入院の時同室だった胃を全摘して食べられなくなった患者さんの事
昨日のブログにコメントありがとうございました。暑くても今年もプリムラマラコイデスの芽が出てきて良かったです。私が入院して忙しかった春にもプリムラマラコイデスの種は採っておいたそうでした。ケイトウは枯れないですが暑さのために色が抜けてしまいました。秋になって色が戻るのでしょうか?昨日はこちらは雨が降らなかったし、今日も朝から晴れています。私が腸閉塞の手術をして入院していたのは4人部屋でした。先日書いた見かけは元気そうな50代の患者さんは1週間ぐらいで退院しました。その方が入院する前から私より少し若くてとても痩せた患者さんが同じ部屋にいました。直接はなかなか話す機会は無かったのですが、見かけが明るく社交的な患者さんが私と一緒に話しかけてくれたのでその後話せるようになりました。同じ部屋にいると回診の時の医師の話が聞こえてしまうので、直接話していなくてもだいたいどのような状態なのかわかるものです。そのため私も他の患者さんから心配されましたが、その痩せた50代の患者さんが大変そうで私からは話しかけにくかったです。その患者さんはいろいろ手術されていたようですが、今回の入院は昨年12月に胃を全摘してから吐き気がひどくてほとんど食べられないからのようでした。とても痩せていると思ったら私よりは小柄な方ですが30キロもないようで驚きました。今年になって30キロ以上になると退院して又食べられなくなって入院してを3回くらい繰り返しているそうでした。吐き気止めとかももらっていても食事をしなくても吐き気がひどいようで苦しそうでした。点滴だけでは栄養が足らないので最初鼻から胃に管を入れてそこから栄養を入れているようでした。胃を全摘しても普通は少しずつ食べられるようになるらしいのですが、その人のようになるのは稀だとか言われていました。入院してもまた同じことの繰り返しでは良くないと医師が考えて腸ろうを入れる手術をしました。その後吐き気は治まったようで良かったです。私が退院してから二日後に退院も決まっていました。でも退院してから家で腸ろうに入れる栄養剤を自分で持って帰って入れなくてはならないようでした。シャワーに入る時も濡れないようにしたり抜けないようにするのも大変そうでした。今まで胃ろうは聞いていても腸ろうは聞いたことがなかったです。吐き気がして食べられないのは辛いだろうなと思いました。私もですがそういう人は稀だという症例は心配なものです。その方は退院後どうしているかわからないですが、退院出来て吐き気が無くなって手術して良かったなと思います。その方は若いのに前にも胃の手術や子宮の手術、手の骨折などもしていて今までも大変だったんだなあと思いました。でももう息子さん達は結婚されてお孫さんもいるようで家の心配は無くて良かったなと思います。