳ではなかったのですが、料理が洗練されていたのです。他の仕出し屋からも取った時は、かならず何か残り物がありましたが、柏屋から取った時は皆完食でした。それほど豪華ではなく、全体的に量も少なめですが、やはり違います。今回、ミシュランに載ってしまった以上、多分これからは簡単に仕出しを頼むことができなくなりそうです。まあ、何年に１回ぐらいしか頼まない、全く常連でないので仕方ないですが。でも大阪の人間は思っています。なぜ、○○のきつねうどん、○○のたこ焼きがミシュランにはいっていないのかと。多分、雰囲気に多少難があるからかもしれませんが。

  2009.10.16

  コメント(0)

• 大阪市営地下鉄の終点

  大阪の地下鉄には地下鉄を一日乗り降りできる一日乗車券があり、850円します。この券はニュートラムや市バスも全線乗ることができます。この券は金曜日や毎月20日（祝日を除く）だと安くなり600円になります。この一日乗車券はなかなか使いでがあります。というのは、大阪の地下鉄は初乗り料金が200円と高く、また、2区間になると230円と30円も高くなり、更に３区間なら270円とどんどん等比級数的に高くなります。このため、割に簡単に元が取れます。大阪市営地下鉄は総延長129.9キロ、それにモノレールのようなニュートラムが7.9キロありますので、合計137.8キロを自由に乗ることができます。一番遠い駅に降りて、戻ってくるだけでも元が取れるので、地下鉄乗降ファン（？）には打って付けの切符です。この券を買って、適当に終点で降りてみます。いかにもターミナル然とした賑やかな駅がある一方、がらんとした何もないところに放り出されたような駅もあります。たとえば、四つ橋線の終点・住之江公園駅は、有名な住之江大社がある一方、住之江競艇場があり、何となく駅前もざわついています。業界紙を持っておじさん、おばさんが自転車に乗って競艇場に集まってきます。多分、終わる時刻になると殺伐とした雰囲気が漂うのではと思います。一方、今里筋線の終点・井高野駅は大団地群の真ん中に駅がぽつんとあり、その周りには全く商店が見あたりません。恐らく、朝夕の通勤通学時間帯は混むのでしょうが、昼間に乗るとほとんど乗降客もいません。谷町線の終点の大日駅は大阪モノレールとの接続駅であり、駅前にはイオンモールがあり、買い物客で賑やかです。地下鉄は、当たり前ですが、ほとんど地下ばかりを走るのでほとんど景色が変わらず、どこも変わり映えしませんが、この一日乗車券を使い、時々地上に出てみると面白い光景を見て楽しむことができます。住之江公園駅から競艇場を見る　＆　"宮本むなし"のカレーセット（競艇場に向かう善男善女が、多分、食べるカレー）

  2009.09.23

  コメント(0)

• コーヒーにはフレッシュを

  頭脳労働をしているせいか（いや、移動が多いからかもしれませんが）、やたらお腹が空くので、京都のお稽古が終わったあと、大阪淀屋橋に着いたら、駅近くにあるミスタードーナツで時々軽くおやつをします。だいたい、オールドファッションと飲物の組み合わせが多いのですが、今、期間限定でアイスコーヒーが150円なのでそれを注文します。そしてガムシロップとフレッシュを取ります。大阪ではどういう訳か、コーヒーに入れるミルクの事を全般に「フレッシュ」と言い、一般名詞化しています。このミスタードーナツでもちゃんと「フレッシュ」という言葉がカゴのところに書かれています。関東ではフツーにミルクとしか言わないのに、なぜ大阪だけ、このフレッシュという言葉を使うのか、調べてみると、大阪にあるメロディアンというメーカーが、そもそも「コーヒーフレッシュ・メロディアン・ミニ」というポーションタイプのコーヒーミルクを日本で初めて売り出したのでその名前が広まったということらしいです。この”フレッシュ”が販売を始めたのは、意外にまだ新しく、昭和５２年（１９７７年）です。つまりそれまではコーヒーには普通の牛乳や粉末タイプのクリープのようなものを入れていたことになります。確かに、大学時代にはこのようなフレッシュは見たことがありませんでした。今ではほとんどこのポーションタイプのミルクに変わりました。なぜフレッシュと名付けられたのかは、同社のHPを見ても書いてありません。成分表には、「植物油脂、砂糖、乳製品、カゼインＮａ、乳化剤、ｐＨ調整剤、香料」となっており、”新鮮なミルク”だけで作った製品ではなさそうです。少なくとも、常温でしばらく置いておいても腐らないのですから、フレッシュではありません。あのポーションタイプのミルクを発明したのは大阪の一企業だと知って驚きました。今ではいくつかのメーカーからこのミルクが販売されていますが、まだ、メロディアンは「飲むコンニャク」シリーズや健康食品などを販売して、しぶとく生き残っています。---------------------------------------------------------------------------アラビア書道に関するご質問：日本アラビア書道協会　事務局　〒244-0003横浜市戸塚区戸塚町4105-1-506　FAX:045-900-1012　e-mail: j a c a @ a l q a l a m . j p (空白は省いて下さい） HP: http://alqalam.jp Any questions for Arabic Calligraphy： Japan Arabic Calligraphy Association　(JACA) 4105-1-506 Totsuka-cho Totsuka-ku Yokohama 244-0003 ---------------------------------------------------------------------------

  2009.08.08

  コメント(0)

• 懐かしい味、えきそば

  以前、姫路に行ったとき気になっていた食べ物があり、ＪＲの駅を少し探したのですが、みあたらず、既に無くなってしまったのかなと少し残念に思っていましたところが、先日、お馴染みの大阪梅田の阪神フードパークに行ったところ、以前あったうどん屋がなくなって、代わりに新しいうどん屋が入っていました。その店は”えきそば”というありふれた名前でした。メニューを見てみると、きつねうどん、てんぷらうどんを押さえてトップに書いてあるのが、”姫路名物えきそば”というメニューでした。何と姫路の有名メニュー”えきそば”が大阪まで進出してきていたのです。このえきそばは不思議な食べ物で”そば”という名前はついているものの、そば粉が全く入っておらず、小麦粉とかんすいが入った黄色い麺を使っています。つまり、普通のうどんに使うダシの中にラーメン用の麺が入った全国的にも非常に珍しい”麺類”です。麺はそれほどコシはなく、ポソポソした感じで、普通の薄味のダシと一緒にすすっても決して旨いというほどのものではなく、どちらかと言うと頼りない味ですが、何か郷愁を誘う味です。薄い天ぷらが入っていて、このミスマッチもなかなか渋いです。えきそばは姫路駅で昭和２４年（１９４９年）から駅構内の店で販売され始め、もともと、小麦粉の替わりにこんにゃく粉とそば粉をまぜたそばを販売していましたが、その後試行錯誤の結果現在のかんすい入りの、中華麺に和風だしというミスマッチの商品が誕生しました、と同社のＨＰにあります。えきそばは一人前３５１円と値段表に書いてありますが、これは大阪ではお約束で、３５０円しか取られません。１円負けてくれたと一瞬思わせる大阪風お持てなしです。東京人だと律儀に３５１円払ってしまうでしょう。後でインターネットを見てみると、まだしっかりとえきそばの店は姫路駅に残っていることが判明しました。次回姫路駅に行った時は是非寄ろうと思います。---------------------------------------------------------------------------アラビア書道に関するご質問：日本アラビア書道協会　事務局　〒244-0003横浜市戸塚区戸塚町4105-1-506　FAX:045-900-1012　e-mail: j a c a @ a l q a l a m . j p (空白は省いて下さい） HP: http://alqalam.jp Any questions for Arabic Calligraphy： Japan Arabic Calligraphy Association　(JACA) 4105-1-506 Totsuka-cho Totsuka-ku Yokohama 244-0003 ---------------------------------------------------------------------------阪神フードパーク内えきそば

