シェフの独り言

ワイン。

先日シェフにお願いして　お店のワインを買っておうちでいただきました！Deita Domaines(デルタ・ドメーヌ)南仏ラングドック　ルーション地方の造り手です。この地方はかつて海底で、地核変動によって隆起した土地だそうで、その土壌はミネラル分を豊富に含んでいます。写真は、Ｄｕ　Ｂｏｓｃ　Ｐｅｔｉｔ　Ｖｅｒｄｏｔ(デュ・ボスク・プティ・ヴェルド）’０６　です。確かに石灰質な感じで、やわらかくデリケートでありながら、しっかりとした濃い果実味を感じました。色は濃い目ですが、飲みやすく　バランスの良いワインです。ちなみに、プティ　ヴェルドとは葡萄の品種で、普通は単体で使うことはありません。が、しかし、、葡萄の品種は沢山ある中で、この方は　敢えてブレンドはせず、品種の特徴を活かしたワイン造りをしています。 上記のワイン以外にも色々あるので、今後ちょっとずつご紹介していきたいと思います。その為にも　色々飲んでみなくっちゃ～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　K.T  

ワインフェアー　のじ日記

夜も更けてまいりました昨日はコスモス畑を見たっきり、ラッキーなことが特になく…おかげで、プリンを買ってしっかりお夜食しましたよワインもちらっとよぎりましたが、明日のお楽しみにとっておきました本日のお客様は、ヴァンブローザというワインを飲まれてました。渋みもほどほど、のどに心地よく流れるようなプロヴァンスワインです。当店ではただいまワインフェアーも好評実施中ですよ～。超お得！！ワインフェアーの中では、《シャトーヌフ デュ パプ》をテイスティングしました。まだまだ数えるほどしかテイスティングしてませんが、しかも名前も味も覚えきれてません。。。が、今まで試した中で一番おすすめのワインです。フルーティで軽く、かぱかぱいけちゃいそうな飲みやすさです。どっしりしたお料理に合いそうですね。数に限りがあるので、どうぞお早めに。この機会をぜひぜひお見逃しなく～のじーこんばんわ　鈴木です。本当はこのままこのブログをアップした方がいいと思うのですがあまりにもシャトーヌッフドゥパープが可愛そうなので少しだけ補足させてください。決して「カパカパ」ワインじゃありません。シラー種を主に使った香り高いワインです。フルボディでないので飲み易いかも知れませんがアルコールもしっかりしていて時間と共にワインの変化もお楽しみいただけます。のじー。まだまだこれからだね。一緒に勉強していこうね。最後にこのワインフェアーは限定数が無くなり次第終了です。因みにムルソーとジュブレイシャンベルタンはあと僅かです。お早めにご来店ください。　　　　　　　　　　　　鈴木　亨

グラスワイン＆試飲会

こんにちは。今日はとても久しぶりに出勤し、ブログを書かせて貰ってます。2月の寒さもようやく落ち着き、来週からは春のような陽気になるとか･･･。これからの季節がとっても楽しみです。うちの近所では、なんと早咲きの桜が花びらを開かせていました。この季節になると淡いピンク色をしたロゼワインが飲みたくなります。さてワインといえば、オステルリースズキでは今までグラスワインとして“テールノワール”シリーズのものをご用意していました。このシリーズのワインはラングドック地方のもので、どれも豊かな果実味があるのが特徴です。飲みやすくとても美味しいのですが、果実味が豊かであるがゆえに若干甘味が目立つ感じもします。そこで今年からグラスワインを変えてみました。このワインを仕入れることになったきっかけは、以前うちで働いてくれていたニコラのおじさんがボルドーでワイン造りをしている・・・というところから始まりました。味見させてもらってみると、果実味の中にもキリッとした酸やタンニンが感じられこのワインなら飲みやすい上にお料理の味わいの邪魔もせず、グラスワインとしてより良いのではないか･･･と思ったのです。新しくなったグラスワイン、お試しください。もうひとつ、ワインといえば・・・。先日いつもお世話になっているブリストルさんでワイン会がありました。残念ながら私は行けなかったのですが！！！、そこで気に入ったワインを自宅用に買ってきてくれました。ブルゴーニュの小さな町“ヴェズレー”のワイン。2008年。何かの記念の日に戴こうと思います。シェフはこの町に行ったことがあるみたいで、お話を聞かせてもらいました。何百年もの間姿を変えていない小さな町。私もいつか訪れてみたいです。来月もワイン会があるみたいなので、今度こそは絶対行くぞ。今から楽しみです。木村由美

今月から入るワインです。

coming soon!!

以前、フランス人のスタッフのおじいさんがワインを作っているというお話をしましたが、いよいよそのワインが当店で飲めるようになるかもしれません！サンプルの赤をテイスティングさせてもらいましたが雑味がないというか、すーっと体に吸収されるような素朴なワインでした。少し時間がたったものでしたが、香りはスパイシーでタンニンもしっかり、おりがとても細かいです。ベルジュラックは長年AOCボルドーでしたが、やっとAOCベルジュラックとして認められたということで注目の地域でもあります。日本に初めてやってくるワイン。リストに並ぶのが楽しみです♪

Meyer Fonne

Gewurztraminer 2005 Réserve ParticulièreMeyer FonnéMeyer FonnéのFelix Meyerは、デュジャック、コント・ラフォンなどのドメーヌで修業を積んだ「アルザスの星」と言われているそうです。そして、なんとシェフと同じ年！もしかしたら、同じ時期にブルゴーニュにいたのかもと考えるとなんだか、親近感です。★Gewurztraminer とはブドウの品種の名前で　ドイツ語で「スパイス」の意味。★名前通り、スパイシーな料理や同じ地方のマンステールなどの　ちょっと癖のあるウォッシュチーズに合うと言われています。☆.。.:*・゜☆ Let's taisting! ☆.。.:*・゜☆【　色　】　綺麗な黄金色【　香り】　コルクを開けた瞬間は教科書通りの「ライチ」　　　　　　でもグラスに注いでしばらくすると「ナッティ」で「オイル」の香りに【taste 】 とろっとした舌触り、蜂蜜のような甘みの中にも酸がバランスよく　　　　　　あります。　　　　　　　　　フォアグラのポワレ、エポワスなどと相性がよさそうです！　　　　　　ビンの底の酒石酸。すごく細かくて、飲んだ後のグラスを光に当ててみたらところどころがきらきら光って、鍾乳洞の中の結晶のようでした。飲まれたら、是非試してみて下さいね！　

Saint Bris (2)

おはようございます。今日は、絶好のお花見日和みたいですね。昨日、お店でいつもお花見まかないをする公園では冷たい風の中、場所取りの皆さんが凍えていました(>_

Saint Bris 2007 DOMAINES BROCARD

「Saint Bris 2007」 　DOMAINES BROCARDドメーヌ　ブロカールはジャン・マルク・ブロカール氏が所有するブロカールファミリーのドメーヌです。木樽を使わずに、ビオにも取り組んでいます。画像にはうまく出ていませんが、このサンブリの色はソービニヨンブランの草食色というよりは、黄金色に近いです。マスカットのように甘い香り、貴腐香にも似たような香りもあります。その香りに誘われてか、一口目はソーテルヌのような感じもある不思議なワインです。ソービニヨンの中でも厚みがある方だと思います。さて、最近はまっているのがグーグルを使ったワイン産地巡りです。航空写真を使ってクリュの違いを見たり地図だけではつかめなかった地形が立体で見えてきてとても興味深いです。またストリートビューや写真を使って懐かしい風景を楽しんでいるとあっという間に朝になってしまいます。例えばサンブリ近くにはSemur en Auxoisがあります。城壁にかこまれたお城の街。ここだけ、時間が止まっているようで「騎士は歩いていないか？」と本気で思ってしまいます。ホテルに泊まっていたら、その日は結婚式があったようで夜中にチンドン屋みたいな太鼓の音が！街の皆さんがパレードをしていて（夜中ですよ！）こういう風に時間が過ぎていく街っていいなぁ・・・ととてもうらやましく思いました。そんな架空旅行を楽しみながらのワインはまた一味違います。

