九州新幹線「さくら」って知ってた?
うちの家には昭和がたくさん残ってるのは何度かブログに載せてきたんだけど、僕の頭の中まで昭和やなぁって、最近つくづく思った事があった。 あまりにもずれてると思ったのでブログにも書かなかったんだけど、たまたま今日、床に広げた古新聞に目が留まって”ありゃ!昭和やのうて今年の3月の事やったんやぁ~!” って思ったんだ。 その、床に広げた古新聞を写真に撮った↓ 阪急交通社の旅行ツアーの広告なんだけど”山陽・九州新幹線新型車両「さくら」”って書いてある。”2011年3月全線開通”って書いてある。”2列×2列のゆったりした座席”の写真が載ってる。 実は先月、博多に行ったのだけど新大阪で切符を買おうとしたら”割安チケットがあるから、お取りします” と言って、取ってくれたのが「さくら」の指定席券だった。 僕、新幹線で博多までって言ったのに、「のぞみ」や「ひかり」じゃなくて、どうして「さくら」なんて列車のチケットを売りつけられたのか分からずに心配やった。 安いったって、新幹線と違うけったいな特急やったらどないしょ?って本気で心配やった。 しやけど、ホームに入って来たのは上の新聞の写真のカモノハシみたいな顔の新幹線やった↓ 座席は上の新聞の写真と同じ2列×2列のグリーン車みたいな座席やった↓ めっちゃ快適でめっちゃ嬉しいねんけど…。 知らないうちに世の中はこんなに変わってたんやなぁ。 僕の知ってる日本は昭和の日本だけかもしれへんなぁ。 なんて思った。 それと、もし寝てしまっても博多が終点だから安心やと思ってたら西鹿児島行きって聞いて、なんじゃそりゃ? 寝たら西鹿児島まで行ってまうなんて、いきなりめちゃくちゃ遠いやん(>_<) 絶対寝られへんなぁって、めっちゃ心配してんけど、そんなん、興奮して一瞬も眠たくなれへんかったわ(^。^) 景色の美しさに心を奪われてしまって、読もうと思ってた本も、ほとんど読まれへんかったもんな。 っちゅうのがね、よく考えたら、僕、山陽新幹線って初めて乗ったんやわ(^^ゞ 飛行機で2回、フェリーでも2回、車では10回ぐらい行ってるけど、よくよく考えたら新幹線で行った事がなかった。 こりゃぁ、あかんわ。 頭の中まで昭和人間やと思われたら嫌やから、人には言わんとこ、って思ってたけど、 なぁんや! 今年、出来た新型車両やってんやん。 しやけどさぁ、九州っていつもは車で行ってたから遠いと思ってたけど、めちゃ近くてびっくりしてしまった。 また行きたいなぁ。 僕って車が好きやから、いつでもどこにでも車で行ってたけど、列車ってええなぁ、って思った。 旅について、最近読んだ内田康夫さんの『倉敷殺人事件』の中での、ヒロインの英(ひかり)の思いに、めちゃ共感したのでちょっと書くね↓ なによりも、独りでの旅行は、景色の美しさを再認識できる。愚にもつかないお喋りにうつつを抜かしているあいだに、こんなにも素晴らしい眺めを見そこなっていたのか――と、つくづく思った。 光文社文庫、内田康夫著『倉敷殺人事件』より そうなんよね、僕なんか愚にもつかないお喋りで、旅行に行くと喉がかれてしまって、帰って来ても二・三日はしわがれ声になってしまうもん(^_^;) 日本って、めちゃくちゃキレイやのに、全然見てへんかった。 鹿児島本線と九州新幹線が別れる竹下駅付近那珂川の橋の上から九州新幹線を望む↓ 広島駅の西、太田川の上から上流方向を望む↓あっ、そうそう、小郡駅が新山口駅に変わってしまってたのはショックやった!(>_<)