  2009.08.07

  コメント(0)

• 新梅田食堂街でタイ料理

  阪急梅田駅とJR梅田駅を結ぶ通路の近くに、新梅田食堂街というなかなか気の置けない食堂街があります。開業はなんと昭和２５年、1950年で旧国鉄時代の施設関係の退職者に対する救済事業として設立されたとのことです。飲食店は素人ばかりながら、くいだおれの大阪なら何とかやれるのではないかというかなり大胆な発想で開業しています。開業当初は１８店舗だったのが、現在は１００店舗近くの店があります（以上、「新梅田食堂街」のホームページから抜粋）。雀荘が一軒ある以外は全て飲食店で、ファーストフード・パン・ケーキ・和菓子、中華料理・ラーメン・韓国料理、うどん・そば・カレー、お好み焼き・たこ焼き、和食・日本料理、居酒屋、やきとり、すし・おでん、バー・スナック まで何でもあります。一軒、一軒がそれ程大きくなく数席だけの店もたくさんあります。その中で今回はその中でみうら屋という店に入ってみました。新しい店らしく、新梅田食堂街のホームページに載っていません。和風な店名とは異なり、タイ料理専門店です。ランチタイムには定食がありグリーンカレー、ライス、タイ風ラーメン、鶏もも焼きがセットで９００円です。グリーンカレーをメインにするか、タイ風ラーメンをメインにするかで定食が２種類分かれますが、値段は変わりません。ココナツミルクの入ったグリーンカレーは大好物ですので注文してみました。さすがに日本風にアレンジしており、それ程辛くはありませんが、ココナツミルクの味は十分効いています。本場タイのラーメンはほとんど味がついておらず、テーブルに置かれた、ナムプラー、砂糖、粉唐辛子、唐辛子を漬けた酢で自分の好みに合わせて食べるようになっていますが、ここのラーメンは少し味がついています。卓上にあった酢や唐辛子で少しだけ味付けして食べます。鶏のモモ焼きも少しエスニック風な味付けになっていますがそれ程クセはありません。少しご飯が足らない感じですが、昼食としては十分な量はありました。２時過ぎでしたので誰も客はいなかったのが、私が入った後に男性客が立て続けに次々と３人も入ってきました。元は多分居酒屋ではないかと思わせる風貌の店です。まだまだ探検しがいのある新梅田食堂街です。---------------------------------------------------------------------------アラビア書道に関するご質問：日本アラビア書道協会　事務局　〒244-0003横浜市戸塚区戸塚町4105-1-506　FAX:045-900-1012　e-mail: j a c a @ a l q a l a m . j p (空白は省いて下さい） HP: http://alqalam.jp Any questions for Arabic Calligraphy： Japan Arabic Calligraphy Association　(JACA) 4105-1-506 Totsuka-cho Totsuka-ku Yokohama 244-0003 ---------------------------------------------------------------------------みうら屋の昼定食

  2009.07.20

  コメント(0)

• ポールウィンナーの謎

  テレビの「秘密のケンミンSHOW」で、大阪人がよく食べるのにそれ以外の地域ではほとんど食べられない地域限定食品として、ポールウィンナーが紹介されていました。見かけは細い魚肉ソーセージですが、成分がかなり違います。こちらは魚のすり身も入っていますが、牛・豚・マトンの肉が主原料となっています。このため、もっと肉々しい味です。私も大阪に住んでいた時には普通に食べていたはずなのですが、関東に来てからはこの手の食べ物を余り食べる機会がなかったため、スーパーでよく売られている細い魚肉ソーセージがこれと全く同じ製品だとずっと思っていました。ある日、久しぶりに細い魚肉ソーセージを食べた時、何かパサつくようで違和感を感じたのですが、最近余り食べなかったので味を忘れていたのだと思っていました。実はモノが違っていたのが初めて分かった次第です。確かに、チャーハンなどに魚肉ソーセージを入れると何かもの足らない感じがしていました。うちのカミさんも、一時大阪に住んでいたことがあったのですが、どうも大阪と東京ではソーセージの味が違うと気になっていたようでしたが、これで理由が氷解しました（それほど大層なことではないですが）。今回、大阪にお稽古に行ったついでに、改めて千里中央のダイエーで購入してきました。フツーにソーセージやハム売り場に山積みで売られていました。要冷蔵になっていましたが、大阪ー横浜間ぐらいは大丈夫だろうと思い、購入しました。１１本入りで498円ですので、一本45円ぐらいと安く、確かに子供の時はフツーにおやつ感覚で食べていました。このポールウィンナーのメーカーは大手の伊藤ハムですが、このポールウィンナーに限っては何と関西での売上が９８％を占める、極端に消費地が偏った製品だそうです。なぜ関西人だけしか食べないのか、テレビでもメーカーの方が首をひねっていました。東京では既に魚肉ソーセージがポールウィンナーの入る場所を占領していたためか、普通のウインナーや高級ウインナーが既にあったため、中途半端なポールウィンナーが入る余地がなかったためか研究に値する問題だと思います。久々にポールウィンナー入りの炒飯を作ってみようと思います。---------------------------------------------------------------------------アラビア書道に関するご質問：日本アラビア書道協会　事務局　〒244-0003横浜市戸塚区戸塚町4105-1-506　FAX:045-900-1012　e-mail: jaca@alqalam.jp HP: http://alqalam.jp Any questions for Arabic Calligraphy： Japan Arabic Calligraphy Association　(JACA) 4105-1-506 Totsuka-cho Totsuka-ku Yokohama 244-0003 ---------------------------------------------------------------------------ポールウィンナー（毒々しい橙色の包装が目印）

  2009.05.17

  コメント(0)

• ひらパー・きりたん

  大阪人は長い単語を短く省略するのが好きですが、約しかたに大阪らしいセンスがあるというか、直接的というか、面白そうなものを下記します。○　ひらパー　←　ひらかたパークのこと。京阪電鉄・枚方公園駅下車すぐにある公園。１８５３年開園の浅草の花やしきに次いで、古く１９１１年開園の遊園地ですが、花やしきは一度閉園しているので、連続して開園しているという意味ではひらパーの方が古いということになります。いわゆるオーソドックスというかトラディショナルな遊園地です。以前は人形を菊花で飾る菊人形が非常に有名だったがメンテナンスが大変だったためか2005年に廃止になりました。その意味で最近特に珍しい出し物はないのですが、大阪ではユニバーサルジャパンに次いで入場者数が多いとのこと。まあ、競争相手が営業不振でパタパタ倒れたので最後の生き残り的な遊園地。○　きりたん　←　大阪キリスト教短期大学。阪急十三（じゅうそう）の駅構内の看板で発見。赤短、青短のような響きで驚きましたが、自分の大学を約してこう呼んでいるのはなかなか潔く、受けを狙った大阪らしさがあります。学校はJR天王寺付近にあるそうです。○天六　←　天神橋筋六丁目。日本で一番長い商店街。前にも一度ブログで紹介しました。２００８年１０月３１日のブログ　（http://plaza.rakuten.co.jp/alqalam/diary/200810310000/）を参照。アーケードになっているので雨が降っても濡れないし、衣食関連の店がぎっしり並んでいます。一本横道にそれると更にディープさが増す。特に天満市場あたりはごちゃごちゃしていて面白い。○マグド　←　大阪人はマックというようにコンピュータと紛らわしい約しかたはしません。真ん中の音は本来「ク」の方になるのですが、「マクド」より発音しやすいためか「グ」と濁音化します。マックというとフツーの100円マックのような感じがし、マグドというダブルバーガーの雰囲気になります（あくまでも音的に）。

