晩夏から初秋の花
晩夏から初秋の花、いろいろあると思いますが最近花を撮っていないのでご近所に咲く定番のこの花はいかが?夏を秋に渡す花。木槿。次々に咲きますが花は一日花。茶花にも用いられます。中心の紅い槿は底紅といい茶人千宗旦が好んだといわれ「宗旦槿」というそうです。 そして八重のピンクのムクゲが可愛らしい。花笠のようですね。********************************* ムクゲは韓国の国花。インド・中国原産でかなり昔に渡来したそうです。一日花の儚さが茶人のおもてなしの心にあったものといえるでしょう。朝に咲き夕にしぼむ花のことを栄華の儚さにたとえて「木槿一朝の夢」という言葉を生んだそうです。別名は「はちす」「ゆうかげぐさ」などがあります。■槿花(きんか)は朝顔の異名ですが木槿の花のこともいいます■私事ですが父が大好きで植えていましたがその家は今は無くこの花を見ると毎朝毎夕水遣りをしていた姿を思い出します。あっ、父は元気でおりますのでご安心ください。