ワインのダイヤモンド

キラキラです。酸のバランスが良い証拠。お勧めのワインです。

ボジョレーヌボーアリベ！とケータリング

おはようございます。今日からぐっと寒くなるそうです。先日、毎年恒例の「インフルエンザ予防接種」をスタッフ全員で受けて来ました。これから年末にかけて、目が回るくらい忙しくなるので健康管理はかかせませんどうか、全員無事に乗り切られますように・・・さて、明日はいよいよボジョレーヌーボー解禁日です。毎年、この日は当店もお祭りのように賑やかでテーブルのあちこちで、ヌーボーパーティーが始まります。その日のうちに次の年の予約を入れていかれる方もいらっしゃり、お料理をお出ししているこちらもなんだか楽しい１日です。オフィスやご自宅でパーティーを開かれる方も多いのか今年は、ケータリングの前菜の盛り合わせも多数ご予約頂いております！残念ながら、解禁日当日のケータリングはもうご用意できないのですがこれから忘年会・新年会に是非いかがでしょうか？ケータリングは花咲かランチにて　　　　　　　または当店にご相談くださいませ。　　

ロワールのグラスワインセットも！

昨日のブログで写真をアップしました“ホワイトアスパラ尽しのコース”、お客様にも大変満足して喜んでいただけているようで嬉しいです。当店でご用意しているホワイトアスパラガスはフランス・ロワール地方産のもの。なので、それに合わせるグラスワインセットはスパークリング・白・赤と全てロワール産のものにしました。上の写真の向かって右から：スパークリングはマルク・ブレディフのブリュット。白ワインはラドセットの“レ･ドゥ・トゥール”（ソーヴィニョンブラン）赤ワインはマルク・ブレディフの“ソミュールシャンピニー”(カベルネフラン）スパークリングと白はわりとすぐに決まったのですが、メインディッシュに合わせる赤がなかなか決まりませんでした。メインディッシュが鶉なので、薫り高くて軽やかなブルゴーニュの赤なんかがいいのだろうな・・・と思ったり、でも今回はホワイトアスパラガスの産地に合わせて赤もロワールにしたいと思ったり。ただ私が初めてロワールの赤“ソミュールシャンピニー”を試飲した時の印象では、この赤ワインはちょっと強すぎるんじゃないかと思ったのです。このワインはまずグラスに注ぐと香りがふわっと上るような薫り高いワインなのですが、ロワールのカベルネフランならではの力強さもしっかりしているんです。これがちょっと強すぎるのではないかな・・・と。でも結局このワインに決めました。お客様の感想を聞いてそれから変えるのも有りだなと思いまして。まだホワイトアスパラガスのコースを始めて3日目ですが、実際にはお客様からの反応は大変よいです。それに私も完成した鶉のお料理を見て、『これならソミュールシャンピニーが絶対合うな･･･。』と思いました。お料理とワインの組み合わせに対する好みは人それぞれ異なるとは思うのですが、良かったらお試しください。roku         

ジャイエ・ジルの“ニュイヴィラージュ”

今日のディナータイムにお客様がお飲みになったワイン。ジャイエ・ジルの“コートドニュイ　ヴィラージュ”　2000年。このワインはもう残り一本になっていて私の好きな造り手でもあるので、正直な所、無くなって欲しくないなーという気持ちもあって今まであまりお出ししてなかったのですが、きっとこのお客様は美味しいと思って喜んで飲んで下さると思ってお勧めしました。テイスティングをしてみましたが、やっぱりこのワインは私の好みで好きです。　でも思ったよりも果実味がすごくはっきり出ていて、スーーっと喉に入っていくような味わいでした。もう少し癖のあるものを予想していたのですが、ノンフィルターとは思えないような感じでした。このワインと一緒にお客様が召し上がったメインディッシュは“仔羊もも肉のロースト”このお料理にこのワイン、よく合っていたと思います。昨日今日と雨がよく降りますね。寒いです。風邪をひかないように気をつけましょう。roku　　　　　　　　　　　　

今年の春もロワールワインフェアで！！

今年もアスパラガスのコースに合わせて『ロワールグラスワインのフェア』を始めます。写真に写っているのがその候補になっているワインです。スパークリングワインはシンプルにブリュットか、辛口だけれど木苺のようなベリーが香るブレディフ・エリタージュ・ロゼ。白ワインはソービニョンブランの特徴がしっかり出ている果実味と酸が生き生きした“レ・ドゥ・トゥール”。もう一種類はミュスカデ“オイスター”。これは名前の通り、牡蠣に合うように･･･という思いで造られたワイン。でも実際飲んでみると想像していたほど辛口過ぎず思ったよりも甘味のあるふくよかな印象でした。ロゼワインはしっかり辛口のロゼ。でも香りはベリーのような香りとタンニンが感じられます。赤ワインはブレディフのシノン（カベルネフラン主体）。これはグラスに注ぐと香りがふわっと立ち上がってきます。果実味あふれる感じ。飲んでみるととりわけよく感じられるんですが、カベルネフランの特徴がよく出ていて軽やかなのに芯がしっかりあるような印象。タンニンも強めで植物っぽい草のような清々しさもあり、面白いと思います。そしてもう一本の赤は“ソミュール・シャンピニー”。シノンがもっともっと凝縮されたような印象のワイン。香りもコクも果実味もタンニンも力強くて、しっかりした飲み応えがあります。どれも美味しいワインなので、あとはお料理とのバランスを考えながら白・ロゼ・赤のセットか、スパークリング・白・赤のセットかになると思います。アスパラガスのコースはお皿の数が多くなるので、それに合わせてグラスワインも色々楽しんでいただけるよう、一杯の量は少し少なめで種類を多く･･･と考えています。3種類セットで2,625円、もしくは4種類になるかもしれません。かなりお得なお値段でご用意いたしますので、ぜひお試しくださいね。またメニューと合わせてお知らせします。roku

お勧めワイン

もういよいよ春です！！今日は雨も強く冷え込みましたが、またすぐ暖かくなるでしょうね。これからだんだん暖かくなって暑い夏が来て･･･、と考えるとわくわくしてきます。夏好きなので楽しみです。ブログの更新が滞っていて申し訳ありません。春ならではのお勧めの食材やワインも色々あるのに、連日満席になっておりなかなかブログを書く隙が見つけられませんでした。今日は先週のとあるディナータイムにお客様がお飲みになったワインからのご紹介・・・。先日ブログでお勧めしたシャンパーニュ・コンテスラフォンのロゼ。あのブログを見て下さっていたお客様が覚えていて下さり、早速このシャンパーニュを選んで下さいました。嬉しかったですその後お飲みになったサンヴェランもブルゴーニュの南、マコネ地区のワインで香りが大変豊かで味も丸みがあって飲みやすいのですが、きちんと酸があるのですっきりとお飲みいただけます。そして次にお飲みになった白ワインは、地方は変わってロワールのレ・ドゥ・トゥール。ソーヴィニヨンブランらしい果実味とマスカットのような香り、そしてその中に感じられる熟成感。これもこれから旬を迎えるホワイトアスパラガスと召し上がっても大変よく合うと思いますしお勧めです。そして最後にメインディッシュに合わせてお飲みになった赤ワイン(上の写真)、これがすごーく美味しかったです。カミュの“ラトリシエール　シャンベルタン　グラン・クリュ2001年”2001年で、まだ飲むには早いような印象をお持ちになる方もいらっしゃるかと思いますが、今でも本当に美味しくいただけます。果実味のしっかり感は勿論ありますが、もうバランス良くこなれてきていてちょっと感激してしまいました。今お飲みになるにもお勧めのワインです。ただこのワインは抜栓してから2時間以上もグラスにおいたままになると酸が立ってきて独特のえぐみのようなニュアンスを感じるようになります。昔ながらの造り方をする造り手のワインはこういう風に変化していくものが多いように感じます。クロードデュガもまたこういうニュアンスを感じるワインでした。でも私が美味しい！！と思うブルゴーニュワインは大体こういう造り方をしている方のものなんです。癖があってこだわりを感じるというか、飲むものに訴えかけてくる何かパワーがあって、変な話飲むと疲れるんです。こういうワインを色々知れて幸せです。roku

