東北弁のハムレット
昨日、シェイクスピア・カンパニー東京公演の「破無礼 Hamlet-奥州幕末ハムレット」を観に行った。娘と行く予定だったが軽い気管支炎で行けなくなり息子を誘おうと思ったらパソコンの前で頭を悩ませている様子だったので止めた。きっと「悪の侯爵」を執筆中だったに違いない。(※ 日記のカテゴリー「悪の侯爵」をご覧下さい。) うわぁ、セリフが全部仙台弁。聞いてはいたが実際に観てみるとびっくり。設定も日本の幕末の仙台藩に置き換えてある。だけど話の流れはハムレットそのもの。だから面白い。 ハムレットと言えばあの有名なセリフTo be or not to be, that is the question.するかしないかだ。どうしようか。 これを東北弁にするとすっか、すねがだ、なじょすっぺ。となる。東北弁に馴染みの無い私としてはセリフをよく聞いていても理解できない箇所が多々あった。だけど問題なく楽しめた。日本語が解らない外国人の方でも充分楽しめると思った。かつて英国で行われた公演でも絶賛されたというのも頷ける。 驚いたことにこの劇団演じる方々はプロの役者ではなく東北地方在住の社会人と学生さんで構成されている。 もし、シェイクスピアがこのお芝居を観たら「日本の若者もなかなか良いんじゃない。(語尾上げ)」と言うかも。 詳しくはシェイクスピア・カンパニーのHP http://www.age.ne.jp/x/umi/ と最近ミツカン五目寿司の素を使ったメチャクチャな料理を創作している777sugaさんのページハムレット~奥州幕末の破無礼を10倍楽しむ方法2 をご覧下さい。彼はこの作品で構想に携わっている。お会いしたことはないが180センチ100キロの巨漢らしい。ついでにお嫁さまも募集しておこう。(勝手に募集してごめん!大きなお世話でした~。) 昨日はすっかり気分転換できた私だったが家に帰り雨の中ベランダで丁度良い水分を含んだお肌のようにしっとりと濡れている洗濯物を見てすっかり現実に引き戻された。ちょっとぉ朝、雨降ってなかったじゃん。留守番している残りの家族3名さまどなたか洗濯物ぐらい入れてよ。 ※ 仙台弁のハムレットもなかなか面白そうと思った方、クリックお願いします。 人気blogランキングへ