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[「経済とお金」の本] カテゴリの記事

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  「わたし、かわいいお金を海外投資でふやしました。」浅川 夏樹 (著)

  わたし、かわいいお金を海外投資でふやしました。―銀座ホステスの華麗なる資産形成術銀座のホステスと海外投資？と、思われるかもしれませんが、これは勉強になりました。華やかにみえてもホステスというお仕事、年金も労災も退職金もありません。銀座ホステスの寿命は40歳。実力主義の相当、シビアな世界だそうです。そんなホステス夏樹さんならではの銀座の裏事情。そして、失敗を重ねながらも、自ら得た資産運用の知識を披露して下さっています。まったくの初心者の方も、かなり、わかりやすくまとめられていますが、奥は深いのです。日本株、エマージング投資、オフショア投資など、知識ゼロから、よくぞここまで、幅広く、深く、掘り下げられたものです。本当、投資のお姉さんです。まだ8月に発売されたばかりなので、情報が新しいのも魅力ですよ。なによりも、わたしは、夏樹さんとお客様や金融専門家の方との会話が素晴らしくタメになりました！かなり、辛口ですが、これを読むだけでも、購入する価値がありますね。

  2004.09.17

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  「エンデの遺言　根源からお金を問うこと」ミヒャエル・エンデ著

  大変面白い本でした！以前に地域通貨についての本をご紹介したときに、エンデの問いかけによって、多くの地域通貨が始まったと書きましたが、2000年まさに彼のラストメッセージをNHKの特集で一時間の番組として放映し、その番組を元に一冊の本がまとめられました。ドイツというのは非常に不思議な国ですね、様々な思想・哲学・経済の分野で凄い人たちが輩出される国ですよね。エンデ自身もドイツですが、エンデが大きく影響された、シュタイナーと、シルビオ･ゲゼルもドイツで生まれた人たちです。自由・平等・博愛というのは、フランス革命のスローガンですが、実はフリーメーソンのスローガンだそうです。精神･文化の自由、法と政治の平等、経済の友愛と言う事らしいのです。経済はあくまでも友愛でなくてはならないというのがシュタイナーの考え方です。現在はこの三つがきちっととらえられていなくて、まぜこぜの概念になっているということなのです。今は経済の自由ということで、マネーの暴走、環境破壊などを生み出しているわけです。共に働く人と収益を分かち合う事が多ければ多いほど、自分の権利として要求する事が少なければ少ないほど、共に働く人々は同報のために働き分かち合う。そして、資本とは本来社会的なものであり、精神生活を形作るに適した事業に融資されるべきである。経済の友愛にもとずく銀行を設立するべくシュタイナ-は努力したようですが、存命中にはその銀行はできませんでした。しかし、スイスにはその精神を受け継いだ銀行がしっかりと運営されています。低利子および無利子で、(利子を自分で申告）預金を預ける人たちがいて、そのお金は環境問題など、人々の未来を豊かにする事業者へ貸し付けられるのです。シュタイナーは10年ほど前、かなり夢中になって読んだものでした。「アントロポゾゾフィー」「いかにして超感覚世界の認識を習得するか」なんて、すごーい読みにくい本だったんですが、面白かったです！笑。とても幅広い分野にいたるまで書いている人ですが、「シュタイナーの農場・銀行・病院」　という本があり、かなり具体的にその運営の仕方なども伝えています。また、シルビオ・ゲゼルは、自然法則と同じような劣化するお金という考え方を提唱します。お金の価値はいつまで経っても劣化しないけれど、品物は劣化してゆく、お金はまるで永遠の命のある神のように、存在しているということなのです。そのことが、お金の価値をあげ、お金が優位となり、お金そのものが商品化され、実体の経済ではない実体の無い経済となって、現在の状況を生み出していると言う事ですね。要するに実体の無いお金は、まるで偶像崇拝のようなものだと、ありましたが、その偶像崇拝という表現が、物凄くピタっときた感じです。お金とはもともと交換という便利な手段として人間によって作られたものですが、だんだんとお金が劣化しないというシステムにより、お金は渇望されるものになり、お金のあるものに権力があつまり、お金の貸し借りと利息というシステムにより富のあるものにお金が集中して行くのです。現在の取引されているお金の９８％が商品としてのお金で、実質のやり取りされている金額は２％ということが書いてありました。現在私達がきっちりと現状を見なくてはいけないということが分かってきます。この経済のシステムを続けてゆけば必ず破局がやってきます。それは恐慌だったり、戦争だったりするわけです。最後に「マネー」「マネー崩壊」という本を書いたベルナール・リエターは、以前はファンドマネージャーとしてヘッジファンドを運用する投機家として第一線で活躍し、マネージメントコンサルティングを勤めながら、ユーローの運営にかかわり、「それぞれの関係性の選択が、利用すべき通貨を決定してゆく」といっています。シルビオ･ゲゼルの老化するお金の考え方が反映されている「テラ通貨」という地球規模の地域通貨を提唱しています。このように、このまま、この資本主義経済が進行するかというと、多分そう長い先ではない未来に、通貨の形態が徐々に変わってゆくのではないかと思われます。すぐに経済の形が変わるわけではないですが、お金（通貨）のシステムについての様々な試みがおこなわれることでしょう。そのような時代に、賢く生きるという宣言をした遊女asomeはさて、今後どのように熟考してゆくでしょうか！！乞うご期待です！！お金を根源的に見直し、お金の本質をまず知ることが混迷の時代、賢く生きる為の第一歩だと思います。この本は絶対に一度はお読みになってみるといいですよ。その他、「エンデの警鐘」もあります！その他ベルナール･リエターの「マネー」「マネー崩壊」などもぜひともお読みください！ね！エンデの遺言根源からお金を問うこと　　　河邑厚徳+グループ現代　　NHK出版

