はごいたの乱れ打ち

[東京のおいしいもの] カテゴリの記事

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• 浅草・花櫚 (かりん ) ：ずっとあなたについていく

  例えば音楽で、ある音楽家と同じ年代でよかったな、時代を共有できてよかったな、と思うことはありませんか。逆に、どうしてこの人と同じ世代じゃなかったんだろう、残念だなと感じたことはありませんか？私は、おいしいものを食べるときでも同じじゃないかなと思います。できれば、同じ年、同じ世代のシェフや料理人と長くお付き合いしたいと思っています。自分の変化と同様に、おいしいものを作り出す稀有な才能を持つ人の変化を楽しみたいのです。このお店のご主人は、私にとってそういう人です。端正できちんとしています。ごまかさず、丁寧に。手間と時間を惜しまない。そんな姿勢が伝わってくるお料理です。 基本的にはコースの設定のみ。目にも鮮やかな旬の前菜にまず感激。 お造りは、毎日、築地で選び抜いたもの。お椀の出汁の味わい深さ。煮物や焼き物、揚げ物には創意工夫が生きています。お酒は新潟。淡麗辛口が料理を生かすからだそうです。 和食のコース。有名店でも出来合いのような、温かみのないお料理に出会ってがっかりすることがあります。だからこそ、小さいけれど一生懸命が伝わってくる、このお店が大好きです。 花櫚 (かりん ) 住所 東京都台東区浅草3-31-3 電話 03-3875-2600

  April 12, 2005

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• YAKITORI et BAR 萬鳥：熱々に込められた真剣味

  　料理には心が映るといいますが、焼き物はそれが顕著に現れると思います。特に強い火を操る、炭火の焼き物は難しい。何度も何度も裏表を繰り返して、しっかりと火を通すのがどれだけ大変なことか、と感じます。　こちらは、焼き加減がすばらしい。どの食材も、芯まで熱々です。鶏も野菜も気を付けていただかないと、やけどをします。そのぐらい、気を配り、丁寧に丁寧に焼いてくださいます。カウンターの中、炭火の前には女性が一人。多分、開店以来、ずっと同じ人でしょう。お客と言葉を交わすこともなく、集中して炭火と食材に相対しています。真摯な姿がとてもいいなあ、と思うのです。 　ということで、焼き物が出てくるタイミングは不安定。お店が混んでくると、すご～く遅くなることもあります。 それを覚悟して、リエットでもなめながら待ちましょう。 ワインリストは充実していませんが、「シラーと合わせたいので」とお願いしたところ、 シラー９０％というボトルを探してくださいました。おいしかったです。 　 　壁にはロブションのサインと写真が貼ってあります。 近くの有名フランス料理店が経営する焼き鳥店。 銘柄鶏や輸入の食材をワインと合わせる流行のスタイルです。ただ、安っぽいラブホテルが並ぶ通りにあります。周囲の雰囲気はよくないので、デートにはお勧めできないかなあ…YAKITORI et BAR 萬鳥東京都台東区西浅草2-2-13 電話 03-3845-4430

  March 21, 2005

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• 浅草・徳太樓：きんつばの「艶」をいつくしむ

  　丁寧に仕上げられた「きんつば」です。真ん中から静かに割ってみると、なんと小豆がつややかなことでしょう。シンプルなお菓子だからこそ、どれだけ集中して作られてきたことか、と感じます。味わいは実に上品です。四角くて、きんつばはとっても地味だけれど、すっきりと主張があるお菓子だと思います。　 　浅草寺裏、人気のお店です。きんつばのほかにも彩り豊かな和菓子が並んでいて目移りをしてしまいます。　　きょうは春一番が吹いて、温かかったので、端午の節句のころの柏餅を思い出しました。味噌あんの味わい深さ、早く春が来ないかなあと。 　 　小豆がおいしいので、お一人分パックのお赤飯も美味。たっぷりあるので、お昼はこれで十分かもしれません。浅草・徳太樓（とくたろう）住所 東京都台東区浅草3-36-2 電話 03-3874-4073

