いしざあの記

[文学・芸術] カテゴリの記事

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• 連歌研究会　発表担当にて　(´･ω･`)

  研究会、二日連続。担当だったから、休めなかったんよ…(´･ω･`)

  2013.05.26

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• 正徹の短冊 届く（・∀・）

  伝正徹の短冊、ヤフオク！で落としたやつ、届く。うん、まあまあ。いかにも、ではないので、場合によっては写しかもしれないが、現在、草根集に載っている和歌とは、異同がある。明らかにこの短冊の勝ち。価値あり！(･∀･)で、頑張ってみたさ。室町の資料は、無理ない範囲で収集したい。

  2013.05.21

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• 

  荻窪にて

  安原真琴さんの撮った映画を観に、荻窪へ。映画、『最後の吉原芸者みな子姐さん―吉原最後の証言記録』とってもよかった。でも、席がいまいち。次は、ちゃんと観たい。で、DVD買っちゃった。まことさんのサイン入り　(･∀･)夕飯食べずに観に行ったので、終わってから、軽く一人めし。行きに目星をつけておいたいくつかのお店のうち、イタリアン・バールに入る。うああ、やっす！んで、うまっ！　(･∀･)すてき！。雨も降っていたけど、ね。よかった、よかった。

  2013.05.19

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• 和歌文学会、２０１３年度５月例会、＠学習院大学　(･∀･)

  本年度初の、和歌文学会例会。う月でどんぶり食べた後、のんびり来たんだけれど、それでもまだ、時間が早かった。まあ、よろしかろ。いままでとは異なる会場、こぢんまりと、私はいい雰囲気だったとおもふ。一人目、司会したりしたな。二人目、うん。三人目、うんうん！(･∀･)すばらしい。つつがなく、終了。委員会がはけて、飲みにゆく。(･∀･)なかなか入れなかったけれど、最終的にはよかったね。ふう。

  2013.05.18

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• 学問的な雑談をしつつ飲むのは楽しい(･∀･)

  講義がはけた後、移動。今日は元おしえごさんと飲むのだ。日本酒を、ということだったので、池袋・魚金を狙ってみたが、ダメだった…(´･ω･`)　激コミ。予約でいっぱい、だってさ…(´･ω･`)五時前に来てならべば、予約席以外にも、当日席があるって言われたけど、どんなぢゃ！(笑)もすこし、きごころ知れた場所でやる。早めに始めたが、話しが盛り上がり、なんだかんだの長っ尻。途中からあまり飲まずに、延々はなしばっかしてたから、初めは愛想のよかった店のおばさん、最後はむっとしてた。きっと上がりが少なかったのねん。すみませんねえ。しかし、話しはまっこと楽しかった。学問的雑談で飲めるのは、ホントにいいね。(･∀･)どもありがと！(･∀･)

  2013.05.10

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• 人形町。そうか、谷崎の生誕地か…(´･ω･`)

  今日は、講義がはけた後、大学時代の友人、宇田ゆうじ、人形町で、会うことになった。少し早く着いたので、アド街ック天国よろしく、甘酒横町を散策。薬丸印の傘、たまたま見つけて買ったりなんかして。それでもまだ時間があったので、人形町っていえば、玉ひででしょ！と、その周辺まで戻ってうろうろしていたら、街案内の地図に、見逃せない文字。そうか、人形町は谷崎の生誕地だったか…(´･ω･`)探してみたら、玉ひで、のすぐ近くでやんの（笑）それにここ、さっき通って、洋食屋さん、よさそう！とか思ったところぢゃんか…(´･ω･`)　ウカツすぎ。でも気付いてよかった…(´･ω･`) 谷崎潤一郎の生誕の地を確認できたので、さあ、一杯やりませうかね。

  2013.05.02

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• 

  お、及川正通のイラストが？

  横須賀高校で、会議。それに先立ち、校史展示室やら、吉田庫三文庫やら、見学する。その後、会議の行われる建物に行ってみたら…入口に…　？あ、あれ？この見覚えのあるタッチのイラストは？げっ！及川正通ぢゃん！？なんでこんなのところに？と思ったら、そうか卒業生だったのね。知らなかった…あんなに、ぴあ、にはお世話になってたのに…(´･ω･`)ちょっと、感激。

  2013.04.28

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• 東博で、常設展示をじっくりと。

  帰り道でもあるし、昨日、有益なツイートを見たこともあり、それに導かれて、東博へゆく。「国宝　大神社展」やってるんだよな…でも、先週の京都国立博物館の狩野山楽・山雪、の展示と奈良国立博物館の當麻寺展、とで、パスポートがいっぱいになっちまったのと、通常展を観られる、期限が明日まで。ということで、通常展をじっくりと観ることに。なにせ、この時期は、国宝・重要文化財新指定の品が、展示されることもあるから、通常展もオトクなのだ！　（・∀・）ちなみに、パスポート売り場は、変わったんだってね。次回は新しいパスポート購入して、大神社展、だな。しかし、通常展もいざとなると、すごく見応えがあり、本館だけでも数時間はあっという間に過ぎてしまう。今日は土曜日ということで、６時までの開館時間延長が行われていて、よかった。の、充実の内容。写真をぱしぱし撮りました。でも、これを整理整頓しないと、研究・教育には、すぐに使えない。いけません。コピーだけ取って、ため込んでいるのと同じ現象。でも、今日はとにかく刺激を受けるだけにしておこう。キリシタン関係の展示と、やっぱり国宝・重文、新指定。よかった…（^_ ^；）一階の奥のﾛﾋﾞｲでひとやすみ。壁の模様にふと目を留めて。

  2013.04.27

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• 

  『千年の百冊』（小学館）刊行されました！（・∀・）

  ワシも、ちょっと書いたぞ。よろしくだ！（・∀・）　『千年の百冊』: あらすじと現代語訳でよむ 日本の古典100冊スーパーガイド！（小学館）【送料無料】千年の百冊 ［ 小学館 ］　　アマゾンのページ、を見たら、　　http://www.amazon.co.jp/dp/4093882762/ref=cm_sw_r_tw_dp_svRxrb0A8T9Y5もう、古本で出てる！なんでじゃ！（笑）まあ、ともかく出ればいいや。小学館の、古典全集（今は新全集っすけど）と、それを元にした、『古典をよむ』のシリーズを、全体的に１册にまとめて、通覧出来るようにしたもの。上代から近世までをカヴァー、中高生から大人まで楽しめると思いますし、私としては、教職に就かれている方々、および、特に、教職を目指している方々の、お役に立つのではなかろうか？と思っております。（虎の巻的に、使えるハズ）大学での、テキスト使用も可能かと。大歓迎です　（・∀・）ご購入を、ご希望の方は、こちらまで、ご連絡頂ければ、著者割（八がけ＝二割引）でお求め頂けます　（・∀・）どうかよろしくどうぞ　！（・∀・）！【送料無料】千年の百冊 ［ 小学館 ］

  2013.04.06

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• 小峯和明先生の御退職御祝いの会

  いい、会でした。先生、これからもっともっと御研究になるな。やっぱり、すげえや。同じ高校の、先輩後輩というだけで、随分とよくしてもらっております。学問のスタイルは、少々違うと思っていたけれど、記念に頂いた御本を読むと、先生の広い視点は我々の研究も視野に入っている。そして、後進にも、それを慫慂される。自分のスタイルを確として持つのは、大事なこと。しかし、広く遠くも見据えて、近くをキチンとやっていけ、というお教えは、しみる。どうもありがとうございました。これからも、お元気で。どうぞよろしく御教導くださりまし。（・∀・）