  2004.09.16

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• 「超顧客主義」片平秀貴　古川一郎　阿部誠　共著　洋経済新報社

  顧客を超える経営者達に学ぶ！超顧客主義を実践する日本のパワーブランド経営者達に学ぶ！というキャッチどうり、非常に面白い本です！顧客の欲しいものを実現し、顧客に満足していただくには顧客のいう事を聞いていたんじゃダメだというのですね。顧客を大事にするという顧客主義ではなく、顧客より半歩先にいって、顧客が本当に必要なものあるいは欲しいものを作り出す。顧客の意見を聞きながら、自分自身が最も目利きの顧客となり顧客を超えて顧客を驚かせ、顧客を感動させつづけるというのがパワーブランドだということなのです。そして、ITの技術がブランドの力を浸透させ、また超顧客主義を加速させてゆくという、非常に納得できるマーケティング分析です。この超顧客主義のブランド　フォーシーズン、ヤマト、伊東屋、ホンダ、スターバックス、ビームス、アスクルなどの経営者の話を織り交ぜ、紹介してゆきます。それぞれの社長さんのお話がまたとってもおもしろいです。私の好きな本、ビジョナリーカンパニー飛躍の法則で、企業とは、組織とはどういうものなのかということを学びましたが、この超顧客主義では、ブランドとは、企業文化とはなんなのかというこを学びました。活気ある企業に共通する、経営の極意！　超顧客主義をぜひ読んでみてください。インータネットのサイトについての調査を纏めた「ブランドエンジニアリング」もとっても面白い本です。ぜひお読みになって見てくださいね！

