知的財産を小さな会社の経営戦略に活かそう!
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昨日は大阪の桜ノ宮にて、ランチェスター経営の代理店会議でした。山形、仙台、東京、岐阜、大阪、尼崎、明石、高松、徳島と全国の代理店が集合し、竹田陽一先生を囲んで、状況報告や意見の交換を行いました。いや、こういうのが一番勉強になり、刺激にもなりますね。本当の意味の知的財産だと思います。
2008.04.27
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商品と客層の絞込み。簡単なようでこれが難しい。絞り込んでいくと、こっち(の用途)にも売れるんじゃないか?と色気が出てきます。そして、せっかく絞り込んだものが、また拡がってしまいます。そして、とても中途半端なものに落ち着く。社員の意見を聞きすぎると、こうなってしまいますね。戦略実力があるかどうかは、このような時に絞り込んで決断できるかどうか、これで分かりますね。
2008.01.06
今日は勤労感謝の日。中小企業の利益が出始める前夜祭です。ランチェスターの勉強した方はお分かりですね!明日からしばらくは、税金分を稼ぎ出す日々ですね。最後まで油断することなく頑張りましょう!!
2007.11.23
ランチェスター経営の教材に「小企業の経営戦略」というCD教材があります。これは本当に小さな会社、スモールビジネス向けのフルライン教材なのですが、CDが20枚もあって、全部聞くのに17時間余りかかります。本格的なフルライン教材ですと、CD教材だけでこの3.5倍ほどの分量になります。そして、これらは1度聞いただけでは実になりません。少なくとも20~30回は聞かないと、思考回路が変わっていかないのです。そんなに時間をかけないといけないの?忙しくてそんな時間ないよ!そういう社長さんも多くいます。でも考えてみれば、大学では1つの講義科目で20時間以上は時間をかけているはずです。2~3時間話を聞いただけで、何かが身につくと考える方が無理なんですね。学生は勉強するのが本分です。社長は勉強するだけではダメですが、経営戦略の研究をすることは、社長としての第一の仕事ですから、本気で勉強していかないと、良い会社を作ってはいけないのです。社長として必要な思考回路に作り変える。これが、経営戦略を勉強することの意義です。
2007.10.28
白い恋人の次は赤福とは、シャレにも何にもなりません。このブログでも取り上げたように、ブランドがきちんと確立されていて、どちらも小手先で利益を増やす必要の全くない会社です。むしろそんなことをしたら、せっかく構築したブランドを壊してしまいます。誰だってわかることですよね。それなのに何故相次いでこのようなことを行うのか?ブランドが確立され、会社が大きくなってくると、だんだん内部の都合が優先されるようになります。会社の内部にお客様が見えなくなる死角が増えるからです。製品のロスと販売機会のロスは、ともに少なくすべきものです。でもこの両者は二律背反の関係にあります。それを安直に解決しようとした。その思考にはお客様の存在は除外されています。「ばれないから、大丈夫」でも、明るみに出ない悪事はないのですね。こんなことをやっていては、営々と築いてきたブランド・信用を一瞬にして失ってしまうことぐらい、小学生でもわかることです。でも、皮肉にもブランド・信用を確立したことが、適当にやっていても売れるだろうという安直な考えをよんでしまうのですのですね。「白」、「赤」ときて、次は何色でしょうか?もう出てこないことを望みますが・・・
2007.10.13
昨日は、某勉強会で講師役をしてきました。参加者から、「目からウロコが落ちた」と言っていただきました。うれしい限りです。
2007.06.23
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「習」や「守」の段階、あるいはそれ以前の会社は、まずは、経営においても「習」や「守」を貫けばいいのです。そのためには、経営の原則を把握し、経営の全体像を捉えておかなくてはなりません。そうすると、まず何をすべきかが、明らかになってきます。
2007.06.15
ボンバルディアDH-8機が、高知空港で前輪が出ないまま着陸したのは記憶に新しいことと思います。パイロットの着陸技術が見事だったのですが、当の機長は、訓練をしているからとあっさりしたものでした。実際、車輪が出ないままの着陸は、もちろんシミュレーターを使ってですが、旅客機のパイロットなら訓練を積んでいて、当り前に出来なくてはいけない技術のようです。そこまでの教育・訓練を受けた上で、はじめて安全に旅客機を飛ばすことができるということなのですね。長い時間と費用をかけた教育・訓練。それは、直接の操縦そのものでなく、航空力学、エンジン、気象学、地形学など多くの分野にわたって学ばなくてはなりません。しかも、常に一定期間ごとに訓練を受け続けています。機種が変われば、その機種のための教育・訓練を受けて、免許を取らなくてはなりません。経営者はどうでしょうか。経営者も一度会社を離陸させたら、墜落させるわけにはいきません。パイロットが身につけなくてはならない分野に勝るとも劣らない広い分野の知識を身につけなくてはならないはずです。しかも、使えるように訓練していかなくてはならない。そのためにお金と時間を割いている経営者が、いったいどれほどいるでしょうか。ちょっとした安い講演会にも行かない人が大半でしょう。以前、ゲームの飛行機の操縦ができるからと本物の飛行機をハイジャックして操縦し、あわや墜落させそうになった事件がありました。誰もがとんでもないことだと思ったはずですが、その程度のレベルの経営者が世の中にはゴロゴロしているということです。恐ろしいですね。そう思いませんか? ----------------------戦略実力を高めるための戦略社長塾(経営戦略研究会)第1コースが、6月14日(木)よりスタートします。詳しくはこちらをご覧ください。ショックを受けます。
2007.05.25
