東京片隅日誌

[帰国後の小学生生活] カテゴリの記事

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• 学芸会近づく

  はじめての学芸会が近づいてきました。まだまだ日本語コンプレックスが尾を引いています。”ひとりで歌ったりする役はいやなの。うさぎの役ならみんなでできるから。。。”とうさぎ役に立候補することを心に決めて登校していったハナ子。学校から戻ってきたら”やりたくなかった人間の役になった。。。”とのこと。”～～やりたい人ー！”って決めているときに、間違って人間役の番なのに勢いよく立ってしまったらしい。でも落ち込んでいる割には、お風呂でも自分の台詞をごそごそ野太い声色にして練習しています。主役級は希望者によるオーディションがあったらしく、クラスの中で、なるほどなあ！と思う子供がチャレンジしていました。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊帰国して少々落ち着いてきたところでガレージを工事することになり作業が進んでいます。野天のガレージも夏場に日だまりにビニールプールを置けたりしてよかったのですが、やはり大ストックルームでもあるガレージを思い出してはなんとかしたいなあ、と思っていました。家の規制上完全な室内にはできませんが、屋根をかけて天袋式の収納を組み合わせてガレージにシーズン物のスキー、パラソル、そりなど入れられるように計画。うれしいのはいろいろな職人さん、大工さんたちが数年前と同じメンバーだったこと。家作りは気力とエネルギーがいることで、渡米前に渡航準備と並行しての家作りはげっそりとしましたが、忘れがたい日々で今回は同窓会のような感覚でした。工事はまだまだ続きます。これが終われば室内すっきりするかな。物置状態になってしまった将来おばあちゃんの部屋をなんとかしてあげたいです。

  2007.01.30

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• 先生と話してみて（脱、異文化ストレスはいつ？）

  帰国後日増しに元気なくなってきたハナ子の様子が気になり、気になり始めるとすべてのことがどうなっているんだろうと先生や学校まで疑心暗鬼になりかけていた母の私。合間合間にこういう時期もあるんだよってで～んと構えて、気楽に気楽に、と自分の中で思いたいときも。馴れてくるとそれはもう人なつっこく人情ぶかいし冗談もいっぱいとばすし、しかし元々ハナ子は自分を出すのが上手ではない、相手とある程度距離をおく、ガードが堅い、という性格です。しかしアメリカ生活では意外とハナ子が持ち合わせている部分を見抜いていたり、ハナ子が自分を出しかなり積極的に何でも楽しんでいました。帰国後のハナ子が毎日を楽しむと言うことに精彩を欠いていっているように見えてならなかったのは親の私でもハナ子のキャラクターを理解していなかったから？ここ数ヶ月親としては案じながらのハナ子の学校生活。育った環境への憧憬、切なさ、日本語が思うようにならない、などすべて一気に感じ取っているハナ子の状態は先生にも巧く説明できないけれど、クラスでの様子を聞くってついでに面談申し込もうかな、って思っていました。今日たまたま先生に会ったのですが、母である私の気がかりとかすべて見抜いていました。ハナ子が学校で日本語がすべて聞き取れていないで言葉が通り抜けていく様子、友達と話していても自信がないあまりに声が届かず終わってしまう様子、それがハナ子の場合は学校生活に全部出ていて数ヶ月経った今すごく疲れているみたいだと。言葉だけでなく、文化、環境、街の匂いとかすべて手が届かなくなってしまった切なさみたいな気持ち、それはハナ子がどんな気持ちで今いるのか、同じクラスの仲間にはわかってもらえないと思う。でも先生はおとなだからなんとなくわかってあげられる。一度育ったアメリカへ休暇で連れていってもいいかもね。なんて話をして、アメリカでのことを思慕するのは後ろ向きなことではなく、そういう時間も大事だよって、一度英語で思いっきり話して、また友達作ってきたりしてごらん、冬休みは今年長いよ。とも、先生。ハナ子も横にいたのですが、朝より表情がほっとして見えました。