  2009.05.02

  コメント(0)

• 大阪名物ミックスジュース

  大阪のローカルフードはいくつもありますが、その中で結構有名なものにミックスジュースがあります。関東のジュースバーなどでも置かれていますが、多分大阪人ほど飲む人はいないと思います。なぜ大阪人が好むのかは分かりませんが、色々な果実が入っている上、牛乳も入っていて、身体にも良さそうというのが表向きの理由ですが、最大の理由は一番安いからでしょう。つまり、お得感があるということです。見ていると、ミックスジュースが一番売れています。どこのジューススタンドでもかならず中央に置かれている定番です。阪神百貨店地下１階にあるフードコート内にもありますが、この辺りで有名なのが、阪神電車の梅田駅西改札口横で阪神プレイガイドにあるジューススタンドmameca（マメカ）です。大阪駅につながる通路とJR北新地駅、西梅田駅へつながる所にあり、なかなか人通りが多いところの一角にあります。ここではミックスジュースの他に色々なジュースがありますが、全て生果物を使っており、砂糖やピューレなどを使っていないのがウリです。季節ごとに新しいジュースも出回り、この時は清見オレンジのジュースや生姜のジュースなどが出ていました。ジュースの種類もかなり多いので選ぶのに少し考えます。だいたい250円～300円程度でサイズが普通、大、特大の三種類があります。いかにも産地から直送しましたというような、果物が入っていた段ボール箱を積み上げ、ミキサーをガンガンかき混ぜ、いつも呼び込みの声が大きく、元気が良いジュース屋です。東京の駅構内にあるような上品なジューサーバーとは一線を画しています。甜菜糖のシロップが置いてあり、甘味が足りない人には足してくださいとあります。その隣にはミンガスという、これもなかなか気の置けないカレーショップがあります。---------------------------------------------------------------------------アラビア書道に関するご質問：日本アラビア書道協会　事務局　〒244-0003横浜市戸塚区戸塚町4105-1-506　FAX:045-900-1012　e-mail: jaca@alqalam.jp HP: http://alqalam.jp Any questions for Arabic Calligraphy： Japan Arabic Calligraphy Association　(JACA) 4105-1-506 Totsuka-cho Totsuka-ku Yokohama 244-0003 ---------------------------------------------------------------------------mamecaの特濃ミックスジュース

  2009.03.24

  コメント(0)

• モミジの天ぷら２

  愛知県の香嵐渓というところにも紅葉の天ぷらというのがありますと、コメントを頂きました。検索してみると同じような製法なので同じようなものらしいのですが、実際の写真がないので確認がとれません。特にモミジの天ぷらファンでもないのでわざわざそれを確認するためだけに香嵐渓に行くつもりはありませんが、どんなものか、見てみたいですね。箕面の「もみじの天ぷらの看板」。もちろんワルで有名な猿とセットになっています。

  2009.02.23

  コメント(2)

• モミジの天ぷら

  「秘密のケンミンショー」で大阪人が皆食べている！！と久本雅美さんが絶叫していたが、それほどではない、どちらかと言えば「箕面限定」名物のモミジの天ぷら。でもだいたいの大阪人は知っている。一つ一つの形はモミジの葉っぱというより、亀の手に近い感じでゴツゴツしている。カリントウに似た食感でカリッとした口当たりで美味しいが、余り食べ過ぎると少し胸やけを起こすので注意。ゴマ入りが定番。

  2009.02.22

  コメント(0)

• ひさしぶりのモミジの天ぷら

  池田・石橋のお稽古のあと、神戸のお稽古まで少し時間があるので、急に思い立って箕面（みのお）に行くことにしました。テレビで「大阪の人はモミジの葉っぱを食べる」ということを放送していたのでそれを思い出したのです。テレビでは大阪人は普通にモミジの天ぷらを食べているような印象があったのですが、これは箕面地域限定のお話です。箕面まではお稽古場所のある石橋から阪急電車で１０分もかかりません。沿線は全くの住宅街なのですが、終点の箕面から急に山道になり、温泉があったり、紅葉狩りで有名な箕面の滝があったりと観光地になります。箕面駅から箕面の滝までは歩いて片道２．８キロとあり、それほど遠くありませんが、そこに至る道の両側にある土産物屋でモミジの天ぷらを売っています。モミジの天ぷらを売っている店は数軒ありますが、どこも判で押したように同じです。店の端っこのほうでおばあさんが座って天ぷらなべの傍らに溶き粉を置いて一枚一枚モミジの葉っぱに衣を付けて揚げます。衣をかなり厚めに付けるのでできあがりは余りモミジらしい格好はしていません。モミジの葉っぱは食用にわざわざ栽培し、かつ１年間も塩漬けしたものを使用しているとのことで、そこらへんに生えているものを適当に揚げているのではないとのこと。久しぶりに食べてみましたが、ほぼカリントウ味の素朴な甘いお菓子です。天ぷらという名前ですが、天ぷらでは全くありません。モミジの味はほとんどありません。別に何の葉っぱでもよさそうな気もします。特にすごいノウハウがあるように見えないのに、モミジの天ぷらは箕面以外では見たことがありません。箕面の滝に行く時にできたての熱いものをかじりながら歩き、帰りに美味しかったのでお土産に買うというパターンだと思います。どの店もカルテルを結んだように同じ価格で、７０ｇ入り一袋300円、９０ｇ入り400円、そして箱入りが200ｇ入り1,000円になっています。今日は観光シーズンではなく、また平日なのですが、結構どこも店を開けて天ぷらを揚げています。学生が天ぷらをかじりながら歩いているわけでもないので、近くの温泉客相手でしょうか。まあ最近はインターネットでも販売していますので、それ用に作っているのでしょうか。ひと月ぐらいは日持ちします。ところで、モミジの天ぷらは余りにも有名なのですが、その隣でモミジ饅頭もひそかに売っています。こちらのほうは広島の方が全国的に有名になってしまっているので全く有名でありません。それから箕面をには野生のサルがいますので、天ぷらを持って歩いているとサルに取られる恐れがあるので少し気をつける必要があります。写真はあとで。

  2009.02.20

  コメント(2)