昨日の話しは、高校までの学校の勉強のように、教科書の内容がきちんと定まっているものについては、問題ないのですが、(その教科書の内容も特に社会科については議論がありますが、一応ここではその問題には触れません)たとえば、経営者が経営の基本の勉強をする場合、どの本、どの教材によればよいのかがとても問題になります。いろいろな選択のポイントがあると思いますが、1つだけ挙げておくと、すぐに効果が出るような書き方をしているものは避けるべきだということです。すぐに効果が出るためには、根本的なところをいじらずに、つけ刃でいくしかありません。そんなものは、すぐに化けの皮がはがれてしまいます。基礎をしっかりと身につけなければ、枝葉末節をいくら覚えてもダメですものね。そして、基礎を身につけるには時間がかかります。あまり面白みのない勉強をコツコツと続けなければなりません。このことは、他の分野で考えればはっきりします。ちょっと練習しただけで、プロ野球で通用するようになるでしょうか。ちょっと練習しただけで、プロのオーケストラに参加できるでしょうか。ちょっと勉強しただけで、すぐに旅客機が操縦できるでしょうか。無理ですね。プロは、地道な努力の上に立っているのですから。でも、経営になると、何となく何もしなくても、できてしまいそうになるのは、なぜでしょう?そう考えるということは、世の中の経営者(自営業ももちろん含みます)の大部分は、経営の素人であることがわかりますね。たまたまうまくいくことがあっても、基礎がないので、状況が変化すると対応できません。まして、胴体着陸なんでできるわけありませんものね。それでも、97%の経営者は、真剣に勉強しようとしないのですから・・・---------------------経営研究会第1コースが4月18日にスタートします。経営の原理原則を学びます。詳しくはこちらをご覧ください。
2007.03.27
昨日の話を進めると、基本的なことをどのように学んでいけばよいのかがわかります。たとえば、小学校1年生は算数の時間に、1+1=2であることを学びます。この時に、本当にそうなのか?1+1=3でもいいんじゃないか。などと思ったりすると、わけがわからなくなって、落ちこぼれてしまいます。その方が個性的だ。疑問を持つことは大事だ。という人がいるかもしれませんし、そのことは否定するつもりもありませんが、問題は、小学校1年生の実力では、1+1=2が正しいということを証明することも、あるいはそうではないということを証明することも不可能だということなのです。1+1=2が正しいことをあなたは証明できますか?これは、結構難しいですし、できなくてもいいんです。まずは、素直に「1+1=2」であることを受け止めて、「1+1=2」という計算を実生活で使っていけばいいのです。その上で、「1+1=2」だと合わない事態が生じたら、どうすればいいのか、考えるなり、学ぶなりすればいいんです。だから、1+1=2の正しさに引っかかってないで、どんどん使ってみて、身につけるのが、正しい学習方法ということになります。これは、どんな分野の学習でも同じです。まずは、素直に受け止めることから始めましょう。-------------------経営研究会第1コースが4月18日にスタートします。経営の原理原則を学びます。詳しくはこちらをご覧ください。
2007.03.26
竹田陽一先生の著書をネット書店で確認したりするとき、どんなレビューが書かれているのか、時々興味深く見ています。よく書かれているもの、批判的なもの、どちらもとても参考になります。お客さまの視点でどう見えるのかがわかるからです。その中で、気になる批判の仕方があります。それは、「この著者は断定的にものを言い過ぎる」という批判です。一見、もっともな言い方に見えるかもしれません。が、この人は、物理の本を読んで、「この著者は断定的過ぎる」というでしょうか。数学の本を読んで同じように言うでしょうか。物理や数学の本が断定的に書かれていて問題になるのは、最先端の議論を取り上げたような場合であって、ふつうの内容の本であれば、断定的に書かれていないと逆に困ってしまいますよね。つまり、これらの本で「断定的過ぎる」という批判が的を得ている場合というのは、まだ定説がなく議論になっているような課題について論じている本について、その議論に加われるだけの実力がある人が「断定的過ぎる」といった場合に限られるのです。竹田先生の本は、経営を論じています。そして、経営を論じる際に7割のウエイトを占める昔から変わらない原理原則の部分を扱っています。つまり、物理や数学の本と変わりないのですね。「断定的過ぎる」とか「そうは言っても・・・」などと言う人は、物理の教科書に同じことを言う滑稽さを考えてみてほしいものです。それとも、批評できるほどの実力がありますか?--------------------経営研究会第1コースが4月18日にスタートします。経営の原理原則を学びます。詳しくはこちらをご覧ください。
2007.03.25
目に見えないもの、見えるけど全体が見渡せないもの。大事なものってだいたいこういうものですが、それを何とかひと目で見渡せるよう工夫することって、きちんと思考していくためにとても重要ですよね。頭の中だけじゃ、やっぱりダメだ!そんなことに今さらながら気付いたのでした。-------------------経営研究会第1コースが4月18日にスタートします。経営の原理原則を学びます。詳しくはこちらをご覧ください。
2007.03.24
昨夜のテレビで「秘密のケンミンSHOW」という特番をやっていました。その県では常識でも、他の県では全く通用しない様々な物や習慣を取り上げたバラエティ番組です。その中で、その県にしかない料理があり、その県内で展開するチェーン店とともに拡がっていったようなメニューがいくつか出ていました。新潟の「イタリアン」、愛知の「ラーメン+甘味」など。その県では絶大な人気を誇っていても、他県では全くといっていいほど知られていないメニュー。興味深かったのは、これらのチェーン店が隣県や首都圏に出店した場合、ことごとく失敗して撤退しているということです。県外では全くの無名、弱者中の弱者ですから、県内と同じ感覚で出て行っては、うまくいくはずがないのですね。ところで、他県にもその県の出身者が多かれ少なかれいるはずです。その人たちは、これらの料理をよく知っており、なおかつ、「これ、これ!」などと思ってくれるのですから、他県に出店する場合は、まずどこに出店すべきか、ここを考えるとわかると思います。それにしても、岐阜県の「漬物のステーキ」って、いろいろな意味で凄すぎる。---------------------経営研究会第1コースが4月18日にスタートします。経営の原理原則を学びます。詳しくはこちらをご覧ください。
2007.03.23
竹田先生制作のランチェスター経営の教材でじっくり勉強していました。しみじみすごい教材だと思います。勉強すればするほど、まだ奥が見えてくる。経営者でこの教材に出会ったかどうかで、天国と地獄ほどの差が出てしまう。出会ってよかった♪いつもそう思います。
