[おでかけ]の記事一覧 | 多言語子育て日記

おじいちゃんとお風呂2

おじいちゃんの家に泊まりに行くと、Hueiはおじいちゃんとお風呂に入りたがった。次の日、「ママとお風呂行く？」とたずねると、「うん」という返事。お、今日は一緒に入ってくれるかな？と思っていると、「おじいちゃんもいっしょに行く」とHuei。ママ：「え、おじいちゃんとはいりたいの？」Huei：「うん、みんなで行く」ママ：「ママはおじいちゃんと一緒に入れないんだよ」Huei：「おじいちゃんとお風呂はいる」「不喜歓ママma（ブゥシィファン：ママ好きじゃないから）」みんなで入ったら楽しいと思ったのかな。でも、一緒に入れないとなると、やっぱりおじいちゃんがいいらしい。Hueiが気持ちよくお風呂に入れるテクニックを、おじいちゃんに教えてもらわなきゃ。

チリーフラミンゴ

　連休中、市内の動物園に行った。「動物園」としてはしょぼいが、市営で入場無料であり、無料の施設としてはかなり充実している。　猿山ぐらいはよくあるが、ペンギン、アシカ、ペリカンとなってくると、とても無料動物園とは思えない。チリ産のフラミンゴは数も多く、ピンクがあざやかだ。その前のベンチで少し休んでいると、お父さんと５、６才の息子の二人連れがやってきた。子ども：「お父さん、これなにー？」父：「チリーフラミンゴ、チリーフ　ラミンゴ・・・ラミンゴかぁ」名前の札を見つけた子どもが、「フラミンゴだよ、お父さん。」お父さん、もう少し予習してから動物園に来てください。

大学デビュー

近くの大学で子育てにテーマした公開講座がありました。講座は2時間でした。託児サービスがありませんが、「グズグズになったら外へ連れて行ってもかまいませんよ」と優しく言ってくれましたので、Hueiを連れて行くことに決意しました。行く前に、「今天、ママ要去大学聴老師講課。老師講課的時候要安静。知道マ？（今日ね、ママは大学へ先生の話を聞きに行くよ。先生が話しするときに静かにするんですよ。いい？）」そして、Hueiは大学先生の授業にデビューしました。13：00最初に、静かに自分のいすに座って、話を聞きました。（13：05）5分後、私に普通の音量で話しかけました。そして、13：15私の膝に座って、もらったプリントに描き始めました。13：30カバンに指さして、「cracker」と小さい声で私に言いました。13：45私はずーとクラッカーを食べていたHueiに「要不要喝茶？（お茶飲む？）」Hueiは：「うん」14：20まで、食べさせたり、飲みさせたり、ティッシュ取ったり、落ちったクラッカーを拾ったり、ハンカチーフで床の掃除をしたり、自分の服で床を拭いたりしました。14：20－14：35の間に、いすを押したり、背中で教室の壁を拭いたり、教室のドアーをあけたり閉めたりしました。14：35－14：40プリントの後ろにママはkittyちゃんとアンパンマンを何度も画きました。14：45どうしても持って行ったお茶ではなくお水を飲みたくて、退室になりました。教室から広い校園へ行ったら、大興奮！きれいにトリミングされた芝草の上に走り回って、大きな声で叫びました。やっと車乗るのは30分くらいかかりました。刺激いっぱいの大学デビューでした。感想1：baby signをやってよかったこと。静かにしなくてはいけないときにサインでコミュニケーションができるのはとても便利でした。Hueiはそんなにサインができないけれど、「たべる」「のむ」「あける」「しめる（おしまい）」「待って」だけで今回の場面で全部使いました。感想2：Hueiに感謝。先生と教室にいた学生さんたち（特に隣に座ったひと）に迷惑をかけたと思います。が、Hueiは本当にがんばって静かにして我慢してくれました。2歳未満の子供に2時間近く好きに声を出せなく、体を自由に動けないことは無理な要求であると思います。でも、全然ぐずらなく、（ある程度の）静かに一人で遊んでくれました。校園で解放されたHueiの様子を見て、何となくHueiに申し訳ないと感謝の気持ちで胸の中にいっぱいなりました。