  2004.09.13

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  「４０歳からの仕事術」　　　　山本真司　著

  さて、一気に読んでしまいました。行き帰りの電車の中で読めました。これはきっと著者の山本さんが何につけとっても速度の速い方なんでしょうね。そして、いつもあくなき探求をされているんだなと感じました。MBAの先生が書かれた本やMBAのアカウンティングについて読んだり、会社内でいろいろ教わったりで、なんとなく概要がおぼろげながら見えてきたなというところに、超MBAについての究極の本を読ませていただき大変参考になりました！まず、この本の設定が新鮮でした。サラリーマンの方々の聖域、新橋で始まった新橋ビジネススクールでの会話形式の進行、しかし内容は超MBAですから究極の凝縮されたエッセンスがきっとこの中には盛り込まれているのだろうと感じました。解りやすくまた、一つ一つの提案が大変こなれ、かつ重要な内容です。大人の仕事、大人の勉強の仕方を学びました！３０代でも、まだまだ子供、本当の大人は４０才を過ぎてからということですね。この本の内容を読んでいて、やはり１番大事なのは自分で考える事ということなのでしょうね。なんで自分で考えなくなってしまっているのかということを考えて行くと教育の問題、生き方の問題、あるいは日本の状況、世界の状況と、とても根が深いことですよね。いかに、本音で生きるかということなのですね。残された時間の少ない４０代以降、本当の意味で、自分で考え自分で生きてゆくという真剣勝負に入る年齢ということなのでしょう。自分で考えるためのアドバイスの一つに経営とは別の分野、哲学、社会学、心理学、宗教など、他の分野からヒントを貰うというところに深くうなずいたしだいです。私などは、哲学、社会学、心理学、宗教のほうが得意分野というか好きな分野なので、逆に経済や経営本を読むと非常に面白かったりするのですね。全体が見えてくると頭が働きます。印象的だったのは、電車の中で考え事をするという習慣です。なるほど！わたしはほとんど電車の中で本を読むのですが、考える時間としてもいいのかもしれません！まだまだお伝えしたいところは沢山ありますが、内容についてはぜひとも｢４０歳からの仕事術」お読みくださいませ。http://rr.yamamoto-shinji.com/筆者の山本さんの実際のお仕事の内容、体験、姿勢が全てこの本から感じ取れて興味深くもあり、また、実際に直接サイト上で自ら多くの方々とのコミュニケーションを取られていらっしゃる、その一つ一つのアクション、前向きな姿勢、物事の取り組み方は、かかれている本の内容とどこにも矛盾がなくとても好感がもてました。しかし作品よりも、ご本人と、意外とお気軽にweb上でお話してしまっているので、逆に評を書くのは難しかったりしますね。笑ちょっぴり緊張！といいながら、一つ筆者の山本さんにリクエストですが、いつか女性の仕事について、あるいは女性ということをなにかテーマにして書いてみてください！！これがまた、厄介なテーマですが、期待しています！なんて。笑↓関連ブログ　「４０歳からの仕事術」　 講演会のレビュー　 http://plaza.rakuten.co.jp/asome1/diary/200409150000/

  2004.09.04

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  「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方知的人生設計入門」　橘　玲著　　PART2

  「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方知的人生設計入門」面白い本なので、再度ご紹介しますね。橘氏が紹介するお金持ちになるための3つの方法1.収入を増やす2.支出を減らす3.運用利回りを上げる。3番目の「運用利回りを上げる」という方法はとても、タメになりました。お金を使うという行為には、すべて、「運用利回り」がかかわってきます。例えば、わたしの職場の同僚は、みんな高い家賃を払うくらいなら、ローンを組んでもマイホームを購入した方が得だという、マイホーム推進派ばかり。だけど、わたしはいつも、そうかなあ？本当に得なのかなあ？と釈然としない感じだったのです。数年前、あるテレビ番組を見てから、ずっと、疑問を持ち続けていたからです。30代後半で一生暮らせるだけのお金を稼いだ一人のサラリーマンが会社を退職し、あとは貯めたお金を運用するだけで、悠々と暮らしていたんですね。だけど、彼はなぜか、六本木の高級賃貸マンションに住んでいるんです。毎月何十万も家賃を払って。こんな低金利の時代なのに、なぜ、彼は、マンションを購入しないのか？はて？わからない！という方は、ぜひお読みください。きっとおわかりになるはずです。もちろん、不動産だけでなく、年金、保険、すべて、この「利回り」はかかわってきます。一番わくわくしたのは、最後の「タックスヘイブン」（オフショア）の紹介ですね。どなたですか！税金天国？？ なんて言っているのは！！（笑）

  2004.08.29

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  「兼業・週末起業から始めて１年で１億２０００万円ネットショップをつくる！」市田　美加著　ダイアモンド社