  2013.03.29

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• 

  山種美術館の帰り道。

  山種美術館の展示、よかった。古筆、けっこう出てたね。伊予切（和漢朗詠集）石山切二枚、それと…なんだっけ？（笑）和漢朗詠集がもう一種、ツレ二枚。伝後陽成筆の和歌巻も楽しかったし、俵屋宗達・本阿弥光悦、の和歌巻もよかった。そして、メインは絵画なわけで、これもとってもよかった。解説付きだったしね（笑）大学時代の後輩さん、ひさしぶりの再会。いろいろと有意義な時間でした。山種美術館を出て、坂を下って恵比寿駅までとことこ。そしたら、いい夕陽とさくら。ちょっと、京極派なら見逃さないかも、の風景。駅近くの歩道橋からの見事な桜並木。今年もまた、まだ見ぬ方の花を訪ねたよ、西行。

  2013.03.26

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• 芭蕉庵桃青翁像 石碑

  アップロード写真が、横に寝てしまってすみません。やり方がわからないのです。ですが、鶴見の総持寺境内に、ありました。こんなに近くに、こんな石碑が…うかつ。うかつ。灯台下暗し、とはよく言ったもので、自分のすぐ身の回りから、始めないといけませんね、何事も。しかし、この発見はうれしかったから、よし。鶴見の学生さんは、どんどん勉強して、がんばってくれ！（・∀・）

  2013.03.24

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• 私が和歌を、研究しようと思った理由（わけ）

  ネット上でつながっている方から、質問を受けた。　　前からおたずねしたいと思っていたことがあるのです。 　　なぜ、和歌を専門的に研究しようとおもったの？　　なぜ「和歌」を選んだのか？　 　差し支えなければ、きっかけや理由を知りたいのです。差し支えはありません（笑）お答えします。ただ、飲み屋で学生さんから聞かれたり、学会後の懇親会（結局は飲み会）で、話をしているなら、話しやすいこと、でも、こういうところに書こうとすると、なかなか難しいですね。なぜ「和歌」か、と言われれば、大学の時の演習で、それまで毛嫌いしていた和歌、というものが、こんなにも豊かな内容を持ち、おもしろいものだったのか！ということに気づいた、からです。具体的には、１つの演習の授業でそれに気づき、同時進行の、２つの講義で、和歌に関する講義を受けてそのおもしろさに感動した。そこで、４年生の卒業論文には、西行を選んで、歌人伝と作品論を混ぜたようなものを書きました。その後、大学院進学にしくじり、どうしようか悩んだ挙げ句に、浪人しても続けることにした。その時には、もう進む道は、和歌研究、に、決まっておりました。物語、が嫌いなわけではない。先生は、中古の物語研究の方でしたから。また、時代的にも、近世文学に心寄せていた。しかし、どの講義取っても、成績が芳しくない。…(´･ω･`)こんなに好きなのに。近代文学は、その頃は、研究対象ではないと思っていたのが半分、かなり多くの人間が「議論」を中心にやっていたので、おばかさん、でアドリブの効かない私は、そいつらとそいつらが形成する「場」を避けた。日本漢文学、にも興味があったけれど、大学四年間通じて、日本文学の学科にいらっしゃった、進藤英幸先生は、明確な指導をしてくださらなかった。昔ながらの学者さん、だからね…(´･ω･`)　　なぜ、和歌を専門的に研究しようとおもったの？　　なぜ「和歌」を選んだのか？という問いに戻れば、中古の物語の先生だった、鈴木一雄先生が　　和歌は苦手だけれど（笑）　　和歌は日本文学で避けては通れないからね。　　得意じゃないけれど、演習に選んだ。とおっしゃった、そこで確かに和歌は、日本文学の中で、大きな位置を占めるものだということを、おぼろげながら知った。さらに、中世以降の和歌については、かなりやるべきことがたくさんありそうで、面白そうだったこと、西行、というものの、享受史的・思想史的研究、が面白そうで、やってみたい、と思ったこと。その辺が、和歌研究を志した理由でしょうね。鈴木一雄先生に、西行に関する、上記のようなことをやりたい、ということを申し上げたら、　　うん、それはね、久保田淳さんぐらいの力がないと、出来ないよ。と言われた。…わたし、大学で影響を受けた、もう一人の先生が、久保田淳先生（笑）でしたので、鈴木先生がそんな風におっしゃるのなら、大変かもしれないけれど、やってみたい。と思ったような気がします。大学院は、母校の明治に進学できなくて、鶴見に行ったわけですが、その時以来、　　なぜ、和歌を専門的に研究しようとおもったの？ 　　なぜ「和歌」を選んだのか？ との問い、またそれに類する問いは、常に相手から発せられます。その場、その場で、少しづつ変わっていくし、相手によって、変えてはいるかもしれないけれど、和歌研究を志したのは、　　中世における和歌の流れを、観てみたい。　　それがどこから来て、どこへ流れていくものなのか、　　見届けてみたい。と思ったから、ということになるのかな。和歌やっていると、周辺のジャンルは、ほぼやることになりますしね（笑）それらを理解する上でも、和歌をやっておいた方が、より分かりやすい。鈴木一雄先生が、　　得意じゃないけど、苦手だけれど（笑）　　和歌を避けては通れないからね。　　だから、古今集。と、大学三年生の時の文学演習で、取りあげてくださり、その講義のはしばしで、貴重なお話を聴かせてくださった。そして、久保田淳先生が、大学院生に話すような、研究最前線、ということについて、たくさんお話してくださった、それがメチャクチャ面白かった、のがきっかけ、でしょう。大野順一、という先生が、明治での指導の先生でしたが、この先生は、唐木順三の弟子で、思想史的に中世文学を講じてくださった。これも、刺激的でありましたが、私のようなものが物を書くスタイルとしては、適切ではない。影響は受けましたが、これは真似できない、というのが結論でした。今もって、そうだな。うーん、締まりのない文章（笑）やっぱり、なかなか書くのは難しいな。でも、まだ就職がきちんと、決まっていない身のこの私、まだまだこれからも、こんなこと考え、書かなくてはならないのだろうな。分かりやすく、動機とかを書くのって、本当に難しい。全部書こう、としても無理なので、本当は、伝わりやすいエピソード、ひとつふたつ挙げて、相手に伝える、というのが適切なのですが、どうして、私らみたいな人種は、話が長くなっていかんですね（笑）大学で、学生さんに、簡潔で分かりやすい文章を書く！みたいな、指導しているのにね…（笑）お恥ずかしい限りです。また、もっとお尋ねになりたい、「具体的」なポイントがあれば（笑）ご連絡ください。長くなりました。ここらへんで…

  2013.03.24

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• 恋のうた。　　または、恋歌。

  私の師匠筋は、何人が、いる。でもやっぱり、一番は、となったら、岩佐美代子先生、ということになる。先生がおっしゃることばの中で、現在の学会で用いられるのとは、ちょっと違う言い回し、がいくつかある。ひとつは「入集」。これは「にっしゅう」とよむ。これは有職読み的な面もあるが、おそらく正しい。で、学統を継ぐ意味でも、にっしゅう、と私もよむ。もう一つは、「云々」。これは、先生は「しかじか」とよむ。ところが、これは「うんぬん」が普通で、「しかじか」は、和文脈。ホントは、古記録などでは、違うんじゃねえの、岩佐先生の影響で、きみらは「しかじか」ってよむけど、と、亡くなった故・大三輪龍彦先生が講義中におっしゃったので、岩佐先生にお尋ねしたら「ひどい！私が教わった時は当然『うんぬん』よ。漢文なんだから。それを、和歌文学会のA先生やB先生が『しかじか』ってお読みになっていたから、そっちに合わせたのよっ！わたしのせいじゃないわよっ！」(軽く怒)ということがあった。読み、って難しいなあ、と思った一件だった。さて、本日の標題のですが、「恋歌」はどうよみます？「こいうた」が多いのではないかな、と思いますが、岩佐先生は、「こいか」とよみます。または「こいのうた」と、せめて「の」を入れてよめ、と。「『こいうた』なんて、安っぽい演歌じゃあるまいし。　わたくしたちは、そうはよみません」と、かなりはっきりおっしゃった。ただ、これはもう世の趨勢で、「こいうた」と読むのを止めることはできない。先生も、もうあえては、おっしゃらない。でも、でもね、「こいか」か「こいのうた」なんだって。「恋歌」のよみ方、は。もしかしたら、これも、岩佐美代子発信の、故実読みになっちゃうのかもしれませんね。でも、恋のうた。は正しいと思います。渡部泰明先生は、岩佐師匠の大ファンだしねｗこの本、おもしろい。ステキ！（・∀・）ｗ若いひとたちの間で、このような本によって、和歌がもういちど、息を吹き返すといいなあ。ってか、和歌自体は、ぜんぜん、凹んでいませんけどね。とある世代の研究者たちが、和歌と、日本文学研究を、ダメにした。そいつらのせい、で日本文学はダメになった。そろそろ、ヤツらがいなくなるから、また人気でるよ。いや、出させてみせる。和歌は、おもしろいもの！日本文学は、すばらしいものだもの！そのおもしろさは、ダメにしたヤツらには教えられない。わたしたちが、復活させる。復活させて、みせようぞ！　みせようぞ！　ι(｀ﾛ´)ノ　ｵﾗｵﾗｰ