イルカ・ウォッチング・ツアー

　今回のグアム旅行はホテルでのんびり、を基本としていたのだが、一日だけイルカ・ウォッチング・ツアーに参加した。かなり高速で走れるクルーザーに乗り込み、船首の甲板に腰掛けて、イルカを探す。イルカがいそうなポイントに近づくとクルーザーは減速、どうやら船長がイルカを発見したようだ。タヒチ出身のガイドさんや私たちともう一組の赤ちゃん連れ家族も辺りを見回す。すると、遠方にイルカの背びれらしきものが見える。ちょっとすると今度は３頭ほどのイルカの背びれが水面から見え隠れする。船上はすっかりもりあがり、みんなで「おーっ！」と声を上げる。もう一組の家族のパパも私も、必死にビデオでイルカの背びれを追いかける。　しかし、そんな盛り上がりもHueiにとっては理解できるわけがない。背びれが見えるごとにママが指をさしてもHueiにとっては何を指さしているかわからないし、指の方向に目をやる頃には、何もない海面があるばかりだ。そもそもHueiにとってイルカ・ウォッチングに来ているという意識はないのだから、何が目的なのかわかるはずもない。　まぁ、そうはいっても、子ども中心の旅行の中で一つくらい親が楽しむ時間があってもいいか、と思っていると、３頭のイルカの群れが突然クルーザーの近くに現れた。少しの間、クルーザーと併走したかと思うと、ぐっと船首の方に近づき、どうやら船のしたをくぐって反対側に抜けていったようだ。　これには、Hueiもしっかり反応。　イルカの群れを指さして「おーっ！」と声を上げた。　最後の最後でHueiにとってもイルカ・ウォッチング・ツアーになった。

グアムへ行ってきた

　グアム旅行はHueiにとってかなりハッピーな時間だったようだ。もちろん、Hueiにとって南国の青い海や色鮮やかな花が特別な意味を持つわけではない。パパとママが24時間いっしょにいて、自分に注目してくれる、それがなによりもHueiをハッピーにしたのだろう。子どもがハッピーなら、当然、親もハッピーになる。そんなわけで、ほんとうに楽しい５日間を過ごすことができた。　グアムで驚いたのは、子ども連れの多さ。うちのHueiは１歳８ヶ月だったが、それよりずっと小さい赤ちゃん連れの家族もたくさんいた。主な空港から３時間半、費用もピークシーズンをはずせば、国内旅行より安くなることもある。小さい子連れの海外旅行を「小さい子どもを海外に連れて行ったって、何も覚えていない」「何もわからない」といって批判する声もある。しかし、留学をするわけではないし、行ってみんなが楽しい時間を過ごせるなら、それが国内であろうが、海外であろうが関係ないとも言える。もちろん、安全や健康面で慎重になる必要はあるわけで、衛生面が心配な国に、抵抗力の弱い赤ちゃんを連れて行くのはどうかと思う。ふつうに文化的な生活を送っている治安がいい国であれば、それほど心配する必要もなさそうだ。

ハイタッチ

　大学生のお兄さん、お姉さん達とボウリングに行った。このところ３ヶ月くらい、人が接近してくると固まってしてしまう状態で、ママにしがみつきっぱなし。果たしてボウリングになるのか心配だったが、こちらがびっくりするくらい、平気だった。お兄さんお姉さんに話しかけられても固まることがなく、にこにこ笑い返すこともある。最近は保育園でもわりと元気に遊ぶようになってきたようで、少し人見知りも落ち着いてきたのだろう。　さて、ボウリングの方は最初に個人戦、次に得点順に並べて高得点者と低得点者がペアになるペア戦をやった。たまたま点数の並び具合でパパとママがペアになった。比較的調子のよいパパはスペアを連発。投げて戻ってくると、おきまりのハイタッチだ。ママの膝に座ってそれを何度か見ていたHuei、何度目かにパパとママがハイタッチをすると、自分もやってくれと両手をあげる。Hueiにもハイタッチをしてあげると、にこにこしている。　今度はママが一投目に９本倒して、パパにハイタッチ。パパの膝の上に座っていたHueiにもハイタッチをしてあげようとママは両てのひらをHueiに向ける。　しかし、Hueiはその手にタッチするのでなく、両手を前ならえ状態で突き出していく。　そう、これは「抱っこして」のサイン。　がまんしてパパに抱っこされてはいたが、やっぱりちょっと不安な状況では、ママでなければダメらしい。