  「大繁盛サイトを作り上げたネット通販セレブが自ら開発したノウハウを教えます。本当に役に立つマニュアル！」と帯に書いてありました！思わず手にとっていましたね。（笑）ショッピングモールではなくオンリーワンサイトを目指すという人への熱いメッセージです。確かに役に立つ事満載！読んでいてて、彼女の苦労が手にとるように解りますし、おっしゃってる事はほんとうにもっともなことです。さすがに現在はアドバイザーとして、様々なウェブを手がけているだけあって、きちっと内容が纏まっていて、自分が体験してきたことを整理しながら読めて大変よかったです。お客様が通販サイトを選ぶ基準１価格２商品数３商品についての情報量４商品画像５出荷の所有日数６セキュリティだそうです。納得！ですね。しかし、年商１億２０００万かー。それも、小物ですからね。月商１０００万、１日１０００件の注文、、って、しかしすごいですね。ネットの上にも1年。1年でどこかから飛躍的に変わる。そのきっかけは彼女の場合は広告だったようです。なるほど！！私達遊女asomeも依存型、出店形式の花水木から、オンリーワンサイト遊女asomeへのリニューアル、、。これからの一年が勝負です！！細かく、とってもつぼにはまったアドバイスに勇気つけられました。「楽しては儲からない！」というのは彼女が自分に課している言葉です。楽しくって大好きで、努力を惜しまず工夫して初めて上げられる奇跡的飛躍、そして、必ず人の役に立つという理念をもちつづけ、どんなことがあってもあきらめず１年やってきたそうなんです。その間彼女は毎朝、お寺の庭掃除をしたそうなんですね！成功する人というのは､共通の何かがありますね。何々せねばならないという事で動いているのではなく、様々な工夫をしながら自ら体を動かして日々商いしてきたということなんでしょうね。この本とめぐり会った人は一年後の自分自身をイメージしてチャンスを手にして欲しいと心から願います！という素敵なメッセージで締めくくり！どうぞウエッブのショップを開いている方々はお読みになってみてはいかがですか？

  2004.08.28

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• 「日本がアメリカを赦す日」岸田秀　著　　　文集文庫

  この本は世界の国々の政治的関係性を人間の心理分析という立場から読み解いた大変興味深い面白い本です。2001年に出た本ですが、つい最近文庫となったようなのでぜひお読みになってみてください！難しい政治的な見方ではなく、一人の国を人と見立てて、その心を読むと非常に解りやすいということなんですね。たとえば日本とアメリカの関係を無理矢理犯された女とそのパトロンと言う関係とするといやいやながらでも無理に関係を持ってしまったけれど、養ってもらっているという卑屈な気持ちから、よく自分でもわからない行動を取ってしまうらしいのです。非常によく言い得てるな、、うーむなるほどと頷いてしまいます。精神分析家である岸田秀さん、この時期大変冴えていまして、非常におもしろい内容になっています。この後に出版された、一神教VS多神教も、私にはとっても面白くて夢中になって読んでしまいました。このように複雑と思える政治経済の世界が、何によって動かされているのかというと、いうとやはり人間の心の内に起こる感情ということなんですね。アメリカの心理もこれもまた複雑なんですよ。アメリカにはアメリカの深い傷とコンプレックスがある。（笑）とにかく一度お読みになって下さい。面白いという事を遊女asomeが保証しますよ！

  2004.08.27

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  「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方　知的人生設計入門」橘　玲著

  日本人には役に立たない｢金持ちとうさん貧乏父さん」はすぐに捨ててください！と小林よしのり氏絶賛の本登場です！！非常によく計算され、構成されている人生の設計書！税や公的年金など、下手をすると眠くなってしまうような話がすっと頭に入ってきて、なるほどと納得、今までの盲点を一挙に明るくしてくれるような、自分まで頭が良くなってきたようなそんな気持ちでどんどん読み進められた本です！イントロダクションはワールドカップの観戦チケットの話から始まり最終的には海外投資の勧め、国に属さない生き方！そして、プロローグは聳え立つ新宿パークハイアットのすぐ傍らに見えるであろうホームレスたちの風景、、で終わります。流石に小説を書く人なんですね、、。黄金の羽の使われ方が又っとってもビジュアル的です。。なんて変なところに感動したりして。この本の内容を一言でいえば「システムのダークサイトを歩くな」という提案であるとおっしゃっていますが、なるほど、本当にその通りです！　　　　読み応えのある、ために成る本です。　　　　目標→自由→経済的独立→近道→黄金の羽　　　　これが黄金の羽を拾うためのキーワード！　　　　　　　あなたもぜひ！　　です！

  2004.08.25

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  「マンガ ウォーレン・バフェット～世界一おもしろい投資家の世界一もうかる成功のルール」森生　乃著　ウィザードコミックス

