垣根なき世界

[映画・映像のこと] カテゴリの記事

全10件 (10件中 1-10件目)

1

• 

  おくやみ　レイ・ハリーハウゼンさん

  人形を使ったコマ撮りアニメーションの大家、レイ・ハリーハウゼンさんが５月８日に亡くなられました。ハリウッドで人形アニメと言ったらまずこの人抜きには語れない程の大巨匠で、特撮映画ファンや映画監督にとって神のような存在でした。見たことがない方はいないとは思いますが、もしそうならYouTubeなどで検索してその職人技をご覧頂きたいです。偉大なる映像のパイオニアに謹んでお悔やみ申し上げます。DVD3枚で3000円セール対象商品【DVD】シンドバッド7回目の航海カーウィン・マシューズ ［TSAD-10214］この映画の骸骨剣士との戦いは特に有名です。

  2013年05月08日

  コメント(0)

• 

  おくやみ・レイ・ブラッドベリさん

  アメリカの「叙情派SF作家」と呼ばれたレイ・ブラッドベリ氏が６月５日に９1歳で亡くなられました。作品に出会ったのは当時読んでた高橋葉介のマンガからで（当時ヨースケ氏は「マンガ界のブラッドベリ」との異名を持ってた）、このお二人から短編モノの面白さを教えてもらったような気がします。その後、ブラッドベリ氏の印象はヨースケ氏とは別の方向性に伸びてゆき、この異名は今では違和感を持つようになっていますが、それはともかくとして「SFよりも不思議なSFを書く作家」として私の数少ない好きな作家でもありました。今月は追悼月間として、以前入手したTV映画「火星年代記」のDVDをじっくり見て、故人の魂を悼むことにします。先生お疲れ様でした。火星年代記 ハヤカワ文庫 新版 / ブラッドベリレイ 【文庫】小説　新版火星年代記

  2012年06月07日

  コメント(0)

• 

  なんか疲れた

  誕生日を目前としていますが押し寄せる日常業務に疲れはててます。イタレリコンテスト以降も・地元S市で「アフリカヘリテイジフェスティバル」がやったので出かけた。・デジカメ買い直した。・母が転倒して腰と頭を打って現在家事の戦力が６０％ほどダウン。・台風やら長雨やら・ワンガリ・マータイさん死去。・ネットで知り合ったモデラー氏に古いキットを譲渡。・スティーブ・ジョブスさん死去。・ピコちゃん健康診断。と、いろんな出来事やイベント見学などもやってるんだけど記録が追いつかないし気力が湧いてこない。仕事の慌ただしさがますます加速しているみたいで頭に浮かぶのは黒沢監督初洋画配給！ロシアの地質調査隊隊長とガイドを務めた地元老狩猟師の友情を圧倒的な映像と、鮮烈な色彩で贈る魂の叙事詩。【中古】■VHS■デルス・ウザーラ■この映画に出てくる「夕暮れのわずかな時間のうちに草原に生えた草を刈り込んで夜の突風に耐えられるシェルターを作る」というシーンばかりです。シベリアの猟師、ウザーラさんが「死ぬほど働かないと死ぬ！」と言って死にもの狂いになるすごいシーンです。数年前から愚痴ってますが「なんでこうも目まぐるしいんだ？一体オレがなにをした？」という被害者根性みたいな気持ちがまた再発しています。あらゆる事象をこなす気力が急速に萎えています。萎えている場合じゃなくて頑張らねば家族もピコちゃんも路頭に迷うというのに。目下の目標は東京AFVの会参加ですが（１１月２７日）、何かを作って持って行けるかどうかはかなり怪しくなってきました。余談：「デルス・ウザーラ」は都市生活に馴染めない猟師のウザーラさんにADHD的な共感を覚えた、個人的に名作映画です。（ADHDにはハンターとしての気質が残っているのだそうな）しかし、ここで紹介しようと楽天アフェリエイトを検索したらDVDが出て来やしない。制作がソ連ということで版権とかややこしいことがあるのかも知れませんが、こういう地味な映画では名作であっても世に知られる機会が少ないという事実が悲しいです。それでもDVDは出ているようなのでぜひご覧になって欲しいところです。

  2011年10月06日

  コメント(0)