今日美味しかったワイン

今日お客様がメインディッシュの時にお飲みになったワイン、“アルマン・ルソーのカズティエ２０００年”『メインのお料理に合わせてお任せで･･･。』と仰ったのでお選びしたもの。最初、力強くて土っぽい雰囲気のあるフィリップ・ルクレールのボンバトンをお勧めしようかと思ったのですが、 そのお客様はシャンパーニュが大変お好きなので、なんとなくもっと優しい印象の成長が感じられるものがいいと思いこのワインをお勧めしました。（私がアルマンルソーがとても好きというのもあります）でもこのワインをお勧めして正解でした！！これはやっぱりすごく美味しい。お客様も大変気に入って下さって、嬉しかったです。そしてこの下の写真は、そのお客様がお飲みになったシャンパーニュ。“コンテスラフォンのロゼ”　グラスに注ぐと木苺やベリーのいい香りがして、でもしっかり辛口。ボディ全体に丸みがあり、大変飲みやすくて美味しいです。うちにあるシャンパンの中でも私が特に気に入っているもので、私だったらこのロゼか同じコンテスラフォンシリーズの“ネクター”(少しだけドサージュが多いもの）をいただきたいです。そして更に一番下のこの写真は“カルヴァドス”これもとてもいいこだわりのあるカルヴァドスで、今はうちではカルヴァドスはこの一種類だけにしています。ぜひ食後酒にお楽しみください。明日のディナータイムは満席を頂戴しておりましてお席がご用意できませんが、２１日・２２日(金・土）のディナータイムはまだお席に余裕がございますので、御予約お待ちしております。（３月２０日・木曜日は祝日のため、お休みになっておりますのでご了承下さい）roku  

やっと出来上がりました！！！

おはようございます。今日は ポカポカとても気持ちのよいお天気です私は昨年末あたりからずっと、ほぼディナータイムのみの出勤でしたが、今日は何ヶ月ぶりかで久々にランチタイムの出勤です。 ちょっと感覚が変な感じですが、頑張ります！年明けから取り組んでいた新しいワインリストがようやく出来上がりました！！今まで当店のワインリストは地方関係なくお値段の低いものから順に並んでいる形でしたが、今回は地方別にして並べてみました。うちには本当に素晴らしいワインがたくさんあります。特にブルゴーニュに関しては本当に充実していて、こんなに揃っている所は他にないのでは・・・？？、と思ってしまいます。（そのくらい楽しい品揃えという意味ですので、もしもっと沢山お持ちの方がいらしたら　ごめんなさい･･･）ワインリストを眺めているだけでもブルゴーニュの風景が浮かんできそうな、そんなワインリストに仕上がりました。今回ワインリストを作るにあたっては、うちで昨年夏よりランチタイムに働いてくれているニコラさんの力をおおいにお借りしました。私がなかなか出来ない部分を自宅まで持って帰って取り組んでくれたりと、本当に見やすくてきちんとしたワインリストを作ってくれました。ありがとう今回は年明けに入荷した年代もののブルゴーニュや白ワインもリストアップされているので是非皆さんもワインリストを楽しみにいらしてくださいね！！roku  

試飲会

 今日はいつもお世話になっているワイン業者さんのところに試飲会に行ってきました。実はもうすぐホワイトアスパラガスづくしのコースを始めようと思っているのですが、昨年と同じ様にお料理合わせたグラスワインのフェアも同時に行う予定です。今回の目的はそのワインを選ぶこと。上の写真が今日試飲させていただいたワイン9種類。（ちょっとピンボケしていてごめんなさい・・・。）うちでも昨年暮れからお客様にお勧めしているブレディフのロゼ(スパークリングワイン)、これはしっかり辛口ながらもまず香りがとてもよくてお勧めです。そして今回始めて味見させていただいた、ミュスカデ。これは“ロワイヤル・オイスター”というサブネームが付いているのですが、造り手が特に牡蠣に合わせたくて造ったワインだそう。それでこの名前です。ミュスカデというからにはかなりすっきりしていると思ったのですが、飲んでみると果実味の豊かさに加えてだいぶ厚みがあって甘味と苦味のあるホワイトアスパラガスに合わせたらぴったりだろうな･･･と思いました。そしてソーヴィニヨンブランは、以前うちで仕入れていたものよりもすっきり辛口。でもこれはタンニンを感じました。お魚に特に合いそうです。ロゼはかなり辛口、すっきりしていてどんなお料理でも大丈夫です。もうひとつ上のクラスのグランキュベのロゼは香りが大変豊かで、あまりしっかり冷やさずにグラスに注いでから少し時間がたった頃のほうがボディの厚みを感じられておいしく召し上がれると思います。そして次は赤ワイン。ロワールで造られる赤ワインの葡萄品種ははカベルネフランが大変多いのですが、最初に味見させていただいたものは、ロワールのピノノワール。この味は私も初めてです。ピノノワールなのですが、土壌や気候のせいかカベルネフランのような雰囲気がありました。ブルゴーニュのピノノワールとはまた全く違う印象のワイン。酸がしっかりしていて、香りも土の香りを感じるようなもの。そして２つ目の赤はシノンのカベルネフランでこちらは果実味が濃くなっています。そして最後にいただいたのがソミュールのカベルネフラン。これが一番酸や果実味がしっかりしていて全体的にこなれているというか、まとまっているような優しい味わいでした。このロワールの赤は牛肉ととてもよく合いそうです。今年のホワイトアスパラガスコースのメインディッシュはまだ決まっていませんが、今回試飲させていただいたワインとの組み合わせを見ながら考えていきます。今日試飲させてもらった中から３種類をグラスワインセットとしてお手軽な価格でご用意しますのでお楽しみに！！ROKU

DRCのワイン。

先日、貴重なワインが開きました。DRCのエシェゾー、2000年のもの。2枚目の写真はそのコルク。とてもきれいな状態の上質なコルクでした。もちろんワインも大変きれいな味で貴重なものでした。このワインをお飲みになったお客様から、『記念に･･･。』と、この写真をいただきました。そしてその後、もうひとつ貴重なワインが開きました。写真は残念ながらありませんが、同じくDRCのロマネサンヴィヴァン、1989年のもの。これも味わい深く素晴らしいワインでした。上品な果実味がまだしっかりと残っており、酸も生き生きとしていました。抜栓してからの味の変化も楽しく、貴重なワインを味見させていただきました。ありがとうございます。うちにあるエシェゾーはこれでもう完売です。あと、DRCのロマネコンティ　1989年も売約済みになっております。昨年暮れ頃から、うちに残り一本しかないワインが多く出ていきました。そして年明けには新しくブルゴーニュの古酒を始めいろんなワインを入荷いたしました。もうすぐワインリストも出来上がる予定なので楽しみにお待ちくださいね。roku

ピュリニーモンラッシェ　フォラティエール　古酒

おはようございます。昨日のディナータイムもいろいろと貴重なワインが出ました。先日ブログでもお知らせしました入荷したばかりのブルゴーニュの古酒です。上の写真の向かって右から・ レニャーのムルソー“テールブランシュ”2001年。・ ポールレイツのピュリニモンラッシェ“フォラティエール”1987年。・ ルネルクレールのジュブレシャンベルタン“コンブオーモワンヌ”1984年。・ ペルナンロサンのヴォーヌロマネ“オーシャンペルドリ”1987年。今日一気に全部の感想を書いてしまうのは惜しいような気がしてしまうので、今回はピュリニモンラッシェの感想をお伝えします。他のワインも追々お知らせしていきますね。この87年のピュリニモンラッシェは『とてもいい感じに熟成した古酒』、という印象でした。ピュリニーの古酒の中には87年のものだと峠を越えてバランスが酸に偏っていたり、若干水っぽく感じてしまうような印象のものも出てきますが、これはバランスよく熟成をしていました。“フォラティエール”という畑だからこそこんな風に熟成に耐え、上品な味わいを保ってこれたのだと思います。このワインは今回一本しか入荷していなかったので残念ながらこれで終わってしまいましたが、もし出来ればまた入荷したいと考えております。早速、輸入業者さんに問い合わせてみる予定です。もしまた入荷出来ればお知らせしますので、是非お飲みになってみて下さい。きっとこういう熟成の味わいで感激していただけると思います。roku