  2013.03.20

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• 研究会参加　（・∀・）

  大阪・池田で、研究会。研究発表二本、どちらも刺激的なものでした。よかった（・∀・）その後、資料拝見。私も所蔵のものを持って行き、さまざま教示を得られた。質は大したことなくても、自分の持っているものを提示することで、さまざまな意見を得られるのが、研究会のいいところ。単なる、物自慢と云う勿れ。ちゃんと意味がありますよ。こういう時に、研究費があるって、ありがたいよな。願わくば、任期付きでない職場で、その研究費を存分に執行せん、ことを。がんばろう　（・∀・）

  2013.03.02

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• 鶴見で研究会

  鶴見、駅ビルでおひる。だって、ばーく、にフラれたんだもの。その前の、東博で王羲之展を観る。いやあ、よかったわ。観に行ってよかった…貞政先生の書道史、受けていたら、もっとよく分かっただろうに。研究会は、ひさびさにある作品を読む。ちょっと、勘が鈍ったか、次回に持ち越し。がんばりましょう。画像は、東博常設展に出ていた、短冊手鑑。むかし、論文にしたことがあるもの。やはり、懐かしい。後宇多院ではなく、伏見院の短冊、現存最古の一枚。いいよねえ。あと、光明院という極めが付いてますが、西園寺実兼の、短冊。これもいい。やっぱり、最古の一枚。他に、為兼の筆跡もあったな。京極派、バンザイ　（・∀・）

  2013.03.01

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• 芭蕉記念館＠森下、江東区　の特別展（・∀・）

  ただいま、江東区芭蕉記念館で、特別展　「近現代の作家と文化人〜詩歌の世界〜」が開催中です。〜４月２１日まで。　　夏目漱石・尾崎紅葉・芥川龍之介・谷崎潤一郎など、明治時代から昭和時代に活躍した作家や文学者たち。　　彼らの思いを小説ではなく、短く表現された俳句と短歌で紹介します。　　また、かつて深川にあった興行場「深川座」の「明治三十七年十月十四日」の歌舞伎番付や、　　当時の八代目市川中車や初代中村吉右衛門ら歌舞伎俳優の俳句も展示します。　　近代から昭和、戦後の文化人たちの個性を感じ取ることができる展示です。 　● 和本にみる芭蕉・芭蕉庵　　芭蕉の本当の顔を知っていますか…？残念ながらそれは判りません。　　しかし俳聖芭蕉を後世の人は描き残しました。今回は和本に描かれた芭蕉と芭蕉庵を展示します。　　それぞれの作品を見ながら、芭蕉の人となりを想像してみてはいかがでしょうか。 　● 山鹿文子の布絵「おくのほそ道」 　　山鹿文子さんは明治41年(1908)新潟県に生まれ、その後江東区に57年間在住しました。　　70歳を過ぎてから、自身の着物古裂で「布絵」の手法に挑み、　　梟をモチーフにした布絵「布久呂」を完成しました。　　平成7年(1995)11月には、喜寿の記念として「おくのほそ道布絵展」を江東区芭蕉記念館で開催。　　平成9年に千葉県に転居しましたが、翌年に「おくのほそ道」の全56作品を芭蕉記念館に寄贈されました。　　その後も創作活動に取り組み、平成15年、85歳でご逝去されました。　　今回は寄贈作品の内、選りすぐりの34作品を展示します。よみがえる山鹿さんの布絵をご覧下さい。　　（同館HPより）下町散策のコースに、ぜひ。入館料　１００円　（・∀・）！でも、中身はスバラシイです。お得です！

  2013.02.17

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• 東中野まで、出かけてお昼。

  年末年始、ちょいちょいネットを見ているが、食べログ見ていて、ふと気になるブログ発見。東中野付近の店を、やたらと褒めちぎっている。昨年末、同僚の先生と『落合文士村』（目白学園女子短期大学国語国文科編、双文社、1984）の話しで盛り上がり、奉職先の大学がある、中井・落合のあたりが、近代文学史上、相当なキー・ポイントであることを実感。こういうことって、もう、あと１年しかこの地にいられない、って状況になって、始めて気付くもんなんだよねえ。檀一雄と尾崎一雄のはなしは、以前から知っていたが、檀一雄と太宰の出会いが、この落合の地であったことは、昨年末に『落合文士村』に引用されている文章で知った。そして、その仲介者が、古谷綱武であったこと、その古谷の自宅が落合の…え？これって、オレが昼飯食いにいってたあたり？ということなど、つぎつぎと分かってきたことからすると、私が大学へ向かう道は、古谷綱武と壇一雄と太宰治が、肩を並べて歩いた路であることがわかってきたのだ。そして、その面々は、中井の駅と東中野の駅の、両方を適宜使い分けており、その双方の駅前に、それぞれの拠点となる店があって…ということらしい。以前から、私も落居から東中野に向けての店々に注目はしてきたが、それが間違いでなかったことを知って、俄然興味が湧いてきていた。そこで出会ったブログ。今日は、１限で講義も終わりだし、家に帰る前に東中野で昼メシ、と決めていたのだ。店はいくつかあるので、それらの場所を確認しつつ、選んだのは、そのブログで一押しの、「旬の香」というお店。お昼の定食、今日の限定五食！という豚肉とキャベツのみそ炒め、いわゆるホイコウロウだわね、を、頂いた。うん、うまい。そしてそのブログの人が褒めちぎっていた、夜の部も間違いないであろうことを、確認する。東中野まで付き合ってくれるひとは、あまりいないだろうからザンネンだが、うちの大学の教員も、自分のいる大学と、それがある地域全体の歴史・文化に、興味を持って活動してほしいよなあ。もっともっと、いい大学になる可能性、非常に高いと思うんだけれどな。ちょうど教員アンケート来てるから、そんなこと、ぶちまけてやろうか。それで、私が一年後大学を離れたころに、そんなので押し出されたら不愉快だから（笑）だまってようかな。でも、言いたいな。落合、中井、の地は、とっても、いいところ、だよ。特に学生さんには、それをわかってほしい。分かってくれるように、これからも、講義しよう、っと。

  2013.01.08

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• 学会初日、シンポから懇親会から、２次会まで

  タイトルは長い。そして、書き続けると大変な量の文章になるのは必定なので、やめとく。シンポは、西園寺の遺構について、の報告はもう最高！でした。残念だったのは、懇親会でご挨拶しそびれたこと。しかし、本当に勉強になりました。会場には新美君が来ていて、彼と会えたのが嬉しかった。そして、懇親会一緒に出られたので、安心。べったり一緒にいたわけではないんだけれどもさ。二次会は、これまた楽しい会になった。どうもありがとう、Ｏさん。（・∀・）そんなに遅くまで飲んではいなかったのだが、宿に戻るとそのまま昏睡。楽しすぎた…　濃い一日はあっという間。すばらしい！

