八重山諸島ひとり旅(竹富島)
八重山諸島ひとり旅4月25日~4月30日に八重山諸島ひとり旅をしました。国内旅行ひとり旅は初めてです。美しい海と海を守ろうとする島の人たち、神秘的な神の島に感動しました 竹富島竹富島は石垣島から高速船で10分ぐらいの気軽に行ける島です。ですので、先日の黒島、波照間島よりも観光客が多く賑やかな島です。たくさんの飲食店やお土産屋さんもあります。kikomataroは、夜光貝のブレスレットを購入しました。どれも一点モノで、これを見ると今でも八重山の離島を思い出します。上の画像は竹富島の名物、水牛観光です。水牛はとても利口で、コースを認識しているようでゆっくりと歩を進めていました。 竹富島の集落は、赤瓦の屋根、シーサー、サンゴの石垣など丸ごと国の重要文化伝統建造物群保存地区に指定されています。島ぞうりで白砂の道をシャリシャリとお店に立ち寄りながら歩くのがいいです。 散策中にお昼に立ち寄った飲食店。ドラマ『ごくせん』でロケで使われたお店なので有名かも。ラフテー丼をいただきました。タレが濃厚でビックリ!初めてのお味でした。 島には30ほどの御獄(ウタキ)があります。豊年豊作、航海安全、子孫繁栄などを司るそれぞれの神を司っています。聖地なので奥まで行ってはなりませんが、鳥居の前で手を合わせます。とても神聖な場所で、背筋がピンとします。八重山諸島では昔大きな津波で、半数近くの島民が亡くなられたのですが、この竹富島ではひとりも死者がなかったそうです。それどころか、その津波で3年分の魚が島に流れてきて、それを干物にして生活できたということでした。これこそ神の島と言われる所以でしょうね。 集落のおばあの家で一休み。おばぁから水道ができるまで石垣島の船便で水を運んだ話だとか、いろいろと苦労されたお話を聞くことができました。紅いもをつぶしててんぷらにしたものと、さんぴん茶をいただきました。ハイビスカスジュースもお土産にいただいちゃいました。ハイビスカスを熱湯にひたし、レモンや砂糖で味を整えるようです。冷えたハイビスカスはとても美味しく、疲れを吹き飛ばします。 竹富島には、車えびの養殖場があります。観光客の立ち入れない区域にありますが、竹富島のレストランでこんな車えびのフライがいただけます。濃厚です 竹富島の朝は早く、毎日の掃除で始まります。竹富島の集落は、国の重要文化伝統建造物群保存地区です。そのため、島外の部外者に島の土地や利権を奪われたりされません。美しい島を保つことは、島を守ることでもあるのですね。 こんな切手をみると、ちょっと前まではそんな時代だったんですね!と思います。 魚をくわえているシーサーもいます。 竹富島にきてkikomataroがいいなと思った言葉『うつぐみ』。うつぐみとは、それぞれが自分にできる役目を果たし、協力し合って生きる事。この島にはお年寄りにも仕事があり、知恵袋として尊敬されています。ハイビスカスジュースも島の子供達が「おばぁ ハイビスカスが咲いたからジュースの作り方教えて!」と作られた物です。竹富島には本当の意味での"人が人として生きる要素"があるのかもしれない、と思いました。つい忘れがちだけれども、自分だけで生きていると思っちゃいけないんだなってここに来て思いました。 最後に竹富島ゆがし館にあった言葉を載せたいと思います。「石を積む時は削らないで組み合わせる。揃えるところは揃える。大きな石、小さな石、形のよい石。石一つひとつにそれぞれの形があり役割がある。どの石をどこに使うか、表に使うか、裏に使うか、基礎に使うか、上に使うか、上に飾るか、それを見極めて積んでいく。野面積みを見ると、うつぐみの精神だなぁって思う。みんな生かす。」 ※おまけこれはおすすめ! スパム握り!石垣島の桟橋や空港で買うことができるようです。お米も美味しいし、具のスパムと卵も絶妙なお味でおススメです。移動時に手軽にいただけるのがいいですね☆”