• 十三に降りてみました

  関西を走る阪急電車の駅の中の難読駅に十三と書いて「じゅうそう」と読む駅があります。阪急電車のターミナル駅梅田の次の次の駅で、京都線、神戸線、宝塚線の接続駅のため乗り換え客がかなり多く、重要な駅ですが、乗り換えで降りることはあっても駅構内から出ることはありませんでした。梅田から十三までの区間は京都線、宝塚線、神戸線が複線になっているので、ラッシュ時などは１２本の列車が一斉に走ることがあり、その景色は壮観でこの辺りは鉄道写真ファンでは有名な場所でもあります。駅付近にはストリップで有名な十三ミュージックなどがあり、近くの淀川に沿っては怪しげなホテルが散在しています。また、駅前は飲食店街になっており、小さな飲み屋がいっぱいあり、大阪では非常に安く飲める歓楽街としても有名で、新宿の思い出横丁的な雰囲気もあります。一方、昔からの京大の合格率が高い有名公立高校の北野高校があったりします。先日、神戸のお稽古に行く途中に時間があったので、人生で初めてこの駅に降りてみました。細い通りには、うどん屋、飲食店、パチンコ屋、スナック、饅頭屋、ホルモン焼き屋、ラーメン屋などがゴチャゴチャ並んでいます。まだ昼すぎだったため、それ程活気はなかったのですが、それでもホルモン焼き屋などではおじさんが一杯ひっかけています。昼食をニコマルキッチンという食堂でとりました。入り口にとんかつ、ハンバーグそしてカレー中心のメニューが写真付きでぎっしりと描かれ、「ごはんお代わり自由。持ち帰りＯＫ！」と書かれています。650円のとんかつ定食で味噌汁とご飯が付くので、かなり安いのですが、とんかつは特に固くもなく普通でした。表の入り口は普通の道路に面しているのですが、裏口はパチンコ屋に直結しているという変なつくりの食堂です。一時過ぎというのに結構人が入れ替わり立ち替わり入ってきます。十三という変わった名前の地名の由来は、諸説がいくつかあり、はっきりしません。　１．このあたりに架かっていた淀川の橋が上流から数えて１３番目だった。　２．昔、大坂は西成郡と東生郡に分けられ、摂津国西成郡の南端(今の西成区)を起点に１条とし、北に６町毎に区分けして数えると丁度１３番目に当たった。　３．この地には戦国時代、戦いに負けた武将と家族等を地元の人々が供養した“十三塚”があった。　４．この辺りは海に近かったので潮の満ち引きのたびに見えかくれした小島がたくさんあり、それらをまとめて“十三島”と言った名残から。一般的には、２番目の条里制度の名残が最も正解らしいということです。今回は西口に降りたのですが、反対の東口側はかなり普通の商店街が続いているように見えます。また、探検します。ニコマルカレーのトンカツ定食

  2008.12.21

  コメント(0)

• 551の蓬莱とミニ天津飯

  大阪では肉まんのことを豚まんとストレートに呼びます。これは関西で“肉”とは牛肉のことを指すので肉まんではおかしいからです。この豚まんで有名なブランドが蓬莱です。新大阪駅でも売っていますが非常に人気があり、お土産で持って帰る人が多いです。蒸かしたては熱々で非常に美味しいのですが、さすがに新幹線で持ち帰る時にはそのまま持ち込むと、車内一杯に香りというかにおいが充満し、顰蹙をかいかねないので、普通はチルド製品で購入することになります。どちらかというと良い意味のドリアン的効果があります（意味不明）。ところが、私もよく知らなかったのですが、蓬莱はもともと一つの会社だったのが、現在は５５１蓬莱、蓬莱本店、蓬莱別館と３つの会社に別れているとのことです。同社の生い立ちを見ると、もともと３人で立ち上げた会社を現在は分社化してそれぞれが別々の経営方針で商売している、とあります。よく喧嘩別れしたというケースが多い中、ここはそうではなさそうです。創設者が中国人らしいですが、いかにも中国人らしい経営です。豚まんはいずれの店でも売られているのですが、冷凍ものは蓬莱本店が製造し、スーパーなどに卸している一方、５５１蓬莱は冷凍物を作っておらず、手作りのものだけをそれぞれの店で手作りして売っているという違いがあるそうです。このため､５５１蓬莱の豚まんは持ち帰り用としては冷凍物はなく、チルド製品しかありません。店員がお客さんごとにこれは冷凍ではなくチルドですと繰り返し説明しています。新大阪駅の構内には５５１蓬莱の製品を売っているところが何カ所かありますが、レストランを併設しているのは一ヶ所のみです。豚まんはもちろん他に点心、ラーメン、酢豚定食などポピュラーなメニューが揃っています。今回初めてこの店に入りました。大阪に来てこの店の前を何度も通ったことがある割には今まで入ったことはありませんでした。いつも結構混んでいることもあったのですが、外から見ると普通の街の中華料理屋にしか見えず、特に珍しいメニューもないこともあり、入らなかったのかも知れません。ただ、従業員は全てビニール製の帽子をかぶっており、いかにも工場で製品を作っています状態に見えます。ここの海鮮ラーメンとミニ天津飯のセットを食べてみました。海鮮ラーメンは関西風のあっさりしたスープです。最近トンコツ醤油（？）が多くなり、少し胃にヘビーだったので久しぶりに胃に軽いラーメンを食べることができました。ところが、このミニ天津飯がちっとも“ミニ”ではなくて、ほとんど普通の一人前ほどの量があり、両方食べるとかなりお腹一杯になりました。このようにけちけちしないのが人気なのかも知れません。因みにこの５５１というのは、昔の同社の電話番号の一部とのことです。また今まであまり商号に数字の付いた店がなかったこと、「ここが一番」という駄洒落の意味をも含めて決めたと、５５１蓬莱のＨＰに書かれていました。大阪にはどういう訳か食べ物屋の分野でこのように紛らわしいブランドがいくつかあり、いずれも有名で結構繁盛しています。例えば、“餃子の王将”と“大阪王将”、前にも取り上げたことがあるカレーの“自由軒”と“せんば自由軒”など、同じような名前の上、商品のラインナップもよく似ており、紛らわしいのにそれぞれが特に喧嘩もせず（昔は大いに喧嘩した形跡はありますが）、同じような場所で店を構えています。親族が喧嘩別れしてもそれぞれが上手く商売しているというところでしょうか。だいたい一方は全国展開を図り、もう一方は地元で地道にやっているという図式が見て取れます。経営方針の違いが原因で別れたと言えば言えますが、まあ、大阪人としては、安くて、うまければ、暖簾がどうの、全国展開がどうの、とかいうのは余り気にしないのかも知れません。５５１蓬莱新大阪メディオ新大阪店での“海鮮ラーメンとミニ天津飯（もちろんケチャップなんかかかっていない関西風天津飯”

  2008.11.17

  コメント(0)