  February 23, 2005

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• 田原町・ペリカン：日本人のための日本人によるパン

  　食パンを厚切りにしてトーストする、というのは、ごはんが大好きな日本人が発明したものだ、と聞いた事があります。　確かにイギリスの朝ごはんに出てくるパンは形は食パンだけれど、薄くてカリカリですもんね。ペリカンのパンを食べると、確かにこの説は本当なんじゃないかと思います。 　 　 一番小さいサイズ、２６０円を買ってもずっしり重みを感じます。皮はぱりぱり、真っ白な内側はきめ細やかでかおり豊か。バタートーストを食べるときの気持ちは、確かに炊きたてのコシヒカリをほお張る幸せに近い。　 　 昔風にこんがり焼けたロールパンを温めてソーセージを挟んでケチャップという懐かしい食べ方もいい。休日のブランチにするとビールが進みます。　工場を兼ねた店舗。お店というより、パン引取所という感じ。長～い本棚のような木の棚に、パンがずらりと並んでいます。おじいさんとお孫さんでしょうか。家族でいい仕事していうなあ、うらやましいなあと思います。　 お土産にしてもよろこばれます。ペリカン最寄り駅 田原町 住所 台東区寿4-7-4 電話 03-3841-4686

  February 22, 2005

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• 南千住・尾花：ここが私の目的地

  　私の実家は、うなぎが自慢の旅館です。小さかったころ両親は夜遅くまで厨房の仕事で忙しく、私は、毎日、隠居していた祖父母と夕ご飯を食べていました。祖父はうな重が大好きで、週に２度は食べていて、私はその分け前にあずかっていたのでした。　これが、私の「食の原点」。祖父が食べたいと言ってから、板前さんがｂｇうなぎをさき、白焼きし、蒸して焼いた出来立てのうな重でした。それはちょうど四分の一匹。祖父が尻尾のほうの半分を食べて、おなかのほうの半分を祖母と私が分けたのです。　祖父母が亡くなり、当時の板前さんも他界しました。父と母が頑張って味を受け継いだけれど、小さいときの味とは違うような気がしていました。これは大人になって、いろいろなお店に伺っても同じ。ちょっとしょっぱい、ちょっと甘い。少し焼きが足りない、少し焦げすぎ…。だから、尾花のうな重を食べたとき、本当にうれしかった。これ、これ。この味、と。　お店に入ってから、ずいぶん待たないと、うな重は出てきません。つまり、私が小さかったときの板前さんと、同じ手間をかけてくれるのです。たれの味も私の家と同じで、甘めでやさしげ。白焼きから蒸しまで間がないから、皮までふっくらと仕上がるのです。　待っている間に、うざく、う巻きが食べたくなります。白焼きもおいしい。でも、それをおしんこで我慢して我慢して、小さかったころに待ち遠しかった「じいちゃんのうなぎ」の味を思い出すのです。南千住・尾花(おばな ) 住所 荒川区南千住5-33-1 電話 03-3801-4670

  February 21, 2005

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• 浅草・弁天山 美家古寿司：江戸前のバランス感覚

  　お寿司には一番、何を求めますか？　人によって違うところだと思います。新鮮さや、天然物へのこだわり…。私はすし飯とお魚のバランスが大事だと思っています。地方や市場に行けば、ぴちぴち、きときとがいただけますが、少し物足りない。単にお酢好きなのかもしれません。　こちらのお寿司が私にとってのベストバランス。とくに、コハダや鯖、お酢でしめたものが大好きです。ぱくっと一口でいただき、香りがぬけていくところがもう、大好き。白身の昆布締めもよいですよね。こちらも香りを楽しみましょう。ひと通りのコースをいただいた後でも、この３つは「アンコール」してしまいます。握りをセーブして、まぐろのづけ丼（ハーフあり）をいただくのも。みょうがの香りが濃厚な味をひきたてます。　江戸前寿司が生まれて以来、先祖代々のお寿司屋さん。それぞれに、煮きりを塗ってだしてくれます。先代は頑固な方だったそうで、お醤油差しも置いていなかったそうです。今もイクラやウニ、軍艦に手巻きはありません。弁天山 美家古寿司 (べんてんやまみやこずし ) 住所 台東区浅草2-1-16 電話 03-3844-0034５千円－１万円