  2012.10.27

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• 京博の展示、すごし！

  ９時半に、京博入口で待ち合わせ。海野氏に連れられて、京博へ。内覧お呼ばれしたけど、忙しくて行けず、、その時の招待が２人分だったので、今回それを使って行くから、一緒にどう？とのお誘い。ラッキー　（・∀・）開場と同時に入ったのですが、気がつけば、１２時回ってた（笑）三時間ノンストップで見入ってしまったよ。これは、もう１回、いや２回は来なくてはならんね。ものすごく、濃密な展示でした。とにかく、すごい列品。三筆・三跡、ほとんど話しだけ、のことが多い中、ホンモノと思われるもの、すべて観た感じだよ…あとは、橘逸勢と佐理だろ、佐理は何回か見たことあるので、とうとう、逸勢だけか…(´･ω･`)そして、それを大事にし、さらにはそれをお手本に書を極めた、伏見・後宇多の競演は、すごい！のひとこと。空海の筆法をこよなく愛し、それを身に付けた後宇多と、道風・行成を学んで、それに優るとも劣らない書をものした、伏見院。その前後の天皇さんたちの書、宸翰ばかりを集めた展示なので、それはみなさん、それぞれスバラシイのであるが、たぶん、後宇多・伏見、特に、伏見院の書には敵うまい。もう、感動でござるよ…(๑˙×˙๑)他にも展示があるらしいので、いっそ、学会サボって？という話しも出たのだが、ワタシはシンポも聴きたかったので、韓国料理でお昼済ませて、京産大の「むすびわざ館」へ行ったけれどね。後ろ髪引かれる思いでした。いい展示だ…　また来よう。いや、来るぜ！　（・∀・）ありがとうございました。この時点でかなりの満足度。しかし、さらに…まだつづく。

  2012.10.27

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• 本が出来てから、もう１週間？まだ１週間？

  なんだか不思議な気がする。先週の木曜日、笠間書院さんに寄って、自分の初の単著を手にした。翌日には、みなさんに送って、それからもぼちぼち送ったりしたが、あれから、１週間か。早いなあ…と、思う反面、あれから１週間は、かなり濃い目の時間を過ごしたような気がする。大学院母校・鶴見大学図書館に寄贈し、現任校の目白大の図書館にも寄贈し、学内の関係社各位などにも差し上げ、少し前からは、ぼちぼち、お礼状やら、メールなども来る様になっている。昨日の夜、衝撃的なメールが届いたが(´･ω･`)それでも、全否定ではなく、むしろ好意的だ。つれ合いとその同僚さんにも、渡っているようだし、何より、今週の頭には、義父・義母さんにお渡しすることも出来た。もちろん、当ブログにも書いた通り、岩佐美代子先生にも、お目にかかりお渡ししたし。なんだかんだで、非常に濃密な時間を過ごした。それは、不思議な感覚。もう１週間？という感じは明らかにある。しかしもう一方のどこかで、まだ１週間？という気持ちもまた、確かな感覚として、ある。とても、不思議な感じ。学会発表控えていたり、するからかな…(´･ω･`)　原稿も溜まってるし。今週末が過ぎれば、来週からは新たな気持ちで進めるような気がしている。その前に、本日、大学の母校、明治大学の中央図書館に、１冊寄贈してきたよ。「明大文庫」って、卒業生が書いた本の寄贈分をまとめた文庫があるのだが、そこに納めてもらえることになった。なんだか、さすがに、少し感無量である。その後、儀式だと思って、エチオピアでカレー食って、〆た。明後日は、学会発表だ。うむ、濃密な時間の最後は、発表だ。…(´･ω･`)どうなるんだろう？ちょっと今回は、…キビシイそうだけれど。ｶﾞﾝﾊﾞﾙしかないね、ｶﾞﾝﾊﾞﾙしか、さ…(´･ω･`)

  2012.10.12

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• 「鍬形けい（艸＋惠）齋の世界―絵本と版本―」＠実践女子大、日野　（・∀・）ｽﾊﾞﾗｼｲ

  「鍬形けい（艸＋惠）齋の世界―絵本と版本―」、って展示が、実践女子大、香雪記念資料館で開かれている。講義が始まってすぐ、ポスターで気がついた。先週、初めて覗いたが、これは小さいながら、なかなかどうして、とても面白い。中でも、１枚の版木に、題簽が２枚と、刊記が彫ってあるもの、彫工名が入れてあるのもおもしろい。書誌学的には、これはいい資料を見せてもらえた。（・∀・）ウレシで、先週はカラーの展示パンフレット、１部しかもらっていかなかったのだが、今日、講師室の連絡ボックスに１部入れられており、さらには、講師室のテエブルの上に、平積みされていて、「ご自由にどうぞ」状態であった。今週土曜日、までのものだから、当然か。学習院の学生さんたちの、書誌学講義には使えるわん。先週既に、欲しそうにしていた方もいらっしゃったようですし。しかし、いいな鍬形けい（艸＋惠）齋。展示は、１３日（土）まで。興味のある方はぜひ　（・∀・）

  2012.10.11

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• 岩佐先生のお宅訪問

  岩佐美代子先生のお宅を訪問。もちろん、拙著を携えて。おずおずと差し出すや否や、お祝いを頂戴したりして、なんだかなあ（笑）その後、しばし、おしゃべり。広沢切、お見せしたら、たいそう喜んでおられた。お元気そうで何より。でもあまりお出かけにならないようになったみたい。　食料の買い出しか、病院だけね～などとおっしゃっていた。そこは、ちょっと心配。とはいえ、今年の初めに出された『讃岐典侍日記全注釈』に続いては、『和泉式部日記全注釈』をなさるようで、その話しを楽しそうにされているから、まあ大丈夫だと思います。次はもう少し違った本を。それと先生に見て頂けるように、がんばらねば、ワタシ。当面は抱えている仕事の原稿と、何よりも、今週末の和歌文の発表か。ひとつひとつケリつけていくしかないなあ。先生、がんばりますよ、ワタクシ。先生は、いつまでもお元気で！　（・∀・）

  2012.10.07

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• 

  『京極為兼』　出来ました　（・∀・）

  木曜日に、落掌。じーん。多方面にご迷惑をお掛けしました。深くお詫びいたします。同時に、お世話になりましたこと、深謝申し上げます。ありがとうございました　（・∀・）出来はともかく、かわいいものなのですね。しみじみ…どうぞよろしく　（・∀・）【送料無料】京極為兼 ［ 石澤一志 ］【送料無料】 京極為兼 コレクション日本歌人選 / 石澤一志 【単行本】密林にもありますね　（・∀・）よろしくどうぞ！　

  2012.10.07

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• 鶴見にて。

  まず、図書館に一部寄贈。卒業生ですんで（・∀・）そして、高田師匠に謹呈。どう思われますやら…(´･ω･`)そして、田口先生・富岡先生のポストに。ふう。なんとも、言えない気分。ちゃんとご挨拶したい気もするし、なんだか照れくさい感じも強い。でも、高田師匠には手渡し出来てよかった。そして、三上さんにも偶然会えたので、差し上げる。三上さんが、本気で院生したら、とっても敵わない。そういうひと。職員さんですけど、国語国文に論文あり。今野さんは同期だけど、このお二人は、すごい。読んでくれるといいな…（・∀・）

  2012.10.06

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• 本が届いた！ので…

  講義は、１限のみ。その後はずっと、本が届いたので、発送作業。お世話になった先生方を最初に、そのあと順次、ということにしたので、今週末に間に合わないで、来週になってしまう方々、ごめんなさい。また、差し上げたいけれど、差し上げられない方も、ごめんなさい。もし、届いた方は、どうかよろしく。