2007.02.17
革新には確かな財務戦略が欠かせない。革新には本当に価値ある情報が欠かせない。商品戦略の革新は、営業戦略の革新につながりますし、そのために組織戦略の革新も必要になるかもしれません。経営を構成する大事な要因と実行の手順、これらは網の目のようになって有機的に結びついていますよね。それを目に見えるようにしたのが、竹田ビジネスモデルです。最初は、これってどこがすごいの?と思うかもしれませんが、じわじわとその凄さが身にしみてわかってきます。竹田ビジネスモデルを有効に活用していくためには、やはり戦略実力を磨いていくしかないのですね。そして、革新というのは、本当に戦略実力が高くなければ適切に行うことができない。そう思う今日この頃です。----------------------来週の23日(金)に音楽くんさんのところ(浜松)で「はがきと似顔絵で固定客をガッチリ作る営業セミナー」が開催されます。ランチェスター経営の竹田先生、ホワイトベースの小串社長、シルク似顔絵マネジメントの小野社長の揃い踏みというとても豪華なセミナーになっています。興味がある方は、こちらを見てくださいね。
2007.02.15
今日は清水で開かれた竹田先生の講演会に同行させていただきました。いつ聴いても、さすがと唸らせられる話し方。とてもよい勉強をさせていただきました。講演会の主催は、明るいA.Oさん。どうもありがとうございました。 ---------------------小さな会社向けの経営戦略の勉強会を開いています。実力がつきます。今年最初のランチェスター経営戦略社長塾2月3日(土) 9時15分~17時本当に困ってからでは手遅れです。新しい年を良い会社・店にする第一歩にしましょう。詳しくはこちらへ
2007.01.25
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先日、樹研工業の松浦社長の講演を聞く機会がありました。講演の最後のところで、こう話をされました。「みなさん1日にどれくらい勉強していますか?少なくとも大学生の2倍は勉強しないといけないと思いますよ。」耳が痛いです。あなたはどうですか?------------------勉強しましょう!小さな会社向けの経営戦略の勉強会です。実力がつきます。今年最初のランチェスター経営戦略社長塾2月3日(土) 9時15分~17時本当に困ってからでは手遅れです。新しい年を良い会社・店にする第一歩にしましょう。詳しくはこちらへ
2007.01.21
昨日の報道でお客がいなくなったという話ではありません。そもそも洋菓子の販売を中止しているのですから。 お客がいないのは、不二家の藤井社長の記者会見の言葉の中です。 「考え方に甘さがあった。どう対応策を考えていくのかという点に気をとられ、(公表するということに)意識が及ばなかった」どこにも「お客」がいませんね。対応策を考えるのも、公表するのも、社内の都合でしか考えられていません。 不二家の社是は、「 愛と誠心と感謝をこめて、お客様に愛される不二家になりましょう 」というものですが、一連の対応と記者会見には、微塵もみられません。「お客様のことを考えて」というのは、目先の利益のために、こうも簡単に吹き飛んでしまうものなのですね。記者会見のために考えられた言い訳なのでしょうが、これが言い訳になっていると思っているところが、とてもレベルが低いといわざるを得ません。不二家の経営陣だって、一流大学を出た立派な方ばかりのはずです。社長も慶応大学を出ているようです。ドラッカーの一冊ぐらい読んでいるはずですが・・・--------------------一流大学を出ていなくても大丈夫。ドラッカーを知らなくても大丈夫。すべての商売の基本はココから。小さな会社向けの経営戦略の勉強会です。実力がつきます。今年最初のランチェスター経営戦略社長塾2月3日(土) 9時15分~17時本当に困ってからでは手遅れです。新しい年を良い会社・店にする第一歩にしましょう。詳しくはこちらへ
2007.01.12
このところ、まず社長が、経営の原理・原則について勉強し、理解しなければならないという話をしています。ところで、あなたは勉強していますか?世の中に社長は大勢いますが、そのうち、本を読んだりセミナーに出席したり何らかの勉強をしようという社長は、わずかに2割ぐらいです。残りの約8割の社長は、飲みに行ったり、ゴルフに行ったりするお金と時間はあっても、全く勉強をしようとしない社長です。中小企業の赤字率が7~8割ですから・・・こういう社長に限って、「机上の勉強なんて、役に立たないよ」と言ったりします。でも、このセリフは机上の勉強を必死にやった人にしか言えないセリフだということを知りません。 さて、勉強する2割の社長ですが、継続的・系統的な勉強を続け、それを経営に実践していく社長は、その中でもさらに2割程度しかいません。残りの社長は、感動した、いい話を聞いたで終わってしまいます。2割の2割は4%ですが、ほんとうに儲かっている会社の割合とほぼ同じになっているのは、偶然ではありません。 逆に言えば、あなたも本気で勉強し、実践すれば、儲かるよい会社にすることができるのですね。そのことが難しいのですが、一歩を踏み出さなくては、いつまでもできませんよね。----------------------たとえば、ここでその一歩を踏み出せます。 小さな会社向けの経営戦略の勉強会です。実力がつきます。今年最初のランチェスター経営戦略社長塾2月3日(土) 9時15分~17時本当に困ってからでは手遅れです。新しい年を良い会社・店にする第一歩にしましょう。詳しくはこちらへ
2007.01.09
日本シリーズの札幌ドームの盛り上がり、すごいですね!テレビカメラが揺れていました!私は北海道で生まれ育ちましたが、北海道はもともと巨人ファンの多いところで、ごく一部に熱狂的な阪神ファンがいる程度のところでした。ホークスファン(当時は南海でした)の私は本当に少数派。日本ハムにいたっては、ロッテと最少数争い。ほとんどファンはいなかったのではないでしょうか。その日本ハムが札幌に移転すると聞いて、北海道についにプロ球団がきて、それなりにはファンが付くだろうが、日本ハムではなあ・・・というのが印象でした。ところが3年経ってみると・・・新庄効果が確かに大きいのでしょうが、新庄はもちろん、ヒルマン監督を先頭に、徹底的な接近戦を図った成果がこれです!弱者の接近戦に遠くの強者(巨人)が放逐されてしまった。いろいろなヒントがありそうです。ところで、明日札幌に行きます。別に観戦に行くわけじゃないですよ(笑)一気に決めちゃったら、大変な騒ぎになりそうですね。-------------------------弱者が行うべき経営の勉強、次回は、11月22日(水)になります。詳しくはこちらをごらんください。