  February 14, 2005

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• 新橋・金太郎：極上羊をジンギスカンで食べる贅沢

  　真っ赤に燃えた炭火で、ラムをあぶるように焼いて次々に口に運びます。北海道でもお目にかかったことがない「厚切り」。お鼻の奥の方で羊の香りを感じます。素晴らしい質の羊を惜しげもなく食べられる喜び。だって、一皿７００円なんだもの。　このジンギスカンを東京で楽しめるのは幸せだと思います。隣の男性３人組はかつお節のかかった「ねこめし」をお代わりしながら、ものすごい勢いでお肉を消化していました。パワーがうらやましかった。　ジンギスカンですから、シナモンの香りがする甘いたれにつけて食べます。でも、一度、柚子胡椒でいただいてみたいなあ。ごま油でマリネされているから、バシッとしたおいしい塩を振ってもおいしいだろうなあ。ワインもすすむだろうなあ…　かつての「もつ鍋」のように、東京ではジンギスカンやラムしゃぶがブーム。新橋の雑踏の中にあるこちらは、その中でも別格でしょう。　行列の店。でも、名前を登録しておけば列を離れても大丈夫だそうです。ジンギスカン：金太郎東京都港区新橋3-19-8 金子ビル１階03-3432-8929

  February 12, 2005

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• 銀座・晴風明月：フォアグラを「なめる」快楽

  　フォアグラ。脳と舌は大好きなのですが、なぜか私の胃袋はフォアグラを消化するのが苦手なようで、豪華に大きなのをいただくと必ず体調を崩します。だけど、あの香りに酔いたい、あの口溶けが忘れられない。　そこで、こちらの「冷製　フォアグラと白いちぢくのコンフィチュール」。甘いものとフォアグラの取り合わせは最高ですよね。しかも、８５０円。フォアグラはひと切れ。胡椒を普通より多めにかけてもらって、すこしずつ、すこしずつ楽しみます。合わせるワインは甘口の白。ソーテルヌという訳にはいかないので、お手ごろのグラスワインを探してもらいましょう。　どうです？フォアグラと甘口の白。何だかとてもぜいたくをした気持ちになれますよ。　深夜まで、食事が楽しめるワインダイニング。料理は目にも美しく、穏やかな味です。焼酎の品ぞろえも豊富で、誰と出かけても満足。デザートのお皿も素晴らしいです。甘い物が好きな人は忘れないで。GINZA Wine Dining清風明月（せいふうめいげつ） 〒104-0061東京都中央区銀座1-4-8ビックウエストビル５号館３Ｆ ０３－５５２４－２３２７ 2：00まで

  February 10, 2005

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• 日本橋・お多幸：追憶の「とうめし」

  　質問です。お家で作るおでんは、何色でしたか？　私の家は薄かったです。簡単に言うとコンビニおでんの色で、一般的なおでんのおつゆ。でも、そうじゃなかったというひともいるんです。煮詰まったような黒いおつゆだったという人。そして、これが関東のおでんなんだそうです。我が家のおでんは関西の「かんとだき」。関西のおでんだそうな。　日本橋、お多幸は、この江戸前おでんの店です。真っ黒なおつゆに、ちくわぶやすじ。おでんと一緒に煮詰まったようなおじさんが、お皿にのせてくれます。私は里芋が好き。くろ～いおつゆに浮かんでいるけれど、下ごしらえがきちんとしているのでしょう。甘いからい味は濃すぎず。絶妙の加減です。これは大根もじゃがいも、も同じ。　で、最後は茶飯におでんのお豆腐とのせた「とうめし」。お茶碗のご飯を菜ばしでちょんちょん、と平らにして、おでんのお豆腐を乗せてくれます。ほかほかぷっくりとしたお豆腐とおつゆがしみたご飯。冬のお楽しみとはこのことだと思います。　去年の秋、びゅ～～っと北風が吹いた木枯らし１号の日に「こんな日は、とうめし！」と出かけました。ところが、席についたところで、お豆腐は売り切れ。お多幸の「とうめし」は東京の人の季語なんだなあ、と思いました。お多幸（銀座にあるお店とは違います）東京都中央区日本橋2-2-3 電話 03-3243-3203 　