ブルゴーニュの古酒

こんばんは。ブログをご無沙汰してしまっており申し訳ありません。今日は嬉しい事に新しいワインが大量に入ってきました！！私は遅番勤務で夕方お店に来たのですが、来てみるとワイン箱の山でした。あの状態の写真を撮ってブログにアップできればよかったのに～。残念ながら、すぐに在庫整理に入ってしまったので写真は撮り損ねてしまいました。今回はブルゴーニュの古酒を入れることに力を入れました。以前のブログでもお話していたとおり、最近うちのリストにあるブルゴーニュの秘蔵ワイン(しかも残り一本しかないもの)が立て続けに出て行ったのです。さすがに寂しくなったのでもうそろそろちゃんとワインを入れなおそう！ということになり、今回いつもよりもかなり真剣に多くのワインを選びました。お勧めのものはまた追々ブログご紹介していきますが、かなりいい品揃えです。先ほども申し上げたようにブルゴーニュの古酒をはじめ、ハーフボトルも充実させました。今ワインリストを全体的に見直しているところで、うちにもともとあったワインが品薄になってきたので新しく仕入れを始めたのですが、やはりユーロ高が影響していて仕入れ値がかなり上がってしまっています。ある程度はそれを基にワインリストを作らざるを得ないので以前のワインリストと比べると全体的にお値段が上がるような印象を受けられる方も出てくるようになるのではないかな・・・と思います。ただ、実際には今までのワインリストのお値段(特に良い造り手のブルゴーニュなど)が破格にお値段が低かったのだと思います。仕入れ当時のお値段のまま、ユーロ高も関係なく一切値上げをしていませんでしたから。そういただければ少し安心です。もしうちのワインリストの中に何か気になるものがおありの方は、ワインリストが全体的に変わってしまう前にぜひ遠慮なくお問い合わせください。それとは別に下の写真は、在庫整理をする中でうちのワインセラーの奥から新たに発見された貴重なワイン。ルフレイヴのピュリニモンラッシェ99年　“フォラティエール” これはもう二度と手に入れることの出来ないであろう貴重なワインです。まだ発見されたばかりなのでリストには載せておりませんが、ご予約下さればご用意できますので、お問い合わせお待ちしております。お値段は当時の入れ値からつけていくので、今現在の価格から考えると相当お買い得のお値段になるはずです。あともう一つ、下の写真はドゥラグランジェ・バシュレのバタールモンラッシェ83年。もうバタールモンラッシェという文字は消えてしまっていますが、これは確かにバタールモンラッシェ。シェフがフランスで買ってくる時にはうっすらとはですが、その文字がきちんと見えていたそうです。こんなワインももうなかなか手に入らないですよね・・・。もちろん2本とも残りの一本ずつです。新しく出来るワインリスト、楽しみにしててくださいね。roku 

ハーフボトル入荷しました。

 昨年末にハーフボトルのワインを何種類か入荷しました。上の写真がそのワイン達です。向かって右側から・・・・・2004年　メルキュレ・2003年　ラ・シャペル　（サンテミリオン）・2004年　シャトー　クレールミロン　（ポイヤック）・2004年　シャトー　ダルマイヤック　（ポイヤック）・2004年　カロンセギュール　（サンテステフ）・1998年　シャトー　クリマン　（バルサック）うちはお一人で食事にいらっしゃるお客様も多いため、ハーフボトルワインのほうにも力を入れておりますが、今回はボルドーを多めに入れてみました。2004年のボルドーはいい年で、今回業者さんからのリストにも多く出ていたので。昨日のブログで紹介したダルマイヤックも、2004年はまだ堅いかな・・・とも思ったのですが、飲んでみると全くそんなことはなく、今飲んでも大変おいしいワインでした。食後酒にバルサックもお勧めです。最近残り一本だったワインがどんどんなくなってしまっているので、それを補充すべくまた今月末までにはフルボトルで新しくワインを仕入れる予定なのでお楽しみに。roku   

ワインのコルク

こんばんは。昨日のブログでジビエの入荷状況をお知らせしましたが、早速今日は御予約のお電話を何件かいただきました。ありがとうございます。今日いただいた御予約でグルース（雷鳥）のローストは終了いたしました。ロワイヤルはあと２名様分ございますので、ご予約お待ちしております。上の写真ですが、うちでお出ししているアルザス地方のワイン、“ポールブランのゲヴェルツトラミネー”このワインも人気がありうちの定番でもありますが、昨年中頃より、写真でも分かるとおりコルクではなくキャップになりました。初めてこのワインが届いたときにはびっくりしました。フランスワインで金属キャップというのをまだ見たことがなかったからです。でもやはりコルク栓を作るのはコストがかかりますし、ブショネになる可能性もあります。ブショネが起こるともうそのワインは駄目になってしまいます。そうなってしまうのを避ける為に、コルクに代わってプラスチック製の栓を使う造り手も多くなってきました。ワインを長期熟成していく上で、コルク栓とプラスチック栓の違いはどう出るのか・・・、それを調べるためにブルゴーニュ地方では10数年前から試験的にプラスチック栓での長期熟成を試みていて、そろそろその結果がある程度分かり始めているところみたいです。　コルクとプラスチックとで差が現れなければ、近い将来プラスチック栓を導入するドメーヌも増えていくかもしれないですね。でも何となく私個人の感覚でいえば、何十年も経ったような古い古いコルク栓を緊張しながら抜く時の感動というのもあるし、古くなくてもコルクがそれぞれのドメーヌによって長さも違うし、質感もやわらかさも違うし、そういうのを見る楽しみもあったので、そういうのがすべて均一化されてしまうもの寂しい気がしますね。これからどうなるでしょう？？ roku    

クリスマスディナー御予約承り中

おはようございます。12月22～24日までご用意させていただいたクリスマス特別ランチ、昨日を以って終了いたしました。素材を厳選し、皆で作り上げた本当に美味しいお料理でした。お客様にも喜んでいただけて良かったです。なかには2日連続来て下さったお客様も！！とても嬉しかったです。ありがとうございます。そしてクリスマス特別ディナーですが、こちらはまだ今日のディナータイムまでご用意しております。年末の連休明けでお忙しい方も多いと思いますが、ゆっくりとお食事していただけたらな・・・と思います。昨日のディナータイムにお客様がお飲みになりましたワインをひとつご紹介。シモンビーズの　“サヴィニレボーヌ　ベルジュレス　1999年”（写真の枠中にミレジムが入ってなくてすいません・・・。） 色は小麦色で香りも上って来る感じでしっかりしていました。味はしっかりした熟成の中にも果実味が感じられます。キリッとしたような感じもあります。飲んだ後は口から喉にかけてに残るような余韻があって、印象深かったです。お飲みになったお客様は　“すごく質の良いシャブリが熟成した感じ”と仰ったのですが、まさにそんな感じです。なんて旨い表現だろうと思いました。確かにあのきりっとした中に感じる熟成感や香りは高級なシャブリを思わせます。このワインもこれで終わりました。最後にあのお客様に飲んで貰ってあんなに喜んでいただけて良かったです。（＊味見をさせて下さってありがとうございます。　ラベルをはがしてとってありますので、次回ご来店のときにお渡ししますね。）roku   

シャサーニュモンラッシェ、ジビエのお知らせ

おはようございます。今日は昨日とは違って朝から気持ちよく晴れました。2日連続同じ話題になりますが、 昨夜ディナータイムにお客様がお飲みになったワインをご紹介です。（大変おいしかったので！）ジャン・マルク・モレのシャサーニュモンラッシェ（シャンガン）の1993年。これもいい感じに熟成していて今がちょうど飲み頃でした。色は小麦がかり、香りもとてもふくよかでナッティな感じ。味わいですが、予想したとおり厚みがあり熟成感も優しく、酸もまだあります。とてもバランスよく熟成していて素晴らしいワインでした。ただこれもまた、もう最後の一本だったのでこれで終わりです。でも最後にワインが好きなお客様に飲んでいただけて、満足して貰えてとても嬉しかったです。今度はどのワインがうちのリストから消えていくのかなあ。お料理の話に変わりますが、今年大変ご好評いただいておりますジビエ“雷鳥”この雷鳥は今年はロワイヤルスタイルとそのままローストしたスタイル2種類の調理法でご用意していました。今年大変人気のあったお料理です。ただ雷鳥はジビエの猟期間が終わるのが早く、おそらく次回仕入れる雷鳥で最後の入荷になります。もし今年これから雷鳥を召し上がりたい方は、雷鳥をその日キープできるようにしますので、ご予約の際にそのようにお知らせください。昨日のブログでお知らせしましたベキャスですが、早速お問い合わせをいただき昨夜のディナータイムで全て終了しました。ありがとうございます。本当にベキャスは人気があります。ベキャスはもうしばらくの間は入荷が続けられますので、また入り次第お知らせしますね。クリスマス期間のご予約ですが、23,24日ともまだお席に余裕がございますので、ご予約お待ちしております。今年は23日が日曜日ですが、その日もクリスマスメニューでランチ・ディナーとも営業しております。是非、ご友人やご家族とゆっくりお食事しにいらしてくださいね。お待ちしております。roku   