  2006.12.05

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• みんなはそういうの持ってこないの

  ハナ子と一緒になってせっせとクリスマスカードを書いたりギフトを梱包する毎日です。ハナ子はほとんどのカードに”会いたいな””またアメリカに引っ越しできたらな”などと書いています。今のハナ子の疑問であり悩みでありがんばりどころはやはり日本語と日本での小学生生活処し方。人と違うことをひどくおそれ気にするハナ子に”みんな同じでなくちゃいけないんじゃないのよ。”と言ってみるだけでも今はやめておこうかな、と思ってしまいます。みんなはそうしていないの、こういうのは持ってきていないの。がハナ子から最近多く出る言葉。人の名前はアメリカではファーストネームを呼び捨てでいいのに（Ms.～とか先生などは別として）日本は、ちゃん、さん、くんとかいっぱいあって難しいよね。とか、（何かクラスメートを呼ぶときにあったのかな？）この間まで教室の床の上での正式なお話しを聞くポーズだった”あぐら”を工作の時間に実践していたため”おとこずわり～！”と男の子に言われたとか、英語は大文字と小文字しかないのに日本語は漢字、ひらがな、かたかな、とかたくさんでむずかしい、、、などとまあ出てくる出てくる。お弁当を持っていくようなときに背中に一緒に背負うのではなく、ランチバッグを提げているのも”なんでそうやって別に持っているの？”と素朴な疑問として男子に聞かれたようで、絶対ランチバッグにしないで、布に包んで中に入れて、と釘を刺されました。アメリカにいる頃は”お箸は入れないで。””lunchableにして。””りんごはうさぎにしないで”とかしきりに言っていたし、こういうの日米でしばらく続くのかァ、、、。本当に人と違うことを気にしなくていいんだよ。（それにハナ子はそんなにとりたてて何かが違うってわけではないと思うんだよね。）ルールを守らないということでないなら自分がやりたい方法でいいんだよ、と親としてはハナ子がどんどんきちきちした箱の中に追い込まれていくようでしんどいのですが、ハナ子の気持ちもわかるし、、、

  2006.11.29

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• 親次第？

  駅ビルには和・民芸小物を売る店が入っていて、今日はアメリカへ送るクリスマスカードと一緒にクリスマスプレゼント用のちりめん飾りのついたかんざしやバッグなど小物をいくつか仕入れてきました。ハナ子のために連絡マメな親でありたいと思っていたのに、彼女の親友への音沙汰もフォローできずにもう１２月です。せっかくハナ子が築いてきたものをちゃんとつないであげなくちゃね、と（途中で自然に途絶えちゃうかもしれないんだけれど）あれほど帰国するときは考えていたのに。と、アメリカをまだ強く思うハナ子を眺めて反省する私。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊夫が先週末実家へ帰りました。アメリカ転勤するとき、国内保管にしたものは倉庫預けか実家送りの２種類あったのですが、今回、実家に置いていた分を宅急便で送ってきました。それがまあちょっとしたタイムカプセル。ハナ子が２-3歳くらいのとき特に好んで遊んでいたおもちゃや連れあるいた観光地のパンフレットなどがぎっしり。大好きで並べてあそんでいたSATO製薬のさとちゃん（ゾウ）コレクションを見せたら全く記憶にないそう。どこへいくにも荷物に入れていたSATOのゾウバッグなのに。夫の母が印刷かけてくれて家族で分け合った、ハナ子の育児絵日誌なども出てきてしばらく箱の前から動けなくなってしまいました。