• パコとコロッケとたこ焼きとけつね

  いつもならアゼリア（池田）とNHK神戸でお稽古があるのですが、第五週ということで両方とも無く、一日時間が空きました。例のごとく他人の奥さんと梅田に行き、「パコと魔法の絵本」の二度目の鑑賞をしました。2度目でもやはり、変に面白く、泣けて、楽しく観ました。他人の奥さんこと妹も感動して、是、誰かに見せたいと言っていました。たまたま、その妹が南森町まで行く用事があったので、そのまま付いて行き、そこから天神橋筋商店街を歩くことにしました。南森町には天満宮神社があり、まずそこでお参りし、アラビア書道作品展の成功とマレーシア旅行の無事を10円（安いか？）でお祈りしました。もともとは学業の神社ですがそんな細かいことは構いません。神社のすぐ近くには繁昌亭（はんじょうてい）という落語の定席があります。覗いて見ると13:00から始まっており、結構人が入っており、立見席(1,500円）だけとなっていました。かならず紹介される、コロッケ屋”中村屋”があり、コロッケ一個70円で購入し、その場で食べることにしました。劇ウマです。外側が少しハッシュトポテト風にカリッと固めで、中のジャガイモは滑らかでホクホクでちょうど良い味付けで何か秘伝のものが入っていそうですが、私の黄金の舌でもよくわかりませんでした。店の奥のほうで一生懸命揚げている様子が見えます。コロッケ一筋80年ぐらいのおじいさんが店に立っています。そこから北に天六（天神橋筋六丁目）方面に向かってそぞろ歩きをします。両側にびっしりと商店が並び、それも脈絡もなく並ぶ様は壮観です。2.6キロ600店と多分世界一長い商店街でしょう。昼間からホッピーを飲んでる人がなぜかぎっしりの一杯飲み屋、激安惣菜屋、激安トンカツ屋、激安鰻丼屋（500円!!!）、マツタケも一山980円!!!（おまけに何とトルコ産）と激安ショップを見つつ、途中の”わなか”というたこ焼き屋で8個400円でドロソースをたっぷり付けてもらい食します。とろっとしたコクがあるたこ焼きですがちょっと高めです。たこ焼きを薄い煎餅ではさんだタコセンも有名です。ベトナム麺、特製カレー屋、キャベツ焼き130円（キャベツと天かすと紅しょうがしか入ってなさそうな）も気になり、後ろ髪ひかれつつも無視し、額縁屋3軒で1000円ぐらいのそこそこの額縁が山積みされているのを冷やかし、3個126円のいなりずしを売っている惣菜屋を凝視しつつ、自転車に轢かれそうになりつつ、天六まで歩き通しました。天六がこの商店街の端っこで、昔はここが阪急千里線の終点でしたが、今は地下駅になり、地下鉄堺筋線につながっています。駅前には市電の停留所があったのが今は普通の道路になっています。商店街はアーケードの無い天七商店街から天十までも続いているのですが、キリがないので、何か面白そうな店がないかともう少しだけ歩くと、”けつねうどん280円”という大きな看板が出ている小さなうどん屋がありました。うまそうな光線をバンバン発していたので入店します。大きくて分厚い揚げが入っており、出汁が効いていてなかなか旨い。カウンターだけで10人も入れば一杯ですが、おじさん一人で忙しく頑張っています。コロッケ、たこ焼き、けつねうどんと十分堪能したので、まだまだ横道や裏道に怪しげな店や旨そうな店がありそうですが、次回に回そうと思います。中村屋のコロッケ

  2008.10.31

  コメント(0)

• 狐と狸

  好きな番組の一つ、「秘密のケンミンＳＨＯＷ」を見ていると、またまた大阪ネタが出ていたいつも少し大阪文化をオーバー気味というか極端に表現しているのでが、今回は思わず見入ってしまいました。「たぬき」と「きつね」の違いです。大阪で「きつね」と言えば、「きつねうどん」です。「きつねそば」という食べ物はありません。また「たぬき」と言えば、そばに決まっています。だから、「たぬきうどん」という食べ物も想像できません。ではソバに油揚げが載った食べ物を何と言うかですが、私は注文したことがないので分かりませんが、「かけそばに油揚げを入れてくれ」とでも言うしかないでしょう。Wikipediaには『大阪では油揚げを乗せたそばを「たぬき」と呼ぶ』とあります。最近はそう呼ぶのかも知れませんが、余りピンと来ません。因みに、甘く味付けをしていない油揚げを乗せたうどんはきざみうどんといいます。「かけうどん」とか「かけそば」という表現も大阪には元々なかったような気がします。「うどん」に何もタネが入っていないものはダイレクトに「素うどん」と言います。ところが「そば」にタネがはいっていないものは、「素そば」とは言いません。但しメニューに素うどんと書いてあるのを見たことがなく、最近はかけうどんでも通じますし、素うどんと注文しているのも聞いたことはありません。吉本新喜劇と、大阪の下町プンプンの通天閣の下あたりでは日常語かもしれませんが。まあ早い話が大阪はうどん文化なので、そばに就いてはほとんど蔑ろ（ないがしろ）状態といったところです。なぜそばが蔑ろにされるのかとい言うと、やはりソバというのは少し貧しいという意識があるからだと思います。そばは雑穀の一種であり、余り肥沃でない土地でも育つ一方、小麦はそれなり肥沃な土地でしか育たなかったからかも知れません。今でこそ小麦はほとんど輸入品ですが、日本でも二毛作の裏作として小麦をドンドン作っていた時期がありました。小麦を裏作として栽培できるのは西日本の温暖な地域だけだったこともあり、四国の讃岐地方も小麦の生産地でした。有名な落語の話でも、関西では「時うどん」となり、関東では「時そば」になります。もともとは上方落語の演題のひとつの「時うどん」が関東の「時そば」に代えられたとのことです。またきつねうどんのことを信太（しのだ）うどんと呼ぶこともあります。まあ余り一般的ではありませんが、信太とはきつねが住んでいた大阪の地名のことであり、これにはきつねと人間が結婚する「葛の葉」という有名な話があります。ついでにこの話をWikipediaで見てみると、何とこのきつねと人間の間に生まれたこどもが、後の陰陽師こと安倍晴明になるとのことで話が段々違う方向になってきましたので、止めます。大阪やなぎ本店のきつねうどん

  2008.06.13

  コメント(0)

• ODONAと源吉兆庵

  大阪・淀屋橋のお稽古場所はビジネス街のど真ん中にあります。京都のお稽古が終わり、そのまま京阪電車に乗って、地下にある京阪の淀屋橋で下車し、一旦御堂筋脇の道路に上がり、御堂筋を南下します。すると、いつもと違ったビルができていました。ODONAという名前のビルで、しばらく工事中のビルがあるなと思っていましたが、以前は三井住友海上火災のビルだったらしいのです。まだ５月２９日時点では正式オープンしておらず、５月30日に正式オープンとなっていました。ODONAとは「驚き」と「大人」の合成語らしいのですが、都心で働く大人に驚きを与える場所というコンセプトです。このあたりはこのような業態のビルが余りなかったのでなかなか評判になりそうです。地下鉄淀屋橋の駅に直結しているのも便利です。東京では六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、OAZOなど次々にオフィスビルが開業し、華々しく宣伝していましたが、大阪のビジネス街では余りこのような話がなかったので久々のオフィスビルです。メンズやレディースファッションの店が数店、書店、レストランが11店、コンビニもはいっています。ただこれらの店はB1から２階までで、それ以上のフロアはビジネスフロアになっています。レストラン１１店舗は固まっておらず、B1、１F、２Fにバラバラに入っています。内訳は和食、イタリア、スペイン、洋食、点心、スイーツとだいたい一通り揃っています。スタバも入っていますが、やはり大阪らしく地元のカレー専門店「インディアンカレー」が堂々と入っています。珍しいところでは和多屋別送嬉野の温泉湯豆腐しゃぶしゃぶが関西初出店となっています。その新しいビルを横目に少し南に下ったところに通称ガスビル（大阪ガスビル）があり、その向かいに源吉兆庵という大きな和菓子店が、確かありましたが、閉店していました。「ああやっぱり、吉兆グループの一つだから、倒産のあおりを受けて潰れたのだなあ」と思い、お稽古場所に向かいました。ところが、これは全くの勘違いで、生徒さんの一人から、「先生、ちゃいますよ。源吉兆庵は岡山に本店のある全く別の店ですよ。」と言われました。調べてみると名前に“吉兆”がついているものの、例の腹話術おかみのいる吉兆とは全く関係のない店でした。たまたま閉店した時期が吉兆事件と同じような時期だったので勘違いしてしまった訳ですが、銀座や鎌倉、札幌のみならず海外にも店をもつ、昭和２２年創業のかなり立派な和菓子屋さんでした。でもなぜ大阪店だけが閉めてしまったか、ホームページにも載っていません。同じように思った人がたくさんいたと思います。

  2008.06.01

  コメント(0)

