お盆です 亡き人を偲びます
私たち夫婦の実家は自宅からそれぞれ近く、しょっちゅう行き来してますが盆正月にはまた違った意味で実家を訪ねます。子供たちが幼かった頃はいつも賑やかに実家を訪ねていたものでした。行く前に、電話を入れておいて、お線香を上げるだけのつもりでしたが夕方寄ったら、「牡丹餅は昨日、食べちゃったの」と言いながら食卓いっぱい並べたお料理をすすめてくれたのです。中でもいろいろ具の入った「おくずかけ」はよく実家で食べていたのでとても懐かしく思われました。実家は弟が継いでいるので、料理はお嫁さんですが、お盆、お彼岸などには母親がやってた通りを受け継いでいることに感動します。こうやって家の伝統が受け継がれていくのたと思いながら、さて、我が家では一緒に住んでいても受け継がれてってるものなどあるかしら? と、ふと思います。「お父さんって、お料理が好きだったんですよ。魚をさばいてヌタをつくったり・・・」「そうだ、よく台所に立ってたなあ・・」などと亡き父や母の話もよく語られます。そして、今朝は早起きして北山の資福寺と連坊の法運寺にお墓参りをしました。 同居の息子たちはペットのチコちゃんも乗せて、豪雨が続く五所川原 お嫁さんの実家へ「3つぐらい泊まってくる」と言って出発しました。青森は1週間前あたりから豪雨が続き川の氾濫、がけ崩れ、床上浸水など大きな被害が出てます。「ワイパー最速で走った。家は高台で浸水の心配はない」と言ってきたので一安心です。向こうのお父さん、お母さんもそれぞれ病気を抱えています。「私たちもこれからは、今までのようには動けないね」と言いながらお墓参りのお寺を後にしました。法運寺の百日紅は今年もとても見事でした。