  世界的に有名な株式投資家、ウォーレン・バフェットの成功への道のりが少女漫画タッチで描かれています。投資をしたいけれど、さっぱりわからない！なじみもない！という方にはおすすめです。お金を投入して殖やす方法は実は、3つあります。1.「投資」2.「投機」3.「博打」これら3つは、まったく、異なっているにもかかわらず、日本人はすべて、「投資」だと勘違いしている人が多いのです。「投資」？はて？なんだろ？というあなた。この本はまったく初心者でも、ウォーレン・バフェットの「投資」の理念というのがわかりやすく描かれています。そして、実際にこれから、「投資」をはじめる上でも、基礎知識として、参考になります。最短最速でわかるので、漫画って大好き！！　

  2004.08.22

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  「やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる」副島隆彦著

  大変過激な題名ですが、大変に納得のいく内容です。作者は副島隆彦さんですね。「預金封鎖」など、誰も言わない事をストレートに言いつづけている人ですね。この人のものの見方は何処から来るのだろうと今回も興味しんしんで読みましたが、なんとこの人の先生は小室直樹さんだったんですね。「経済原論」など、何年か前にずいぶん夢中になって読みました。あの小室さんを師匠とする人だったのは、膝を打つところがあります。最初に手にとった本は｢騙されるな日本人」という本だったと思いますが、丁度映画「パールハーバー」の予告編をみて、ものすごく胡散くさいなーーと憤慨していたとき、たまたま本屋さんでみつけて、それこそそうだそうだその通りだと納得したものでした。カレのアメリカおよび日本の関係性の見方はなるほど正しいといつも痛快な気持ちでよんでいます。世界というものは何によって動いているのか、。さーっとすっきりと頭が冴えてきます。今回も非常に面白く、かつ重要な、誰もが読んでみたらいいという内容の本です。現状の自分達、そして、この国のこと、経済の事をきちっと考えてみるベきです。そして、自分の責任において、自ら生きてゆく第一歩を踏み出すべきですね。今回は経済のサイクル論による予測ということでかかれていますが、大変まっとうだと感じられます。皆様どうぞお読みになってみてください。最近のオススメ本です。きっと役に立つ本です！

  2004.08.20

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  「ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ！」ラム・チャラン　著　　山岡洋一　訳

  世界最高のCEOと言われるジャック・ウェルチとインドの露天商の共通感覚！共通語！　それは究極のビジネス感覚。そしてシンプルなビジネスの極意。インド人である著者はアメリカ有数の経営大学院の人気講師だそうです。カレは露天商という父親の生業を幼い頃ころから見聞きして、自然に商いの感覚を身に付けたのですが、実はその単純な露天商の感覚と、世界のトップのCEOたちが身に付けているビジネス感覚に共通項をみつけたのです。ビジネスの普遍的な基本は　現金の生成、利幅、回転率、資産利益率、成長、顧客　この６つの項目。　これが理解できればビジネスの感覚は身につくといってます。まさに商いの基本ですね！いくら現金があって、どのくらい設け、何回品物が回転し、投じた資産にどれくらいの利益があったか、自分の仕事は伸びているのか、お客さんを最優先してるかどうか、、。これは露天商にとっては毎日の生きていけるかどうかの最優先課題ですが、CEOにとっても例え巨大な企業であり、複雑な事業形態でも、その真髄は同じであるということなんですね。優秀なCEOほど、複雑なものをシンプルな基本に立ち返って考え理解しているのだそうです。商いとして全体を捉えることができればビジネス感覚は身につくし、この基本がしっかりわかっていれば、どんなに複雑で、大きな組織でも、儲けを上げてゆけるということなんです。そうかなるほどと、今までちょっと難しかった、MBAアカウンティングなども、この本を読んで、大変親しみが湧いてくるようになりました。日々の商いこそがビジネス感覚ということなのだと、きちっと自分の感覚で解った事が大きいです！！この訳をしている山岡洋一さんですが、「ビジョナリーカンパニー飛躍の法則」を訳した方です。この本も大変面白い本でした。（いつか紹介しますね）なんとなく同じ匂いがするなーーと感じていましたがやっぱりという感じです。インタネット社会となり、ますます顧客主義が歌われ、本当の意味でお客様の要望を考えて行くい外ないというビジネス界の流れは、実はもっとも古くから、日本でも、インドでも世界の市のなかで営まれていた、露天商などの商いの基本中の基本なのですね。