2006.10.25
昨日は名刺の話しをしました。何を急に細かいことをいいだしたのか。小手先の話ではないのか。そう思った方もいらっしゃると思います。名刺の話は確かに細々としたことのひとつですが、お客様と直接接するところの大事な要素のひとつです。そこをいい加減にしてはいけないということですね。これはどういう話に繋がるかというと、お客様と接する部分については、手を抜いてはいけないということに繋がっていきます。コスト削減だとか、効率化というと、無条件に取り組むべきことと思いがちです。しかし、お客様と接する部分の手を抜いてコスト削減することは自殺行為です。お客様に不便をかけてはいけません。お客様が不快に思うだけでなく、お客様の声を聞き、お客様の情報を得る機会すら失ってしまいます。小さな会社や個人企業は本来小回りのきく、きめ細かな対応が可能なはずです。そこを殺してしまっては、いいところがなくなってしまいますよね。こう書くと当たり前に聞こえますが、たとえば御用聞きをやっている商店が今どれくらいあるかを考えると、いかにその当たり前が忘れられているかがわかります。
2006.09.04
私はこの7月で47歳になりました。気持ちは20代のつもりですが、肉体的な変化は、程度を弱めることはできても、止めることはできないのだなあと感じています。ということで、目の調節機能が少しずつ低下してきています。パソコンに向かうことが多いのもいけないのでしょうね。大好きな本も続けて読むと疲れるので、一気に読み終えることがだんだん難しくなってきました。 何のことを書きたいかというと、「名刺」です。とにかく字の小さいのが多い。小さな面積にたくさんの情報を収めようとするので、どうしても字が小さくなりがちですが、特に困るのは、電話番号、郵便番号、メールアドレスなどが、小さい上に妙にくっついた書体で書かれていて、6なのか8なのか9なのかがわからなかったり、aなのかeなのかcなのかが判読できなかったりすることです。妙にかっこよくデザインされていて、字の色と背景の色とのコントラストが小さくて、なんだか読む気にならないのもあります。(これはウェブサイトではもっと多いですね)名刺について、はっと思ったのは、「名刺は相手に渡せば、所有権は相手にある。」という竹田先生の言葉でした。ついつい自分のものと思い、自分の気に入ったように作ってしまいがちですが、相手が使いやすいように作らなければならないのですね。 急に何で名刺の話をし始めたかと思う人もいるかもしれませんが、多くの仕事でお客様との最初の接点が名刺になります。ですから、渡した名刺がお客様の使い勝手を考えた使いやすい名刺であれば、営業にとってとても大事なお客様に好かれる要素になるということです。企業などで決定権を持っている人が、比較的年齢の高い人が多いことを考えると、電話番号などの字の大きさや書体を工夫する必要のあることがわかりますよね。そこまで考えて名刺をつくっていますか?
2006.09.03
ちょっとしつこいですが、14日のJR東海の出来事で、いろいろと考えさせられたことの補足を。電車のアナウンスで、今日は大垣行に変更となったことを「あらかじめ、ご了承いただきますようお願い申し上げます」と言っていました。ごくふつうの表現で、特に問題はないように思えます。しかし、他に選択肢のない中で、この言葉が言われると、不満に思っているお客には、「しょうがないんだから、承知しろ!」というような聞こえ方をしてしまうことに気付きました。ここは、了承を得るのではなく、ひたすらお詫びするのが正解ではないでしょうか。何か、お詫びがとても少ない、あったのかなあ?という印象でした。ありがちな表現だけに、気をつけなくてはならないですね。 次に、大垣駅で車掌さんとお話しをさせていただいたのですが、JR東海では、何か意見があった時には、意見用の電話窓口か駅のオレンジボックスで受け付けていて、今回のように個別に社員に話をしても、持ち帰って意見は伝えるが回答はできないことになっているとのこと。このことは、次のような問題を含んでいるのですね。電話やオレンジボックスでは、面倒できちんとお客の意見や要望を吸い上げられないのでは?(そもそもオレンジボックスって静岡駅のどこにあるのか、鉄道ファンが知らないのでは・・・(笑))後でHPをよく調べたら、インターネットオレンジボックスというネットで意見を受け付ける仕組みがあった。車掌さん知らなかったのかな?でも、このインターネットオレンジボックスって400字しか書けない。まともな意見を出そうとしたら無理だわなあ・・・社内の勝手な仕組みで、お客のことを考えていなんじゃないかな?このことから、「ご意見」を文句としか思っていなくて、うまくかわして納めることにだけ主眼が置かれていることがわかるなあ。お客の意見は、最高の経営資源なのにもったいないなあ。まあ、こんな傾向はJR東海に限ったことじゃないですね。だったら、パロマの事件は起きてないですから・・・ちなみに、この車掌さんはお忙しいところをご丁寧に意見に耳を傾けてくれました。ありがとうございました。 3回にも分けて書くほどの事件ではないのですが、いろいろと深めて考えると、お客中心の経営とは何かを考えさせられたので、延々と書かせていただきました。会社のあるいは業界の常識になっている行動をお客の視点で見直すことは、とても難しいけど大切なことですね。----------------------お客の視点から出発する。そのことの大事さを学びましょう。次の日曜日、8月20日と27日(いずれも午後)の2回にわたって、経営戦略を研究する場を開きます。ランチェスター経営戦略社長塾詳しくはHPをご覧ください。
2006.08.17
