面積の食い違いは地代にどんな影響を及ぼすか?
表示(契約書)の面積と実際の面積に相違があることはよくあるので、地代をどう決めるかが重要。「1平方メートル当たりの単価を決めて、それに実際の面積を乗じたものを地代とする」という決め方をした場合(表示の面積とは関係なく)、実際の面積の広さで地代を算出する。「本契約書に表示した土地(面積全体)の地代は月額○○万円とする」という決め方をした場合は、たとえ坪単価が記載されていたとしても、また実際上の面積と差があっても地代の増減をさせないのが通例である。したがって、契約する段階で、地代は表示上の面積によるのか(食い違いがあった場合にはどちらによるのか)を明確にしておくことが重要次回、“賃借人が支払う費用について”~つづく~