シャンベルタン　グランクリュ

今日は先日お客様がお飲みになったワインをご紹介します。どちらも個性があり、大変すばらしいワインでした。まず上の写真はルイ・トラペのシャンベルタン・グランクリュ　1988年のもの。約20年前のものです。私はトラペのワインをいただいたのは初めてだったのですが、シェフから『これは最高だよ！』と何度か話は聞いていました。20年を経てもまだまだボディは厚く力強くて印象的でした。果実味ありますし、このワインは本当に美味しかった。残念ながらこれは最後の一本で終わってしまいました。そして下の写真はジャン・マルク・モレのシャサーニュモンラッシェ　プルミエクリュ・シャンガン　1993年。これはすごくいい感じに熟成していました。重さも樽香もしっかり効いていて、これでメインディッシュまでいけそうなワインでした。これはあと一本あります。ジャンマルクモレのシャサーニュモンラシェだと、同じくプルミエクリュのシュヌヴォットもあり(これも1993年)、これもお勧めです。最近残り一本しかなかったワインが出てしまうことが多く、お客様に喜んでいただけるのは嬉しいのですがその反面うちのリストから消えていくのが寂しくもあります。シェフも寂しそうです。シェフが直接ブルゴーニュの造り手から買ってきたワインも多くあります。何度も造り手の元に足を運んで頼んで頼んでやっと手に入れたワインもあります。そういう思い出が詰まったものが手元から離れてしまうときっととても寂しいものでしょうね。もう手に入らないワインも多いと思いますが、これからも美味しいワインを揃えていきます。年明けにはワインリストをきれいに作りますのでお楽しみに。本日ベガスがご用意できます。ただ数に限りがありますのでお電話でご確認の上ご予約よろしくお願いいたします。自然のものなので申し訳ございません。roku

ジュブレイ　シャンベルタン　９５

  今日は久しぶりにワインの話題です。家族や友人とプライベートでうちに食事に来る時は、お料理もそうですがワイン選びもものすごーく悩みます。お料理は毎日いろいろ目にしている中である程度自然と決まってきます。『あ～、次これ食べたいな。』と。ワインはあまりに数が多くて本当に決まりません。うちのワインリストをご覧になっている方はご存じだと思いますが、ブルゴーニュワインは大層マニアックに揃っていてどれもこれも魅力的なものばかり。お客様に『ブルゴーニュで何かお勧めを...。』と相談されると、もう自分が飲んでしまうような気分になってしまって本当に悩むくらいなので、自分が飲むワインを決める時も飲んでみたいのが沢山ありすぎて尚更悩むのです。先日父と食事に来る際も、その数日前からワインリストと睨めっこしていました。どれを飲んでしまおうか・・・と。G・ルーミエのクロ・ド・ラ・ブジィエールや、アルマン・ルソーのラヴォーサンジャック。その他にも沢山候補があったのですが、シェフの強い勧めでクロード・デュガのジュブレ・シャンベルタン　１９９５をいただくことにしました。これが大変美味しかったのです。クロードデュガだから、ガシッとまだまだ強さが目立つワインなのかなと思っていたのですが、やわらかな果実味が感じられてスムーズでイメージしていたものよりも全体的に優しい印象でした。でもデュガらしくしっかりした重さもある。あんなに果実味が残っているのが意外でした。すごくすごく美味しかった。お値段は少ししてしまいますが、このワインは今が飲み頃で絶対満足していただけます。ジビエとも合いますし、今の時期に一押しのワインです。是非どうぞ。 roku 　「あーワインがまたなくなっていく」　　　　　シェフ

ボージョレフェア！

 先日ブログでお知らせしましたボージョレフェアですが、そのフェアにご用意するきのこ料理の写真をアップします！！きのこがお好きな方ならきっと喜んでいただける一皿で、私もきのこ好きなので是非戴きたいです。内容は・ トランペット茸の熱々パイ包み・ 旨味と食感が感じられるセップ茸のソテー・ ジロール茸のふんわりテリーヌです。今年のボージョレフェアでご用意するワイン3種類も決まりました。･　ルイ　ジャド：ボージョレ　ヴィラージュ　ヌーヴォー　　（昨年も大変好評だったので、今年もご用意しました！）・ ミッシェル　テート：ボージョレ　ヌーボー　　（アロマが豊かで定評があります）・ ジョルジュ　デュブッフ：セレクション　プリュス　　（華やかできれいな印象のボージョレです）これらをグラスで一種類630円にてご用意しております。少し量は少なめになりますので、3種類セットでお召し上がりになってみてはいかがでしょうか？？セットでお召し上がりのお客様にはテイスティングシートを差し上げますので飲み比べてみてくださいね。その他、ハーフボトルもご用意しております。　お楽しみに！roku

昨夜のワイン

上の写真は昨夜お客様が当店でお飲みになったワインです。どれもこれも大変印象深く美味しいワインだったので、ブログでご紹介させていただくことにしました。(ご協力ありがとうございます！！)まず最初におのみになった白ワインは、アドリアン・ベランのピュリニモンラッシェ92年。これは私が思っていた味とはずいぶん違っていました。まずグラスに注いだワインの色も92年にしてはかなり濃く、香りも濃厚な香り。私はもっと色が薄くてさらっとした印象のものだと予想していたので意外でした。もちろん味わいも厚みがあり口に含むとすぐにインパクトを感じるワインでした。私が記憶しているピュリニモンラッシェの味わいとはだいぶ違っていましたが、92年でこんなにボディが厚いものもあるんだ・・・と勉強になりました。シェフ曰く、このワインはピュリニの中でもクオリティが高いよ！とのこと。確かにそのとおりです。ただ残念ながらこのワインは昨夜のお客様で最後の一本だったので、もうお出しすることが出来ません・・・。しっかり味を覚えておきたいと思います。またこれに負けないような美味しいものを入荷しておきますね。そして次にお飲みになったのがレニャーのシャブリプルミエクリュ99年。これも濃いです。もし普段シャブリの辛口タイプのものをお飲みになっている方がこのシャブリを飲まれたら、シャブリの印象がだいぶ変わってくると思います。実は私は初めて辛口のシャブリを飲んだときはちょっと素っ気無さを感じてしまって（当時はムルソーやマコン系が好きだったので）、あまり好みではなかったのですが、その後しばらくしてレニャーが出しているシャブリ“グランレニャー”や“シャブリプルミエクリュ”を飲んでみてシャブリの印象が大きく変わりました。辛口で酸がちゃんとありながらも樽香もあり熟成感もあり厚みがあって美味しい。それからいろんなシャブリが好きになりました。うちにはもうひとつ“シャブリサンピエール”（ハーフボトル）というものもあるのですが、これも上記の二つより酸の方がきりっとしていますが、お料理にもよく合います。なんだか思っていたよりも長くなってしまいそうなので、あと２つのワインのご紹介はまた明日にしますね。どれもお勧めです！！roku

ブルゴーニュ新着白ワイン

おはようございます。ブルゴーニュワインを新しく入荷しました。上の写真の向かって左側に写っているのが、以前もブログでお勧めしましたプイィ・フュメ“パヴィヨン”。これは最初は大変すっきりした印象を受けるのですが、ミネラル感がたっぷりでそれによって重さを感じるほどの味わいです。最初の一口目とその後の印象がこんなに変化するワインにも久しぶりに出会いました。飲んでいく中で味が変化していくのを楽しめるので是非ゆっくりと味わっていただきたいです。白ワインなのにキャップの色が黄色なのもレニャー社では珍しいのでは？ここにもこのワインがいかにこだわりを持って造られたかが表れています。そして向かって右側のワイン。“マルサネ”マルサネの白は珍しくてうちでもずいぶん長い間ご用意していませんでした。今回、『これは本当に美味しいですよ！！』という推薦を受けて味見させていただきました。まず最初の印象としては熟したような果実味がグッと来ます。味に厚みがあり濃厚で、且つミネラル感もあります。一本線が通っているような洗練された印象を受けるワインです。これもかなり気に入ったので入荷することにしました。この2本、とてもお勧めなので是非ご賞味くださいね。Roku