  2004.08.17

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• 「東京外為市場25時」大下 英治 著 (1993/03) 徳間書店

  為替ディーラーたちの生き様を描いた経済小説。ドルなどのレートって、こんなふうにして決まっていくんだあと、目からうろこ。為替ディーラーとは、円やドルなどの売買をして、差益を稼ぐ生業です。一瞬にして、何億円も稼ぎ出すこともあれば、その逆もまたしかり。主人公北原一輝は勝率8割の天才ディーラーです。弾丸のように、がんがん取引をする様子はまさに勝負師！ほんとう、血がさわぎますよ！それもそのはず、なんと、この小説は当時活躍していた実在のディーラーたちをもとに書かれたものなんです。（ラストと女性との絡みはフィクションだそうです）リアルですよ。一度、絶版になって、去年復刊されましたが、すでに、品切れ。でも、外国為替の世界を知るためになんとか手に入れて、ぜひ、ぜひ、ご一読ください。*『改訂版 東京外為市場25時 伝説のディーラー』で、現在復刊されています。

  2004.08.16

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  「有閑階級の理論」ソースティン・ヴェブレン著

  久しぶりに遊女asomeの嗜みです。この本は非常に面白い本なんですよ。副題が「制度の進化に関する経済学的研究」　というものなのですが、有閑（レジャー）階級という制度がなぜあるのか、どのように進化してきたのかということを人間の歴史から考察し、女性がどのようにして男性の付属物となりえてきたのかを考察し論じています。非常にハバの広い様々な分野が絡んだ研究だと思います。人間はある時点から、道具を作り、工夫しても物を作り出し余暇というものを作り出したんですね。そして、その余剰の生産物を略奪するということが起こったのです。全てはそこから発生しているのです。命を産み、生産をする女性達は略奪品であったのですね。女性は戦利品であり男性の名誉の象徴ということになり、細く儚げであったほうが良いという風に容姿も体も変ってきてしまうわけですね。男女の歴史は本当に根が深くて、その歴史からくる慣習、常識のようなものにがんじがらめにされていることがよくわかります。人間への洞察がほんとうに面白い！こういう人がいるからほんとうに人間の事がわかってゆくんだな、、って感動してしまいました。細くなくっちゃいけないとか、か弱くなくっちゃいけないって、脅迫観念のようにあったりするでしょう？なんでこんな風に感じてしまうのか解らなかったけれど、自分の感情のように思っていたことが実は長い人間の歴史上でおこっていたことが身についてしまっていたんだと解ると、ずいぶん感じ方が違ってくるものですね。まあ、なんといっても大変面白い本を書いたこのヴェブレン先生は、大変女性達に人気があったそうです。でもそれは分かる気がします！ぜひぜひ皆様読んでみてください！

  2004.08.15

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  「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」佐藤富雄著

  非常に面白い本でした。今までありそうで、実は無かった本かもしれません。お金持ちになる法則がはっきりとしっかりと書いてあります。あとは実践するかしないかだけ。非常に内容はシンプルです。自分がイマジネーションするようになってゆくということなんですね。全ては自分自身が自分をどのように描けるかということなんですね。わたしが面白かったのは人間はひとりひとり勝てる遺伝子をもっている。その遺伝子が味方をしてくれるっていうことでした。全ていま生きている人たちは、生き残ってきた勝ち組みの遺伝子をもって生まれてきているのだから、もともと勝のこってきた素晴らしい記憶があるはずなんだそうです。そうでなければ今この世に生きていないということなんですね。とにかくその遺伝子の記憶が味方してくれるから、あとは自分の脳がきちっと自分がなりたい自分をちゃんと認識して、正確に思い描ければなりたい自分になれる。脳が認識できるためには、言葉が必要なんですね。きちっと言葉にできれは、言葉で表現できればそのようになって行くわけです。そう。あとは実践。やるかやらないかです。まあ、おもしろいから是非みなさま読んでみてください。私はこの本を読んで、私はお金が大好き、男大好き、世界一私は賢く、世界一いい女と公言して生きることにきめました！笑さて、貴方は？

  2004.08.12

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  「お金と英語の非常識な関係　最短最速でお金持ちになる秘密」上下　神田昌典著

