旅日記・3日目
格安スイートで快適な一夜を過ごし,今朝はオーシャンドームに出発です.プールは大好き,でも,あれこれ課題を出されるスイミングスクールは嫌になったとやめてしまった次男.長女も次男がやめたのに影響されて,スイミングスクールをやめちゃったので,二人とも久々のプールです.波の起きるプール,流れるプール,ウオータースライダーと元気いっぱい遊び回っています. 一方,ここ7,8年,ほとんど毎日かかさずに近所のプールに通っているはずの母は,世界一という室内プールに茫然としています.あまり,水にも入らずに人工ビーチに座り込んでしまいました.やはり74歳には,ちょいとハードな日程だったのかしらん?(でもこの婆さん,スリランカの小学生に版画を教えるために10日間,1日空けて東京で展覧会の審査員,戻ったかと思ったら四国にお遍路さんに行き,翌週には中国で展覧会.なんて旅行三昧をいつもやってるんだけどなあ.) お昼過ぎ,サーフィンショーが終わったところで,長女を見るとクチビルが紫色でした.まだまだ遊びたいというものの,風邪をひかれても困るので,温かいモノを食べさせて引き揚げることにしました. ここは,プールだけでサウナやジャグジーバスなどの身体を温める設備がないのが難点だったのかなあ.なんとか潰れないで頑張って欲しいけど.機会があればまた来たいところなんだけどなあ. シーガイアを後にして,宮崎市内に入り科学技術館に行きました.長女がプラネタリウムが好きなのと,次男が土壇場で理科の自由研究を火星にしたのとで,立ち寄ろうかと,昨日の朝,フェリーの中で決めたのでした.もっとも,母とワタシにとっては,50分間もリクライニングシートでゆったりできたのが,何より有り難かったのも確かでした. さて,他の展示もなかなかよくできていました.照明や実験設備のメンテナンス,自由に使えるコンピューターのシュミレーションシステムも判りやすい.子どもたちも母もけっこう楽しんでいました.富山にも,科学文化センターとかワンダーラボといった似たような施設はありますが,どうも垢抜けない.ヨソの土地のモノは良くなって見えるという心理作用もあるのでしょうか? お天気が悪かったこともあり,閉館間際まで科学技術館にいすわり,そのまま高速で熊本に直行しました.水前寺公園近くのビジネスホテルのファミリールームは予約通り.ホテルの向かいの焼き肉屋さんは非常に美味しく,やはり九州は朝鮮半島の文化が入って来やすい土地柄なんだなあと感心.メニューのお値段は普段富山で行く焼き肉屋さんよりも格が上でしたが,お勘定は5千円ちょいでした.長男がいないとお支払いも安くつくねと母と顔を見合わせて笑っちゃいました. 寝る前にマッサージさんを頼み,疲れが見えてきた母をしっかり揉みほぐしてもらいました.「お孫さんは3姉妹ですか?」と,薄暗い部屋の中で女の子に間違われた次男は心外なようすでしたが,子どもたちの姉に間違えられたワタシはまんざらでもない気分.もっとも,いっしょにゲームに興じる母親というのはあまりいないのかもしれませんが.尚,今夜のチェスは完敗でした.クヤシイ.