プログレッシヴ・ロック 「ダブソング・コンチェルト」「秘密の女王」「ハウス・ウィズ・ノー・ドア」
◇ ◇ ◇ 【プログレッシヴ・ロックの名曲名盤】 ◇ ◇ ◇ プログレッシヴ・ロックには昔からあまり興味なかった人やプログレッシヴ・ロックを知らない若い人たちにとって、これからご紹介する3曲は始めて耳にする「新しい曲」かも知れません。私にとっては30年以上も前からかけがいのない「音楽の世界」の中のひとつなのですが… ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ◆ キャラヴァン 【ダブソング・コンチェルト】 ◆ キャラヴァンは、白昼夢的名曲で大好きな「9フィートのアンダーグラウンド」収録のアルバム≪グレイとピンクの地≫が別格の名盤です。 アルバム≪カニング・スタンツ(ロッキン・コンチェル)≫の「ダブソング・コンチェルト」は、18分の組曲ですが、曲の出だしの部分がなぜだか、いつもブレッドの名曲「イフ」を連想させます。 もしこの曲が6~8分でまとめ上げられていたなら、プログレッシヴ・ロックの名曲の1曲としていろんな人から、もっと愛されていたと思います。ブレッドのあの名曲「イフ」を超えた次元で存在することのできた曲だったのではと… とにかく、この曲の最初の出だしが全てで、一日の朝の始まりのような何とも言えないすがすがしさに引き込まれていきます。そして、だんだんとそのさわやかさに満たされてた世界が暗雲の中に変化していくのが判ります。 ※YouTubeで5分21秒でフェイド・アウト しているのを見つけました。 ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ◆ キャメル 【秘密の女王】 ◆ キャメルで1番聴いたアルバムはファースト・アルバムの≪キャメル≫か、セカンド・アルバムの≪ミラージュ(蜃気楼)≫です。奇跡的に美しい名盤≪スノー・グース(白雁)≫と共に、私にとってはいろんなことに想いを巡らせながら心地よい自分だけの世界の中に入っていくことができる愛すべき3枚のアルバムです。 ファースト・アルバムの≪キャメル≫から特に好きな曲はというと、 「二人だけの旅」 「秘密の女王」 「ネヴァー・レット・ゴー」です。どの曲をご紹介しようか迷うところです。 ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞◆ ヴァン・ダー・グラフ・ジェネーター 【ハウス・ウィズ・ノー・ドア】 ◆ 誰でも多かれ少なかれナルシストだとは思いますが、それを全面的に恥ずかしげもなく出しきれる圧倒的なボーカルの表現力の人となるとピーター・ハミル、ただひとりになってしまうかも知れません。 それでいて日本での知名度は、あのロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーと比べてみると、皆無といってもいいでしょう。 ※YouTubeの△をクリックして 「Video player is too small」になったら 画面の「アーティスト-曲名」をクリックしてみてください。