  どぎついピンクの表紙にひかれ、ついつい手をとってしまいました。神田氏曰く、「英語は、普通に勉強しても金にならん。」じゃあ、どうやって？それは、とにかく、面白いから、お読みください。日常会話の英語すら、ままならななくても、英語でビジネスができるようになるというめちゃくちゃな内容です。だけど、神田昌典氏は凄い。何が凄いかというと、読んでいくうちに、この通りにすると、も、も、もしかして、できるかも？？？という気になってしまうんです。痴呆症なみに英語能力しかない友人ですら、「これなら、できるような気がする」ときたもんです。英語でビジネスなんて、そんなたいそうなあ！と思っていたわたしも気が楽になりました。世界は案外近い。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2004.08.10

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• 「だれでもわかる地域通貨入門―未来をひらく希望のお金」あべ よしひろ (著) 泉 留維 (著) 森野 栄一　誰にもわかる　地域通貨入門　　北斗出版　　2000年

  この本は、たしか代官山で、若者達が月1回あつまってカフェーを開催していたのですが、丁度9.11の後でしたので、盛んに集まり議論して、とても面白いスペースを作っていたのですが、その時にいろいろなブースがあり、またこの地域通貨も実際に利用して運営されていて、その時に手に入れたものです。とっても優しく解説してあり、お金の歴史も見えてきます。地域通貨は、1830年あたりに始まり、1929年世界大恐慌が起こった時期に様々な地域で導入されました。その理論的は背景になったものはシルビオ・ゲゼル氏の自由貨幣運動だそうです。この考え方の特徴は、貨幣の価値が劣化するということにあり、ようするに、お金を手元に持っていると、価値が下がっちゃうということなのです。今はお金を預けると利子を生むのですが、持ってたら減っちゃうということなんですね。自然界と同じ法則の元に、お金が劣化するということで、流通がうながされてゆくということなのですね。ある限られた地域で信頼にもとづき発行される通貨です。さて、この地域通貨、モモで有名なドイツの作家ミヒャエル・エンデが投げかけたお金に対する問いかけから、世界の多くの人たちの共感を呼び現在2600以上のコミュニティーで使われているということなんです。ミヒャエル・エンデといえば、ルドルフ・シュタイナーの影響を強く受けている人です。もともとシュタイナーが、提案し実践していた共同体のなかで、独自の経済の考え方が行われていました。シュタイナーも大変面白い人ですね。今あるお金とはマッタク違うお金の考え方とらえ方をし、お金がなければ生きてゆけないというシステムではなく、もっと有機的に世界の資源、人の労働力を活用してゆける地域通貨。しっかり学んでおきたいですね！！まずはこの本からオススメです！

  2004.08.08

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  「マネーロンダリング」　　橘玲　著　　その２

  読み終わりました！えらく面白い本でした！興奮！！５０億というお金があったら貴方はどうしますか？誰しもが人生を狂わせてしまう、、、。でもお金って、一体何なのでしょうね。お金というものを物凄く考えさせられました！人間の心の奥深くにある闇、お金と心、人の心の闇をお金は救えるのか？幅広く、驚くべきお金の世界の裏、の裏まあ、是非是非読んでみてくださいね。今回最後まで一気にとばしましたが、いや本当に面白かったです！文庫本になってますからぜひぜひ！

  2004.08.06

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• 「お金に強い女になる!」バーバラ・スタニー (著)

  子供のころから、裕福な家庭に育ち、21歳で大金持ちになったバーバラさんですが、資産管理が出来ず、気がつけば、財政は火の車。そして、自分だけではなく、周りにも自分と同じように資産管理に悩んでいる女性が多いことに気付きます。才女でキャリアウーマンの女性がお金に強いとは限らないという意外性。どうして、自分はお金を扱う能力にこれほど欠けているのだろう?どうして、これほど多くの、かつては豊かな生活を送っていた女性が貧困に陥るのだろう？どうすれば、お金の知識、能力が身につくのだろう？「お金の知識」貴女は自分にどれだけあるとお感じになりますか？わたしは、この本が真剣にお金の知識を学ぶきっかけになりました。バーバラさんは途方にくれて、投資アドバイザーに救いを求めます。「わたしは賢くなりたいんです。誰かに投資のことを教えてもらいたいんです」と。しかし、その女性投資アドバイザー曰く、「あなたみたいな人に時間をかけて教える資産管理の専門家なんていないわよ」どうです？まるで、自分に言われているような気がしませんか？ぜひ、女性に読んでいただきたい本です。ラストがいいですよ。お金に強くなった女たちは、それぞれに世界を変える行動を起こしはじめます。こうでなきゃあね。