  2006.11.25

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• クリスマス仕様に

  11月もあと１週間に。秋はハナ子の小学校のバザー＆文化祭のような行事もあったうえ、体験入園させてもらっていた幼稚園のバザーが今週末、なぜかそれにも参加させてもらっているので普段はご隠居さんのような生活ぶりの私も久しぶりに動き回っています。あれほど処分、整理したはずなのにまた物が増えている我が家。バザーはフリーマーケットも出来るのでまた段ボール何個か不要品を出しました。でも日本って見るからに不要品は売れないんですよね。。。freeとしても持っていかないのでは。数年前もこのバザーで子供服を出品して古着が売れないのには驚きました。そして古着を出品するのにけっこうな割合で透明セロハンバッグのようなラッピングを１着ずつしているお母さんが多いです。最初は箱に”この箱全部ただ！”などとむき出しで入れた私も、透明袋に小さなおもちゃをチマチマと詰めることにしました。夏と冬で部屋の装いを変える、今までしたくてもできなかったし、うちは家具がリビングの床面に対して大きすぎるので、家具の位置替えでも気分転換できないのです。本当はテーブルやソファーの向きだってたまには変えたいんだけれど、、、今年は冬に向けてラグだけ変えてみることにしました。夏用はジュート（というのかな？）敷きだったリビングを、ペールブルー、モスグリーンなどの色がはいったラグに。Creat and Barrelのセールで持ち帰った愛用品です。床の差し色が変わっただけでもかなり気分一新！今日は午前中にツリーも出しました。リビングに飾っていた６feetくらいのツリーが実はあるのですが、その径の大きさと来たら、、、そして１９ドルくらいで買ってきた家族のダイニングテーブルの脇の小さな一角にちょこっと飾っていた第二のツリー、当時は小振りなツリーだと思っていてハナ子が馬の人形や工作を飾っていたのですが、そのツリーが今うちのリビングにで～んと鎮座しています。はい、、、リビングの中ですごい存在感です。トナカイもうちには３匹居ます。親子になっているのですが、その一番小さい柴犬くらいの子供トナカイだけを飾ろうかと計画しています。調子に乗ってつららタイプの電飾も一新してきましたが、ここ３ヶ月の電気代を見て取り付けはやめました。ハナ子は、暖炉がないのにどうやってサンタクロースが来るのか、真剣にものすごく心配しています。私もよく言われた”換気扇から入ってくるのよ。”という説明は”ぐるぐるのところで死んじゃうじゃない～！”ともちろん信じません。サンタクロース自体には熱狂的な信者なのですが。そういえばつい最近、うちへ来た近所の同い年の女の子が、”サンタクロースはお母さんたちなんだよ。しらないの？”と突然きました。唖然とするハナ子。その相手の子供にたいして心の中で真剣にムッとしてしまった大人げない私、、、他にもサンタクローズ信者な子供がいたのでその場はおさまりましたが、これからも学校で、遊び場で、親としてはまだまだと待ったをかけているようなことも先に仕入れてくるのでしょうね。

  2006.11.22

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• 七五三に倒れる

  週末、アメリカにいて準備が出来なかった七五三を１年遅れで祝いました。女のいとこが10人、と多い私。ちなみに上から下までは20年開きがあり私は上から数えて5番目。そのメンバーでお古を回し合った振り袖の状態が結構よかったのでハナ子が数十年ぶりに袖を通したのです。今は写真館で衣装込みセットを選べば洗濯のことも気にしなくて良いし、草履もバッグも髪飾りもついてきます。ハナ子が着た着物は草履、半襟などがなかったので買い足さなければならずかえって手間がかかったけれど、肌の色や純アジア顔のハナ子に可愛らしすぎない朱色の着物はなかなか合っていてうれしかった。髪の毛はなるべくシンプルな日本髪に。かんざしも最小限にしてかのこのかざりだけつけてもらいました。ハナ子は鏡の中の変わっていく自分の姿を見ては”恍惚～！”な表情。女の子はうれしいんだな～。去年お祝いしそこねていたし、今月は忙しいからもうやめようかなとも思い始めていたけれど、やってみて良かったな。祈祷のあとは実家近くの街へ移動し、京風料理でお祝いを。その頃にはけっこうしっかりと着付けされている状態がたまらなくなったようで、帯に降参したハナ子。個室なのを良いことに浴衣状態になってしまった。すぐ近所にあった無印へ子供服を買いに走る私でした。ハナ子はなれない高揚感か、すっかり翌日から体調を崩し、発熱。うちの家族も行事をなにかしてみるということはひどく珍しいことなので、七五三までの段取りや当日の早起きにたたられてしまい、実家もうちも疲れを残してぐったりしています。着物だけはお手入れしてクリーニングださなくちゃ。。。

