闘いのあと・・・。
一ヶ月ほど前のある日、プリスクールから帰ってきたミミが、ふと「Sちゃんがミミのことたたいた。」と言って、肩の辺りをなでていた。急に言うから私もびっくりして、「え?!Sちゃん?ここ(肩)を叩いたの?」と聞くと、うん、うんとうなずく。「何で?ミミ、なんか意地悪したの?」と聞くと、してない、とのこと。すると傍らから、キキが「ちーがーうー。ミミがSちゃんをたたいたのー!」と、『家政婦は見た!』の市原悦子ばりの確信を持って言う。 ・・・どっちも叩いたんでしょう、おそらく。やれやれ・・・ なんだかよくわからないけど、それほど心配することもなかろうと、一応次の日、先生に聞いてみると、「ミミちゃんとSちゃんは、とても仲がいいんですが・・・それが時に、『熱く』なるときがありましてねぇ・・・。」と言うことだった。まぁまぁ、結局はお互い好きなんだろう、ということで話は終わり、私もホッとして、家に帰った。 がしかし!!!今日、ボランティアから帰って、家で待っていた私のもとへ帰ってきたミミは、こんな顔になっていた・・・。Oh, no!向かって右側の頬が赤く腫れている。プリで、ボクシングの試合があったわけではなく・・・。外遊びの時に、今度は、Lちゃんというお友達に押されて転んで顔を打った模様・・・。あ~あ・・・プリから電話がかかってきて、事情を聞き今日は少し早めに迎えに来てください、と言われたため旦那が私の帰りを待たずに、迎えに行った。 先生の説明によると、ミミとLちゃんが、三輪車の取り合いになってお姉ちゃんのLちゃん(4歳くらいと思われる)がミミを押してしまったらしい。モンテッソーリでは、基本的に先生たちはオブザーバーで子供の間にいざこざが起きても、すぐにはそばに行かずしばらく静観している。なので、間に合わなかった、というべきか・・・。 痛そうに見えるものの、痛くないらしくミミはまったくいつも通りに、元気いっぱい。そして、楽しそうに氷をガーゼに包んで、ほっぺを冷やしていた。私としても、子供同士のことなので介入するつもりはないのだけど、ミミの顔をみると、なんだかかわいそうになってくる・・・。旦那は、「この歳の子供のけんかなんてしょっちゅう起こるし、それでいちいち親が出て行ってたらきりがない。Lちゃんがミミを嫌いなわけでもないし。」と言う。 ・・・そうだよなぁ~。先生だって、Lちゃんにちゃんと話をしただろうし・・・。ただ・・・もっとひどいことが起こったら困る、ってことなのよね。 寝る前に、旦那がキキから聞いた話によると、 最初、キキが乗っていた三輪車をLちゃんが乗りたいと言って奪おうとした、そこへミミが、ダメ!と言って間に入った、その後、ミミとLちゃんで三輪車の奪い合いになった、その間、キキは・・・ 二人の争いを見ていた。おーーーいっ! キキさんっ!次回からは是非ともミミの助っ人をお願いしますよっ!