  February 9, 2005

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• 日本橋・糖朝：スイーツの名店で生ビール

  　ご存知、香港スイーツの有名店。このお店は甘いものの専門店と紹介されることが多いけれど、飲茶やお粥、それに麺のメニューがとても充実していること、ご存知でしたか？　３時半とか４時ごろ、お昼を食べ損ねたなというときに、よく訪ねます。蜂蜜の薫り高いチャーシューまん、大根もちや、ぷよんとした腸粉をおつまみに生ビール。お買い物の興奮が気持ちよく冷めていきます。　炒め物もひとつとって、さあ、食事。迷うところです。キヌガサダケのとろりんとしたお粥もいい、干しえびの効いたスープのワンタンメン、汁なしそば、オイスターソースの焼きそば。軽く済ませるはずだったのに、ついつい食べ過ぎてしまったりして…。手軽に「香港」を堪能できる使えるお店です。糖朝（日本橋高島屋）住所：〒103-8265東京都中央区日本橋2丁目4番1号(03) 3211-4111

  February 8, 2005

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• 浅草・遠州屋：おさかな天国を泳ぐ

  　メニューは１５０種類もあるといいます。新鮮で安くて、頼みすぎに注意をしなければいけないほど。お刺身ははずせないし、てんぷらも食べたい。でもアジフライもいいし、季節の白子にアン肝、それに生ガキ…。まさに、おさかな天国です。　ここで一番うれしいのは、ハゼやメゴチなど東京らしいお魚がそろっていること。小さいころは、ハゼのてんぷらが食卓に並ぶと「ハンバーグがいい」とか言って、ぶ～たれていたけれど、おいしいですよねえ。大人になったってことでしょうかね。　気取ったお店ではありません。広いお部屋もあるので、宴会にもいい。お昼のランチも、まぐろ丼（６５０円・安っ！）や鯖みそ煮、焼き魚などがそろって目移りしてしまいます。銀座線田原町のすぐそば。魚料理・遠州屋〒１１１－００４２東京都台東区寿２－２－７０３－３８４４－２３６３

  February 7, 2005

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• 渋谷・コンコンブル：ビストロのおいしい嵐

  　隅田川の近くに住んでいるので、渋谷なんてところに行くと、どうしていいか、わからなくなります。人口密度に平均年齢…。どこでご飯を食べよう、と途方にくれていたのですが、まさに、ここは安住の地です。　しっかりした味のビストロ。パリには、そう何回も行ったわけではないけれど、こういうお店、確かにあったな、と思わます。くっつきそうなテーブルに、煙草と料理の煙、周りのテーブルのにぎやかさに、競争するように、つい大きな話し声になってしまう。そして、そんな雰囲気がとても楽しい。　にんじんのサラダ、ゆで卵のマヨネーズがけという前菜は、５００円前後。まさに居酒屋価格だかれど、しっかり、フレンチです。ワインもハウスワインなら、ボトルで２０００円もしません。キャベツの煮込みとソーセージや、鴨のコンフィを、ロブションを思わせる、なめらかなマッシュポテトでパルマンティエ仕立てにしたお皿でおなかを満たしましょう。仲良しの二人なら、オニオングラタンを分けても。コンコンブル東京都渋谷区渋谷1-12-24　707渋谷ビル1F 03-5467-3320

  February 6, 2005

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• 銀座・マルディ・グラ：あなたも肉食人種

  　肉、肉、肉が食べたい。それも「かたまり」で。そんなときは、このお店を予約します。銀座のクラブ街、おでんやさんの地下。入り口に続く階段のあたりから、もう、お肉の香ばしい香りが漂っています。　店内には、肉食人種の皆さんがたくさん。「がっつり食べる！」というお客の気合、そして「どかんと出すよ」というお店の気合がいい雰囲気です。お肉の前に、香草の爆弾とかトスカーナ風のフライドポテト、それから、野菜の焼いたものを。お肉は各種、お好みで。私はクスクス。羊を満喫します。こちらの料理は、塩加減が素晴らしい。肉のうま味や、野菜の甘みが見事に引き出されていて、おいしい料理の鍵は塩なんだと再確認させられます。　お肉の脂で、口元はてらてらになるけれど、それ以上に幸せ気分。濃い赤ワインで。デートによし、パーティーによし。男同士でも、おじさん同士でもよし、です。マルディ・グラ東京都中央区銀座8-6-103-5568-0222