昨日書いた米原駅での出来事、細かい問題も色々とありました。まず、当該電車が大垣行になることが告げられたのが、電車が入線する6~7分ぐらい前になってからでした。運用を決めてから、乗務員や電車の手配もあるはずですから、もう少し早くアナウンスできたのではないでしょうか?運行するのがJR東海、駅の係員はおそらくJR西日本の方だと思いますので、そういう関係で連絡がスムーズではなかったのでしょう。それが如実にでたのが乗車位置の案内。特別快速は3扉車ですが、ピンチヒッターで出してきた電車は2扉車。乗車位置が2扉車の位置に当たる、黄色の矢印のところだと放送されたのが、すでに電車がホームの端に入ってきた段階だったのです。これは、不便をかけるだけでなく、長く並んだ人がいっせいに移動しますので、とても危険なことです。入線してきた電車に接触する事故がなかったのは、幸いなことでした。次に今度は終着になった大垣駅のこと。本来は豊橋までの電車を大垣で分割運転するのですから、大垣での乗り継ぎに配慮するのが普通の神経ではないでしょうか?ところが、大垣駅では隣りのホームに豊橋行が待っていたのです。つまり、階段の上り下りを強いられるということです。しかも、せかされて・・・ これだけの不便・不都合をお客にかけたら、小さな会社はどうなってしまうでしょうか?きっと、いっぺんにお客を失ってしまうでしょう。国鉄時代から全く変わっていない体質ですね。いや、隣接会社との連携の悪さを考えると、退化しているかもしれません。JALが赤字に苦しむ時代です。JRもいつまでも支えられてると思ったら大間違いじゃないでしょうか。 明日も、しつこいですが、さらに気がついた点がありましたので、それについて・・・小さな会社の経営にとって、とてもよい反面教師だと思いますので。-------------なぜ、JRの対応は不味いのかがよくわかります。次の日曜日、8月20日と27日(いずれも午後)の2回にわたって、経営戦略を研究する場を開きます。ランチェスター経営戦略社長塾詳しくはHPをご覧ください。
2006.08.16
今日は、ランチェスター経営戦略社長塾でした。参加者が素晴らしく、濃い内容になりました。感謝! でも、疲れた・・・
2006.07.23
竹田陽一先生の新刊が出ました。税込1,575円です。 ランチェスターって何だろう?って思っている人は是非買って読んでください。ランチェスターの法則がほんの一部にしか用いられていないことに驚かれるかもしれません。でも、とても大事なところに使われていることもおわかりになるでしょう。 社長、特に中小企業の社長というのは、何をすべきなのかが、すっきりとわかります。(少なくともベンツに乗ることでないことは・・・) ------------------さらに詳しく勉強したい人は、7月23日(日)の「ランチェスター経営戦略社長塾」で学ぶことが出来ます。まずは、さわりをという人は、7月11日(火)の入門の入門セミナーを。いずれも会社のHP(ブログTOPページから入れます)をご覧ください。
2006.07.08
1位の企業がさらに強くなって、市場占有率41.7%に達すると次の段階に入ります。この時、2位と10対6以上の差をつけていれば、相対的な独占状態となります。一般に、ここまでの過程で競争相手は相当少なくなっており、2位以下のすべての企業の合計の経営力は、1位の企業の経営力の半分程度になってしまいます。この経営力の差は、利益の差となって現れます。会社が生きていくための補給源でこれだけの差がつきますと、下位が逆転できる見込みは絶望的となってしまいます。 さらにその先に市場占有率73.88%という段階があります。こうなると実質的に市場を100%抑えたのと同じになります。絶対的独占状態です。1位と2位以下合計の経営力はほぼ10対1になります。同業者はいよいよ少なくなり、逆転は起きません。これ以上市場占有率を上げようとすると、そのことにより生ずる利益よりも、上げるための費用の方が大きくなってしまい、得策ではありません。また、この段階になると、市場が成熟して代替商品が出てくるのが普通ですので、競争が同業者間から、他の産業とに変わってきます。 以上の2つがランチェスター戦略モデル式から導き出される独占の条件です。次には、特許法上の独占との関係を考えてみたいと思います。
2006.06.27
金曜日の続きです。まず、訂正です。金曜日の日記で斧田大公望氏の「大」が「太」になっていました。すみませんでした。市場占有率の条件で、3つの重要な条件があります。1つ目は、すでに強者である条件として挙げた、市場占有率26.1%という数字です。1位でこの数字をクリアして、なおかつ2位との間に10対6の差をつけることが、強い会社といえる最低条件です。逆に言えば、この条件をクリアしていない場合には、1位といってもその座は不安定で、いつ逆転されるかわからないといえるのです。この条件では、1位の会社の経営力と2位から最下位の会社までの合計の経営力がほぼ等しくなります。そして、1位が28%→30%→32%と市場占有率を高めていくと、2位以下の会社との均衡が一気に崩れていき、1位がますます強くなっていきます。こうなると1位の1/10の占有率しかないような弱い会社は、1位の会社の強い影響(2乗作用)を受け、採算を維持するのが難しくなりますから、同業者の数が減っていきます。ですから、ある業界に新規に参入しようと考える場合、1位の会社がこの条件をクリアしている業界であれば、普通に入っていっても弾き飛ばされるだけです。また、どこも強いところがない業界に、革新的な企業が参入すると、たちどころにこの条件を達成して、ほそぼそとやってきた個人企業・零細企業は、ひとたまりもなく消えていくことがあります。 残りの2つの条件は、1位がさらに強くなって、独占状態になる場合の条件です。
2006.06.26
名古屋の合宿研修を終えて帰ってきました。1泊2日でしたが、2泊3日分くらいの内容が、ぎゅっと詰まっていて、ほんとうに充実した2日間でした。でも、疲れた・・・・ この成果は、次回のランチェスター経営戦略社長塾へ7月23日開催です。詳しくは、トップページから当社のHPへ。
2006.06.25
5月15日に経営戦略について考え出してから、あちこち寄り道をしながらきていますので、ここらで一旦整理しておきましょう。経営戦略の「経営」の意味は、・継続的・計画的に事業を遂行すること。また、そのための組織。あるいは・規模・方針などを定めて(経済的にうまく行くように)事業を行うこと。また、その組織。ということでした。注目すべきは、経営の意味自体に「継続的、計画的」あるいは「規模・方針などを定めて」という要件が含まれていることでしたね。「無計画な経営」というのは矛盾した表現ということになります。次に「戦略」の意味ですが、これは古代ギリシャ語のストラテジアを語源とすることばで、直訳は将軍の術、すなわち軍事用語で、軍全体の効果的な勝ち方、ルール、知恵ということになります。これより、「経営戦略」は、社長の術で、経営(組織)全体、つまり全社的な経営競争の勝ち方、ルール、知恵になるのですね。そして、この社長の術は、社長がなすべき「役目」と「やり方」の2つから成り立っているのですが、このうち、「やり方」について回答を与えてくれたのが、ランチェスターの法則になるのです。「ランチェスター経営戦略」のランチェスターはこの意味でつけられています。 ---------------------経営の原理原則を学びませんか?ランチェスター経営戦略社長塾は、6月18日(日) 9時15分~17時 静岡市内で開催します。また、お試し入門の入門セミナーは、6月13日(火) 13時10分~14時50分 静岡市内です。両方とも詳しくは会社のHPをご覧ください。(会社のHPはこの日記のトップページから入れます)