• くいだおれ閉店について

  大阪の一大事に道頓堀にある食堂ビル「くいだおれ」が閉店することになりました。今、同社のホームページを開くと、いきなり閉店のお知らせの書面が出てきます。それによると、昭和２４年（1949年）に開店したとあり、ちょうど60年で幕を引くことになります。個人的には今までに二回ぐらいしか入ったことがありませんでした。最近では、2004年１１月１４日に行きました。本田先生が大阪の万博記念公園内の国立民族学博物館でアラビアンナイト展を行った際、フランスのアラビア書道家ハッサン・マスウーディ氏といっしょに講演をおこなった時です。この時、たまたま、朝日カルチャーセンター横浜でお稽古をされている生徒さん二人が、この講演を見るため、大阪にやって来られたのですが、少し時間があったので、私が市内観光案内をしました。その時、道頓堀に寄り、昼食をこのくいだおれで食べました。私が食べたのは親子丼ときつねうどんのセットでした（写真がしっかりと残っているので間違いなし）。和食、洋食なんでもありますといった感じの店で、フロアごとに割烹、和食、居酒屋、洋食と異なった形態になっていましたが、五階以上は団体客専用のフロアとなっていました。特に目玉というようなメニューはなかったような気がします。社訓には「支店を出さない、看板人形を大事にせよ。」と書いてありましたが、それをずっと守った訳です。この人形は阪神タイガースが優勝するたびに、カーネルサンダーズ人形のように、道頓堀に投げ込まれるのではという恐れがありましたが、今日まで幸い投げ込まれず、生きながらえました。当初は名前が無かったそうで、最近になって初めて「くいだおれ太郎」と名付けられたそうです。道頓堀付近には名物の看板がいくつか揃っています。まず、グリコの巨大看板が道頓堀に架かっている通称ナンパ橋のたもとにあります。こちらは元気で最近蛍光灯を入れ換えました。そして道頓堀通りの角には台風で時々脚が落ちて話題になる、かに道楽の巨大カニの看板、そしてその通りを少し行ったところにくいだおれ人形があります。いつもこの３つは写真を撮る人が多く、道頓堀の名物となっています。大阪が地盤沈下ということで、くいだおれ閉店のニュースがテレビで引き合いに出されていますが、くいだおれ人形以外に珍しいものはないレストランだったので、まあ閉店するのも時代の流れかも知れません。この道頓堀周辺には飲食店が異常に多いので、競争が激しく、さすがに古くなってしまったということかも知れません。まあ、また新しい店が歴史を作ってくれるようになるでしょう。なお、今後プレミアムが付くかもしれないので、くいだおれ太郎人形の根付けを新大阪駅にある売店で472円で買ってきました。まだまだ大量に残っていましたが、7月8日が近づくと売り切れる可能性があるので（多分）買い占めておこうかなと思います。奇しくも東京の上野にある聚楽という食堂レストランが閉店されることになりました。こちらの方は行ったことがありませんが、東西の有名な老舗レストランが閉めることになりました。くいだおれの方は、閉店の７月８日までしばらく時間があるので、またそのうち一回ぐらい行っておこうかなとは思います。くいだおれ太郎の根付け

  2008.04.20

  コメント(0)

• 大阪造幣局の桜の通り抜けはなかなか隅に置けない（その２）

  造幣局の桜並木は淀川に面していますが、ふと川の方を見ると、バスが川に浮いていました。お客さんもかなり乗っています。大阪は前夜からかなり雨が降っていたので川もかなり増水していますので、バスが飲み込まれたのか？　お客さんの運命はいかに？？実はこれは水陸両用バスです。この光景を見て、桜を見に来た大阪人が黙っているはずがありません。なお、（　）内は正しいツッコミの入れ方です。「何や、あれ、バスが水に浸かっているやんか？」（そうや、それがどうした？）「エンジンが水に浸かってしまって、大丈夫やろか？」（大丈夫に決まっとるわ）「車高があるので、安定が悪そうや。風が吹いたら転覆しそうや」（簡単に転覆するように作ってないわ！！）「あんな乗り物、わたし、乗りとうないわ。」（あんたは、乗らんでもかまへんわ！！）と喧（かまびす）しいです。この水陸両用バスは観光バスとして大阪を陸と川の両方から見ようというツアーになっており「大阪ダックツアー」という企画名になっています。一日四便運転されているそうですが、川に浮かんだ様は、洪水で水に流されるバスそのものです。良く見ると乗客はカッパを被っています。窓がありません。なかなかスリルがありそうです。確かに、野次馬が言っていたように、少し波が大きいと、運行できそうになさそうです。川岸から川へは傾斜のついた坂道になっており、バスはそろそろと水の中に入って行きます。そして、しばらくプカプカ浮いたあと、おもむろにエンジンをかけて（多分スクリューが回っている）川の中を進み始めます。運行会社の日本水陸観光株式会社のホームページを見ると、結構貸し切りで一杯になっており、予約無しで乗るのは難しそうです。そのうち東京でもお目見えすると思います。やはりベタな観光地も一度は行ってみるもので、色々面白いものが見れますね。

  2008.04.19

  コメント(0)

• 造幣局の通り抜けはなかなか隅におけない。

  たまたま、大阪の駅の看板に4月16日から造幣局の通り抜けが始まるという、広告を見つけたので、急に行ってみようと思い立ちました。食わず嫌いというか、何というか、大阪に20年以上住んでいたにも関わらず、行ったことがありませんでした。大阪市内にある桜の名所でいつもテレビでは見ていたのですが、余りにも人が多く、通り過ぎるだけで、飲食もできず、何が面白いのかということで無視してきました。18日当日は雨空で、かつ平日だったので多少は空いているかと思ったのですが、意外や意外、老（若）男女がぞろぞろとやってきていました。また外国人観光客も多く、場内では中国語と英語と日本語で注意を呼びかけていました。この造幣局の桜は通常のソメイヨシノ種はほとんどなく、遅咲きの八重桜系が中心ですのでいつも遅めにお花見が始まります。八重桜も一種類だけではなく何と125種類もあり、中には緑色の桜もあり、なかなか見ごたえがあります。毎年、「今年の桜」というものを決めているらしく、今年は、普賢象（ふげんぞう）という種類の桜でした。通り抜けの長さは560メートルです。場内放送では立ち止まらないようにを繰り返していますが、もちろん皆無視して写真を取りまくっているため、行列は滞りがちです。桜も老木も多く、花の重みで垂れ下がっているものもあります。通りは決して広くなく、週末や夜はぎっしりの人通りで身動きもできないと予想できます。この造幣局に併行して川沿いに多くの屋台や出店がでており、これがバラエティに富んでいて非常に面白かったです。定番の、フランクフルト、おでん、たこ焼き、うどん、焼そば、お好み焼き、りんご飴、じゃがバター、いか焼、イカの姿焼き、牛すじの煮込みのほか、ちょっと変わったものとして、クレープ、さくら餅、饅頭、韓国のチヂミ、ドネルケバブ、ひもの。さすが大阪だけあり、お好み焼き系のバリエーションも多く、リング焼（お好み焼を目玉焼きの輪にはめて作った小さめのもの）、ハシ焼（お好み焼きを割り箸にまきつけたもの）など数種ありました。なぜこんなところに？と思ったものとして、チョコレートタワー（ここはホテルか？）、鮎の塩焼き（簡易いろりと共にまったりと、できるか？！！）、きゅうりの一本漬け（数軒あり）。エンターテインメント系も金魚すくい、スーパーボールすくい、射的、手打ちパチンコなどと充実しているほか、レアなものとして、手相見、メダカすくい、そしておたまじゃくし（？）すくいです。造幣局だけに記念メダルも売っています（一万円札を安く売っていれば買おうと思いましたがありませんでした）。オタマジャクシすくいなどは、金魚すくいの器の中に黒いものが一生懸命泳いでいるので、初めは金魚の稚魚かなと思ってよく見てみると、真っ黒なオタマジャクシがうようよと泳いでいます。すこしキモイです。一回200円です。生物分類学的見地から判断しますと、これはヒキガエル（別名ガマガエル）のおたまじゃくしかと思われます。さすがにこの出店は一軒だけでした。まだお客もいませんでしたが、どこでオタマジャクシを仕入れるのでしょうか？　すくったお客は後はどうするのでしょうか。金魚鉢に入れて干渉するのでしょうか？　カエルになったらどうするのでしょうか？　謎が深まるばかりです。誰か一度聞いてみてください。　あとでインターネットで見てみると、4月18日当日は約29,000人の見物客があったそうです。また、期間中毎年100万人前後の人が来ていることが分かりました。最寄り駅はJRの大阪城北詰駅か大阪天満宮駅になっていますが、そのものずばり、ＪＲ桜ノ宮駅や天満橋駅（京阪電車、地下鉄）からも近いです。ただし、通り抜けは一方通行ですので、大阪城北詰駅か天満橋駅の方が入り口に近くて便利です。通り抜けは4月22日までです。大阪造幣局の色々な桜

