夫の名言
冬休みも今日と明日で終わり 毎度の事ながら、通知表に父兄からのコメントを書かねばならん。 何と書こうか・・・・ 自慢じゃないが、娘の1学期末成績はまぁまぁ良いほうだった しかしやっぱりさすが中2の2学期は誰しもだと思うが 中だるみと言うか宙ぶらりんと言うか 気が抜けたのか、ちょっと成績は落ち込んだ 「3年生に向けて頑張って欲しいです。3学期もよろしくお願いします」 と書くか? う~~ん・・・イマイチ!ふつ~やな 「もう少し気合を入れて欲しいと願ってます。よろしくお願いします」 と書くか? なお更イマイチ! 全然響かない ・・・・・・・・・・・・・・・・ う~ん・・・中だるみか・・・・。 ふと、昔。 テレビを見ていた時、ポツっと夫が言った言葉が脳裏を過ぎった たしか番組の内容は、若いタレント達が何かスポーツの競技で 最初は若さで吹っ飛ばしダントツに勝っていたけれど 次第に体力が尽きてきて 昔スポーツお年寄り選手(その競技とは違う)に負けたと言うのをやっていて それを見ていた夫が 「今の若い人達は、 膝を曲げて一旦しゃがむと言うことをしない。 上を上をと目指すのは良いけれど 思いっきり膝を曲げてから飛ぶと言う事を知らっさん」 番組内でのスポーツは全然高く飛ぶ競技じゃなかったけれど そういう風な言い方をした。 要するに 「コツを掴もうとしない」と 言いたかったのだろう。 「コイツ、なかなかいい事を言うなぁ!」と 痛く感動した。 夫は「チケットをリザーブしといて」と言いたいのを 「チケットをレシーブしといて」と言ったり 結婚式で誓いの言葉「we are parted・・・」(離れ離れになっても・・・)を 「we are poteto」と言ったり だいぶスットボケなことを言うのだが 時々「あんたは幕末の武士か!」と思えるような事を ふっと言ったりする。 きっとその一瞬だけ何かが降りてきてるんじゃないかしら 確かに現代の若者は、何かいやな事があったら、すぐ仕事も辞めるし 上司の注意に対しても普通に反論したり または「そんなやる気がないのなら帰れ!」と言うと 本当に帰ったりする人が多いとよく耳にする。 膝を曲げ、一旦しゃがみこむと 見えてくる視界も違い考え方も変わるかもしれない。 そして何もかもを知ってから飛ぶと 前のままの状態より遥かに高く飛ぶことが出来る。 これだ! 「2学期の成績をジャンプ台にして学年末は更に飛躍してくれることを 期待しています。3学期もよろしくお願いします」