  February 4, 2005

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• 浅草・中國小菜　龍圓：幸福の上湯スープ

  　休日のお昼に、ここで自家製チャーシューをつまみにビールを飲みます。そして、ねぎラーメン。スープを底まで飲み干して「きょうは休みだなあ」と和むのでした。鶏のうまみがたっぷりのスープと小麦粉の香りのする柔らかい細い麺。誠実な味、というのはこういうことだと感じます。　メニューは多くありません。餃子にシュウマイ、酢豚に八宝菜、きくらげ炒め…。品目を絞り込んでいるから、ひとつひとつに揺るぎがないのだと思います。季節の素材にも、敏感です。冬は牡蠣。自家製オイスターソースはそれだけで一品でした。おいしかったなあ。ちょっこしなめたソースに、ぎゅ～～～っと海のミルクのうまみが詰まっていました。　香港の有名店に気張って出かけて、ふかひれスープを飲んだときに、あれ？この味は覚えていると、感じました。それが、このお店の上湯スープです。普段着で伺う店で、なんて贅沢をしていたんだろうと、感慨を覚えました。　浅草ビューホテルのすぐそば。浅草寺へのお参りや、合羽橋のお買い物の後に。中國小菜　龍圓住所 〒111-0035　台東区西浅草３－１－９ 電話 03-3844-2581 ６５０円から、たくさん食べて飲んで５０００円

  February 3, 2005

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• 新橋・ビアライゼ：信じて！日本一の生ビール

  　もしかすると世界でも一番おいしいかもしれない。　きめ細かい泡に麦芽のいいかおり。スーパードライじゃない「アサヒの生」は、何杯飲んでもお腹がいっぱいにならない。ゆっくり飲もうと思っても、あっという間に、飲み干してしまいます。生ビールってほんとうは、こういう飲み物なんだとおもいます。　２ｂ０数年前にお酒を飲み始めたころ、雑誌でビールを注いだら日本一というおじいさんの記事を読みました。でも、行ってみたいなあと思っているうちに、おじいさんは亡くなってしまったのでした。ビアライゼはそのおじいさんが唯一、弟子と認めた方のお店です。　　お店の扉を開けると大きなステンレスの樽が目に飛び込んできます。この中には氷水が張ってあって、ビールはこの氷水を通ってタンブラーに注がれます。その手際を、是非カウンターに座ってじっくり見せて頂きましょう。おつまみは、コロッケとメンチ。どちらも塩味がばしっと効いていてビールにぴったりです。　こちらは夏になると、おじいさんのファンも詰め掛けてとっても混みます。寒い今がチャンスですよ。ビアライゼ98（BIER REISE'98）東京都港区新橋５-１２-７TEL 03-5408-8639１杯５５０円から無限大。ビールにおぼれる前に、５杯ぐらいで帰りましょう。でも、記憶がなくなるまでビールで酔っ払えたらすごく幸せですよね。

  February 2, 2005

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• 新橋駅前・小川軒カフェの「ストライク！」なオムライス

  　ストライク、参りましたのオムライスです。　どうしてこんなに美しく焼き上がったの？と感激しつつスプーンを入れましょう。半熟より、ちょっぴり固めの焼き加減。バターの香りに思わずにっこり。でも、ごはんはすぐには出てきません。オムレツを楽しみつつ、３すくい目ぐらいかな。ケチャップライスというより、トマトリゾットのような感じ。フレッシュなトマトの風味が柔らかいごはんにぴったりです。自家製であろうケチャップも、さわやかでトマトソースの味わいです。１３００円ほど。名店・小川軒、さすがです。普段は有名店って敬遠してしまうんだけど、実力に脱帽です。食後にはチョコレートのロールケーキも忘れずに。こちらもカカオの香り高く、生クリームもおいしい。ケーキとお茶のお客さまも多いです。　のっぽビルが集まる汐留は、新しくて手ごろなホテルが集まっている地域です。でも、おいしいものは残念ながらそれほどありません。新橋駅までは、ちょっと歩くだけ。是非どうぞ。東京都港区新橋２-２０-１５　新橋駅前ビル１階TEL：03-3289-1300 食事と飲み物、お菓子とお茶で３０００円

  February 1, 2005

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