  2006.11.14

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• 東京ハロウィーン

  午後おやつの時間に集合してもらい女の子たちでハロウィーンパーティー。大昔（私が学生時代）アルバイトしていた恵比寿・代官山エリアでハロウィーンを定着させよう！というような盛り上がりがあって確か旧山手か八幡通りあたりをその界隈の会社や商店もパレードしたと思うのです。私がバイトしていたある雑貨店もそのグッズを売っていたこともありみんなで参加したけれど、思ったよりグッズは売れず街でもお菓子が売れ残っているような印象がありました。やはり宗教ベースのハロウィーンだし、クリスマス以上に文化という背景の違いが出るからかな、日本には定着するわけないよね、とバイト同士でも話していました。しかし今年帰ってみて、ハロウィーンはじわじわと商戦としては定着しつつあることを発見。ハナ子のパーティーはおやつを食べた後、現地校で習ったartと簡単なハロウィンテーマの工作を作って、その後お菓子をくれるというふれこみのお店まで散歩。だいたいのお店が"Trick or Treat!"と叫んだらお菓子をくれるよ、ってものなんだけれど、なんだかちょっとこっぱずかしい、気もするよね。。。背景がない言葉だから馴染まない、馴染まないから言いたくない気もするし。子供たちは住宅街をパレードしていったわけで、人の目をひいていました。でもコスチュームで練り歩いていること自体もあんまり浮いていなかったと思える昨今。英語を習っている子供も多いし、たいがいのレッスンは昨日ハロウィーンパーティー授業だったらしくコスチュームの子供がここの市内にもぞろぞろいました。パーティーは子供たちには喜んでもらえたようでそれがなにより！夜はCartoon Networkのハロウィーン特番をみながらうつらうつら。火を入れたかぼちゃ提灯が火事になるぞー！と夫の声で目が覚めました。パーティーの後かたづけはたとえおやつだけの集まりでも大変ですね。工作もしたからかな。２６人女の子をお泊まりパーティーに呼んだEちゃんママは勇気あるな、とあらためてアメリカママのパワーを思い出しました。

  2006.11.01

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• ハロウィーン・パーティー

  ハナ子が女の子６人のハロウィーン・パーティーを開きたいと言うので朝から準備に奔走の今日。放課後のおやつパーティーなので食べ物はお菓子やカップケーキ程度でよいのだけれど、せっかくだからハロウィーンの工作を女の子達で楽しんでもらおうかな、と今までハナ子がやって楽しかったり持ち帰って私も喜んで飾ったりした２種類の工作を準備。子供達が取り囲んでいたpre-schoolの机の上を思い出してしまいました。Costcoの紙製ボウルに水で溶かれた木工用の糊と筆、ラメ入りポンポン、色とりどりの羽根、目玉になっているステッカー、グリッター、、、夢中で貼りまくる子供達。ハナ子がアメリカのpre-schoolへ通い始めた頃、アートの時間に子供の目の前に並べられる画材や工作材料の山には渡米当初”なんてかわいいの！”と私も感激でした。そのうち毎日毎日激しく糊付けされて立体化した作品を持って帰ってくるので、家の棚や窓枠はハナ子の作品に埋め尽くされ、クルマの中は持ち込んでくる作品からどさどさと降ってくるラメの粉でいつもぎらぎらに。。。引っ越すときにそのほとんどを処分しましたが、どうしてもこれは取っておきたい！と思うものは船便で大事に運んできました。そのひとつがけっこう巨大なhaunted house。ハロウィーンの飾り物として活躍中です。明日は近所のパンやさんが"Treak or Treat!"の声でおいしいお菓子をくれるらしいので、パーティーの〆はそこへのお散歩。ハナ子の今年のコスチュームは”ピルグリム・ガール　”。去年授業用に買ったものの、使わなかった衣装です。話題のメイド喫茶ユニフォームとも見方によっては受け取れるような服。。。だが。。。そろそろいかにもコスチュームというものは着たがらなくなってくる年だし、ここは日本だし、で来年はないかもなあ、とハロウィーンに並ならぬ執着を持つ私はさびしくなってきています。夜、M駅の花屋さんで手に入れた大きなかぼちゃでジャック・オ・ランタンを彫りました。こんなもの、もう使わないよね、と思いながら台所用品に混ぜてきたカービングkitが再び現役大役立ちなのでした。

