ウクレレ・モーツァルト
初めて聴いたのは、今年のお正月、那覇市の公設市場でした。 豚の頭が並ぶ市場の空気に、不思議と溶け込んでいたモーツァルト。静かに流れていたのですが、私にとっては運命的でした。 そのときは、シマブクロ君の新作かと思い、調べると、日本のアーティストの作品と知りました。ウクレレにこれまで興味はなかったので、ファンの方には失礼かもしれませんが、こういうアルバムを日本の方が作ったということ、そういう現実に感激しています。 冒頭の「恋とはどんなものかしら」の、ほんわか、ゆるゆるとした雰囲気は、腰からへなへなと落っこちてしまうほどのやわらかさです。 朝のお食事に聴いてもよし、夜、翌日の仕事のプレッシャーを回避するためにもいいでしょう。エステでこのCDが流れていたら、気持ちよさは倍増のはずです。ここから試聴もできます近藤 研二『ウクレレ・モーツァルト』