• 

  宇宙開発を勉強しよう～JAXA相模原キャンパス見学記

  W杯南アフリカ大会で少々かすんでしまいましたが、「小惑星探査機はやぶさ、７年かけて地球へ帰還」というニュースは久しぶりの大型天体ショーとして一部マニアの間で大いに盛り上がりました。はやぶさ報道の余波で宇宙開発の予算が年々カットされまくっているというキビシイ財政が暴露されてますが、それでもJAXAは頑張っています。「我が家から自転車で３０分」という絶好のロケーションに、この宇宙科学研究本部キャンパスがあります。入場は無料。正面門で守衛さんに手続きをしてもらっていざ最新科学の見学へ出発です。まずは野外展示で軽いジャブ。M―５（右）とM-3S２（左）ロケットの実機模型です。ニュースのネタとしては探査機の方がよく取り上げられますが、日本のロケットはコンパクトで大推力を得られる高水準の品質で、マニアに言わせれば「もっと注目されてもいいはず」のものだそうです。ロケットを右手に流して研究・管理棟の１階ホールへ向かうと、そこがメインの展示場になっています。この展示スペースにでっかく鎮座しているのが、「小惑星探査機・はやぶさ」の原寸大模型です。機体中央の金色のドームが最終的に地球へ帰還したカプセル。下に三つ並んでいるボールは世界の子供たちが集めてくれたメッセージをデータ化して詰め込んだ「ターゲットマーカ」という機器です。このはやぶさカプセルが帰還するまでの苦労や、日本の宇宙工学技術の恐るべき先見性はここで詳しく書きませんが、一度検索などで調べてみる事をおススメします。プラネタリウムの番組としての映画「HAYABUSA」（後述）もありますが、「アポロ１３」並みの大作映画にしてもいいくらいの逸話が満載です。アポロ13(DVD) ◆20%OFF！こちらは打ち上げも成功してもっか売出し中の金星探査機「あかつき」の模型。コレも子供たちのメッセージをたずさえています。デカイ写真ばかりで間が持たないので後編へ続きます。

  2010年06月25日

  コメント(0)

• 

  夕凪の街　桜の国

  ［DVDソフト］ 夕凪の街 桜の国ちゃんと見るのに2年もかかってしまいましたが、今年の広島被爆の日を追悼すべく、前日にやっと手にすることが出来ました。この作品はどうしてもレンタルですませたくなかったのです。その前日のうちにブックレットと原作を読んでおさらいをして、今日が休みだったので初めてきちんと原爆慰霊祭の式典を見てからじっくり鑑賞することとしました。夕凪の街桜の国私はこちらの原作が大好きなので、まずはどれだけ原作に忠実であるかが気になりましたが、結論からすれば「とてもよく原作をまとめてくれた」と、かなりいい感触でありました。三代にわたる家族の流れがキモになっているので、その複雑な家族構成が理解出来ないといけないのですが、動く映像や音声でその辺の複雑さがだいぶ整理できてとても分かりやすくなっています。（皆実さんの姉、霞さんはやむなくカットされたけど）また、舞台の作りも原作以上にきちんとした複線があって、時がたって変わったもの／変わらないものが鮮やかな対比となって理解を深めてくれます。私のひいき目のせいか、原作は前半「夕凪の街」のインパクトが強く、後半「桜の国」はあまり深い印象を受けなかったのですが、このような整理や構成の組みなおしのおかげか、「桜の国」もとても深く感じ入る事ができました。動く七波ちゃんがとても良かったです。このところ自分の気持ちがずいぶん沈降したままでしたが、この映画で人とのつながり・関わりはとても大事だということを思い出しました。私はすっかり忘れていたのです。アイテムハンターというわけではないけどまだ買っていないこれと《送料無料》内田奈織（hp）／映画 夕凪の街 桜の国 オリジナル・サウンドトラック(CD)夕凪の街桜の国この小説版も買いこんで少し気持ちを暖めてゆきたいと思いました。これから先、この作品に触れる人が一人でも増えますように。原爆の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。補足：マンガの中でイサム・ノグチ作のヘンテコな橋が出てきてますがそれが映画では出てこなかったのが残念でした。ロケ地の都合がつかなかったのかもしれませんが、見てみたかったです。

  2009年08月06日

  コメント(0)

