牛肉どまんなか弁当&その他
さて、12時54分福島発米沢行きの列車は、13時40分に米沢駅に到着しました。隣のホームには、13時47分発山形行きの列車が停車しております。米沢に来た目的は、「牛肉どまんなか弁当」を駅前の新杵屋に買いに行くことだったので、一応、りと様は約1時間後の14時49分の列車に乗ろうと計画していました。がっ、なんとなく「停車時間が7分あれば、もしかして間に合うかな」と、あらぬ助平心が出てきたりと様は、珍しく()小走りで駅の改札に向かいました。 結果的には・・・米沢駅の改札を出て、駅の目の前にある「新杵屋さん(牛肉どまんなか弁当の大きな看板を掲げてます)」に駆け込んだら、すぐに弁当二個(¥1,000/一個)をゲット出来ました。弁当を買ったら、即、駅に戻って切符を購入し、改札を通って、ホームの階段を急いで駆け抜け、山形行きの列車に飛び込んで、「ま、間に合った」と、時計を見たら・・13時45分でした。なんと、正味、「5分」で用事をすませることが出来ました。何事も、やれば出来るものですね(ちなみに、ふだんのりと様は動作がトロイ方です。)米沢から山形までの約45分間は、ごく普通の田園風景なので、りと様もマッタリと過ごしました。 奥羽本線蔵王駅付近の車窓から見た「蔵王」です。ちなみに、この時間(10月31日午後)の仙台は、分厚い雲に覆われていたそうです。山形駅には14時32分に到着しました。普通なら、ちょっと途中下車してみる所ですが、この日は「明るい時間に仙山線沿いの紅葉でも見るか・・」と思い、そのまま山形駅の改札を出ることなく電車を乗り継ぎました。でも・・・結果的に、これが裏目に出ました・・ 高瀬駅(仙山線)停車中に見かけた「木の電柱」です。山寺駅に着くまでは、やや空きぎみの午後の車内といった感じで、りと様はじつにマッタリとした気分で乗車していました。 車窓から見えた「山寺」です。この直後、電車が山寺駅に到着すると・・・・山寺参拝帰りの中高年の方々が 「どどどどどど」といった感じで乗り込んで来られました。当然車内は、アッというまに満員となり、山寺駅を発車した直後で、既に2~3人の方が立って乗車している状態でした。そして、次の停車駅「面白山高原駅」に到着すると・・・・またまた中高年のハイキングの方々が十数人ほど乗り込んで来ました。この時、りと様が座っていた席(ドア近くの二人がけの席)の向かい側には、一人分だけ空席がありました。そこの席を巡って、中高年のハイキング帰りの方々が、「〇〇さん、どうぞ」「いや、私は若いですから」「いや、私の方が若いですよ 昭和〇〇年生まれ(終戦直後くらい)ですから・・」などとお互いに遠慮しあっておりました。結局、その席には一番年配に見える方が座りましたが、その方は立って乗車しているグループが盛り上がっている所からは微妙に離れていたので、盛り上がりに参加できなくて少し残念そうな様子でした。そして、愛子駅に到着すると高校生が多数乗車し、東北福祉大前駅に到着すると、たくさんの大学生が乗車して来て、普通に首都圏並みの混雑になりました。 と、いうわけで、仙山線の車窓を堪能する予定だったりと様は、混雑のために車窓を眺める余裕も無く、今回の旅は終わりをつげました・・(次の「小さな旅」は、今のところ思案中です。)