”ごもく入れ”に徹して徹底的に相手の話を聴きます。
「あのなあ、これからわしは独り言を言うさかいに、 これは独り言やさかい 聞こえても聞こえんフリしててやぁ」私たちの役割はひたすらお客様のお話を聞くことです。会社の経営者や責任ある立場にいらっしゃる方は仕事のこと、家庭のこと、人には言えない悩みや自分ひとりで解決しなくてはいけない問題をたくさん抱えていらして孤独な方が多いのです。”ごもく入れ”とはゴミ袋のことです。お客様の胸にたまったものを捨てる袋の役ということです。お客様が我がままになったり、泣いたり、笑ったり自分をそのままさらけ出すことのできる場所です。いかにお客様にありのままの姿を見せていただけるかが私たちの仕事なのです。言葉:「祇園の教訓 ー昇る人、昇りきらずに終わる人ー著:岩崎峰子さん 」ーcherchemidiのアドレス帳ー