試飲会追記

昨日のブログでお伝えしたワイン試飲会のお話ですが、追記です。新しいアイテムであったサンヴェランやプイィフュッセは勿論大変素晴らしく印象に残る美味しさでしたが、うちのシャンパンリストでもお勧めしているコンテスラフォンシリーズもその時再び５種類試飲させていただき、また改めてその美味しさを再確認することが出来ました。ブリュット・エクストラブリュット・ネクター・ヴィンテージ1998・ロゼ、の5種類のシリーズになっているのですが、私が特にお勧めしたいのが“ネクター”実はこのネクター、1年前くらいに初めて試飲させて頂いた時には、私の中では5種類の中では一番印象が薄かったんです。私が当時あまりシャンパンを飲み慣れていなかったから・・・というのもあると思いますが、私が思っていたシャンパンの印象と少し違って重く感じてしまったのだと思います。なのでリストにそのシャンパンの説明を書くときにもどういう風に書けばよいのかわからず、若干甘味があるとか何とか、そんな書き方をしていたし、お客様にもあまりお勧めしていませんでした。いつもロゼを勧めていました。（このロゼも上品な香りと色、味わいで大変気に入っています！！）でも、先日このネクターを試飲させていただいて、自分が記憶しているネクターとはずいぶん印象が違っていたのでびっくり。すっきりとキレがいい中にもちゃんと重量感もある。とてもとても美味しかった。本当に。決して甘くはないし、私の書き方は間違っていたな・・・と思いました。お値段も10,500円。この味でこのお値段なら決して高くはないと思います。これからはお客様にも是非お勧めしたいと思います。色んなワインやシャンパンを飲んでいく内に自分の味覚ってどんどん変化していくのだな・・・と思いました。先入観や自分の思い込みも良くないな・・とか。いろいろ勉強になったワイン会でした！！roku

ワイン新しく入荷します！

おはようございます。今日は久々に気持ちの良い秋晴れ！！プラリプラリとお散歩したくなります。さて昨日はランチタイム営業終了後に、とあるワイン業者さんの試飲会へお邪魔してきました。試飲させていただいたのは、うちでもシリーズで揃えているコンテスラフォンのシャンパーニュ5種。（ロゼ・ネクター・ヴィンテージ1998・ブリュット・エクストラブリュット）そしてもう一つは当店のハウスワインにさせていただいているレニャー社のもの。そのレニャーの新商品であるサンヴェランとプイィフュッセ。まずサンヴェランを試飲しましたが、香りからしてとても濃厚でインパクトが強いです。ふわっときます。そして味わいもまず甘みを感じますが、決していやな甘さではなく、酸が一本入った上品な甘さです。大変ふくよかで、厚みを感じます。ワインをあまり飲めない方でも、この冷えたサンヴェランならきっと美味しくお飲みいただけるのではないかな・・・と思います。そして次にプイィフュッセ。これは最初のしっかり冷えた状態では、正直に言って香りもあまり感じ取ることが出来ませんでした。味も酸がしっかり立ったすっきりした印象という感じ。でも少しづつ飲んでいくと香りも味もグンと変化していきます。味わいはミネラル感がたっぷりと感じられるようになり、口の中に重さが残るようなミネラル感です。これは少し高め（あまり冷えすぎない程度）の温度でゆっくりと味の変化を味わっていただきたいワインです。この2種類のワインは今週末には入荷予定ですので、是非お味見してみてください。それと今日新たに入荷したジビエは青首鴨（コールベール）。これも人気のジビエのひとつです。フォアグラとソテーして、ソースはサルミソースといって内臓の風味を豊かに効かせたジビエならではのソース。毎年この青首鴨を目当てに来店くださるお客様もいらっしゃいます。roku

赤ワイン

一昨日のブログで8周年記念メニューに合いそうな白ワインをご紹介しましたが、今日は引き続き赤ワインのご紹介です。このコース料理に合うのはやはりブルゴーニュ・ピノノワール。香りがフワーっとたち、優しい中にも力強さのあるお勧めワインをいくつか挙げてみます。2002年のモンテリ(6,825円）、2000年のオークセデュレス(7,875円)、酸がはっきりしているシャープな印象のモレサンドニ(ロベールジブール）(9,135円）、2003年ビトゥーゼプリウールのヴォルネイ(9,450円）もお勧めです。そしてエレガントなシャンボールミュジニ(9,870円～)もかなりお勧めです。他にもお勧めは色々ありますので、来店された際にはどうぞお気軽にご相談くださいね。それと、これはピノノワールではなくガメイ種のワインですが、フルーリーやムーランナヴァンもとてもお勧めです。これは熟成したしっかりしたガメイ。これも香り立つようなワインでお勧めです。roku

8周年記念メニューとお勧めワイン

8周年記念メニューを召し上がるお客様の中には、一緒にワインも楽しみたい！という方も多いと思います。当店にもブルゴーニュを中心に沢山のワインが揃っていますが、その中でもこのコースのお料理のイメージに合うな・・・・というワインをいくつか挙げておこうと思います。(少し私の好みに偏っているかもしれませんが・・・）少しだけ参考にしてみて下さいね。まず白ですが、以前ブログでも強くお勧めしたブルゴーニュ・マコン地方のヴィレクラッセ2004年。これは先月仕入れた2004年ものになってから若干甘みを増したようにも感じますが、相変わらずすっきりとした中にもコクがあり、このクオリティーにしてはお値段も手頃でお勧めです(6,405円税込み)。そしてうちでもすっきり系を求める方に人気のあるロワール地方のサンセール(7,875円税込み）もお勧めですし、辛口だけれど樽香もちゃんとあり重さを感じさせるラドセット男爵家のプイィ・フュメ（8,400円税込み）もとてもお勧めです。このワインはうちでも繰り返し注文されるお客様の多い人気のある一本です。あと、1988年のムルソー・ペリエール(21,000円税込み）もしっかりとしていてムルソーらしくお勧めです。飲み頃になっていて美味しいですよ。そして、ブルゴーニュのオークセデュレス（7,350円税込み）も飲み易くシャルドネらしく、でも軽くもなくお勧めです。今回のコース料理はメインディッシュもホロホロ鳥の胸肉、そして優しい印象のお料理なので、少ししっかりめの白ワインならばメインディッシュまで白でも良いのではないかな・・・とも思います。そしてお魚料理の赤ワインソースの時だけグラスワインの赤になさるとか。とりあえず今日のところは白ワインのご紹介。後日赤ワインもお勧めのものをご紹介します。roku

お勧め白！

昨夜は涼しかったですね。　扇風機つけなくても眠れました。(ちなみにうちにはクーラー自体設置されていません・・・。）多分もう一度くらい厳しい残暑があって、その後徐々に涼しくなっていくんでしょうね。昨日のブログでご紹介したブルゴーニュ南方のお勧め白ワイン。先ほど入荷出来たので写真をアップします！向かって左がサンヴェラン。右がヴィレクラッセ。昨日のディナータイムにブログを見てお越しくださったお客様に『あのお勧めの白ワインはあるの？？』と言われたのですが、一番お勧めのヴィレクラッセのほうがなくてお出し出来ず、大変残念でした。申し訳ありませんでした。これからは品切れにならないようにしておくので、次回いらしたときには飲んでいただけたらな・・・と思います。（お待ちしております！）それと、今年から始めたソルベカクテルも大変好評いただいていて嬉しく思っています。本当は夏季限定の飲み物にしようと思っていたのですが、こんなに喜んでいただけるのなら、このまま続けていこうかな・・・とも思い始めています。roku

近頃のお勧め

お食事を召し上がるお客様から、『お勧めのワインをお願いします。』と言われることがよくあるのですが、そういう場合はまずお客様の味の好みやご予算などを何となくお聞きしてから選びます。　もちろんお勧めのワインは本当にたくさんあるのですが、私が最近特に気に入っているのが、ブルゴーニュ南方のほうのサンヴェランやヴィレクラッセ。サンヴェランはこの季節にしっかり冷やして飲むと大変飲みやすく、果実味もあり若干の甘みも感じられるので、普段あまりワインを飲む機会のない方にもお勧めです。そしてヴィレクラッセは果実味もあり酸もあり、キリッとしているのに味わい深さもちゃんとあり、このワインを飲んだお客様は本当に気に入ってくださいます。このヴィレクラッセは本当にお勧めで、これからどんどん入荷する予定でいますので、ぜひご賞味ください。このワインは先週全部出てしまって明日にならないと在庫が入ってこないので、今は写真を載せることが出来ませんが、また明日にでもアップします。今日のクイックランチのメインディッシュはお肉料理：黒豚スペアリブの香ばしいコンフィお魚料理：タスマニア産サーモンの冷静エスカベーシュです。黒豚スペアリブ、香ばしくてお勧めです！元気の出そうな一品です。ご予約お待ちしております！！roku

