医療ルネッサンス「群大手術死10年の歩み」を読んで
昨日のブログにコメントありがとうございました。生協でお米を登録したので2週間に一度届きます。それでちょうど足りたのですが、お隣から今年もいただけたので今は十分です。まだ生協も新米が出そろっていなくて抽選のようですが、登録したら優先して買えるようです。お隣は以前は私の両親とほぼ同じくらいのご夫婦が住んでいて奥さんは70歳くらいまでお菓子屋さんで働いていたのでよくお菓子をいただいていました。今は息子さんと娘さんのご長女さん夫婦が住んでいますが、ご両親が健在の時と同じようにいろいろくださいます。お菓子は埼玉の川越の銘菓です。似たようなお菓子はいろいろありますが、らかん餅はきな粉と蜜をかけるわらび餅のようなものです。入れてある袋も考えられてきれいだなと思いました。このお店はお正月にはだるまの形をしたパッケージだったりして包装もこだわっているようです。読売新聞の医療ルネッサンスは毎回読んでいますが、今は群馬大病院での手術死から10年の特集です。手術後に亡くなる人が続いているのにまだ手術をやっているのかと思うと怖いなと思っていました。それから10年経っていたとは早いものです。今も手術で家族を亡くした人は悲しみが消えず不信感があり納得がいかないようです。手術前に説明はされていたと病院側は言っているようですが、家族側は簡単な手術のように大丈夫だといわれたことなどしか覚えていないようでした。手術死の問題がわかってから再び事故が起こらないように病院側もいろいろ変わってきて改善されては来たようです。でも一度そういう事があるとその病院で手術はしたくないと思う人が多いのではと思います。昨日の記事では医学部の学生どおしで患者と家族の役に分かれてインフォームド・コンセントを再現する練習をしているそうでした。実際に患者や家族側になってみると医療者の説明の仕方で不安になったり記憶に残らなかったり、家族にも目線を向けて欲しいとの意見が出たそうでした。説明文書を読み上げての説明もきちんと患者に伝わるかが大事だということでした。患者の声に耳を傾け「医師と患者が信頼関係を作ることの重要性を学生のうちに学んでもらいたい。」というこういう取り組みは今後の改善につながるのではないかと思いました。私も手術前の説明は何回も聞いていますが、大学病院は説明の文書が多く長いし、サインすることも多いなと感じます。後遺症や危険性についての説明などはかえって聞くと手術が怖くなることもあります。でも必要な手術だと言われたら患者側からはやりたくないとは言いにくいものだと思います。手術の執刀医も患者側からは決められないものです。特に緊急手術の時はこちらも急に言われてとまどいがありあまり説明が頭に入ってこないものです。私も今年の3月の最初の手術の時はそうでしたし、説明したのが若い医師なのも不安に思いました。その最初に手術した医師は1週間くらいしてから来なくなりました。4月から別の病院に行ったのかもしれないですが、私に一言でも異動することを言って欲しかったです。その後は違う医師が診たり手術をしましたが、最初の医師も最後まで責任を持って診て欲しかったです。