  2006.10.30

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• リューケンドーでお祝い：甥っ子の誕生日

  ありがたい運動会の代休。目覚ましもかけずに前夜寝に入る、、、しかしあんなにもお疲れだったのにハナ子が普段学校へ行く時間よりも早く起き出してしまいました。せっかく夫も出張で寝坊できるはずが。午後からは甥っ子５歳の誕生日を祝うために姉の家へ。途中大型玩具店へ寄り、甥っ子が今一番執心しているという”リュウケンドー”という闘いヒーロー物のおもちゃを物色。鳥やバイクに変わってしまうというアイテムは何種類もあって何を選んで良いのやら、すでに何を持っているのやらで、姉に電話しながらのプレゼント選び。男の子のヒーローは移り変わりも早いのですね！トーマスやプラレールを卒業した直後はなんとかレンジャー、次にアメリカへきたときはマジレンジャーというものを旅行バッグに満載してきていたし、今はいつのまにかリュウケンドー。女姉妹で闘いアイテムに無縁だった姉も今や細かいパーツをちらりと見ただけで、何の一部か言い当てることが出来ます。男の子のお母さんだなあ～。お風呂も歯磨きも済ませたパジャマ姿のハナ子と大雨の中夜遅く多摩地区まで帰宅。爆睡のハナ子は重かった、、今週末は又甥っ子の運動会で集合です。姉と私の家は少子化の象徴か、一人っ子同士。特に甥っ子にとっては唯一のいとこなので、帰国してからは今までを取り戻すかのようにしょっちゅう会っています。いとこがいっぱいのお家がうらやましいな。

  2006.10.02

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• 運動会初体験

  日本で初めての運動会！８歳になるハナ子は運動会には本当に縁がなかったのです。幼稚園運動会も未体験のまま転勤でアメリカへ。そしてその後は＊＊SCHOOL オリンピックとか、FUN DAYとかの名の下に、バブルガムコンテスト、三輪車レース、階段上りなどが中心の運動を楽しむ日はあったもののいわゆる日本式の運動会とはまったく違う存在。そして補習校へ入学した去年。運動会に間に合うようにと手続きしたものの天候不良でその年は中止に。今日10月1日、ハナ子初めての日本式運動会を迎えました。意外だったのはハナ子たちの運動会は入退場行進がなかったのです。もちろん開会式のための入場はありますが、皆揃って行進ではなくただ歩いてくる演出。そして高学年は個人に任せているのか仮装もあり。競技そのものよりも楽しめました。雨が降る降る、と言われながらもなんとか午後２時頃までは天気ももち、ハナ子たち低学年の種目はすべて終了。ゆうべは姉たちがうちへ泊まって、朝私がお弁当を作っている間場所取りをしてくれました。そう、場所取りがけっこう熾烈ですよね。姉は7時過ぎに朝ご飯と本とピクニックチェアー持参で校門へ行ったのですが、すでに５０人は前にいたそうで先頭のお父さんは５時から並んでいるようでした。４年生以上は雨の中残る競技を戦ったようですが、低学年は本降りになる前に帰宅させられたので実は何グミが勝ったのかわからずじまい。しかも明日は代休、勝敗がわかるのは火曜日かな。

