背水の陣
本日、今年度分の授業料を納付しました。入学金20,000円を含めて、276、000円です。今や国立大学の授業料ですら、 ◎入学金 :282,000円 ◎授業料 :535,800円(年間) ◎初年度計:817,800円これだけかかる事を考えれば約1/3で済むわけだから、仕方がないか・・・。これに伴って、教科書も発注しました。全部で25,305円。授業料と合わせて、30万円強。この先にも、実習費などがその都度発生します。これらの費用は、嫁にカードを作らせて、そこから引っ張ってきたお金です。つまり、破格の金利が付くお金ですので、実質は40万円ぐらいかかった・・と心得ておいた方が賢明でしょう。銀行の窓口で、「息子さんのですか?」と聞かれて「私のです。」と答えたら、「免許証か何か、お名前の確認できるものをお願いします。」と言われた。・・・何だ何だ?この歳で授業料振り込んじゃアカンのか?・・・何で免許証見せる必要があるんじゃあ?とアタフタしていた。・・・何の事はない。今年から「10万円以上の送金は本人確認」と法令改正された件だ。どうも、勝手に卑屈になったしまったようだ。汗びっしょりかいて、勝手にどんどん怪しくなっていく自分がいた。あとさき考えずに、お金を使っていますが、それもこれも、自らの環境を「背水の陣」とする意味でもあるのです。タイトルにも有るように、「中途半端」に生きてきてますので、要所要所も、期限ギリギリ・・・若しくは、やっつけ仕事・・・という事が多かった。この先は何事も真摯に取り組んで行こうと決意しています。嫁からは、「あんたの道楽も、だんだんエスカレートしてきたねぇ・・・」と言われてます。「資格コレクター」として、参考書数千円、受験料数千円・・・のうちは良いでしょうが、国立大学の1/3で済むとは言え、無職(「ニート」ではない→文末参照)の身で有りながら、嫁に借金させてまで大学で学ぶ必要が有るのか?という疑念が出てくるのは当然です。この先、シャカリキになって残りの借金を返していっても、その先には年齢だけ重ねて、手には何の技量も持たない自分がいるだけです。勿論、借金を踏み倒すつもりもありません。 (現に、1億円以上の負債を抱えたいた時点でも、自己破産などしなかったし、 保証人のハンコが有る借金が終わった時点でも、残りの借金は踏み倒していない。 月々3千円の返済のところも、5千円ずつのところも、まだ有る。)この先死ぬまで借金の返済が続くなら、それはそれで甘受していこう。ただ、それならそれで、自分の人生に「楽しみ」を見いだせる事を作らないと、何だか今回の人生(前回や次回があるかどうかは、別として)空しすぎる。かたや「借金返済の人生」・・・これが避けられないのであれば他方で「楽しみを見いだせる人生」を模索していかなけりゃやってられない。まわりの人間(私とのつきあいを避ける人も沢山いました)には、迷惑かけるだけかけて生きているのですが、「こんな生き方」をリアルタイムかつノンフィクションのドラマとして捉えて、実際に関わり合いながら、「観劇」してもらっている・・・というふうに考えています。私に手を差し伸べてくれてる人たち(嫁を含む)には、私の生き方が、よりよい「作品」、一緒に演じていて楽しい「ドラマ」となるよう演じていきたい。・・・こんな風に勝手に思っているんです。この年になって1から医者になるために勉強を始める。しかも、今無職で、借金抱えていて・・・これで、4年後ぐらいに本当に医学部に入ることができれば、少しは、まわりの人にも「一緒に演じる楽しみ」があるんじゃないでしょうかねえ?誤解されては困りますが、決して、伊達や酔狂で「医者になる」というのではなく、本当に、自分の幼い頃の思いを実現してみたい・・・たとえ今がどんな状況であれ、やらずに諦めることはできない。・・・思いは結構純粋なんです。「甘い事言ってるなあ」・・・そう言われるのも当然ですが、それでも「やってみる」やるだけやって、ダメだった時、初めて「無理でした」 (※・・・でした。であって「無理です」ではない。)と言います。 ☆☆☆ニートの定義☆☆☆NOT IN EDUCATION, EMPLOYMENT OR TRAININGの頭文字をとって、「NEET(ニート)」と言う。 この言葉は厚生労働省が2004年に発表した労働白書の中で、 「労働者・失業者・主婦・学生」のいずれにも該当しない 「その他」の人口から、「15歳~34歳」までの若年者のみを抽出した人口(若年無業者)が、 同年出版された玄田有史の著書において「ニート」と言い換えられ、 以後、マスメディア等を通じて一般にも知られるようになった新語である。 ・・・Wikipediaよりということで、47歳の私は、「ニートですらない」ただの「失業者」扱いなのです。「学生です」と胸を張っては、なかなか言えないし、銀行の窓口ですら勝手に卑屈になってしまうので、当面は、職業を聞かれるような場には行かないでおこう。余談だが、昨年11月の正面衝突の事故の際に、救急車が来て救急隊員が、「お名前は?」「住所を言えますか?」と意識がしっかりしているか、を兼ねて質問をしてきた。その後に「職業は?」と聞かれて「あ、・・う・・あぁ・・」って感じで口ごもってしまったので、救急隊員二人が、「頭を打ってるかもしれん・・・・」とヒソヒソ言っていた。その頃は失業したばかりで、「職業は?」という質問に対する答えを準備していなかった頃だ。今でも答えを準備できていないのだが・・・(TへT)「背水の陣」で知られる韓信(かんしん)については、⇒こちらを参照して下さい。韓信は、私が手本として仰ぐ武将の一人です。↓↓↓淮陰公韓信・『晩笑堂竹荘畫傳』より