冬の輪舞
ぼーっとしてたら、テレビで昼どらが始まった。「冬の輪舞」この時間のドラマ、すごいどろどろしてるよ。今回、見てたらいきなり怒鳴って、ビンタし、泣き叫ぶシーンから始まった!!どういうことやねん。金持ちとお手伝いさんの子供が、取り替えられて育てられてしまったらしい。金持ちの家で育てられたお手伝いさんの娘は傲慢になり、お手伝いの育てた金持ちの娘はまじめで謙虚な風に育ってしまったらしい。前回の放送で、やっとその事実がばれて、喧嘩してるような感じ。今見たら、喧嘩して泣き叫んだ後、また仲良くなっとるがな。どういうことやねん。主婦って、多分普段うっぷんがたまっとるのだろうか?感情が爆発するシーンをみて、うっぷんをはらすのか?どろどろしてるなぁ。きっと、毎日すこしづつ、どろどろゆっくりと進展していくから面白いんだろうなぁ。映画でどろどろした作品をつくろうと思っても、二時間じゃあ無理なのかもしれない。毎日生殺しで、毎日視聴者を引き付けるつくりかたをしているんだろう。あるいは、作り手よりも視聴者は上で、毎日痛めつけられる主人公を客観的に見ていて、なんでこんなに過剰な表現をしているんだろうと、笑いながらみているのかもしれない。演技や表現も過剰。そぶりも睨み方も、やることなすこと過剰。「許さないわ、絶対に許さない~!!」そんな過剰なセリフで客観的にみて、笑わないわけはない。寝転んで、せんべい食べながら、笑ってテレビを見ている主婦は、きっと頭がいいのだ。