『THE LAST MESSAGE 海猿』
ずっと楽しみに待っていた 「海猿」シリーズ完結編『THE LAST MESSAGE 海猿』を観に行ってきました公開日翌日ということもあるのか ほぼ満席状態…映画館には 「海猿」のプリクラまでありましたプリクラの写真を撮ってしまうわたしもどうかと思いますが館内の「海猿」宣伝ポスターの写真を撮っている女の子などもいて根強い「海猿」人気を感じましたさて 今回の「海猿」では 海上保安官・仙崎大輔くんは彼女だった環菜ちゃんと結婚しておりかわいい赤ちゃんまで授かって 幸せな日々を過ごしていますそして 結婚3周年記念日だったまさにその日…国家プロジェクトである 洋上での天然ガスプラントが火災にあい仙崎くんたち保安官は 現場に向かいます大部分の作業員を避難させたあと 運悪く仙崎くんたち保安官2名を含めた 計5名がプラント内に閉じ込められてしまいましたもちろん このような極限の状態を経験することはあまりないと思いますがこの映画は 観ているわたしたちが「映画の世界」と遠くに思うことなく出演者の心情など「その気持ちってわかる気がする!」と身近に感じることができより 映画に深く入っていってしまいました…同じ女性としてすごく共感できたのが 環菜ちゃんの気持ち仙崎くんが事故にあったことをテレビで知り まんじりとしない気持ちで夜を過ごしていますが仲良しのお友達に励まされたとき…「この子は大丈夫 たとえ何があったってわたしが守って 一人でも生きていけるように 育ててみせる でももし大輔くんがいなくなったら わたしのことは誰が守ってくれるの? 結婚記念日がくるたびに 変なサプライズでお祝いをしてくれる人なんて 大輔くん以外にいない」そんななか 海上保安庁内では緊急体制が敷かれていますしかも今度の事故は ロシア・韓国からも融資してもらっている1,500億円も投資している 天然ガスの国家プロジェクト・プラント日本政府側は保安庁側に対し 何があってもプラントを守るようにときつく言い渡します何よりも国益を優先してください。と…しかし最終的には この洋上プラントを沈ませないことには2次火災からは免れなく プラント内に閉じ込められた尊い5人の命も助けられないことが判明し保安庁側の責任者である救難課長の下川さんは 人命救助のために プラントを沈ませることを決意しますそれを聞いた内閣参事官 顔色を変えます「あなたは何を考えているんですか! 1,500億円もの国家プロジェクトなんですよ?! それを沈めるほどの価値がある救助だとでも思っているんですか?!」しかし 下川さん 顔色ひとつ変えずに「私には その質問の意味がまったくわかりません」めちゃくちゃ 感動してしまいました…へたに 「人の命は何事にも替えられないものだから」などというよりもはるかに強く凛とした言葉だと思いましたあまり書いてしまうと これから観る方に申し訳ないのでこれくらいにしておきますが わたしはこの映画で描かれている命の尊さや 人間同士の愛情の大切さにとても感動しましたそれに加え 保安庁の巡視船や航空機などもたくさん見られ洋上プラントの様子もド迫力だったので そういったかっこよさも本当に良かったですしばらくの間 余韻に浸っていそうです…