「流星ワルツ」のイントロは◯◯だった?
まずはこちらをお聞きいただきましょう。アート・ガーファンクルがS&Gを解散後、最初のソロアルバム「Angel Clare/天使の歌声」(1973年)の中の、Mary Was An Only Child という曲です。日本用にシングルカットされ「ひとりぼっちのメリー」という邦題が付いていますこ・れ・は ・・・!!ふきのとうファンの方ならお判りかと思いますが、あの曲の前奏間奏とまんまですよね。最近知って、驚きました。まぁ、有名なクラシック曲を間奏に使うのは(パッヘルベルのカノンであるとか、モンティのチャルダッシュであるとか)ままあることで、パクリという悪い意味ではなく、明らかに元ネタはこれですとわかる、引用とでもいうのですかねぇ敬意を込めるとオマージュというのでしょうか。ええ、石川鷹彦さんのライブ話をこのブログでも書いたことがありますが、伊勢正三「22才の別れ」や、吉田拓郎「リンゴ」などの印象的なイントロ部分は、アレンジャーである石川さんがメロディーを作ったというように、その本歌の作曲者と、イントロや間奏などその曲全般の編曲を行う人は別であることもあると。そうすると、「流星ワルツ」の作曲者は山木さんですが、この件のイントロを作ったのは、アレンジャーである瀬尾さんである可能性は高いですね。もちろん、確認したわけではありませんし、したいとも思いませんが…(聞いてどうなる?という話ですよね)そうだったのかな?って、想像して楽しんでいるだけですので。Wikiで調べると、アルバムのチャートも残ってるぐらいなので、日本でもそこそこヒットしたのか?しかし、S&Gほど誰でも知っているほどの大ヒット曲から選んだ訳ではなく、ガーファンクルのソロからというのがちょっと捻ったところか…ポール・サイモンのレコードなら何枚か持っている夫に聞かせてみたけど、ガーファンクルのこの曲は記憶になかったみたい。(ポール・サイモンの方が好きなようですから)天使の歌声と言われたアート・ガーファンクルと、作詞作曲・ギター演奏の能力に長けたポール・サイモンとのコンビ。後のふきのとうのスタイルにも通じるものがあったのかしら。。とにかく、40年の時を経てこの曲の発見は、個人的に音楽に関するものでは2015年で一番の驚きと言っても過言ではありませんでした。【楽天ブックスならいつでも送料無料】天使の歌声 [ アート・ガーファンクル ]価格:1,560円(税込、送料込)ランキングに参加しています ポチッとよろしくお願いします(^・ェ・^)