年代物のコルクスクリュー

これはお客様の私物のコルクスクリュー。もう100年以上も前の年代ものです。『使ってみたら？？』と言って下さったのですが、うまく使う自信がなくて結局その日は試せずしまいでした。このお客様は以前ブログでも触れたラフィットの万年筆とかお持ちの方で、本当に色んな面白いものをお持ちのようです。また何かありましたら見せてくださいね。楽しみにしてます。今日のデザートのお勧めは、“イチジクのアイスクリーム”これはすごくお勧めです。というか、私好みです。うちのお店で作っているアイスクリームで一番気に入っているのがこのイチジクと、もう一つはプラリネ（ナッツを焦がしたもの）のアイスです。いつも『一口くれないかな～。』と狙ってます。今日はまだお席に余裕がありますので、お越しをお待ちしております。roku

ラフィットと万年筆

  梅雨がやっとのことで明けたかと思ったら今度は台風が接近中らしいです。早く夏らしい夏が来て欲しいものです。さて、昨夜うちにいらしたお客様からは色々と貴重なお写真を撮らせていただきました。そこからまずは一枚紹介させて頂きます。そのお客様は以前ブログでも触れた88年のラフィットロートシルトをお求めになった方で、昨日のディナータイムにそれをお飲みになりました。その方はラフィット・ロートシルト熟成に用いられた樽材から作られた万年筆をお持ちという事を前回来店なさった際にお伺いしてましたので、大変興味がありました。上の写真がその貴重な万年筆と昨夜お飲みになったラフィットロートシルト88年。抜栓する際に、まずコルクがあまりにキレイなのに驚かされました。88年ものなのでラフィットにしては早い時期での抜栓になるとは思うのですが、コルクがすごくキレイで硬くてあれっ？いう感じでした。まず香りはすごく良かったです。果実味もしっかり感じられ、本当にすごいなっていう感じ。そして味わいは意外にも樽の効いたもので88年にしてはやんわりとした印象の味わいでした。美味しかったです、ありがとうございました。これでうちのお店のワインリストからはラフィットがなくなりました。シェフは少し寂しそうにしていましたが、お客様に飲んでいただいて喜んでもらえるのが一番です。ね？シェフ。roku

年代ものワイン会

以前ブログで少しだけ触れた、年代ものワインのワイン会。上の写真に載っている5本プラスソゼのピュリニーモンラシェ96年、が揃いました。よくこんなにすごいワインたちが集まったな～、と溜息です。大変ありがたいことに、お客様のご好意によりそれらのワイン全種類をお味見させていただく事が出来ました。一本一本それぞれの感想はまた後日少しづつブログにてご紹介していきますが、どれもすごく特徴が強くしっかりとしていて、本当にいいワインなんだな・・と思わせられるものばかりでした。本当にありがとうございました。普段全くお目にかかる機会のないワインたちばかりだったので勉強になりました。さて、今日のお勧め食材は“フランス産きのこ・プルロットのソテー”です。このきのこは私も初めて見かけましたが、食べ応えがあって風味がしっかりしています。今回はシェリーヴィネガーとエシャロットでソテーしていきます。勿論皆さんご存知だと思いますが、今日は隅田川の花火大会ですね。2年前くらいに花火を見に行ったのですが、もうすごい人・人・人で、クッタクタになりました。でもやっぱり東京の花火は特別美しかったです。なんか、洗練されてました。テレビ局で生中継するくらいですからね・・・本当すごいと思います。ここ2,3日大変蒸し暑いですが、暑い中花火を見るのもまた善しですね.roku

年代もの

やっと梅雨明けが来たようです・・・。去年は梅雨の間も雨量が少なく夏もあまりお天気が良くなかったのですが今年はどうでしょうか？私はいかにも夏っ！！という感じのカンカン照りの夏が好きなので、今年こそはそうなって欲しいな・・・と思います。ただ、引越しをしましてクーラーの付いていない（というか付けられない）部屋になったので、熱帯夜なんかは夜中眠れないかも、とちょっと心配です。でも元々クーラーはあまり好きでは無いので何とか乗り切ってみます。昨日のブログで先日1970年のムートンロートシルトが開いたとお知らせしましたが、その翌日、今度は1976年のサントネーが開きました。このサントネーは若干酸が強めではあるもの、なんだか癖になるような味わいの酸味でした。本当にいいワインが熟成してこうなったんだなあ・・と思わせるような味わいでした。更に今週末には1970年物のワインを集めたワイン会がうちのお店で開かれます。皆様お家に大事に保管されている70年代ワインを持ち寄ってのワイン会。お受けする側としても楽しみです。うちではワイン会や、ワインに合わせたお食事をプランするという形もお受けしているので、お気軽にご相談下さいね。Roku

ロゼワイン

今日は久しぶりに晴れましたね。蒸し暑くなりそうです。そんな暑い季節にうちのグラスワインで最近お勧めしてるのが、プロヴァンスのロゼワイン。“ローズリーヌ　プレステージ　ロゼ”　です。“ロゼは甘口”という印象をお持ちの方も多いと思いますが、このロゼは辛口できりっとしていてタンニンも感じられるので、ロゼを敬遠されている方でもきっと美味しく召し上がっていただけると思います。逆に甘口のロゼを期待されている方は『あれ？？』と思われるかも・・・。そういうお客様にはちゃんと甘味を感じられるロワールのロゼをお出し出来ますので、御相談下さい。今週はまだディナータイムにお席の余裕がありますので、御予約お待ちしております。あと、本日のクイックランチのメインディッシュは、お肉料理：大仙鶏胸肉の自家製スモーク　焦がしネギのソースお魚料理：タスマニア産サーモンの冷製エスカベーシュです。どちらもお勧めだな～。roku

ヴィンテージポート　’８７

このヴィンテージポート、87年もの。もう完売してしまっているのですが大変美味しかったです！すごく凝縮されていて濃度は濃いけれど、甘ったるくはなっておらず本当にいいお酒！という感じの凝縮具合です。うちで普段お出ししているポートはそこまで年代のいってないものなんです。このポートはシェフがずーっと出さずに隠し持っていたようです。（うちのシェフはちょっとコレクターチックな部分があり、ワインでも手放すのが寂しくてなかなかリストに載らない事もあります。）でもある日、ポートが大好きというお客様が食後酒にポートを飲みたいとおっしゃり、その時にいつものポートをちょうどきらしてしまっていたので、『もうこれを出しちゃおう！！』という事でいよいよ抜栓してしまいました。でもね、いつかは出さなきゃならないんですものね。でも良かったです、お客様にお出し出来て・・・。とても喜んでくださったから。今日のクイックランチのメインディッシュはお肉料理：鴨の骨付きもも肉のコンフィ　粒マスタードソースお魚料理：タスマニアサーモンの自家製スモーク　新鮮な卵のソースです。今日はまだお席に余裕がありますので、御予約お待ちしております。roku

すごいお勧め！！

このワイン、とてもお勧めです。ヴーヴレの86年。甘口だけれど酸もきちんと感じられ、後味はマスカットのよう。先日ワイン好きのお客様がいらしたので、食後酒としてデザートやフロマージュに合わせる感じでご用意させていただきました。『合うものを・・・。』と相談された際最初ソーテルヌをお勧めしようかとも思ったのですが、ソーテルヌは前回も召し上がってらっしゃるし何かこれは！と感じてもらえるものを飲んでいただきたかったんです。結果成功でした。自分のお気に入りの一本を薦めました。とても気に入っていただけたと思います。食後酒としては勿論、お料理によっては食事中でも美味しく召し上がっていただけるワインだと思います。私は甘口ならロワール地方のものが結構好きで、コトードゥレイヨンという貴腐ワインも大好きです。キレがあるんですよね。お勧めです。roku

音楽も衣替え

夏になったので音楽も衣替えしたいな、と思います。何となくボサノヴァとかが良いんだろうなー、なんて思っていたのですが、私が普段ボサノヴァを聞かないものでどんなのを選べばよいのか良く分からなかったんです。でも先週、いい感じのボサノヴァやジャズが盛り込まれたCDを2枚入手できたので、今日から早速営業中に流す事にしました。音楽でお店の雰囲気も変わりますよね。心地よい音楽の中でお仕事できて、なんだか新鮮です。CDをプレゼントしてくれた方、ありがとうです。roku

