義弟さんが!
家にいた。せっせと作業をしていたら、家のチャイムが鳴る。両親は出掛けていて留守。注文した本でも届いたか、はたまた両親の知り合いでも尋ねてきたか、と下に降りて、玄関を開けると…最初に目に飛び込んできたのは、バイク。 ヤマハのSRだ。?人影がこちらに向かってくる。その顔を見て、一拍置いて認識する。あ!妹のつれあいさん、つまりは、義弟さんではないか!数ヶ月、調査で南米コスタリカから、ペルー沖を廻ってきて、先日帰ってきたと聞いたばかり。ど、どしたの?聞いてみると、用事があって近くまで来たので、寄ってみたという。うわー。なんだか、そのセリフがとてもいいわ… (´・ω・`)義弟さんとはいえ、今までは、つねに両親と妹が一緒にいる。当たり前ではあるが、そんなに二人で話したことなどないのである。みんながいる時に、二人で話すのと、二人きりで話すのは違う。全く違う。私は、男兄弟がいないので、あこがれがあるような、同時に、照れくささがあって、彼とはそこそこしか話していないのだ。ましてや、調査から久々に帰ってきて、なんだかんだで、実は二年ぶりくらいの顔合わせ。おお、よく来たねえ、まあ上がって…と言ってから気づいた。我が家の居間というのは、かなりな散らかしっぷりなのだ。でも、応接間なんてものもない。両親がいないのをいいことに、実態を見せる。こんなものなのよ。ビックリしたでせう?お茶を淹れてあげる。しかし、こちらも馴れないもので、お茶菓子なんぞが見つからない。仕方なく、じたばたせずに、お茶だけにして、話しをすることに。どうやら、バイクの車検がらみで横浜から、こちらまで出張ったみたい。しばし、遠征先の話しや、こちらの話しなどをして過ごす。お昼は食べてきた、というので、もはや、時間を見てお帰りになるのだな。こちらも、まだ照れくさくて、そんなに熱中して話しをするわけにもいかない。軽く休憩、って感じで、本当にお茶一杯差し上げたところで、また、バイクに乗って帰っていった。SR400。 いいな。キック式って、やっぱり男らしくてかっこいい。昔の彼女がらみで、ちょっと苦い思い出があるのも、私的にはいい。あのバイクどうしたんだろう。私のVTZは、既に処分してしまったけれど、もう少し写真に収めておくんだったな。そして、昔の彼女の写真も、少しぐらい残しておけばよかったかな…なーんてな。まあ、ない方がスッキリしていていい。シングル特有の「どっどっどっどっどっ…」という音と共に、義弟さんは帰っていった。今度は、私がそちらに行きますので、是非飲みましょう。もう二人が結婚して三年。甥っ子も二歳。もっとお互い馴染んでもよいね。そろそろ、人見知りの私も、義弟さんと仲良う話しが出来そうな気がしてきた。また、会いましょう。 ヽ(・∀・)ノ今日はアリガト。