  2008.04.18

  コメント(0)

• おでん種の？

  よくみる「秘密の県民ショー」という番組で大阪での食べ物の違いでおでん種が紹介されていました。東京と大阪ではおでんの種にいくつか違いがあります。というよりおでんとは言わずに関東だきといっていました。大阪独特のおでん種に、牛すじ、さえずり（鯨の舌）などがあります。さえずりはさすがに高価になってしまい、余り見当たらなくなりましたし、それほどうまいというほどではないので最近は食べる機会がなくなりましたが、牛すじは大阪人の好きな素材で、おでんだけではなく、最近ではカレーにも使われ、牛すじカレーはよく見かけます。新大阪駅のカレー屋でもメニューにあります。また、船場カレーという大阪にあるカレーチェーンはそれが売りでおおおきくなったようなものです（多分）。テレビで紹介されていたおでん種は”はんぺん”と”ちくわぶ”でした。テレビの街頭で一般の人に両方を食べてもらっていましたが、はんぺんの方はなかなかの人気でした。ところが、ちくわぶの反応はいまいちでした。確かに私が東京で初めてちくわぶなるものを食べた時はかなり衝撃的でした。まだ調理段階の途中のものかと思ってしまいました。なにか特別のタレでもつけるのかと思いましたが周りをみるとそうではなさそうです。なんと言っても単にメリケン粉（小麦粉）を練って固めてあるだけの食べ物です。テレビでは言われていませんでしたが、多分大阪人はいっせいに発したと思います「貧乏くさっ！」と。何か、おでんだねが足らないので水増ししたような感じでした。うちのかみさんは関東の人間ですので、家でおでんを作ると必ずこのちくわぶが入っています。初めのうちは余り箸をつけなかったのですが、そのうちに慣れました。そして、何度も煮ているうちにおでんの汁（つゆ）が染み込んでそれなりに食べれるような味になりました。ところが余り煮込んでいるとおでんの汁が濁ってしまうので、おでんやでは余り煮込まないらしいです。それでは味が染み込まないではないかと思ってしまいます。出汁にもならないし、味も吸い込まない、おまけにおでん出汁を濁らせると何のメリットもなさそうです。食感も味のないだんごをかじっているようなもので、ますます何でおでん種の一員に入っているのか理解に苦しむ食べ物です。おでんやで、「うちはちくわぶが名物です」というおでんやは見たことがないので副次的なものに違いはありません。また、余り「私はちくわぶが好きで好きでしょうがない」という人を聞いたことがないので、お酒ばかり飲んでは腹が一杯にならないので、さりとておでんやにはおにぎりのようなものが置いていないところが多いので、仕方なしにお腹を膨らませために食べているという結論に至りました（下戸的な考え）。何か確固たる理由があるのか、日本竹輪麩協会（そんなところがあるのか？）に聞いてみたいと思っています。

  2008.04.01

  コメント(0)

• ビリケンは何者か

  ビリケンさんについてWikipediaで少し調べてみると面白いことがいくつかわかりました。比較的新しい神さんなので由緒が割とよくわかっています。１．ビリケンの名前は、アメリカ第２７代目大統領William Howard Taftに由来している。２．ビリケンという名前は、テディ・ベアで一儲けしたHorsman Doll Incという人形メーカーが付けた（テディ･ベアはThedore Roosvelt大統領に起因しているので二匹目のドジョウ？）。３．キューピーに似ているが、キューピーが世に出たのは、ビリケンより１年後の１９０９年（だから余計似ているのかも？）４．ビリケンは運動選手のマスコットとなり、Saint Luis 大学では今でもマスコットとして使われている（どこの世界でも学生の考えることは分らん）。５．ビリケンは日本では神様にまで昇りつめ、七福神に加わったとも言われている（多分関西、いや大阪だけで？）。６．1909年頃来日して、1911年大阪の繊維会社「神田屋田村商店」（現・田村駒（株））が商標登録を行い、販売促進用品や商品キャラクターとして使用した。７．第二次世界大戦前に日本の神戸の松尾神社などで飾られていたが、戦争が始まったので敵国のシンボルのため、長らく取り除かれていた。８．大阪・新世界のルナパーク遊園地にあったビリケンが最も有名で、１９１２年にアメリカのシンボルとして同公園で神格化した（なぜここで神格化したのか不明）。９．１９２３年に同公園が閉鎖されたあと、どこかに行ってしまった。１０．１９８０年にビリケンのレプリカが通天閣に置かれたが、これは伊丹市在住の安藤新平氏の彫刻により、戦前のビリケン像が木彫で復元されたもの（ということは現在のビリケンさんはわずか２８年しか経っていない）。１１．２００５年にビリケンは東京の東急デパートの催しもの”なにわ文化”のため、一時取り外され、代わりに忠犬ハチ公のレプリカが置かれたことがある（何で忠犬ハチ公の、それもレプリカなんや、と突っ込むところ）。１２．１９９６年に阪本順治監督のコメディ「ビリケン」で一時有名になった。もともとアメリカでのキャラクター人形のはしりであり、キティーちゃんやひこにゃん（ちょっとマイナーか）と同じ類のもので、本家のアメリカではすぐに廃れてしまったのですが、日本に来てからどういう訳か、神様にまで昇りつめたという不思議なキャラクターです。アメリカ崇拝の時期が戦前にあり、そして第二次世界大戦後再度アメリカ人気で復活したものかも知れません。これまでの経緯を見ると何に効能があるのかよくわからないですが、もともと新世界の復活を祈願したものと関係ありそうですので、”復活”の神さんとして拝むのが一番よさそうですね。ただ、ビリケンさんを余りお祈りするとアメリカみたいにサブローンで困ることになるのではと心配する次第。Billiken人形

  2008.01.19

  コメント(0)