マンゴー

今回入荷したマンゴー、やっぱりすごく人気があります。なので、きっとこの先ももう少し入荷を続けていくと思います。しかし暑いですね～。急に気温が上がってきました。海とかプールに行きたくなるような陽射しです。故郷の鳥取の海はこれからどんどん青く綺麗になっていくんだろうな～。鳥取の海は本当に綺麗です。特にお隣の兵庫県との県境辺りは山・崖・岩場有りでもうなんともいえません。海だけ見に何度もそこを車で通って貰っていました。さて、1週間前くらいのブログでお知らせしたように、5月いっぱいはプレミアムモルツのプレゼントをしていますが、もう少ししたら（6月に入ってから）さっぱりした白ワインのグラスワインフェアをしようと思っています。詳細決まり次第お知らせしますね。roku

サントリープレミアムモルツプレゼント！！

先週から当店のメニューも初夏版に変わり、涼しげなお料理が多くなりました。夏の企画の第一弾目としてディナータイムのプリフィックスメニューで黒板で紹介している本日お勧めのオードブルを選んで下さったお客様に、サントリープレミアムモルツ中瓶を一本プレゼントしようと思います。ただ、一組様に一本という感じにはなりますが・・・。この企画は５月いっぱい続けていく予定なので、お越しをお待ちしております。御来店の際に『ブログを見て・・・。』と一言お願い致します。そして今日のクイックランチのメインディッシュはお肉料理：牛肉のパイ包み　赤ワインソースお魚料理：スズキのパータフィロ包み　ケイパーのソースです。この牛肉のパイ包みはすごく久しぶりにクイックランチに登場したメニューです。お勧めですよ。roku

美味しかった～。

今週も始まりました。また一週間頑張りましょう。昨日はお天気もよかったので、大きな窓とドアを全部開け放してずっと部屋の大掃除をしていました。おうちで過ごす休日は久しぶりだったし部屋もすっきりしたし、良い疲れ具合でした。上の写真は、先週お客様がお持ちになったコント・ラフォンのムルソー96年。色は想像していたよりも薄めだったのですが、香りがすごくて蜜というか何というか巧く表現できませんが圧倒的な香りでした。味も勿論ムルソーらしいしっかりしたナッティな、でもすっきりしている部分もあってかなり好みでした。元々ムルソーが好きなのですが、最近飲む機会がありませんでした。久々に飲んでみて、やっぱり美味しい、好きです。roku

ヴーヴレ’86

昨夜のディナータイムにお客様にお出しした、ヴーヴレグランアネ（vouvrey Grande Anee)の86年。デザートワインとしてご用意したのですが、大変大変美味しかったです。アタックも強く且つ上品な甘さで大変印象に残りました。デザートワインといえばソーテルヌ・バルサック辺りが定番かと思うのですが、前回少しだけ入荷したコトードゥレイヨンといい今回のヴーヴレといい、私はこういうタイプのロワールの甘口ワインのほうが大好きなようです。これオススメです。また入荷をかけていますので気になった方は是非お飲みになってみてください。ちなみにお値段はフルボトルで10,800円（税込）でご用意しております。roku

春色のロゼで。

以前もブログで紹介しましたが、うちでは今年から“コンテスラフォン”のシャンパーニュをシリーズもので揃えてお客様にお勧めしています。先日もロゼをお客様にお出ししたのですが、やっぱりこのロゼシャンパーニュはとても美味しいです。ピノノワールで造られていて味わいも深く、お客様もたいそう褒めてくださいました。うちにはこのロゼシャンパーニュのほかにも、ロゼワインが色々あります。ロワールのもの、南フランスのもの、ボージョレのもの、ブルゴーニュのもの・・・と、地方も色々です。地方によって味わいもまた全然違ってくるので、飲み比べてみても面白いと思います。昨日飲んだロワールは“シノン”のロゼワイン。これもまた面白いワインです。普通ロゼというと冷やして飲むことが多いのですが、これは好みにもよると思うのですが常温に近いような温度でも美味しくいただけると思います。昨年はこの時期にはグラスワインでよくロゼをお出ししていました。淡い色のワインがこの時期の桜の色と合っていいかな、と思って。今年もまたそんな感じでロゼをグラスで開けていこうと思っています。今週の金曜日まではランチタイムはかなりお席が残り少なくなっておりますが、土曜日はまだ余裕がありますので、暖かい中お散歩がてらいらしてみてくださいね。roku

モレサンドニお勧め

今まで正直言うとモレサンドニのワインってあまり好きではなかったんです。ブルゴーニュワイン専門の本とかを読むとモレサンドニはすごく褒めてあるし、数少ないグランクリュもモレサンドニには5つもある。でも今まで敬遠してました。私が始めてモレサンドニのワインを飲んだのはきっと3年位前。ここでワインの仕事を始めたばかりの頃で、まだブルゴーニュワイン・ピノノワールの繊細さや美味しさが分らない頃でした。何だか軽くて酸が強くて・・・美味しくないな。と思いました。それ以来あまり飲もうとせず、きっとこの３年間で２回くらいしか飲んだことないと思います。でも先日上の写真に載っている、ジョルジュ・ルミエのモレサンドニ（ブジィエール）をお飲みになったお客様がいらして、テイスティングをした際その美味しさ複雑さ繊細さに驚きました。勿論そのワインは特に造り手がすごい人だし畑名もあるし当然と言えば当然なのかも知れないけれど、自分が３年前の記憶で勝手に決め付けていたモレサンドニのイメージとあまりにも違い素晴らしいワインだったので驚きました。何だって自分は今までモレサンドニを避けてきたんだろう。自分が美味しいと思えなかったので当然お客様にもお勧めしてませんでした。だからうちではここ数年モレサンドニが出なかったんです。でもこれからはお勧めしていこうと思います。roku

昨夜のお気に入り！

今日はとても気持ちのよい晴れ方をしてます。こんな日はどこか緑がたっぷりの高原や海の見えるところへ思いっきりお出かけしたくなります・・・。気温は低いようですが、まさに初春の日差しといった感じです。さて昨夜も色んなワインが出て、何種類か味見させていただきました。その中でも特に気に入ったものが上の写真に載せた２本！写真の向かって右側がジャイエ・ジルのオー・コート・ド・ニュイの白。1998年。これはもう最後の一本だったのでうちのワインリストからはこれで消えてしまう事になり残念なのですが、とてもいい感じに熟成していたワインです。辛口なのですが、喉を通った後に奥にふわっとコクや甘味のようなものが残る感じ。その時お客様が召し上がったお料理のメインディッシュは六白豚のソテーだったのですが、ソースも自家製ピクルスを使った酸味のあるソースで、そのお料理とも良く合っていたと思います。このくらい味わいを楽しめるワインならオードブルからメインまでこれ一本で満足です。このジャイエ・ジルのワインはニュイの方は終わったのですが、オー・コート・ド・ボーヌの方はまだあります。ただ、ニュイのほうがアイテム的に貴重だということで私もお勧めしてましたので先に終わってしまいました。でもボーヌのほうも美味しいんですよ。うちでワインをお選びになる際は是非気に掛けてみてください。ちなみにお値段はフルボトルで8,400円（税込）になります。あともう一本、写真の向かって左側の赤ワインはシャトー・サント・ローズリーヌのクリュ・クラッセ2003年です。シャトー・サント・ローズリーヌはプロヴァンス地方の中でも特別なテロワールでのブドウ栽培を7世紀にも亘って行っていて、1955年にクリュ・クラッセに格付けされたシャトーです。粘土石灰質の土壌に深く根を張った葡萄の木からできるこのワインは果実味･タンニンともにしっかりと骨太で、私も一口飲んでみて、これは美味しい！！と真っ直ぐに思いました。渋味の中に果実の甘さが活きているという味わいのあるワインです。渋味が口の中を通り過ぎた後に、果実の甘さが口の中に柔らかく広がります。私は普段はどうしてもブルゴーニュワインに接する機会のほうが多いのですが、これからは今まであまり接する機会の無かった地方のワインにも目を向けて、美味しくて飲みやすくリーズナブルにお出しできるワインも仕入れてみようと思っています。roku