☆☆サプライズ誕生会☆☆
この前の日曜はバンド練習の日でした。来たる1月17日の大学でのライブに向けて曲決めやらパートの相談を行いました。それはそれで有意義だったのですが、その中のメンバーの子に、ちょうど一週間後に誕生日を迎える子が居たので、「サプライズ誕生会」をしかけました。これがまた面白かった。誕生日っつーもんは、普通に祝われてももちろん嬉しいことではありますが、サプライズという形態にこそ、真なる楽しみを見出せるのではと思われます。ということで。7人いるメンバーのうちの2人がカラオケにて嘘のケンカをすることにしました。稀代の役者hironoviewとその友人Nです。ちなみにロビンは、それを見て「もうほっとこうね」っていう役。で、ケンカがひどくなって収拾がつかなくなると。そのあとに、夢は待っていた!!みたいな。そんなシナリオを描きました。以下のとおり。カラオケの曲間、Nがふと思い出し、言う。N「オマエ、そういやあ、あの話どうなった?」H「あの話って...?」N「あれだよ、あれ」H「あれ...って、もしかして先週の??」N「そう、それ」H「ちょ...その話...は...よせよ」N「いいじゃん、みんなにも聞いてもらおうぜ」H「オマエちょっと、これはほんとやめてね」N「なんでだよ」H「社会的にそれはやめてくれ。 人にはね、知られたくない話くらいあるんだよ」N「そんなん知らね~よ」H「社会で生きるっていうことはね、他人とのかんけ...」N「うるせえよ、言うぞ」H「オマエさあ...。 俺だってオマエに言いたい話くらいあるんだぞ?」N「...は?何がだよ」H「だから、オマエと一緒で、俺にもいいたいことはあるの」N「言ってみろよ」H「いや、だから、あっても言わないの。 それが、他人の気持ちをかんがえ...」N「いや、いいから言えよ!!」H「言うタイミングってもんがあるんだよ」N「今いえよ!!!」H「だから言うにはまだ早いんだって!!」N「言えっつってんだよ!!言うべきなら今日言えよ!!」下を向いて呼吸を整える。H「...わかったわ。言うわ」数秒の沈黙。そして静寂を破り、ギターのタカ君が急にCのコードを鳴らす。ぼろろおん。この音を引き金に、全員が誕生日のMちゃんのほうを向く。下を向いていたhironoviewが顔を上げて歌う。H「ハ~ッピバ~スデ~イ トゥ~ユ~♪」ケンカしてたはずのNも満面の笑みで歌う。N「ハ~ッピバ~スデ~イ トゥ~ユ~♪」さらに脇で心配そうな顔で見ていたみんな笑顔で歌う!N嬢「ハッピーバースデーディーア...♪」そしてロビンらも加わり全員で「Mちゃ~ん♪」ハモリ上下に分かれて全員『ハ~ッピバ~スデ~イ トゥ~ユ~♪』と歌いきり、プレゼントをガンガン投与。構想はこんな感じでした。で、みなさんにこれをメールして伝え、嘘の劇の練習。僕とNなどは前日、夜のドライブを敢行。車内にて、この会話の練習をしまくりました。「オマエさあ..」「言えよ!言ってみろよ!!」飛び交う罵声。盗聴でもされてたら、こいつら、どんだけ仲が悪い奴らだ、と思われかねないだろう。しかし、私達は演技に没頭だ。「明日は俺ら、レッドカーペット歩こうぜ」と熱い言葉を交わし、別れた。ばっちりプレゼントも買い、当日を迎えた。予定通りカラオケに入り、その子をねらいどおりの位置に座らせることにも成功。タイミングを見計らい、作戦開始。暗記したとおり、小芝居は進む。念入りに聴くと、硬さの存在は否めないが、ちょっとほんもののケンカっぽくはある!!!(自画自賛)みんなも、イイ感じで「なんだ?なんだ?」的空気を作る。で、予定通りの劇のあと、静寂。そしてギターでの「ぼろろーん」が入った!!驚くMちゃん。ハッピバースデーイトゥーユーがみんなで歌われる☆ここでMちゃんが予想外の!!驚きの行動に出た!!あれれれ?!Mちゃんもハッピバースデイを歌ってる?!(笑)後で「なんで??」って聞いたら「誰が誕生日なのかな?と思ってとりあえず歌った」と。「最後、自分の名前が出てきてびっくりした」と。(おまえどんだけ天然だ!っていう)そのショックもあったのか、最後の最後で、ハモる部分、全員が上パートを歌うという大誤算が発生、ハーモニーはめちゃくちゃになった。それはそれは暖かい不協和音が流れました。みんな爆笑でした。仕方なく、もっかい歌いなおしました。すんごい不恰好なものになったけど、みんな幸せそうだった。ほんといい友達を持ったなと、なんだかすごく嬉しい日でした。ちなみにプレゼントはロビンが一番おしゃれなものを買ってきて、その子と現在、軽くいい雰囲気です。さすがペテン師ボウラー。睡眠不足でも押さえるところは押さえやがる。