• ハードディスク受難

  ７／２に買った中古のHDDレコーダーはすぐぶっ壊れてしまいました。昼夜兼業でダビング作業をし続けたのが原因なのかどうかは分かりませんが、使っているうちにどんどん操作の反応が鈍くなり、終いにはどんな操作も受け付けなくなってしまったのです。VHSから高速ダビングとかが出来ない以上、通常再生で回しっぱなしになるのは当然だと思うので、作業が無茶だったはずはないのに。しかたなしに購入したハードオフにまた担いで返金してもらったところ、店内にほぼ同等品の「シャープDV-TR11」という機種があったのでそのままそっちを買いなおす事にしました。シャープはお友達が修理センターに勤めているので、トラブルへの対応ももう少し融通が利きそうです。製品としては前の機種より２年新しいのに４０００円も安く出回っていたので良い買い物なのかもしれないと思ったのですが…中古品の悲しさか、VHSの挿入口や一部ボタンのスキマに大量のホコリが詰まっていました。（もう少ししっかりクリーニングしてくれハードオフさん）。電源投入前にブラシで取り除いたのですが、そのホコリは異様に茶色くて汚く、前のユーザーの環境は劣悪だったのがうかがい知れます。そしてリモコンを手にした時にその劣悪さを確証しました。リモコンがすごくタバコくさいのです。店内ではリモコンまでは一緒に展示していなかったので、この問題は想定できませんでした。他にも「他社製品のモニターをコントロール出来る」機能があるのに私のNEC製モニターだけその機能が対応していなかったりで色々不便も散見されます。まー習うより慣れろでこれもなだめすかして使ってゆくしかありません。今度は任務を貫徹して欲しいものです。～それにしてもVHS→HDDへの倍速ダビングなどは実質不可能な事なんでしょうかね？録画時間を費やしてダビングしなければならん事に今さらながら意識が遠のいてしまいます。リモコンはお友達経由で新品を調達しようかな？

  2009年07月12日

  コメント(0)

• 何をトチ狂ったのか

  なんで昨日はあんな計算をしたんだろうな？もっと単純に「1日テープ2本をダビング」と計算して200日でダビング自体は完了じゃないか。それでも膨大な量なのは変わらんけど、阿呆な計算でうろたえた自分が恥ずかしい。どうも数字に弱すぎるようで。

  2009年07月03日

  コメント(0)

• HDD／DVDレコーダーを買う

  自分の思った以上に今年はボーナスが出たので一番必要な物事に費やそうとまたしてもさんざん吟味しました。結果、中古ですがVHS／HDD／DVDレコーダー「ビクターDR-MX3」というデッキを購入。２００４年発売、当時価格５万ほどのものを２万弱で買ったのでした。さっそくつなげて試し撮りとしてVHSをHDへダビングする作業を始めたのですが、やってビックリ！なんとVHSからHDでは倍速ダビングなどが全然出来ないというのです。概算で我がビデオライブラリーを数えてみたら約400本。みんなほとんど３倍速で撮っているので時間にして144000時間。毎日24時間稼動させてダビングしまくっても16.4年間かかってしまう事になります。当然そんなに機械の中には入らないのでHDがいっぱいになるたびにDVDへ落とす事になります（そっちの操作は倍速とかがあるらしい）。また、まだ説明書とか読みこなしていないのですが、どうもVHSを落としているときにチャンネルを切り替えて他のTV番組を見ることも出来ないのです。TV本体の電源を切っていなければ今まで撮り溜めた映像を全部見直さなければならないのです。　ホントにそうしなけりゃならないのかなぁ？買い込んで家に持って帰った時には「これで押入れ1／４も占めていたビデオテープが片付く」と出来るだけポジティブに言い聞かせていましたが、こんなに時間を費やさなければならないとは想像出来ませんでした。まぁそれでも最近NHK教育TVの内容も薄っぺらくなった中、まだ濃かった頃の番組がもう少しましな形で保存出来る事だけでも朗報としなければなりません。ダビングの優先順位を決めていらない番組はダビングしないなどで時間の節約をしようと思っております。がんばらなきゃ。

  2009年07月02日

  コメント(2)

