親はどれくらい介入しないといけないのか?
坂本です。先日、あるお母さんからメールをもらいました。この方はサクラサクをまわりのお母さん達に紹介してくれているようなのです。・サクラサク中学受験Jr. (主に小1~小3向け) http://www.dreameducation.co.jp/jr/・サクラサク中学受験(主に小4~小6向け) http://www.jukenbible.com/・サクラサク高校受験(主に中学生向け) http://www.koukoujuken60.com/じつはサクラサクには、このようなお母さん口コミ応援隊?が全国に複数いるようなのです。本当に日々感謝感謝です。真面目に10年やっていると、いいことがあります。それはさておき、このお母さんが、メールにこんなことを書いていました。「私の周りのお母さま方は、先生のHPを見せると 子どもの変化や実績に一様に驚嘆されますが、 「自分はここまで手をかけられない」と仰る方ばかりで とても残念に思っています」もしかしたら、サクラサクのホームページを見てそう感じたお母さんもいるのではないでしょうか?■サクラサクは「親の負担も大」なのか?サクラサクはもともと自学自習用につくられた教材です。だから基本的には、子ども一人でも取り組みやすい内容になっています。親としては手がかかりにくい学習法と言えます。ただ、お子さんによっては、・自学自習をするにはまだ学力が足りない子・自分ひとりで完結するにはサポートが必要な子がいることも確かです。ある程度フォローをしていかないと、流れに乗れない子、習慣化できない子もいるわけです。ではやはりサクラサクは手がかかる教材なのか?じつは、必ずしもそうとも言えません。先ほどのお母さんは、同時にこのようなことも書いていました。「先生のツール(サクラサク)が一番、 後で手がかからなくなる方法なんだけどなーと 実践者(私)は感じます。」言い得て妙、その通り!そもそも「学習習慣」というのは一朝一夕で身につくものではありません。日々の学習を親がサポートしてあげることで少しずつ自分でできるようになっていくもの。日本語だって、赤ちゃんの頃から親がたくさん話しかけてあげることでだんだんと自分で話せるようになっていきますよね。バイトだって、はじめは右も左もわからない中で仕事が始まりますが、まわりの人たちがサポートしてくれたり、自分で努力を続けていくから、だんだんと一人前の仕事ができるようになっていくわけです。世の中のどんなものでもそうです。いきなり一人ですべてできるようになるものなんてありません。誰かのサポートやフォローがあって、はじめて自分でできるようになるのです。だれかのマネをしたり、だれかから教えてもらったり、失敗したり、、、そうしたことをくり返してだんだんとできるようになっていくものです。学習習慣というものも、「こうすればいい」と教えるだけで、勝手にできるようになるものではありません。基本となる型(方法)がわかって、それを日々練習し、サポートしてもらうことで、だんだんとできるようになっていくもの。いまお子さんに学習習慣がついていないなら、今からお子さんの勉強をサポートしていく必要があるのです。たとえ、お子さんが中学生だったとしてもです。■私自身も、実際そうでした。私が、中学生になり、定期テストがはじまりましたが、勉強の仕方がよくわからず、成績が振るわない時期がありました。そのとき、テスト勉強の仕方を教えてくれたのは、母でした。それがきっかけで、テストで点を伸ばすことができたのです。サクラサクというツールは、お子さんの学力が伸びるひとつの「きっかけ」に過ぎません。その「きっかけ」を、どう活かすか。ここはあなたに委ねられているのです。どうサポートしていけばいいか、継続できない場合にどうすればいいのか。そうした悩みやお困りごとをサポートするのが私の役目だと考えています。そのために、サクラサクでは、個別のメールサポートを用意しているのです。お子さんの学習習慣を定着させて、学力を伸ばしていくきっかけをつくりたい。サクラサクはそんなお子さん、そしてあなたを応援するための教材なのです。ちょっと先の未来は、1つのアクションで動き出します。家庭学習コンサルタント坂本 七郎追伸:今日は10年学習サポートをしてきて、いま、思うことをお話しさせていただきました。サクラサクは本当にいろんな方に支えて頂きながら運営を続けてこられたサービスだなと感じています。実際、中には、さまざまなバックグラウンドを持つ方が参加してくれています。本当に幅広いです。仕事を持つ母親や主婦がやはり多いのですが、お父さんの参加者もそこそこいます。私から直接質問することはありませんが、話の流れでどんな仕事をしているかを知ることがあります。塾講師や学校の先生という教える側のプロもいれば、医師、弁護士、大学教授、のようなある意味、学問を極めた方も結構参加してくれています。(お医者さんは結構多いです)不思議に思う方がいるかもしれませんが、じつは勉強について、自分の子どもに教えたり、導いたりするのは、決して易しいことではありません。むしろ、とても難しいことなのです。だから、もともと勉強が得意だった人も、わが子を教えるとなると別の問題、子どもを導くのもまた別の問題。だからそうした人たちもサクラサクを参考にしながら、お子さんの教育に役立てているのです。さらにここからの10年も、皆さまのお役に立てるよう努力をしていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。