友達こそかけがえのない財産
今、『50歳からのお金がなくても平気な老後術』という本を読んでいます。私は今年の夏で54歳になります。老後資金や老後の暮らしに興味があります。この本の中で「友達こそかけがえのない財産」という章がありました。お金で買うことのできないものが友情です。私は間質性肺炎で、今年の2月22日~3月13日と3月22日~3月31日の計30日間入院しました。入院中は27人もの友人がお見舞いに来てくれました。一人で2回、3回と来てくれた人もいて、のべ34人がお見舞いに来てくれたことになります。病室で一人でいる時は、突然の難病の告知に途方に暮れて深く落ち込んでいました。お見舞いに来てくれた友人たちとはデイルームで会ったのですが、その時間だけは自分の病気の深刻さを忘れることができました。故郷の静岡県から駆けつけてくれた友人たちもいました。本当にありがたかったです。歳を重ねると、人との縁の大切さを実感する機会もあり、細く長く友情を温めていくことの楽しみもあります。これからの生活にお金はもちろん大切ですが、老後を心豊かに過ごすためにも友人を大切にしていきたいなぁ~と思いました。