• 

  大好きな「遠すぎた橋」

  仕事先で立ち寄ったコンビニ「ミニストップ」で、今日はコレを買ってしまいました（実際は1000円の廉価版です。↑コレそのものではありません）。以前から戦争映画マニアの間では賛否両論だったのを聞いていましたが、ワタクシ的には大変面白く鑑賞させていただきましたので、ＤＶＤで持っておきたかったのです。この映画が上映された頃は「戦争映画は派手なドンパチがあってナンボのもの」で、教訓めいた内容などを求めて観る映画ファンはそんなにいなかったようです。ともかく何でもかんでもぶっ壊したり爆発したりしていれば、当時の戦争映画ファンはご満悦だったのです。ところがこの映画は派手な宣伝文句を謳った割には、ファンの求める戦闘シーンよりも「大の大人が作戦進行のことでガーガーいがみ合ってる」シーンばかりだったので、その辺に物足りないファンから酷評されてしまったのです。実はこの辺がキモでして、監督は戦争映画として作ったものの、言いたいことは戦争そのものよりも「一度始まった公共事業は、それがどれだけ馬鹿げていようとも止められなくなってしまう」という、戦争以外の現場でいくらでも見られそうな愚かなおこないの事だったのです。だからこの映画は「上司や社長の理不尽な命令に苦しむサラリーマン」みたいな方々こそ見るべきなのです。たまたま戦争映画のスタイルにしただけの話なのです。　数々の計算違いにより現場が大混乱に陥り、シャレにならない対処をして切り抜けてゆく兵士たちは気の毒を通り越してギャグに見えてしまうほどです。悲惨すぎる状況がもはや笑うしかないくらいなのです。この映画については、「おかしいところはちゃんと笑って、最後にこれがノンフィクションであることを知ってゾッとする」というのが監督の意図した見方だと思うのです。ご興味がありましたらぜひどうぞ。ひどい映画です。

  2007年09月04日

  コメント(3)

• 

  毎度の叶った願い～23年前への旅

  23年前の1983年。お昼前ごろに何気なくつけたテレビで「火星年代記」というＳＦドラマが放映されていました。オムニバス形式で、正月でもないのに延々と6時間も放映するという、今ではなかなかありえない形態でした。この物語、たった一度だけの放送の上、当時ビデオを持っていなかったにもかかわらず、私の心にトラウマのような大きな衝撃を残してゆきました。悲しくもはかない物語の数々、美しい火星人たちの衣装や乗り物などが強く印象に残り、しばらくの間火星人の落書きばかり描いていたのです。（一度見たきりの割にはけっこう細部まで覚えていた）。それから月日は流れて、私がインターネットを始めた頃（数年前）に、当時出入りしていたゲーム作家のサイトで「火星年代記」の話題をちょこっと振ったりしたのですが、ボンヤリと「ＤＶＤとかでもう一度見たいなぁ」と願ったまま、その願った事さえすっかり忘れて日々のあわただしい生活をすごしていたのでした。そして先日、何気なく入ったＤＶＤショップで、またしても願い事の神（物欲の神とでも言うか）の奇跡を見たのです。本当は画像つきを載せたかった。実際は昨年12月には発売されていたそうですが、ホントに何気なくコロッと、私の願いは形になってその店にありました。現在売っている文庫版とは違うバージョンの新書版サイズの小説まで付いた豪華なボックスとなって。楽天のポイント欲しさにネット通販で早速買って、今届いたばかりでまだ見てもいないのですが、当時の興奮は封入されている冊子の写真からも鮮やかに蘇ってきます。　思い入れが強すぎると、実際「それ」を手にしてみて『あれ？こんなもんだっけ？』と拍子抜けになる事がありますが、コレについてはそんな心配はないようです。ちょっと残念だったのは、放映時は日本語で吹き替えられていて、その熱演も良く覚えているのですが、このボックスは吹き替えなしの字幕版だということです。ともあれ、この「火星年代記」と「日本万国博」のボックスで、しばらくは願い事は打ち止めかもしれません。願いが叶うのはすばらしい事なのですが、ちょうど金銭的にピンチな時だったので、今度は叶う時期も願ってみようかと思います。～今回の件で「願い事は忘れてしまうのが吉」というのをまたしても再認識しました。毎晩願っているからあの願い事は××××（以下検閲により削除）

  2006年05月31日

  コメント(2)

全10件 (10件中 1-10件目)

1