2006.06.07
経営者の分類の続きです。またまたしつこく書きますが、思いつきで分類しましたので、とても荒い話になっていますが、その辺は笑ってご覧くださいね。昨日までに出てきたのは、・バタビン型・小手先型・広げた屏風型・過去の栄光型・思い込み暴走型の5タイプでした。いずれも経営者としてあまり好ましくないタイプのように思えます。なぜかというのは、ちょっと後に回して、残りのタイプに行きます。残りのタイプはお客様の望むことが実現されていて、お客様に好かれている会社の経営者です。まずは、そのことが一発でできている経営者。これには、2通りあります。1つは、「天才型」です。世の中には、何の苦もなくできてしまう人がいるものです。まさに天才ですね。万にひとりの人です。とっても目立つので、本を書いたり、講演したりすることも多いのですが、私たち普通の人には全く役に立ちません。まねをしても、小手先型に陥るだけですので、かえってマイナスです。もう1つは「偶然の幸運型」です。たまたまやったことがよかったという経営者です。あくまでも意図せずそうなったので、お客の要望が変わってくるなど、情勢の変化があっても対応できません。そもそも、情勢の変化に気がつかない場合も多いようです。そうすると、やがては「過去の栄光型→バタビン型」へと没落してしまいます。天才と違って、お客様の望むものを一発で探り当てられなくても、こつこつと試してみることによって、次第に実現していくタイプがあります。お客の立場で考え、仮説を立てて、それを実行し、検証して、仮説を修正するという作業をコツコツとやっていくのです。「コツコツ型」とでも名づけましょうか。以上が思いつきの経営者の分類8タイプです。きちんとした利益を上げて、会社を継続させられるのは、天才型とコツコツ型の2つだけです。この2つとその他の6タイプとは何が違うのでしょうか。決定的に違うのは、ダメな6タイプの経営者は、自分の好み、好き嫌いで自由な経営をしているということ。意識するにしろ、していないにしろ、わがままな経営になっているのです。これでは、お客様に好かれるはずはありませんね。この辺のところは、明日また触れたいと思います。 -------------------経営の原理原則を学びませんか?ランチェスター経営戦略社長塾は、6月18日(日) 9時15分~17時 静岡市内で開催します。また、お試し入門の入門セミナーは、6月13日(火) 13時10分~14時50分 静岡市内です。両方とも詳しくは会社のHPをご覧ください。(会社のHPはこの日記のトップページから入れます)
2006.06.01
経営者の分類の続きです。昨日も書きましたが、思いつきで分類しましたので、とても荒い話になっていますが、その辺は笑ってご覧くださいね。昨日の3つのタイプは、とにかく目先のことしか考えていないタイプでした。今日のタイプは、一度決めたことを変えない(あるいは変えられない)タイプです。1つ目は「過去の栄光型」とでもいうタイプです。お客様の状況やその他の経営環境が大きく変わったにもかかわらず、かつてうまくいったやり方を変えられない経営者です。成功体験が仇となっているのですね。とにかく、これまでうまくいったのだから・・・と譲らない人がここに入ります。2つ目は「思い込み暴走型」というタイプです。お客様を全然見ていない場合、お客様の立場で考えているつもりが、お客様のためにという自己都合の考えになっている場合、さらにお客様の立場で考えたけれど、ずれていた場合など様々ですが、結局、「これだ!」と進め始めたことについて、突っ走ってしまう経営者です。検証し、修正するという過程が欠けているのですね。技術系の社長でアイデアに走った場合に陥りやすいタイプです。また、環境、福祉など社会的に話題となっているテーマに飛びついた場合にも、このパターンに陥りやすいですね。いずれも、いずれバタビン型になり、潰れていく運命ですね。昨日、今日のタイプの経営者は、いずれも経営の勉強を全くしていない、またはしていても、量と内容が貧弱である人たちです。社長になるのに資格は要りませんが、社長を続けていくためには、勉強ぐらいしなければいけませんね。
2006.05.31
昨日あたりの日記の話に関連して、経営者の分類を思いつきました。思いつきで分類しましたので、とても荒い話になっていますが、その辺は笑ってご覧くださいね。まずは、目先のことに対応(反応)するので精一杯の経営者です。竹田先生のことばを借りて「バタビン型」としましょう。バタビン型は潰れるまでバタバタしています。竹田先生によると、大きな交通事故を起こしたり、ストレスから早死にの恐れがあるそうです。次に目先の利益を追いかけるあまり、本やセミナーで知った小手先のテクニックに走る経営者です。「小手先型」とでもいいましょうか。これは2通りのパターンに分かれます。1つは、たまたま使った手法が商売にマッチしていて、集客に成功するパターンです。しかし、戦略がありませんから、急激な集客が仇となって、以前よりも落ち込んでしまうこと必至です。もうひとつは、使った手法がその商売にマッチしておらず、そのままジリ貧になってしまうパターンです。次々と手法を変えた場合でも、結局行きつく先は同じです。3つ目は、儲かりそうな商売があると、次々に手を出す経営者です。それまでの商売と客層が全く異なる事業に手を出してもうまくいくはずがありません。限られた経営資源を薄く広く使うことになりますので、結局どれもうまくいきません。「中小企業と屏風は広げすぎると倒れる」といわれますが、このタイプを「広げた屏風型」とでも呼びましょう。 ここまでが、戦略の全くない、経営以前の問題を抱えた経営者となります。戦略がある(あるいは、ありそうに見える)経営者については、明日に続きます。
2006.05.30
朝から今まで、「ランチェスター経営戦略社長塾」を開催してきました。何度もみているビデオ教材ですが、実に良くできているなあ、としみじみ実感しました。今日は、熱心な社長様のお役に立てたでしょうか。きっと、新しい世界が開けたのではないかと・・・次はあなたの番?