  2012.10.05

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• 本が出来ました！

  帰途に就く前、ふと思う。そろそろ本、出来てるかも。笠間書院に電話してみる。出来てるって！　（・∀・）日曜日に、師匠のうちに行くので、もらい受けにゆく。竹橋で降りれば、すぐさ！　（・∀・）できあがった本を見せてもらうと、カヴァーがいいね。実際は帯なんだけど。コンクリートの地に木々の影がうつっている、そういう写真だったんだね。へええ。おしゃれぢゃないっすか。照れくさい、けど、やっぱりうれしい。今日は飲もう。

  2012.10.04

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• 大倉集古館の展示を見てきましたよ

  台風接近のみぎり、いかがお過ごしでしょうか。こちら、現在上智で西行学会に参加中ですが、午前中、大倉集古館の展示『国宝『古今和歌集序』（巻子本）』を見て参りました。そこで、東博蔵・高光集切が出ておりました。久保木秀夫氏が以前お書きになった、道真集切にあるのと同じ梅花文がありました。歌の上に「万代」の注記も好もしい一葉でした。また、特種東海製紙株式会社蔵、の資料がいくつか出ていましたが、伝定家筆『敏行集・宗于集』（列帖装）が出ておりました。この種の伝定家筆私家集には、定家の加筆がある、というのはよく知られておりますが、展示されていた部分は、書き損じを訂正・書き落としを傍書加筆、したところはありましたが、異文注記や、集付はなかったので、ちょっとザンネン。でも、実にいい写本でした。他にも、東博蔵の資料、また集古館の所蔵品が展示されており、実に充実した展示でした。うん、今日までなんだけれどね（笑）１０時から開館、すぐにかなりのお客さんが。やっぱり知る人ぞ知る、なんだね。よかったです。大倉集古館。

  2012.09.30

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• これは、是が非でも観に行きませんと…(´･ω･`)　京博の展示。

  http://www.kyohaku.go.jp/jp/tokubetsu/121013/sakuhin.htmlそういえば、中村けんちゃんが教えてくれたんだったな。しかし、HP見てびっくり！　（・∀・）誉田八幡の伏見院筆後撰集、出るんぢゃんか！（・∀・）つぶさに調査させてもらいたいものだが、それは機をみるとして、ともあれ、ガラス越しとはいえ、ついに実物を観られるとは…　これは捨ておけん。シンポジウムもあるということだから、申し込んでみようかな。いやあ、すごいすごい！　（・∀・）

  2012.09.25

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• これ、行かなくては。　関義城コレクション。

  この展示、いかなくちゃ。紙のひと。すごい人。たぶん展示品もすごい。いくべし。

  2012.09.24

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• ごめんなさいです、ありがとさんです

  遅れてすみません、の言葉しか、最近口にしてないような気がするな。でも、今日はありがとう。も、追加します。本当に、どうもありがとう。

  2012.09.22

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  『京極為兼』（コレクション日本歌人選053、笠間書院　2012）

  １０月５日（金）に発売の予定です　（・∀・）コレクション日本歌人選　053『京極為兼』 自分の名前だけ、が冠された本は初めて。ちょっと照れくさいね。最後の写真のセレクトなどには、ワタシはタッチしていない。編集の方に、おまかせ。だから、楽しみにしてた。ふうん、こう来ましたか。枝の影でしょうか、やや抽象的な感じが、なんとも、よろしいではないですの？自分で手にとって見るまで、実感は湧きませんけど（笑）悪くないんじゃなかろうか。しかしまあ、本当に、多くの方々にご迷惑をおかけしましたが、やっと形になりました。どうもありがとうございました。また、よろしくどうぞ。（・∀・）

  2012.09.17

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• ヒロオ師匠の研究会だよ　（・∀・）

  五月から始まりましたところの、ヒロオ師匠主催の研究会。今回で３回目を迎えました。今日から新たに２人を迎えて、総勢１１人。なかなか、ですな。終わってご飯食べて変える。ティルタにもひさびさに、寄る。しあわせ。

  2012.08.01

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• 連歌の研究会がありましたのですが…

  昨日の今日で、ぼけぼけ。連歌の研究会だったのに、ぼけぼけ。最後まで、ぼけぼけ。帰りは…すごい人だった。つづく。

  2012.07.28

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• いち、にい、さん…次は？（笑）

  いち・にい、さん…次は？「し」ですよね。ひとつ・ふたつ・みっつ、そして「よっつ」だからさ。「よ」限、とか「よん」限は、いわゆる湯桶読みだよね。でも、大学での「４限」は「し・げん」とは言わないし、変だよなあ（笑）そもそも、「よん」って何だ？　「よつ（四）」の語幹「よ」が漢語数詞「さん（三）」の類推で変化したもの（日国）なるほどねー。自分で、前日の日記に書いておいて、ふと気になったので、補足。失礼しました。いち、にい、さん、し！ご、ろく、しち、はち、く、じゅう！ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ！むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とを！(･∀･)あはは

  2012.07.04

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  学校のHPに『日本の書と紙　古筆手鑑『かたばみ帖』の世界』の紹介が載ったぜ！(･∀･)

  拙がいま、奉職中の大学のHPに、『日本の書と紙　手鑑『かたばみ帖』の世界』のことを取りあげてもらったよ！(･∀･)http://www.mejiro.ac.jp/onstage/2012/120702_ishizawa.htmlありがたいこっちゃ　(･∀･)でも、八掛けでいけまっせ、って書いてくれ、って言ったら、それは…と拒否されました。当たり前だね　(´･ω･`)書き方からすると、ワタシが書いたみたいになってますが(笑)ほとんど佐々木兄のおしごとで、我々は…ねえ(笑)申し訳ないっす。ともかく、宣伝宣伝。ヨロシクどうぞ　(･∀･)

  2012.07.02

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  目白大学図書館　第一回ミニ展示「東西の職人くらべ」が開催中です（・∀・）