• Ｂｉｌlｉｋｅｎが呼んでいる

  特に意識した訳ではないのですが、ビリケンさんが何となく呼んでいるようで、通天閣に行くことになりました。通天閣の最寄り駅は地下鉄の堺筋線の恵比須町ですが日本橋で下車します。日本橋は東京の秋葉原のようにもともとは多くの電気屋があったところですが、今はDVD、コミック、アニメ関係グッズなどを売る店が増えています。ここから上海新天地というビルに向います。ここは中国のいろいろな物が売られておりなかなか楽しいところです。一階は中国のDVDやCDなど、２階は日本製品の免税店、３階には食料品が売られています。食料品の種類は多く、特に冷凍肉はパーツごとに分けて販売されています。日本人が余り食べないモミジ（鶏の脚の部分）、豚足、豚鼻、豚耳、山羊、羊はもちろん、狗肉もありました。狗肉は中国、ベトナム、韓国以外では余り見ませんが、１キロ１，９８０円と意外に安かったです。業者向けと思われるほど一つ一つが大きな袋です。店員も普通に中国語で話あっています。もちろん日本人には日本語で話してくれます。４階にはバイキング形式のレストランがあります。名前が避風塘（ひふうたん）と言い、上海にある有名な中華料理レストランと同名ですので関係あるのかもしれません。昼食の時間にずれていたため、ガラガラで一組の客しかいませんでした。平日食べ放題で888円、ソフトドリンク飲み放題で200円と格安でしたので昼飯としました。日本の中華レストランとは明らかに異なる味付けで、かなり中国人向けになっているような気がしました。この値段ですからエビチリなどは置いてありませんが、豚足をよく煮込んだもの、センマイ料理など珍しい素材も使われていました。全部で30種類ぐらいはありましたが、いつものように、一通り全種類食べてみました。ちょっと冷めかけていたので残念でしたが、なかなか美味しかったです。食べていると、ポツポツと客が入ってきましたが、ほとんど中国人です。豚足だけを山盛りにしていたおばさんがいましたし、白のジャージを着たおじさんとのキャバ系の二人の女性、ＣＭ撮影でもしているかのような男女４人組となかなか多彩です。このビルの前には観光バスが停まり、○○様御一行と中国語で書かれていたので、どちらかと言えばこのビル全体が中国人御用達かもしれません。レストランの作りも何となく中国風で素気なかったです。近くの日本橋で買い物をしたあと食事のため寄るというのに使われているのかも知れません。そこからゆっくり歩いて20分ぐらいで通天閣に着きます。100メートルほどの高さですので、今ではそれ程高い建物ではなくなりましたが、それでもこの当たりでは高い建物ではあります。入場料600円を払い、５階にある展望台までエレベータに乗るのですが、これがかなり遅いです。そのまま天国に着くと思うぐらい時間が経ってやっと５階に着きます。ここからは大阪の街がはるか眼下に見渡せます．．．と言いたいところですが、梅田の方角にはもっと高いビルが建っているので、あまり見晴らしは良くありません。代わりに真下にある天王寺動物園や新世界の街並がよく見えます。この通天閣唯一の観光資源であるビリケンさんがこの５階に祀ってあります。河童とキューピーをかけあわせて３で割ったような少し不気味な形をしていますが、アメリカ生まれの神様です。1908年にアメリカの女流美術家E.I.Horsmaという人が奇怪な神の姿をみて作ったものだそうです。もともとこの通天閣の下の新世界のルナパークというにあったものが建物が取り壊されたのを機に通天閣に持って来たものです。足の裏をこそばすと、願いが叶うということなので、皆が足を擦るので足の裏だけが異常に擦り減っています。すぐ横には足の裏をかたどった絵馬がびっしりと並べられています。どんなことでも願うようで、入学祈願から恋愛関係まで何でもＯＫとかなりご利益がありそうです。平日の午後ですのでガラガラと思いきや結構観光客がいます。展望台も広くないので一回りして、ビリケンさんを拝み、ビリケンがらみのお土産を買ったらおしまいで後は降りるだけです。通天閣に至る道路はきれいになっていますが、通天閣は昔のままのようなレトロ感があります。ここから動物園前方面に歩くと、「二度漬け禁止」で有名な串カツ屋が何軒も現れます。ど派手な装飾とビリケン人形を並べた大型店が数件並んでいますが、まだ時間が早いためかお客はほとんどいません。大きなふぐちょうちんで有名な”づぼらや”も近くにあります。そこから更に少し行くとジャンジャン横丁という狭い通りに出ます。ここがローカル色が最も強いところです。夏であれば、坂田三吉が将棋を指していそうな通りで、ここにも少し古ぼけた串カツ屋が数件並んでいます。いずれも余り大きくありませんが、こちらの方は結構お客が入っています。また、碁会所と将棋所が２軒あり、ここも満席です。外から暇そうな人が何人も覗いています。この辺りは大阪でもかなりディープで不思議なゾーンですので、まだ探検しがいがあります。ビリケンさん

  2008.01.18

  コメント(0)

• 大阪人気質について

  木曜日に放映されている“秘密のケンミンSHOW”に結構はまって思わず見てしまいます。テレビ業界には当然地方出身のタレントがたくさん活躍しているのですが、今までどちらかと言えば、ほとんどその“色”を消すようにしてきたものを、表面に出させてそれをバラエティにした意味では結構画期的な番組ではないかと思っています。４７都道府県出身のタレントがその県代表として出場し、それぞれボックスに座り、方言丸出しで自己主張を言い合う場面では、へえ～、あのタレントが○○県出身だったのか、その割には全く訛りが出ないなと思うことがあります。カミングアウトという言葉が良く似合う番組で、それぞれの出身地での面白い風習などを“カミングアウト”する時、そのタレントが胸を張ったり、少し恥ずかしそうに説明したりする様はなかなか興味があります。ただ、というかやはりというか大阪人は最もネタにされやすいようで、毎回大阪人の不思議が取り上げられていました。大阪人は、－世話焼きが多い－異常にせっかち－見えない刀で切られたらアクションする－値切る－猛獣柄の服をきたおばちゃんが多い－大阪には男、女、おばちゃんの３つの人種がいる－突っ込みをするなどなど色々なことを言われていましたが、全ての大阪人が必ずしも当てはまる訳ではなく、結構誤解されていることも多いです。私は大阪でも北部にあたる吹田（『吹く』という字なのになぜか『すいた』と発音する）というところ出身ですので、それほど極端ではありません(^^;)。番組の取材場所は、周りの様子から、大阪でもミナミと呼ばれる心斎橋から難波にあたる地域が多いように見えます。大阪はキタと呼ばれる大阪駅・梅田周辺とミナミである難波周辺では“人種”がかなり違います。ミナミ周辺は土着（？）の大阪生まれ、大阪育ちの人間が多いのですが、キタは大阪以外から引っ越してきた住民が多いのです。このため、本当に大阪人と呼ばれる人種はミナミを中心とした地域のことを言います。ただ突っ込みをするというのはかなり大阪ではフツーの現象で、小学生でも下校の様子を見ているとボケとツッコミを実践しています。大阪の小学生で、クラスで一番のひょうきん者はだいたい、「吉本（新喜劇）へ就職せー」と言われます。私はお稽古で時々お話をする時、言い間違いが結構あるのですが、それに対して反応が東京や横浜では比較的冷静に聞いておられます。もちろん私も一応講師ですので真面目に聞いておられる方がほとんどですので、変なことを言っているなあとぐらいしか思われないのかもしれませんが。大阪や京都のお稽古でも余り突っ込まれることはありません。でも本当は突っ込んでやろうと思っているのに、言葉を飲み込んでしまっているのかもしれないと、大阪・京都では少し身構えています。

  2008.01.11

  コメント(0)

全35件 (35件中 1-35件目)

1