時間薬。
今年の春に愛犬を亡くした友人が「初盆なので」という表現を用いていました。解ります。我が家もお盆には、虹の橋を渡ってしまったセキセイインコたちのために、生花を盛大に飾ります。友人は「あまり長く悲しんではいけない」と思っているみたいですが…。私はラッキーちゃんが亡くなった時、なかなか立ち直れず、悲しんでいたら、母親に怒られました。たぶん、母親はいつまでもクヨクヨしている私が鬱陶しかっただけです。昨日、たまたまネットでみつけたお医者様の記事に、お父様の死を長年に渡って引きずっていたという記述がありました。悲しみは「時間」が癒してくれるのを、そっと待つのがいいらしい。無理に忘れようとしない方がいいらしい。傷の治り方は個人差があり、早く治る人もいれば、長くかかる人もいる。それと一緒だと…。我が家のラッキーちゃんは2011年6月に旅立ったのですが…。今でも、その悲しみは時折、顔を出します。私はそれでいいと思っています。