  先週より、拙の勤務する図書館で、小展示が開催中　（・∀・）第１回の展示、テーマは　「東西の職人くらべ」です。昨年夏、図書館蔵の古典籍を調べておりましたところ、書架にひっそり、細長い桐箱が佇んでゐるのを発見。箱書きには「海北友雪画軸／歌合／一軸」とある。？　かいほう・ゆうせつ　？確か、海北友松は有名な画家。ワタシの記憶が確かなら、室町末・安土桃山時代に活躍した画家のはず。近い名前だから、息子か弟子、だろか。それにしても、「画軸」であって、「歌合」とは…？　ふふふ（笑）もう、なんか見っけたかも！の感でいっぱい。それまで見ていたのは、鎌倉時代の詠草で、これまたもう、大変なお宝なんだけれど、こちらは、もう十分に素性が分かっているので、それよりは未知のこちらの方がおもしろい（笑）さっそく図書館員さんの許可を得て見せてもらう。なんだろ…絵なのに歌合…箱はこわれかけ。本体の保存もよくはない。表紙は上下がほつれ、へなへなの状態。でも、表紙は明らかに古代裂（こだいぎれ）。紐をゆっくり解いて巻き取ってみれば、ほら！出てきた見返しは銀メインで金を蒔いた装飾料紙。これは期待出来る。そして本紙を見ると、まず字が出てきた。　建保第二の秋…なんだ？さらに進めたら、絵が出てきた。あらよ、なんですかこのしどけない小童は（笑）でもとなりの医師はかなりしっかり描けている。続いてみてゆくと、おもしろいおもしろ。ああ、職人歌合なのね。だから「画軸」で「歌合」ってか。なっとく　（・∀・）ひととおり見ていくと、もう一つ見逃せない絵が。おお、琵琶法師、じゃないか！「盲目」って言うのか。言うよね。そして、本人は杖ついているが、お付きの小僧がいて、その子が琵琶を背負っている。これが本来の琵琶法師の姿でしょうね。もちろん、単独で行くひともいたでしょうが、おそらくは、誰かが付いていて、荷物なんかもそのお付きの者が持っていただろう、とは、芸能者の姿として想像出来るところですが、ここまで描かれていると、よくわかるね。しかし、この盲目、髭濃いな（笑）そしてマツゲが長いし（笑）お付きの子は、鼻緒が切れちゃったみたいね。こんなところも、なかなかにリアル。他にもいい絵が沢山ある。お歯黒の女性、大原女とか、数珠作っている職人、さらに烏帽子を作っている職人は、塗師、でおそらく漆職人でしょう。いやはや、これは面白い。さっそくデジカメ撮影して、図書館の人に報告し、図書館長やらなにやら、関係各位に、こんなものが眠ってましたよ、おもしろいですね、と宣伝して回った。中身は、　『東北院職人歌合』でした。この手の作品の最古のものだ。やったね（・∀・）おもろいもんみっけいつもなら、こういうことがあっても、あまり反応ねえだろうから、言っても、なあ。と思うところなのだが、これは同じ学科の先生にも、お伝えしよう。なにせ、今の学科長は美術畑の人。洋の東西に違いはあれど、それなりに反応はしてくださるでしょう。と、プリントアウトをお見せしてみた。すると、意外なほどに好感触（笑）その後、話はトントンと進み、ワタシが半放置ぎみだったうちに、図書館で展示をすることが決まって、今回のような仕儀に相成りまして候。本学図書館の所蔵物、対内的にも、対外的にも、こういう催しは、とても大切。図書館の関係者各位、うちの学科長（まあ、いわば「ボス」だわね）ともども、ありがとうございます。ワタシ自身はこんなの企画しても、どうやって実現すればいいのか、ちょっと困っていたところがある。いろいろと、お知らせしたことが功を奏したとすれば、いい具合に、話しが進んでようございました。いわゆる絵巻物ですが、みんなにその価値を知ってもらえてよかった。ちなみに、展示解説はワタシが書いております。かいつまんで言うならば、この作品、『東北院職人歌合』１２番本（増補本系）の中では、絵と歌合本文を具備したものの中では、これまで、最善本とされてきた、国立公文書館内閣文庫本（伝海北友雪画筆ｗ）よりも、善本と思われ、幻の海北友雪画筆本の、模写としては、内閣文庫本よりも上等であります。たぶん兄弟関係だろね。場合によっては、目白大本→内閣文庫本、だけれど、あんまりに似ているので、横に並べたら、副本・複本（下書き？）など、わかるかもしれません。これから、もっとちゃんと調べないとね。一般の方々にも公開しております。図書館入り口で、職員さんにひとこと、お声がけください。以上、よろしくどうぞ　（・∀・）

  2012.06.24

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  本ができました。　―　古筆手鑑　『かたばみ帖』　の世界

  このたび、拙が少々関わりました本が出ました。正式な書名は　　『日本の書と紙　古筆手鑑『かたばみ帖』の世界』と申します。発行元は、　三弥井書店 さん　(･∀･)佐々木孝浩兄によって見出された、古筆手鑑、無銘ですが、中に貼られている逸品に、伝藤原忠通筆「かたばみ切」があるので、仮にそのように命名・呼称します、というもの。しかし、いいネーミングだと思いますねえ。この「かたばみ切」ほんとうに珍しいし。　他にも、名物切が多数貼り込まれ、資料的に価値が高いのはもちろん、それぞれの古筆切が、とてもきれい。見て楽しめる手鑑でもあります。実際に本を纏められたのは、佐々木先生で、拙を含む他数名は、それぞれの古筆切の解説原稿を書いたのみ、ですので、先生のお名前で出されるべきものかとも思いますが、そこはそれ、兄の粋な計らいで、我々の名前を出して頂くことになりました。深謝、深謝でござります。大したことしてないのに、あまつさえ、拙はあいうえお順で、先頭に名前が出てしまっていることもあり（汗）、せめてもの思いで、僭越ながら、宣伝をさせて頂きます。日本の書と紙　古筆手鑑『かたばみ帖』の世界／石澤一志／久保木秀夫／佐々木孝浩／中村健太郎ちなみに、ワタクシにご連絡頂ければ、学会割引値段、いわゆる「はちがけ」でお買い求め頂けます。送料１４０円で、お手元にお届けいたしますです。どうかよろしくどうぞ　(･∀･)【送料無料選択可！】日本の書と紙 古筆手鑑『かたばみ帖』の世界 (単行本・ムック) / 石澤一志/編 久保木秀夫/編 佐々木孝浩/編 中村健太郎/編

  2012.06.13

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• 東博にて、三条殿夜討＆六波羅行幸　平治物語絵巻。

  昼メシのち、東博へ向かう。原稿書く方が先では？の心の声はあるが、もう、何か見ないではいられない。からから、なんだよ。ワタクシ。パスポート最後の日、だった。それで、とりあえず入り、傘・荷物を本館ロッカーに預け、ボストン美術館展にゆく。新規購入分のパスポートで、特別展。昨年度は、６回フルに使い切った。今年もそうありたい。そこそこ混んではいたが、ブツはきっちり見させてもらったぜ。吉備大臣入唐絵巻、巻末の烏丸光広鑑定奥書、寛永１３年はやや珍しいか。さらには、「吉田兼好」の筆跡との鑑定。鑑定結果も、その呼び方も、ともども考えるところ、あり。やあ、これだけでも来た甲斐あったわ。でもやはり、その後に並んでいた、三条殿夜討、の場面を画いた、平治物語絵巻、がさすが。の迫力。感動でした。観に来てよかった…小袖、刀、その他も展示方法もよく、楽しめた。勉強になりました。でも、学校で健康診断してから、来週の準備で資料準備して、昼メシ食ってから東博、だと、もう気がつけば４時回ってる。まあ、こないだ一回観に来ているから、さくっと、ではあるが本館に回る。それでも、今日はやはり、六波羅行幸巻のほうも見ねばなるまいて…ふふふ。他も楽しんで帰る。明日から連休。とりあえず、おちかれ。ツレとのむ。いぢょ。

  2012.05.02

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• 慶應大→二松学舎大→東京プリンス

  慶應で、グーテンベルグ聖書のホンモノを見る。ひえー。その後、学会がらみの会議に出る。うーむ。さらにその後、東京プリンスで、古筆切をさらう。ううううーむ。高くて手が出ん。佐佐木信綱と安原貞室？の短冊でお茶を濁す。ありがとうございました。グーテンベルグのホンモノ、アジアにはこれだけなんだってね…　(´･ω･`)ｽｹﾞｰ

  2012.04.28

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• 和歌文学会関西例会第１０８回、に参加のため西行しました。

