お久しぶりです。
じつは、こんなことをここに書くとは思っていなかったのですが、母が9月1日に永眠しました。突然でした。前日の夜の12時過ぎはいつもと変わりなかったのですが…。変わりなかったので、それで私は、のんきに日記の更新をしたのですが…。9月1日の朝の9時頃、母は自分一人で歩いて台所に来ながら、「歩けない」と言うので、一体何を言ってるのだろう?10時頃、ベッドから落ちたような音が聞こえたので、慌てて見ると、足だけが落ちていて、「トイレに行きたい」。嘔吐。その時にはフラフラで、「病院に行けばいいのに」と言うと、「今日は土曜だからやってない」「担当の先生はいない」。5分後、またベッドから落ちたような音が聞こえたので、慌てて見ると、また足だけが落ちていて、「トイレ」。嘔吐。「病院に行けばいいのに。やってないことはないよ…。それにしてもケアプラザの人は本当に気がきかないよね、あれから何も言って来ないんだから…。病院に行くのを勧めなければ、何も勧めないんだから。本当に一体何のためにああいう仕事をしているのか…」11時半頃、名前を呼ぶ声が聞こえたので、見ると、ぐっすり寝ていた…。確かに聞こえた。ぐっすり寝ているのに、呼ぶことが出来るのだろうか? 不思議。ぐっすり寝れば少しは良くなるんじゃないかと思った。救急車を呼ぶほどではないと思った。救急車をタクシー代わりにしないでください、と最近、盛んに言われている…。ケアプラザに電話しようと思ったのだが、土曜と日曜は休み。「何かあった時には電話してください」と言いながら…。2,30分ごとに様子を見たら、だいぶ落ち着いた様子だったのだが…。3時頃、顔面蒼白!呼吸をしているか? 脈はあるか? 少しも反応しない!死?どうしよう?もし本当に死んだのなら、救急車を呼んでも運んでくれないそうで…。こんな時は警察を呼ばなければならないそうで…。「何かあった時には」と普段からお向かいの家の人に言われてるので、とりあえずお向かいの家の人に…。さっそく救急車に電話。心臓マッサージの指示があって、それをするには病人をベッドから下ろさなくてはならないそうで…。こんなことは一人では出来ないので、お向かいの家の人に来てもらって本当によかったよかった。感謝感謝。心臓マッサージの指示があったのだが、電話なので、よく聞き取れなかった…。救急車のサイレンの音が聞こえて来て、合図をしなくてはならないので、玄関の前に出たら、なんと、消防車も! 消防車は関係ないと思うのだが…?…一昨年、救急隊員に「どこにいますか」と聞かれたのだが、今回は何も言わずに…。一昨年、救急車を呼んだ時は救急隊員は3人だったのだが、10人近くも!一昨年は、どこの病院に運ばれるかで手間取ったのだが、今回はそんなことなく、「M病院でいいですか」「はい」5時31分に…。白衣を着てる人が遺体を運んでいたので、てっきり病院の人かと思ったら…。まさか葬儀屋だとは…。救急車で運ばれてから24時間以内に息を引き取った時は警察が来るそうで…。警官が4人来て、その中の一人が熱意があるというのか、一生懸命に聞いて来た。「第一発見者は誰ですか」まるでテレビドラマと同じ。病院で警察の事情聴取。母が寝ていた部屋を見たいということで、警察の車で我が家に…。(警察の車といっても、普通の車。)救急隊員が部屋をゴチャゴチャにしてしまい、それだけでなく、救急隊員が障子を破いたりしたので、警官が来た時は、まるで殺人現場のようだった…。「いつもこんな感じなのですか」と聞くので、「救急隊員がした」と答えると、警官は大きくうなずいた。「どんな服装をしていたのですか」「Tシャツにズボン」「どんなTシャツですか。色は?」「青い普通のです」「どんなズボンですか。色は?」「チェックで茶色です」「それをどうされましたか」「処分しました」「看護師さんがしたのですか」「そうです」警官は東の方に指さして、「南はあちらですか」と聞くので、「いいえ」「あちらではないのですか」「飲んでた薬はありますか」「はい、これです」「この4種類だけですか」「はい、そうです」そんなこんなで警察の事情聴取は終わり。2時間ほどだったのだが、同じことばかり聞くので、まるで容疑者扱いのような感じだった…。