茂山千五郎家・狂言♪
地元のとある寺社の神殿にて「茂山千五郎家狂言鑑賞会」があり、 無料!ということで、行ってきました。外観はこんな感じ近頃は、小学校でも「古典芸能に親しむ」ことに力を入れていたりで 子供たちも高学年になると、文化祭で「狂言」に取り組むこともあり そういう素人子供発表は何度か見たことがあるのですが、 本物の生の狂言は初めて。 一門のリーダーでもある茂山千五郎さん、茂山七五三さんらの 円熟味のある技、 また、TVでも活躍で人気の宗彦・逸平ちゃん兄弟もすごく面白かったです♪ 神殿の大広間の畳に座って、設えた舞台はすぐそば、 息づかいも届きそうな至近距離で贅沢に鑑賞してきました。 開始前は、暑いくらいの良いお天気だったのですが 演目の途中、なんか雷のゴロゴロ…とかダーッという雨の音 効果音かと思ってましたが、実は天気が一時急変、 雹が降る通り雨があったのでした。 気温も急降下。 演目は「末広がり」「寝音曲(ねおんぎょく)」「濯ぎ川(すすぎがわ)」の三番でした。 現在の狂言の流派には、大蔵流と和泉流があり、 大蔵流の中でも、(以下Wikiを参考) 「台本は江戸の大蔵宗家の芸系を受け継ぐ山本東次郎家のものと、江戸時代以来京都を本拠としてきた茂山千五郎家のものとに大別される。両者は芸風も対照的で、山本東次郎家が武家式楽の伝統を今に残す古風で剛直な芸風なのに対して、茂山千五郎家は写実的で親しみやすい芸風である。」とありました。 あぁ、だから台本の言葉や抑揚が京都風なんだ。 東京方面でやるとどうなるのかな?と思いましたが、違うんですね。 江戸落語と上方落語みたいなもんかな。 「古風で剛直な芸風」というのも興味ありますが、 親しみやすい芸風の茂山千五郎家。初心者でも十分理解できて面白かったです。人間国宝 四世茂山千作、十三世茂山千五郎、茂山正邦が語る「茂山千五郎家の狂言」京都大蔵流 ...価格:4,935円(税込、送料別) ←ランキングに参加しています ポチッとよろしくお願いします(^・ェ・^)