  武庫川女子大を会場に、和歌文学会関西例会が開催される。第１０８回だそうな。煩悩…(笑)新幹線で西へ行く。隣になったおっさんがいびきかいてたが(笑)まあ、いいでしょう。こちらはマイペースに新大阪まで。新大阪からJRで大阪へ移動。これは実は珍しい。いつも御堂筋線にのっちゃうもんなー。でも考えてみれば、チケットに大阪市内は乗れるよ、って書いてあるのだから、そちらの方がいいぢゃんか、といまさらながら思い返して、JR利用で、大阪へ。ち、近いのね…(ﾉ∀｀)ｱﾁｬｰツイッター上で知り合った方と、落ち合うために、待ち合わせ場所へ。いらしたその方とお昼を含めておしゃべり。そして会場へ向かう。今日は天気予報は雨、だったんじゃ？と拍子抜けするような天候。暑いくらいだわさ。会場までは、駅でお会いした先輩方について行く。みんな同じような目論見なんだよね(笑)と他の方とも笑いながら、ついて行く。会場までは、着いてみれば非常に近い。これはいいロケーションの大学だなー。会は、２番目の先生の、頓阿の日次歌集（新出）がお目当てだったが、実は、３番目の先生のお話、が裏メニュウ。先生の話、聞いてみたかったんだ。その資料の挙げ方、分析の仕方、話の運び。なるほど。これが…というところが満載。すごく、納得。これはすごいわ。勉強になりましてござります。聴きに来てよかったー　（・∀・）ツイッターのお仲間は、おとなりで一生懸命、鉛筆を走らせてらした。えらいな。情熱が違う。こちらもすごい、と思っておりました。会がはけて、懇親会へ。オイシイ中華を頂きつつ、談笑。途中、恒例のひとことどうぞ、のコーナー（笑）があり、司会者の見事な捌きで、ワタシはかなり、オイシイところで話すことになったが、まあ、そこそこの出来ではなかったでしょうか。学生さんに、見せたとしても…なんとかなるでしょう（笑）その後は、２番目の先生とお話し。本当は質問しなくてはならないところ、すみませんでした。でも、ひとことコーナー（笑）でも申し上げたのだが、第一人者の、稲田先生が、的確な質問をなさったので、あとはもう…と思っていたら、さすがに、ということで、他の方々もうまく質問に立たれ、最後には、予想していなかった本命・コバヤシダイスケが質問に立ったので、これはもう、ワタシの出る幕は無くなってしまったと判断し、おとなしく懇親会の場を待っていたのです。これ、ホントに想定内（笑）とても、エキサイティングでした。頓阿はまだまだこれから。と思ったら、西田先生から、頓阿を読む会を始める、とのお話。それ、すごくいいですね。日本歌人選で、「頓阿」小林大輔校注で、出たばかりでもあるし、どんどん読みを提示してゆくこと、大事だよなあ。ワタシも参加したいくらいだが、果たして…それ以前にやるべきことが…(´･ω･`)ｱﾙﾉﾖ、しかも同じように和歌を読むこと、のお仕事が…。でもいいな、自分でも『草庵集』はいくつか購入してもっているし、自分なりに読む形で、その会についてゆこうかな。しかし、暑いね、この会場。そして、ちょっと体調が…(´･ω･`)ｳｳﾑそんなこんなで、二次会にはぐれてしまふ。日比野兄と大阪まで一緒に戻り、兄は京都でお泊まり、ということで、体調も勝れないし、おとなしくお部屋で。ビイル（黒ラベルロング）とワンカップの立山を、柿の種でやって、やめといた。いやあ、関西例会いいな。懇親会の最後、３番目の先生に、声かけてもらったしな　（・∀・）ｳﾚｼ！おちかれさまでした。

  2012.04.21

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• 岩佐美代子先生の、最新刊『讃岐典侍日記全注釈』（笠間書院）を頂戴しました。

  ピンポーン。佐川急便です！…ということで、岩佐美代子先生の最新刊が、届いた。頂戴しました。ありがとうございました　（・∀・）先週、東海大桃園文庫に調査に行った帰り、先生のお宅におじゃましたのだ。池田先生のことがあり、ちょっとしんみりしつつ、この本のオハナシも、聞いたのでありました。届いてみると、やっぱりすごいな。先生、何冊本お出しになってるの？（笑）論文等については、先生が鶴見をお引きになるときに、文献目録作ることをしたのだが、あの後、２・３本洩れていたのが出てきたし（先生ご本人からのご教示）その後…どんだけ…　(´･ω･`)失敬なお話ですが、次に先生の業績目録作るときには、どんな状況になるのか、ちょっとそらおそろしい。先生お書きになったものは、大体頂戴しているだろうけれど、中にはいただいていないものもあるだろう。それらを全部、集めると、どんなことになるのだ…あ、そうだ。昨日、お手紙も頂いたんだ。その中に、最新刊の『文学』（岩波書店）に載った一文と、鶴見大学源氏物語研究所の『年報』にも「貴重書展の思い出」という、一文を寄せられたのを、同封してくださったてたんだったな。机辺を見回したら、『梁塵』27・28号があった。これには、　「今様『よるひるあけこし』解釈考」が、載ってるよ。師匠はすげえな。でも、ただ仰ぎ見ているわけにはいかないか。さあ、私も、もちっと…　(´･ω･`)　やりますか。

  2012.03.30

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  井上宗雄先生のご蔵書、ですね。挿図に使われてました…

  井上宗雄『京極為兼』（吉川弘文館、人物叢書新装版、2006）の、１１３頁。板本の『為兼卿集』が載っております。拡大してみると…じゃーん。そう、先にブログに上げたものと、同じ印が！そして、何を隠そう、過日、あっしが感得した本は、板本の『為兼卿集』。ひとつ違うのは、この挿図には、一番下に「宗雄」の印がないのね。どういうことなんだろ。思うに、井上先生が持っていらした、『為兼卿集』を、あるとき写真に撮った。その時にはまだ「宗雄」印は捺されていなかった。その後、印を捺したが、新たに撮り直すことなく、昔の写真を使用した。または、『京極為兼』の上梓に際し、資料として『為兼卿集』を入手し、写真を撮って挿図とした。その後、蔵書印を捺した。どちらか、でしょうかね。他にもいろいろ、考えられるけど、そこはもう分からない。ただ「宗雄」印が捺される前から、他のふたつの印はあったこと。それだけは確か。で、あとから「宗雄」印が捺されているわけだ。他の二つは、分かりません。だれかご存じでしたら、ふたたび、御教示くださいまし。いづれにせよ、これは、井上宗雄先生のお持ちになっていた、『為兼卿集』と考えて間違いないですね。先日、ふと思い立って、『日本の古本屋』サイトをのぞいてみた。そして、「為兼」って入れて検索したら、ヒットしたのだ。いままで、何度か出くわしつつ、お値段もそこそこで、まあ、板本でしょ…と思って、見逃していた『為兼卿集』。今回は「明治刷り」ということで、お値段思いのほかお安く、ならまあ、いいか。と思って購入したのだが、ウレシイ、嬉しすぎる誤算でした。いまごろ、天国で笑ってらっしゃるだろうな。　　そうか、おまえが買ったのか。　　しかし、もっと早く気付けよ。　　あれの、挿図に使った本だよ。って。もう、一年経ちましたね。井上先生。黙祷。今日はちょっと飲みたいと思います。

  2012.03.29

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• 蔵書印、わかったこと。

  答えは、この本の中にありました…つまり…です。

  2012.03.29

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  この蔵書印は…

  この蔵書印に見覚えのある方、ありませんか？本日購入の本に捺されていたもの。一番下「宗雄」でしょ？その上は、「木王園／蔵書章」、その上の陰刻印はよくわかりませんが、もしかしたら「宗」一字、のような…ご存じの方からの、ご教示をお待ちします。

  2012.03.27

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• 和歌文学会、関西例会は第１０８回目、ですか…

  メールがきた。和歌文学会、関西例会のおしらせ。最初に来たのは、委員さんの個人名でしたが（笑）それはご愛嬌。２通目が来て、改めて、１０８回目であることを再認識して、すげえ、と思ったのが一点。もう一点は、秋口の大会で、声をかけていただいた先生がおっしゃっていたのはこれか！の発表があることを知ったのが一点。どちらにしても、これは聴きに行きたい、いや、行かねばならぬ。新しい時間割がまだ知らされないので、金曜日の講義次第だけれど、前乗りで調査してえところなんだがな。せめて、なにかの展示くらい見にいきたいものだ。１０８回、煩悩を打ち消す発表会になりますように。

  2012.03.20

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• 今週末、二松学舎大・東アジア学術総合研究所公開ワークショップが開催だそうですな

  今週末、二松学舎大で、東アジア学術総合研究所公開ワークショップ、「源平の時代を視る」が開催される。http://www.nishogakusha-u.ac.jp/news/h24workshop1.htm小井土氏は同い年の友人なので、聴きに行こうとおもふ。また、石川透先生には、いろいろお世話になっている。そういう意味でも聴きに行こう、とおもふ。そしてなにより、昨日、磯水絵先生から、ご案内頂いたさ。だから、聴きにいくよ。奈良絵本か。たのしみ。

