ヴェネツィア サン・マルコ寺院
今回でヴェネツィアの写真は終わりです。上の写真はサン・マルコ寺院です。この建築物は以前紹介しましたサン・マルコ広場に面して建ち、ドゥカーレ宮殿に隣接し繋がっています。サン・マルコ寺院は、9世紀エジプトから運ばれた聖マルコの遺体を納めるために建てられましたが、現在の建物の元になる建物は1090年頃に再建されたものです。建築様式は以前の記事サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の時の紹介しましたビザンチン様式に当りますが、完成後も改築を繰り返し、ゴシック、ロマネスク、ルネサンスなどさまざまな建築様式が元のビザンチン様式と入り交じり、現在の姿になったそうです。ちなみにサン・マルコ寺院は写真は撮れませんでしたが、以前紹介しました同じビザンチン様式のサン・ヴィターレ聖堂 のように内部はガラスのモザイクタイルに覆われています。その広さ約4000平米というから驚きです。たとえば普通の30坪の家の床面積が約100平米なので、約40棟の床面積分の壁と天井がモザイクタイルに覆われていることになります。想像つきませんよね。 ランキング投票お願いします。→