なにやら赤い星が!
今夜の月は月齢11.4で上弦と満月のあいだの中途半端に明るく中途半端な形で面白くもなんともなかったんだよね。東に目を向けると木星がポツンと出てるんだけど、空中見回しても悲しいかな月と木星以外には、今夜もなぁ~んにも見えなかったよ(>_<)だけど最近夜空にカメラを向けるってことも全然ごぶさたなので、ちょっと写してみた。ねっ、なんとも悲しい月と木星だけの夜空でしょ(^_^;)次に月を写してみたんだけど右上になにやら赤い星が写ってたんだ。なんだろうと思って-Stella Theater Web-を開いて月のすぐ右上を見てみたんだ。そしたら月は今さそり座の真ん中に居てたんだよ!な~るほど!って思ったよ!あの、オレンジ色っぽい赤色はさそり座のα星の「アンタレス」だったんだ!さそり座は高度が低いからシーイングが悪くて、よっぽど空気の澄んでるときにしか見えないし、うちからだとマンションの影に隠れて全体が顔を出す事もなくて、ほとんど見るチャンスがないんだよね(>_<)肉眼で見えたわけでもないけど”今日はアンタレスが見えた!”ってちょっと嬉しかったんだ(^^♪とにかく「アンタレス」ほど綺麗な赤色の星は無いし、勝負できるとしたら惑星の火星ぐらいだもんね(^_-)-☆「アンタレス」は赤色巨星で太陽みたいな若い星と違ってかなりの年寄り星で、星の一生の最後の方の姿なんだ。線香花火の最後の玉みたいにふくらんでもうすぐ死んでしまうんだ。その大きさは太陽の700倍もあって、明るさは1万倍っていうんだからとんでもない星だよね!