きらいな人＆好きな人

「きらいな人」私たちは、いわゆる集合住宅にすんでいる。２棟の建物が建っていてその間にはちょっとしたスペースがあって、住宅に住んでいる子ども達がよく遊んでいる。ここ１、２ヶ月で少しずつ外で遊ぶ機会が増えて、WenとHueiは何人かの子ども達と友達になった。Hueiが出て行くと、「Hueiちゃん、Hueiちゃん」と声をかけ一緒に遊んでくれる子どももいる。この住宅に４月になって新しい家族が引っ越してきた。二人姉妹で、すぐに子ども達の輪の中に入ってきた。妹の方は４歳なのだが、末っ子でまだ４歳というこもあり、なかなか赤ちゃんの扱いにはなれていない。またいで乗るタイプの自動車にHueiがまたがっているときにやってきて、自分が乗ろうとしたり、Hueiにとっては危険なスピードで自動車を押そうとしたりする。２回くらい、そんなことがあり、Wenも「やさしくしてねー」とか「あぶないよ」とか言っても、なかなか上手に遊んでくれない。今日もHueiが自動車にまたがっているときに、その子が建物から出てきて近づいてきた。その子を見て、明らかに緊張するHuei。Wenの方を見たりしながら、なんとなく落ち着かない。その子がやってきて、車を押そうとすると「アーッ！」と叫び声をあげる。Wenも「Hueiがいやがってるから」と説得しようとするものの、なかなか言うことを聞いてくれない。そして、また強く押そうとする。Hueiは「アーッ」といって、今度は自分の帽子を投げ捨て、泣き出してしまった。その子はすたたたーっと別の子の方に行ってしまった。その子は、Hueiにとって、顔を見ただけで「いやだ」って思う最初の人になってしまった。もう少し大きくなって、本格的に集団生活をするようになれば、きらいな子やいじわるな子と関わっていかなければならないこともあるだろう。たいへんだけど、上手に人と関われるようになってくれればいいんだけど。「好きな人」今日の夕方、近くにあるあんずの名所に花を見に行った。周囲を山に囲まれたのどかな田園風景のいたるところにあんずの木が植えてあり、まさに桃源郷の風情。その田園風景を見渡せる展望台に上がると、西洋系の男性と日本人の女性のカップルがベンチに座っていた。フレンドリーな感じの女性が、「かわいいですねー」と話しかけてくる。Hueiは外に出ると小石で遊ぶのが大好き。その展望台は地面に砂利が敷き詰められていて、Hueiは景色を眺めるよりも、一心不乱に小石を拾って遊んでいる。優しそうなお姉さんに声をかけらて、Hueiは小石をいくつか拾うと、それを差し出しながら、お姉さんの方に近づいていった。「くれるのー。ありがとう」と言われると、調子に乗ってさらに多くの小石を拾っては、お姉さんに持っていく。最近は見知らぬ人がいるとわりと警戒して、なれるまではあまり近寄っていかないHueiだが、優しい感じの人は雰囲気でわかるのかな。お姉さんのベンチのとなりのところにHueiが手をかけていたので、お姉さんは「座る？」と何度か聞いてくるが反応無し。今度は「Do you want to sit down?」と聞いてくる。それでも反応無し。Hueiは、ちょっと離れてまた小石で遊び始めた。お姉さんは子ども相手に英語を教える仕事をしているということ。こんなお姉さんに英語で遊んでもらったら、子ども達も楽しいだろうな。