泣きまくる甥っ子を… (-_-;)
昨晩、ピリカレーで、チューハイと、ジョニ黒やっている時のこと。階下で泣き声がする。甥っ子のやっちゃんが泣いている。さっき、歯を磨き終わって、「良い子だね~くちゅくちゅ、ぺっ、てしようね~」と、おりこうさんで、妹と一緒に洗面所に行ったのだが、何か気に入らないことがあったらしく、泣き騒いでいる。昼間、大山に登りにいったから、興奮していることもあるのだろう。自分でもどうしたらしいのか訳が分からなくなって、ごねているようだ。ワタシが見に行くと、泣きながら、しかしはっきりと、「あっちいって」と言われ、小さな手のひらで押し出されてしまう。うちの母と妹が、色々宥めるが、どうしても泣きやまない。しまいには、お袋さまはさじをなげたようだ。でも妹はそうはいかない。優しく話しかけ、なだめ続けている。二三度、見に行ったが、そのたび、妹をみて、こいつ、すごいなあ、本当に、母親なんだなあ、と感心した。大学に入る頃までは、妹は、ワタシからの影響が非常に大きく、やることなすこと、ワタシの後ばっかり追っかけていて、友達からも「ブラコン?」などと、言われていたらしいし(笑)、ワタシも少々心配していた。大学出るあたりから、独自路線を歩み始め、成長したなあ、とうとうワタシからは離れたな、などと兄さんヅラして思ってはいたものの、いまの時点では、正直、全く歯が立たない、と思う。やつはなかなかに、えらい。やはり、「親」になるということは、すごいこと、なんだな。こちとら、どうなるかまだわからん状態だってのに。こんな風に、全く訳が分からないことで、一時間近くも泣かれたら、正直、こっちの神経がまいっちまうだろう。母親だ、っていっても、それぞれに、向き不向きもあるだろうし、母親になった事情も、覚悟も違うだろうし。誰でもが、そうそういつでも、きちんと子供に対応出来るわけではなかろう。本人の体調だってあるだろうし。ワタシのお袋さまが、最近になって、「○○(妹)を背負って、あんた(ワタシ)の手を引いて、 あんたが泣きやまなくなった時には、ホント、 あたしが泣きたいよ、って思ったこと、何度かあるよ。 おばあちゃん送っていった後の、上野動物園でさあ…」などと言う話しを聞いて、あ、申し訳ない(笑)などと思ったりもしたのだが、今の妹みていると、本当は、「泣きたいのは、あたしの方だよ」と、心の中では言ってるんだろうな。しかしまあ、こんなにねばり強く、宥め通して、やっと寝かしつけた。と、思ったら、また思い出したように、夜泣きしている。でも妹は、その横で疲れてグッスリ眠っている様子。いちいち、起きてなんかいられん、ということなのだろうか。元々の、図太い性格が幸いしているところもあるんだろうけれど、しかし、妹よ、やはり、えらい。あんたあ、エライ。母親は、偉大だ。兄さん、脱帽です。ということで、やっと静かになった。ワタシは一人、ジョニ黒を飲み続ける。ううむ…残りが少なくなってきたな。色んな意味で、なんとかせねば、な…