「武器としての交渉思考 」 瀧本哲史さん (2)
「武器としての交渉思考」 瀧本哲史さん 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。非合理的な主張をする人たちに対して(まったく話が通じない困った人たち)------------------------------------------------------1.「価値理解と共感」を求める人には相手の価値観に合わせなければならない。そのために相手の話を聞き観察する。相手の価値観は変えられない。相手にはそれなりの理由があるのである。相手の価値観を認めるしかない。相手の価値観には共感せよ。-----------------------------------------------------2.「ラポール」(橋を架ける)を重視する人には①その人を好きになる。 ②小さなプレゼントをする。(ほめるなど) ③共通点を探して会話の糸口にする。 ④相手と同じ話し方をする。 人は自分と似ている人に好意を抱く。 ⑤共同作業の時間をもつ。------------------------------------------------3.「自律的決定」にこだわる人には 「自分で決めた」と思わせる。相手を説得しない。 判断材料を提示する。-----------------------------------------------4.「重要感」を重んじる人には「あなたを大切にしている」と伝える。相手を大切に扱う。Ex.相手の泊まるホテルを手配する場合は相手のお気に入りの「ミネラルウォーター」を用意しておく。好きなものを覚えておいてプレゼントする。すぐに返事をする。キーパーソンに話をして「根回し」をしておく。---------------------------------------------------------5.「ランク主義者」の人には学歴、年齢、性別、国籍、出身地ランク主義者には、「すごい人」(←他の人)をこちらの味方にして対応する。-------------------------------------------------------------6.「動物的な反応」をする人には疲れている、イライラしている人には交渉をあせらず延期する。アポイントメントは「月曜日の午前」よりも、「金曜日の午後」にする。交渉の場を「快適な環境」または「不快な環境」にする。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。共通の敵を設定して、共犯関係になる。「いや、まったくおっしゃるとおりです。私個人としてはその通りだと思いますがうちの上司が分からず屋でご希望が通らない可能性があります。上司を説得するために、こんなことができませんか?」と提案してみる。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。47都道府県すべての「名産品」と「甲子園常連校の名前」を覚える。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。まず認めてもらう。Ex.連日、一升瓶をもって相手の元に通う。懸命に溶け込む。信頼を得るために長い時間をかける。よそものではなく、仲間だと思ってもらう。そして、時が来ると「自分の要件を話す」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。「自分」のことではなく、「相手」を分析する。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。交渉メンバーが共有すべき3つの注意点1.アウトプット(出力)…何を達成するのか。ゴールを決めておく。2.ドレスコード…どんな服を着ていくか。どんな言葉で話すか。(相手にふさわしい服装と言葉づかい)3.NGワードの共有*交渉時には記録をつける。言った言わないで、もめないために。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。自分の宿題をやれ!交渉は「断られてから」が勝負。別のメリットを提示できないか?「こんなふうにすれば実現できますよ。」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。人は話す言葉によって自分たちの「仲間」かどうかを判断している。「言葉に力がある」「言葉の力で国が動く」(Ex.スピーチ)言葉を磨こう!。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。不特定多数の顔の見えない人達に言っても世の中は動かない。特定分野で強い力をもつ個人にアプローチし、交渉して合意を結ぶ。個人に向かって言わなければ、人は動かない。相手を定めよ。それを同時にたくさんの場所で行え。大きな権力や広いネットワークをもつ「これぞ!」というキーパーソンや組織・団体だけを狙って、同時にいくつもの交渉をこなす。相手にとっても自分にとってもメリットがある合意を勝ち取っていけ!。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。最後にこの本を読んだあなたが明日からも同じ生活を送るのでは意味がないのです。