  2006.10.01

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• ハナ子アメリカシックに

  すっかり秋で朝晩冷え込むこと！私は季節の変わり目＝愛犬の毛抜け時期で、すっかり喘息だし、ハナ子は微熱と頭痛のため保健室で眠ってくる。今週末は初めての日本での運動会なのでなんとか体調を持ちこたえて欲しいけれど。運動会は補習校でも未体験。現地校はお楽しみ競技中心のFun dayだったから何のプレッシャーもなしで、ただただ当日学校へ行って参加するだけ。下準備も練習もなかったな。今の学校は予想外に運動会が盛大みたい。今週は運動会対応時間割とかで美術や音楽が削られてしまっているし。暑い中応援合戦の練習などやり続けるのも初めての体験。夫が出張なので母子ぽつん、としたピクニックマットになるかな、と思っていたら祖父母や甥っ子が来たいと言ってくれてにぎやかな秋の日になりそう！＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊こういう気候になるとオレンジ色のものを飾りたくなってきます。ハロウィーン用デコレーションの箱は衣装ケース２箱分持ち帰りました。去年ハナ子が学校で作ったhaunted house。ハロウィーンの黒いツリーを玄関ホールに。場所も限られているし、本当にハナ子を喜ばせるためだけにちょこっと家を飾りました。ハナ子はいまアメリカシックまっさかりです。アメリカで親しんでいた物、空気、雰囲気などふとした瞬間に思い出したり疑似感覚をうけたりすると、切ない思いがわき起こってくるようなのです。SAFEWAYのカップケーキの写真とか、そんなこともなんですが。通っていた学校への思いも未だに。無理に気分を変えようとしてはいけないと思いながら、現実の学校生活での表情が気になってきました。体調崩して学校の昼も残してきたというのにそのハナ子のリクエストで夕飯はアメ食に。Whole foodsの箱入りマッシュポテト、生野菜を小さく切り刻んで和えたサラダ、野菜のくたくたなソテー、マカロニチーズ、、、私までアメ食ちょっと恋しくなってきてしまった、こんなに日本の秋はおいしいのに！

  2006.09.26

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• 習い事に祖母の警告

  徒歩３分の学校へも結局送り迎えしている私。でもつい最近変質者が連続して出たため親がお迎え招集かけられたり、別の学年児童が車に接触して救急車が来たりで、家と学校が近いことは通学路の安全とは違うのよね。危険にさらされている時間は短いことはありがたいのですが。通勤ラッシュの抜け道となっている通学路にガードレールつけてくれないかな、と毎日思います。結局送り迎え復活と、徐々に増えてきた習い事。あんなにすしづめで放課後に何かのレッスンしているのはアメリカの子供ならでは？と思っていたけれど日本もすごいです。。。それに中学受験などが絡んでくるからそういうおうちはほとんど家にいないみたい。ハナ子は唯一のお勉強系、そろばんを始めましたが週2～３で行かないとならないのでけっこう忙しくなってしまいました。駅前留学も週１で冬休みまではあるし、それと並行して、サマーキャンプに出てみて良かった英語のラングエージアートクラスへ月２回参加することになりました。夏に2nd gradeを終えて帰国してきた子供達が集まったので新たにクラスを結成することになったのです。先日体験見学してきましたが、かなり現地校の教室に近い雰囲気。母にそろばんを貸して、と頼んだら”何かやらせすぎじゃないの！英語だって通って居るんでしょう。あなたはハナ子くらいのときはずっと家にいたわよ。”と警告されてしまいました。あの遠距離登校と補習校もあった時代を思い起こすと親子して今の日常は楽、雲泥の差だけれどなあ。