  2004.08.05

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  「マネーロンダリング」　　橘玲　著　　その1

  橘玲さんの本ですとっても面白い本ですよ！久しぶりにこのように面白くセンセーショナルな本を読みました。あっという間に半分まできてしまいました。かなり分厚いほんなんですよ。圧倒的な税の知識、金融の専門知識、もう面白っくてとまらない感じです。香港と日本、30代半の秋生にある共感を覚えながら、思わず引きこまれてゆくストリー展開。まず面白いです！ぜひぜひお読みになってみてください。とってもためになります。本当に。読み終わったらもう一度書きますね。

  2004.08.04

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  「変な人の書いたツイてる話 」 斎藤一人著

  斎藤一人さんは、日本の長者番付に必ず毎年顔をだす、正真正銘の日本一のお金持ちさんです変わった人ですが、独特のお金の法則、哲学をお持ちです。とっても判りやすく、とってもシンプルなお話を絵本のように判りやすく書いていらっしゃいます。とっても面白い内容なんです。お金を愛して、お金から愛される哲学、中学校しか出てないけど世界のいろいろな事が本当によくわかる。人のこともよくわかる、お金のことがわかる人はとっても物事の本質が見える人なんです。一回は読んでみると、「お金っていったいなんなんだろう」ってことがちょぴり体得できるかもしれません。お金を大切にしてあげる人、まるで恋人みたいに思える人、大事な人と付き合うように接することが出来る人が、ほんとのお金も持ちになるひとなんですって、！！一円玉をほっておいたりしてはだめなんですよーー！お金に嫌われちゃうんですよ。お金ってやぱり魂があって、生きてるものなんでしょうね。

  2004.08.02

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  「イヌが教えるお金持ちになるための知恵！」ボード・シェーファー 著

  とっても面白い本なんですね。寓話的といえば寓話的なんです。11歳の女の子のところにやってくるマネーという名のイヌはとっても賢いお金持ちになる知恵を持っていて、女の子に体験をもって教えてゆきます。お金持ちになる方法が自然に身につくということなんです。お金持ちっていうことはお金を持っているということで、お金を蓄えないといけないのです。明日のためにお金を少しでも貯める方向を考える。明日の自分に投資ということなんです。お金が好きになってゆく方法といんでしょうかね。それから、買いたいもののリスト作成なんかも、具体的に自分の目標を見てゆくにはといってもいいですね。それから、借金から抜け出す方法なども大変面白いですね。基本的であり、かつ筋がとおってしかもシンプルです。読んでいてたのしいですよ。お金持ちの法則、原点がここにはあるように感じます。

  2004.07.29

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• 「マネー―なぜ人はおカネに魅入られるのか」ベルナルド リエター (著)

  お金の本の紹介です。大変エキサイティング！物語を読むように読める本ですね。題名はそのものずばり、「マネー」です。2001年の本ですが、お金の正体を考えるには、遊女asome絶対のオススメ本なのです。お金の核心に迫る本です！リエター先生はベルギー生まれで、ヨーロッパ総合通過ECUの設計と実施の責任者の一人だとか、、。　現在もますます進行しているマネー革命、この先の未来を考えたときに、お金というものの本質、正体をわかることが必要だと考えて、歴史、人の内面からお金というものを考えてゆこうという趣旨で研究された成果がこの本です。お金を動かしているのは人間の内面｢お金というものが内側にある情緒とどう繋がっているのか」ということがとても大切なことですが、そういうことを研究していたり、書いてある本は大変少ないと言えます。お金というものの本質、全体像をわからないととんでもないことになるという事なんですね。私たちはあまりに、お金の本質を見誤っているというこなんです。ユング心理学、神話など、様々な人間の心の原型といえる事柄を手がかりとして、お金のことを深く研究されています。母なるもの、父なるもの、豊かさ、豊穣、お金の未来は私たちの瞬間瞬間の心の内側の豊かさにかかっているということになるのでしょう。この本、実は「soul　of　money」（お金の魂）が原題です。ね！なんだかとっても読んで見たくなるとおもいませんか。

  2004.07.25

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