  2012.02.23

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• 小田原高校資料委員会に出席

  あたしゃ、高校は小田原だ。一昨年、突然元なんとか、から電話があり、なんだろ？と思ったら、その子の友達が、資料委員とかで、ワタシにもそこに参加しろという。話を聞いてみたら納得。そうそう、小田原高校は和本を持っているんだよね。大学院に進み、和本をいぢくることを覚えた頃、教育実習に行くことになった。ワタシは学部生の時に教職を取っていなかったのだ。だって、講義が変な時間にばかりあって、めんどうなんだもの(´･ω･`)しかし大学院に進学した以上、高校教員の免許くらいもっていないと。と思ったのだ。まだ女子大状態だった、鶴見の学部の講義に出席し、一瞬好奇の目で見られたあと無視されて(笑)ツライ思いをして単位を取って、教育実習までこぎつけた。行ってみると、先生方の顔ぶれはすっかり変わっていて、なんともいえない感じであったが、図書室の司書さんのおばちゃん、大場さんだったと思うが、この方は健在だったのだ！ワタシはそこそこ仲がいい、くらいであったが、愚妹がやたらと仲がよかったので、挨拶に行ったところ、えらく喜んでくださった。そこでおしゃべりしていたついでに、大学院でやっていることを話すと、　うちに和本あるわよ、見ていきなさいよという話になり、急遽事務室の裏に通されて、段ボールヅメにされた和本の山を見ることになったのだ。すげー、これ。さすが、旧制中学だけあるわ、という感じであったが、まだ初まなび、のワタシには、これをどう処理していけばいいか、皆目見当が付かず、いくつかの蔵書印メモを取ったくらいで、そのままにしてしまったのだ。でも、この和本群は、古本屋に狙われているということも、大場さんから聞きかされていたので、なんとかしたいものだ、とは心のどこかで思ってはいた。それが、長い年月を経て、ここに具現化したのだ。正直驚いたと同事に、不思議な縁を感じざるを得なかった。資料委員会に参加することになり、その和本の整理に着手したのだが、実は、既に活字の目録が出来ていた。それは、慶應の斯道文庫のいらした、大沼さんがなさったことで、その目録の序文を読むと、作成の経緯が記されており、そこには、ワタシが教育実習でお世話になった先生のお名前があった。そうか、やっぱり。その先生は、もう他校に転出されてしまったそうだが、懐かしく、うれしかった。今の委員長さんは、その先生と元同僚で連絡があるとのこと、よろしくお伝えください、と名刺を渡したが、連絡はなし。これはちょっとザンネン。とまれ、少しはものを知ることになった今、改めて小田原高校の和本蔵書を見てみると、高校の水準ではないことに気付く。旧制神奈川第二中学校らしい蔵書である。飛び抜けてすごい善本があるわけではないが、古活字版も１点あるし、郷土史に関わる資料はいくつかあるようだ。今後、活用出来るだろう。お仕事は、本当に整理整頓なのだ（笑）だから大半は力作業。なのに、メンバーは結構なお年の方ばかり。大丈夫かいな、と思ったが、そこは先輩方、やりますね。また、職業的には図書館や資料館業務出身の方ばかりで、話を聞いているととても勉強になる。こちらは、あまり大したことはできないが、それでも、多少はお役に立てることもあるとて、月１の委員会に、ぼつぼつ出席しているのだ。今日も話し合いをひとしきりして、本の整理整頓の作業。こういうのは、こんなに地味で、こんなにも力仕事なんだね…相方に言ったら、「いまさら何を言う！」と、殺されそうだが（笑）それでも皆さんテキパキと、あっという間に終わってゆく。まだまだ移動作業はあるが、かなり片付いてきている。来月も参加しよう。少しは母校の手伝いをせねば。帰りがけ、委員長の先生に呼び止められた。どうやら、ワタシがお役に立てそうなことが、あるらしい。初代校長の、吉田庫三の遺稿集を入手したので、小田原高校在任時代の詩文を読んでほしい、とのこと。これも初まなびの頃、地元・伊勢原の友人に頼まれて、同様のことをやってみたはいいものの、今も残るその原稿を見て赤面しきりのトンチンカンぶり。という経験を持つワタシであるが、いまなら、もうすこし、まともな通釈が出来るだろう。吉田庫三（梅城）は、かの吉田松陰の甥（妹の子）で、吉田家を継ぎ、松下村塾で学んだ。御子孫は今もご健在でお目にかかったこともある。鳥取県立第一中学校（現・鳥取西高校）、神奈川県立第二中学校（現・小田原高校）神奈川県立第四中学校（現・横須賀高校）の校長を歴任している。また、有名なところでは、日露戦争の、二百三高地の激戦で有名な、乃木希典と親交があったということ。元々、乃木家と吉田家は縁戚であったからというが、乃木の有名な詩である「金州城下作」 　　山川草木轉荒涼　　十里風腥新戰場　　征馬不前人不語　　金州城外立斜陽　　　山川草木（さんせんそうもく）轉（うたた）荒涼、　　　十里、風腥（なまぐさ）し、新戰場。　　　征馬（せいば）前（すす）まず、人語らず、　　　金州城外、斜陽に立つ。は、吉田に宛てて送った葉書に記されていた、ということで知られていたりするのだ。たしか、乃木の詩句を、添削していたはず。その吉田庫三の遺稿集『梅城遺稿』を、資料委員会として入手したので、読んでほしい、と託されたというわけだ。古本サイトなどで調べてみても、あまり出てこない本でもあり、これは面白いかも。少しは力になれるよう、がんばりませう。

  2012.02.12

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• 今日はうなぎが、食べたいのです…

  今日はうなぎが食べたかったので。煙屋＠西落合、でうなとろ。うま。

  2012.02.10

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• 作家と万年筆展＠神奈川近代文学館、は気になるね

  神奈川近代文学館＠横浜、港の見える丘公園、で、「作家と万年筆」展という特別展示が、開催中だそうだ。　　かつて筆記具は作家たちにとって何よりも大切な“商売道具”でした。  　　なかでも近代以降の作家たちに最も愛好された筆記具が万年筆です。 　　ワープロソフトを用いるキーボード派が主流となった現在でも、 　　万年筆での執筆にこだわる作家は少なくありません。 　　今回は日ごろの文学展では脇役の資料であるこの万年筆にスポットライトを 　　あててみました。  　　会場には当館所蔵のコレクションを中心に明治、大正期の文豪から 　　現在活躍中の作家まで、27人（＊）が愛用した万年筆と自筆資料が揃います。 　　万年筆とその筆跡が物語るそれぞれの作家像、人間像に迫るとともに、 　　ペン書きの文章ならではの機微や、手書き文字の奥深さをお伝えします。 　　＊＝夏目漱石、里見とん、吉川英治、子母澤寛、江戸川乱歩、吉屋信子、大佛次郎、 　　　　井伏鱒二、北原武夫、井上靖、中里恒子、埴谷雄高、堀田善衞、池波正太郎、 　　　　黒岩重吾、中野孝次、立原正秋、早乙女貢、澁澤龍彦、向田邦子、開高健、 　　　　井上ひさし、出久根達郎、北方謙三、伊集院静、浅田次郎、角田光代 　　※同時開催　常設展 　　「文学の森へ　神奈川と作家たち　 　　　第2部　芥川龍之介から中島敦まで」（同ＨＰより）チケットのデザインも奮ってる。いいね。ワタシ的には、乱歩・池波・澁澤・向田・開高・北方・伊集院、の万年筆が、見てみたい。けど、現代作家のは、原稿だけなんかな…　(´･ω･`)ﾄﾞｳﾀﾞﾛ常設もよさそうだ。楽しみ　ヽ(･∀･)ﾉ

  2012.02.09

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