  2006.09.22

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• 英語維持活動あれこれ

  プライベートレッスンを駅前留学（N社ではありませんが）で始めた娘ハナ子ですが、英語を話す機会が定期的にあればいいや、と構えていた私もなんとなく参観などへ出向いていったら”これでいいのか？”と思うようになっていました。ああ、まさに帰国後”英語維持活動”に過敏な親となってきているぞ。理想どおりなんてありえないのだから、これでよしとしなくちゃならないのかもしれないけれど。週末は好きなことをさせたいので土日開講のところは候補からはずしていたけれど、今日は午後から週末隔週ペースのレッスンをしているところへ行ってみました。まずはレベルチェックのための会話とプレースメントテスト。駅前留学もでしたが、それによって体験授業のクラスレベルが決まります。今日の組織は英語を国語として学習するラングエージアート中心で、グレードに見合った語彙と文法力をつけていき、将来また英語圏へいくことがあってもキャッチアップが容易であることも目指して開講しているとのことでした。授業はアメリカでさんざん苦労しつつ、良い部分だな、と感じていたプロジェクト物。テーマが月ごとに決められて学習し、show and tellという形で修めるスタイルです。今日のレッスンはなかなか惹かれるものがあり、駅前留学はとりあえず短期だからこっちをメインに検討しようかな、と意気込んだのもつかのま。ハナ子のレベルは定員いっぱいで空きがないそうです。新設クラスができるまでウエイティング。ひとつ帰国子女向けプログラムでサマーキャンプがあったのでたった４日間ですがそれを先に申し込むことにしました。それにしてもアメリカから戻っても相変わらず私は送迎人生です。ハナ子が何かしている間の待ち時間がなが～い、というのもアメリカ時代と変わらず。しかも車ない我が家。（今納車待ち送迎はすべて電車やバスを乗り継いでの移動です。先月からハナ子は馬場へも通い始めましたが、首都圏といえども山の中。そこへ猛烈なペースで乗りに行くため、交通費、外食、すべてがかさんでいます。SUICAなんて幾らチャージしても湯水のようになくなるよそこへきてバイトを始めようとしている母。帰国ブルーが終わったらなんだか霧が晴れた感じで気分がまた上向きなのでした。

  2006.08.01

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• ”日本で小学生”に夢ひろがる

  アメリカ学校生活、残すところきっかりひとつき！ハナ子はいろいろなものに決別しなくてはならないことを悟っているので”あと１ヶ月”ということに揺れています。でもそれ以上に日本での小学生生活に夢を持っている様子。ハナ子が日本で通う小学校は既に決まっています。今は公私立ともに学校によって校風もはっきりしているし教育方針も特色を打ち出しています。私たちがハナ子の学校にのぞむことは小学生なら小学生としてその年にしかできないことを謳歌できる教育、子供が主役の教育、自主性も大事にする学校、親が子供なら通いたかった！と思える学校、です。ハナ子の学校はそんな学校。そしてありがたいことに学校のチャイムがうるさいほど聞こえてくる近さ。これは母が嬉しいね。歩いて学校へ行けるよろこびに酔いしれる親子。もうひとつありがたいことはここの先生達は日本語をとても大事にしていること。規定の国語の教科書以外に”にほんご”というプリントを先生達で研究してものすごく時間をかけているらしい。昔からの美しい表現にこだわったロングセラー絵本を購入し、教科書以外に授業で読み込む、などという国語の授業に早くハナ子を入れてあげたい。最近英語が生活という時間の中に組み込まれているらしいけれど、学校によって英語の授業数、内容も格差があってすべての学校で足並み揃えているわけではないのね。友達のところは東京城東部の区立だけれどけっこう授業数が多くて母も教材準備などのボランティアへ入ったりしてなかなか楽しそう！かたや我が＊市は月数回あるかないか。ハナ子のところの英語担当がおっしゃるには英語はコミュニケーションの手段、として捉える指導でいく。たとえば海外に出る機会があって、とても良い出会いをさせてもらい良い時間を過ごしているとき、英語というコミュニケーションTOOLがしっかりしていれば、さらにその出会いを生かしてもう一歩楽しめるのではないかという意見。小学生の英語は”相手に思っていることを伝えてみよう。”ということを一番に進めるそう。この辺もほどよい加減です。英語の維持は帰国家庭の課題のように言われていますが帰国子女系の財団の維持講習は土曜日、ここでも土曜日は補習校へ通いダブルスクール生活だったのに、日本では逆に英語の補習校へ通わせるのは私にはできません。英語はケーブルテレビでディズニーチャンネル。長い休みには単発でキャンプへ行かせることに。帰国後の土曜日にすることは、もちろん！東京の山間部で馬場仕事を覚えながらホースバックライディングです！夫の差し金でこれは水泳を習わなくてはならないという条件とセットです。かなづちハナ子、、、母はその費用捻出に久しぶりにバイトします。

  2006.04.27

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