☆ラスベガス日記2「K-1」と遭遇
一日目はチェックインするまで隣のシーザースパレスやフォーラムショップスをうろついたが、昼過ぎに部屋に入ってから仮眠を取ろうとシャワーを浴びて横になった。しかし、不覚にもそのまま深夜まで寝てしまって、ほとんど一日を無駄にしてしまった!!ショック!気を取り直して翌日、朝からベラージオのロビー近くにあるバッフェ($13くらい)で朝食。ラスベガスのバッフェ(日本でいうバイキング)は各ホテルにほとんどあって値段のわりに豪華で種類が豊富。とにかく定額で食べ放題だが、僕は見た目以上に1回の食べる量が少ない。欲張ってお皿に乗せても、ほとんど余らせてしまう。始めてラスベガスに行った12年前、貧乏根性丸出しで何でも皿に乗せ過ぎて食べてしまい3kg太ってしまった。その頃の朝食バッフェはどこでも$5.99から$8.99と格段に安く、当時は$1.00=¥98以下で日本円が強くて何でも安く感じた。その頃に比べれば少しは値段も上がったが、それでもまだまだ安い。なんせ肉類や魚、中華やフレンチ、パンからデザートなど豪華で凄くボリューム感があるから選んでいるだけでも時間が過ぎてしまう。さて、初日から気になったのだが、このベラージオホテルに至る所で「K-1」の看板を目にする。ホテルのケーブルCMも頻繁に見かける。そう、偶然にもここで「K-1ラスベガス興行」があるのだった。日程が近くなるにしたがって、日本人観客を思われる団体客や、顔見知りの関係者も見かけるようになった。夜には、レイ・セフォーやイグナショフ、ステファン・レコなどにも遭遇した。そんな中、僕は深夜一時過ぎにロビーのソファで座っていたら、偶然、目の前をどこか見たことある人物が通り過ぎた。そう、今やK-1プロデューサーでお馴染みの谷川貞治氏であった。忙しいそうに携帯電話をしている彼の背後に近づき声をかけると谷「えー、あれえーっ!どうしたんですか?まさか、わざわざK-1に来てくれたんですか?」と、よほど驚いたのか、その声はロビーに響き渡った。(恥ずかしい)自「ち、違いますよ。まったくのプライベートですよ。弟もいますよ」谷「じゃ、K-1に招待しますから、ぜひ観に来てくださいよぉ」自「でも、その日に帰るんすよねー」谷「ついでに延泊して観に来てくださいよぉ。今日本に帰るのはテロで大変ですよ」自「えぇーっ」谷「じゃぁ、決まったらこれに電話してくださいよぉ。待ってますからぁ」と、「これから打ち合わせ」と捨てゼリフを残し、つかの間の挨拶を交わした。谷川さん、いつも勝手に観に行ってますよぉ(笑)