歩道橋
最近、もっぱら嫌われ役となっている、歩道橋。「道路行政」の遺物みたいに言われて。横断歩道のほうが断然便利だからと言われて。維持管理にお金がかかるからと言われて。なんだか、撤去する方向に進んでますね。でも、個人的には歩道橋好きです。確かに上り下りは大変ですが。だって、どんなにビュンビュン車が通る道だって。どんなタイミングでも、安全に渡れます。上から道路を眺める景色だって。いいんじゃないですか。ずっと、道路の真ん中(空中だけど)で佇んでいられるんですよ。天気のいい日にボーっと道を眺めるのも、おつなものです。写真は、テニススクールに向かう途中の歩道橋の上。景観に配慮してというのと、近代さをアピールして。道はタイル張りです。ちなみに、この歩道橋と平行する形で。すぐその横に、横断歩道があります。大半の通行人がその横断歩道を利用するので。この歩道橋は、それこそほとんど使われない「遺物」。でも、その道路は道幅トータルで100M近くあり。(途中に、安全地帯はあるけど)そのくせ、信号の変わりが短時間なため。大人の私でも、歩きだと渡る時間はギリギリです。これが子供やご老人だと、絶対渡りきれません。現に、過去交通事故があったらしく。道端にお花が飾られていました。歩道橋の有用さ。もう一回、見直してほしいものです。