ケチケチ作戦を進行中
今回は投資の話ではなく、Cost Savingの話。 復興増税、社会保険料増額(我々にとっては増税と同じですね)、消費税増税、子ども手当廃止など、相次ぐ財政・社会保障の立て直し政策が検討されています。大手証券会社の試算では可処分所得が数十万円減少になるという結果になっていると知りました。(直近の話では、上記のうち、いくつかに民主党は腰砕けになりつつありますが、トレンドは変わらないだろう) 一方、子どもは益々金食い虫に育ち、妻も子育てが一服して消費割合が大きくなり(いい年になってもジャニーズかよ)、これで増税攻勢となれば、この経済環境下(とこの年齢も考えると)で収入増加を見込むこともリスクがあり、勢い家計の見直しに着手せざるをえません(こうやって不景気になるんだぞう、民主党のドジョウさん)。 ひもじい思いをしない範囲で取り組めそうなケチケチ施策、いや節約に励むことにしました。目標として子ども手当分(2人)の減少分は節約できないか、という仮説で取り組んでおります。 1)生命保険料の見直し (年間85,000円)特に医療保険を見直し。加入当初は30代の前半台で、1日当たりの入院保険料を15,000円と、今にして思えばかなり厚めに見積もっていました。本などを読んで、いっそのこと解約してもいいかな、と思いましたが、妻に相談するといやだというので(そのくせ消費はSaveしないなあ)、万が一の場合の保険給付レベル(1日当たり入院費用等)を半額レベルに落としました。保険は蓄えがあると不要というものですので、頑張って投資して解約しても困らないようにしなければ...。しかし、節約効果は絶大で、年間85,000円程度にも上りました。投資で成果が出て、子ども向け教育費がいらなくなれば、解約しよう。 2)タイヤの履き替え (年間12,000円)クルマそのものが必要なのか、という議論があるのは承知していますが、やっぱりあった方が何かと便利で暮らしやすい、と考えております。未だに平成7年型のクルマで、駐車場ではみすぼらしくなってきています(お隣が真っ白なBMWでよい引き立て役)。エコタイヤに履き替え、燃費が約1リットル改善で試算して、約12,000円。 3)電気代の節約 (年間10,000円)これは以前ブログでご紹介した、蛍光灯型電球への切り替え、基本アンペアの切り下げ(基本料金が月約300円安くなる)、冷蔵庫を買換えなどで達成可能ではないか、と考えております。(参考)LED電球にすべきか、蛍光灯型電球にすべきか?('11/10/10) ちなみに、リビング、キッチン、バスの各電球を白熱灯から蛍光灯型電球に切り替えただけで、消費電力はここ2ヶ月で対前年同月比15~20%もカットされていますよ(また2ヶ月ですが)。 冷蔵庫を買い換えたのは12月上旬なので、今後も15%程度の消費電力の削減はいけそうな感触を持ちました。 4)カード決済を推進 (年間 +5,000円程度)公共料金のカード決済シフト(携帯とNHKは実施済み)保険料のカード決済妻のカードをメインカードの家族会員にして、ポイントを集約 試算方法として、決済金額の概算総額×2.0%(現在のカード会社の利用残高に対するポイント付与率。全体のカード利用金額に応じて加速度的に率が良くなる)のポイント総額を全額商品券に換算したものとしています。 現状112,000円程度で、あと子ども手当1人分をなんとかしなければなりません。ちょっと厳しいなあ。しかし、同額を配当で稼ごうと思えば、112,000÷3%=380万円近い元金が必要で、これはかなりしんどいので、頻繁に通帳を眺めながらケチケチにも励むこととしております。 5)調達原資 ちなみに、これら「省力化投資」の原資の太宗は皇太子殿下御成婚記念金貨の売却代金を充てました。「買い取り強化キャンペーン中」とのことで118,000円でした(結構いかがわしそうな貴金属屋でしたが)。 売るときに初めて知ったのですが、買ったときの価値は金貨2枚で10万円もしていなかったそうです。銀行時代の上司にだまされた(金貨売却前は15万円から20万円で売れると今回の 「投資」 の全額が賄えるという甘い期待があった)。価値は金の含有量(18g/1枚)×金のレートだそうです。私は11月上旬に売却しましたので、今は落ちているかも?記念なんて何の価値にもならないそうです。 1993年の6月9日の発売日で、10万円で買い、2011年11月3日に118,000円にて売却。IRRを計算したら、0.9%でした!!! 郵便局の定額貯金のほうが断然よかった! ちなみに私は更なる金の値上がりなんて信じていません(利子・配当を産まないものを金融商品と認識できないタイプで金への投資はやったこともやるつもりも無い。よいEXITだったと信じております)。 ちょっと話がそれましたが、ケチケチ、いや、節約もインパクトが非常に大きいと改めて実感いたしました。今風に言えば、 Smart Lifeってことになるのか? 応援よろしくお願いします。