2006.05.21
いつも東海道を歩いていて気になることですが、田舎では休日にあいている店がとても少ないですね。田舎の人は休日には買い物をしないから?でも、田舎にあるショッピングセンターは、都市部と同じように、休日に賑わっているはずですよね。 今日は、明日植えるための花の苗を買おうと思いました。いつも、DIYの店で買ってしまうので、たまにはその辺の個人でやっている店で買ってみようと思い、思い当たるところを何軒か回りましたが、いずれも休みでした。連休中は休みと張り紙をした店がありましたが、連休中だからこそ、庭いじりをしようという人は多いはず。 田舎の店も近所の店も、売り場面積では大型店に圧倒的にかないません。ふつうに同じことをしていても勝てないのですが、ふつう以下のことをしていては、自ら爆死しにいくようなものです。自分の都合ばかり考えていて、お客に不便をかけていることにすら気がつかないようでは、競争以前の問題なんですね。こういうことを言うと、「そうはいっても・・・・」と、言い訳が何ダースも出てくるかもしれません。その場合は、勝手にしたら、というしかありませんね。
2006.05.04
戦略の勉強をして、実力を上げなくてはならないのです。と、このところしつこく書いている気がしますが、戦略の勉強をしようと思い、ランチェスター経営の教材を買って取り組もうとしても、最初のところは結構たいくつで挫折しやすくなっています(笑)すぐに使える!○○日で儲かる!こうすればお客が列をなす!というような派手さと手軽さがないからですね。ここが辛抱のしどころで、だんだん分かってくると、面白くてたまらなくなるのですが・・・(逆に派手なのは、だんだん効かなくなって、苦しくてたまらなくなりますよ)ただ頑張れといっても、受験勉強のように勉強だけやっていればよい身分じゃありませんから、そう頑張れるものではありません。そういう時、ランチェスター経営戦略社長塾を活用してもらうと、一定時間強制的に勉強ができますし、1人でないので、刺激もあり、退屈な中にある大事なところをきちんと把握することができます。費用もゴルフ1回分です。次の日曜日にありますので、是非どうぞ。
2006.04.18
昨日は、浜松で講演の量稽古。少人数ですが、志が高く、語るべき何かを持っている人が集まりましたので、様々な気付きももらい、とてもよい訓練になりました。1人で考えたりしていると、人はそれぞれ考え方の癖のようなものがあるので、堂々巡りになりがちですが、このように仲間で勉強する機会があるとそれを防止することが出来るのでとてもよいですね。静岡でも何かやろうと考えました。まずは、フランク・ベドガーの勉強会を発作的に(しかし継続的に)開きたいと思います。ダイヤモンド社から出ているフランク・ベドガー著「私はどうして販売外交に成功したか」これを原則として毎回1章ずつ取り上げ、参加者には事前に読んできてもらって、意見や感想を交わしながら深めていきたいと思います。原則として毎週金曜日の18時から19時半頃まで、(変更がある場合は、ここなどで告知します)場所はこれから決めますが、静岡市駿河区の喫茶店などにして、自分の飲み物代のみ負担ということにしたいと思います。とりあえず第1回は3月31日の18時からやります!(場所はそれまでにここでお知らせします)参加申込は特に不要で、直接来てトップページにある顔を捜してください。本を買って第1章「自分の仕事に情熱をもて」を読んでくるのをお忘れなく。私1人でもやっていますので、遅れてきてもOKです。わからないことがありましたら私書箱へどうぞ。
2006.03.26
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今日も前へ進む前に、気になることがあったので、それについて。あるメルマガで新聞広告の反応について書いていました。ある地域で、その地域に強い地方紙ではなく、全国紙3紙に新聞広告を出したところ、問合せはわずかに1件だったとのこと。その地域での地方紙の発行部数と全国紙3紙を合わせた発行部数との比は、4:1。ふだん同じような広告を地方紙に出した場合、20~10件の反応があるので、今回も比率からいって5~2件はあるものと予想したが、大幅に下回ったというもの。そこで、「発行部数以外の力がそこにはあったと思う。」としています。この日記をよく見ていただいている方の中には、ピンときた方もいらっしゃるはず。そう、効果は投入量の2乗に比例するのでしたね。この場合、発行部数が4:1ですので、この理屈では効果は16:1になります。実際にもそうなっていますね。原理・原則のとおりの事例なのです。メルマガでは、5000部に1件の反応がある場合で、10件の反応を得ようとしたら、5000部を10回出すより、50000部を1回出す方が効果が得られるという話もしています。これも、(数字が大きいので千単位で計算)5の2乗×10=25050の2乗×1=2500となって明らかです。原理・原則をきちんと押さえておかないと、数字以外の何かが働いているだとか、経験と勘の世界だとかということになり、怪しげな迷信に翻弄される元となってしまいます。でも、知っているととても簡単なことですよね。
2006.03.17
