依然コロナ、でも世の中少し落ち着いたかも?
今回のコロナの件では日本ではそんなに緊張感がないかもしれませんが、カナダでは前回のブログでも書いたように規制も多く活動も制限されています。それでも現在は大きな社会的なパニックもなく、落着いるように思います。その理由は3つあると思います。1.感染拡大阻止への社会的意識の高まり2.コロナによる補助金制度の施行3.生活変化への対応1.感染拡大阻止への社会的意識の高まり個人の意識が変わり、自発的にマスクの着用、手洗い、自宅待機しています。加えて、スーパーなども感染防止対策を進めています。感染の確率が下げることに個人と社会が一丸となっています。カナダの場合、感染者の死亡率も下がり、回復率は上がっています。こうした状況は、得体のしれない恐怖感から、コロナを拡大させない、感染しない、万が一感染しても回復できるコロナに対応可能という安心感が出てきていると思います。2.コロナによる補助金制度の施行そんな異常事態で感染の次に不安なのは経済的なことでしょう。そんな経済的な混乱状態を軽減するため、今回カナダ政府は、コロナ関係で仕事を失った人向け・自営業者向けの緊急援助金制度、日本の感覚で言うと月20万円程度の支給金を決め、現在受付を開始しています。こうした政府の迅速な対応で、私のまわりのコロナの影響でパートやビジネスを失った人はちょっと一安心、もしくは得するかもって感じです。月5万円しか収入がなかった人でもコロナによるレイオフ・緊急援助の対象になれば、一律20万円の可能性があるので、むしろ働かなくても収入が上る可能性もあります。一方で、その限られた条件に合致しない状態で失業している人は、補助金対象にもならず、仕事を得ることはしばらく難しいので相変わらず大変な状態は変わりません。それでも多くの人を救うこうした政府の対応は人々の不安や不満を軽減し、希望になっています。3.生活変化への対応こうした在宅・家族中心の生活にもなんとなく慣れてきて、この状況を活かして楽しんだり、今までの生活を見直すいいチャンスになっている人は多いと思います。皆さんもよく聞くと思いますが、料理をよく作っている、とか何かの勉強を始めたとか、子どもとよく遊んでる、とか子どもと話すようになったとか。。。時間があることで変わるライフスタイルに多くの人が新鮮な発見があるはずです。社会生活の規制の中にマイナス面もプラス面があって、プラス面を楽しんで生活する風潮も広がってる気がします。 【中古】 92歳まだまだやりたいことばかり /近藤富枝(著者),鈴木伸子(編者) 【中古】afb今後どうなるかはわからないとは言え、こうしたコロナとの緊張状態はどれくらい続くのか?ってことで社会の状況は違ってきますよね。今はちょっと社会が落ち着いてきてる感じがしますが、これが数か月も続くと人々の感情や生活はどうなるんでしょう。また、こうした大規模な支援政策に大量の税金投入後の財政の不安も多くの人が持っています。税収がないのに財政から大量の補助金を捻出するわけですから、それは後々、大増税・福祉・公共サービスの削減という形で結局国民全体の負担になるかもしれません。やっぱりコロナは早く収束して、精神的にも経済的にも安心して暮らせる生活に戻れるのが一番ですよね。にほんブログ村