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今日は朝から雨が降り続いています。こんな日を物滅(後の仏滅)というんですね。知ってました?(偉そうに言っているが、受け売りです・・・)ネットで物滅で検索してみましたが、物滅が仏滅になったこと、もともとは占いの言葉であること、までは出ていますが、さらにそのルーツ(2000年以上前)まで説明していたのは、300件までにはなかったようです。六曜のルーツは天気に関する言葉なんですよ。百科事典に載っているそうです。迷信もその本質がわかってしまうとバカらしくなりますね。さて、昨日の話ですが、売上減少の理由も迷信に満ちていると思いませんか?1位「大型店の進出」大型店が進出したって、儲かっているところはいくらでもありますよね。2位「景気の停滞」景気が停滞したって、儲かっているところはいくらでもありますよね。3位「消費者ニーズの変化」ニーズが変化したなら、売る方も変化すればいいだけでしょう。4位「商店街の集客力不足」商店街の集客力に頼らず、着実に儲けを出しているところはいくらでもありますよね。5位「経営努力の不足」結局、1位~4位の理由を挙げた人は、経営努力の不足だということがわかります。六曜の迷信は、何だくだらないで済みますが、経営の迷信は、深刻です。迷信に振り回されて、勉強・研究を怠ってしまうからです。勉強・研究は短期間では身に付きませんから、大型店の進出が決まってからでは間に合いません。色々やってみたけどダメだったという人は、色々やるのが遅すぎたのです。そういう意味では、「大型店の進出」が売上低下の原因というのは正しいのかもしれません。まずは、何度も大型店に行って、じっくり観察してください。大型店ゆえの穴があるはずですから。
2006.02.26
今日は、いつもの話の続きではなく、スポット的な話題を。23日の静岡新聞に出ていた、浜松商工会議所がまとめた「大型店出店に伴う地元中小小売業界への影響調査」の結果がとても興味深かったので紹介します。5年前より売上が減少したとの回答が69.0%。これに対して、大型店対策について、「何をしたらいいのか分からない」と「何もしていない」を合わせて66.9%。売上減少の原因に挙げられた1位は、大型店の進出で58.9%。以下、景気の停滞消費者ニーズの変化商店街の集客力の低下と続き、「経営努力の不足」は5番目。この数字だけ見ていても、ピンと来る人は、来ますよね。
2006.02.25
なかなか、本編を進められずすみません。昨日は、名古屋で開催されたランチェスター経営の竹田陽一先生の講演会に参加してきました。熱心な社長さんなど、100人を超えるお客様が集まり、熱気ムンムンでした。当初、80人を考えていた会場で、予想を超えるお客様の申込があったため、机を撤去して、120人を収容する体制としましたため、メモも取りづらく、ご迷惑をおかけすることとなりました。ランチェスター関係者として、お詫び申し上げます。さて、先生のお話は、何度聞いても新たな気付きがあります。それとともに、ランチェスター戦略のシンプルにもかかわらず、実に奥深いところに、改めて感嘆しました。身につけるためには、インプット→アウトプットの繰り返しが必要ですね。
2005.10.14
13、14日と東京に行っており、日記を更新することができませんでした。見に来てくれた方、すみませんでした。本日の本編は、夕方いつもぐらいの時間にupする予定です。お楽しみに・・・ところで、ランチェスター経営の竹田陽一先生のセミナーが来月名古屋であります。くわしくはここをご覧ください。残席は少ないようです。この機会にぜひご参加ください。2005年10月13日(木) 13時30分~16時45分 講演会 17時~ 交流会場所 名古屋栄 マナハウス マノアホール
2005.09.15
今日は、いつものシリーズの話はひと休み。戦略社長塾を先ほどまでやっていました。その最後の方に、「社長にとっての第1の仕事は、経営戦略をしっかり研究し、自分の戦略実力を上位3%に高めることになる。」という件が出てきます。経営戦略の研究は、片手間にやることではなくて、中心に据えてやらなければいけない社長の仕事なのですね。ところが、大概の中小企業の社長は、「忙しくて勉強なんてしている暇がないよ」という。このことは何を意味するのか?きちんと、経営戦略の研究を行い、戦略実力を上げていけば、ぐんぐん業績がよくなり、業界で抜きん出た存在になれることを意味します。チャンス!と思わない人は、社長を辞めた方がいいかも・・・-------------------------------業績をよくするには社長の戦略実力を高める必要があります。幸いにして、まじめに研究しようという社長はごくわずかです。ですから、いま戦略の研究を始めると、3年後、5年後には大きな差になって現れます。チャンス!と思ったら、あなたも参加して戦略実力を高めましょう。戦略社長塾はこちら
2005.07.02
明日、戦略社長塾平日午前コース(全4回)の第1回です。今回のコースは、明日、23日、28日、30日と今週と来週で4回やってしまおうという慌しい設定になっています。出席できない回は、他のコースに振り替え、または補講で対応します。時間は10時~12時。費用は3,000円+初回のみのテキスト代1,600円で合計4,600円になります。まだ、参加することが可能ですので、事前に054-221-0339にご連絡の上、直接当社においでください。詳しくはこちらをご覧ください。
2005.06.20
戦略社長塾の記念すべき第1回がいよいよ明日になりました。当社(静岡市葵区清閑町13-12 TWIN CORE 6F)にて、明日18日の13時30分~17時30分に開催いたします。まだ、余裕がありますので、どうぞ。事前に090-7852-5936にご連絡の上、おいでください。受講料は、2回分+テキスト代で計7,600円になります。詳しくはこちらをご覧ください。
2005.06.17